JP3207936U - 骨壺の構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】通気性と好ましい防湿特性を有し、かつ収納空間が広く、骨壺自体の占める体積を縮小した骨壺の構造を提供する。【解決手段】壺本体1と、上蓋2と、底面座3とを具えてなり、該壺本体1は、該壺本体1の外側に定義される外壁面11と、該壺本体1の内側に定義される内壁面12とを具え、かつ該外壁面11と該内壁面12とが同一の曲線を描き、該壺本体1の壁の肉厚を均一とするとともに、該壺本体1の上端面には第1開口を形成し、該壺本体1の底面に該第1開口に連通する第2開口を形成してなり、該上蓋2を該壺本体1の該第1開口に設け、該底面座3を該壺本体1の該第2開口に設ける。【選択図】図4
Description
この考案は、遺灰を収納する骨壺に関し、特に、外部の体積が小さく、内部の収納空間が広く、かつ通気性を具え防湿効果を具える骨壺の構造に関する。
従来の骨壺は、主に壺本体と、蓋体とを含んでなる。壺本体は中空で収納室を具え、荼毘に付した遺灰の収納に供し、蓋体で被せて壺本体の開口を密封する。よって、遺灰は好ましい状態で骨壺内に保存される。
然しながら、蓋体で密封する場合、外部の空気も内部に封入される。係る内部に封入される空気の量は多くはないものの、相当量の水分を含む。このため、遺灰を骨壺に密封してある程度時間が経過すると、同時に封入された空気に含まれる水分によって、骨壺に黴の発生、又は悪臭の発生などの状況が生じる。
同時に、骨壺の壺本体と蓋体との間において、熱膨張、収縮などが要因となって隙間が発生する。このため外部の水分が壺本体と蓋体との間の隙間から壺本体内に進入すると、遺灰が固まり、ブロック状になったり、悪臭を発したりする。よって、遺灰の好ましい保存状態に影響を与える。特に、木材の骨壺は、材質が水分を吸収するため、係る状況の発生がさらに顕著である。
好ましい防湿効果を得るための従来の方法は、骨壺の材質に陶磁器を選択することである。しかも、陶磁器は、骨壺として外観上好ましい質感が得られる。但し、陶磁器による骨壺は衝撃に弱く、外部からの衝撃を受けて容易に破損する。予期せず落とした場合も容易に損壊する。この点が使用上、先天的な欠点である。また、陶磁器の骨壺は、蓋体を被せるだけであるため、封止するための他の方法を以って密閉しなければならない。よって、封入、開封のいずれの操作も手間がかかる。
従来の骨壺は、次に掲げる使用上の問題、欠点が存在し、改善が待たれている。
一、 木材による骨壺は、外観のデザイン化が容易ではあるが、防湿の問題が容易に発生する。このため、防湿、吸湿構造を追加することで問題解決を図らなければならない。
二、 陶磁器による骨壺は、防湿効果に優れるものの重量があり、容易に損壊し、しかもデザイン化が難しい。
三、 骨壺の壺本体は、蓋体を被せる上端にのみ開口部があり、湿気が壺本体の底部に容易に凝集する。
四、 骨壺内部の利用可能な収納空間が狭く、骨壺自体の体積を縮小することができない。
一、 木材による骨壺は、外観のデザイン化が容易ではあるが、防湿の問題が容易に発生する。このため、防湿、吸湿構造を追加することで問題解決を図らなければならない。
二、 陶磁器による骨壺は、防湿効果に優れるものの重量があり、容易に損壊し、しかもデザイン化が難しい。
三、 骨壺の壺本体は、蓋体を被せる上端にのみ開口部があり、湿気が壺本体の底部に容易に凝集する。
四、 骨壺内部の利用可能な収納空間が狭く、骨壺自体の体積を縮小することができない。
この考案は通気性と好ましい防湿特性を有し、かつ収納空間が広く、骨壺自体の占める体積を縮小した骨壺の構造を提供することを課題とする。
また、この考案は、広い収納空間を内部に具え、外部の体積が縮小された骨壺を提供することを課題とする。
そこで、本考案者は従来の骨壺に見られる欠点に鑑み鋭意研究を重ねた結果、壺本体と、上蓋と、底面座とを具えてなり、該壺本体が該壺本体の外側に定義される外壁面と、該壺本体の内側に定義される内壁面とを具え、かつ該外壁面と該内壁面とが同一の曲線を描き、該壺本体の壁の肉厚を均一とするとともに、該壺本体の上端面には第1開口を形成し、該壺本体の底面に該第1開口に連通する第2開口を形成してなり、該上蓋を該壺本体の該第1開口に設け、該底面座を該壺本体の該第2開口に設けた骨壺の構造によって課題を解決でできる点に着眼し、係る知見に基づいて本考案を完成させた。
以下この考案について説明する。請求項1に記載するコネクタプラグは
壺本体と、上蓋と、底面座とを具えてなり、
該壺本体は、該壺本体の外側に定義される外壁面と、該壺本体の内側に定義される内壁面とを具え、かつ該外壁面と該内壁面とが同一の曲線を描き、該壺本体の壁の肉厚を均一とするとともに、該壺本体の上端面には第1開口を形成し、該壺本体の底面に該第1開口に連通する第2開口を形成してなり、
該上蓋を該壺本体の該第1開口に設け、該底面座を該壺本体の該第2開口に設ける。
壺本体と、上蓋と、底面座とを具えてなり、
該壺本体は、該壺本体の外側に定義される外壁面と、該壺本体の内側に定義される内壁面とを具え、かつ該外壁面と該内壁面とが同一の曲線を描き、該壺本体の壁の肉厚を均一とするとともに、該壺本体の上端面には第1開口を形成し、該壺本体の底面に該第1開口に連通する第2開口を形成してなり、
該上蓋を該壺本体の該第1開口に設け、該底面座を該壺本体の該第2開口に設ける。
請求項2に記載する骨壺の構造は、請求項1における上蓋の一方の側に、少なくとも1以上の第1連結部を形成し、かつ該壺本体には、該第1開口を形成する箇所の該第1連結部に対応する位置に少なくとも1以上の第1当接部を形成する。
請求項3に記載する骨壺の構造は、請求項1における底面座の一方の側に、少なくとも1以上の第2連結部を形成し、かつ該壺本体には、該第2開口を形成する箇所の該第2連結部に対応する位置に少なくとも1以上の第2当接部を形成する。
請求項4に記載する骨壺の構造は、請求項1における壺本体と、及び該上蓋か、又は該底面座の一方の側に少なくとも1以上の修飾部を形成する。
請求項5に記載する骨壺の構造は、請求項1における壺本体と、及び該上蓋か、もしくは該底面座に少なくとも1以上の防湿層を塗布して形成する。
請求項6に記載する骨壺の構造は、請求項1における壺本体と、及び該上蓋か、もしくは該底面座が木材を材質とする。
この考案は、通気性と好ましい防湿特性を有し、かつ広い収納空間を内部に具え、外部の体積が縮小された骨壺を提供するものであって、壺本体と、上蓋と、底面座とを具えてなり、該壺本体は、該壺本体の外側に定義される外壁面と、該壺本体の内側に定義される内壁面とを具え、かつ該外壁面と該内壁面とが同一の曲線を描き、該壺本体の壁の肉厚を均一とするとともに、該壺本体の上端面には第1開口を形成し、該壺本体の底面に該第1開口に連通する第2開口を形成してなり、該上蓋を該壺本体の該第1開口に設け、該底面座を該壺本体の該第2開口に設ける。係る骨壺の特徴を説明するために、具体的な実施例を挙げ、図面を参照にして以下に詳述する。
図1から図4に開示するように、この考案による骨壺の構造は、壺本体1と、上蓋2と、底面座3とを具えてなる。
壺本体1は、壺本体1の外側に定義される外壁面11と、壺本体1の内側に定義される内壁面12とを具え、かつ外壁面11と内壁面12とは、同一の曲線を描く。このため壺本体1は壁の肉厚が均一となる。また、壺本体1の上端面には第1開口13を形成し、かつ壺本体1の底面には第1開口13に連通する第2開口14を形成する。
上蓋2は、壺本体1の第1開口13に冠着する。上蓋2の一方の側には少なくとも1以上の第1連結部21を形成し、かつ壺本体1には、第1開口13を形成する箇所の第1連結部21に対応する位置に少なくとも1以上の第1当接部131を形成する。
底面座3は、一方の側に少なくとも1以上の第2連結部31を形成し、かつ壺本体1には、第2開口14を形成する箇所の第2連結部31に対応する位置に少なくとも1以上の第2当接部141を形成する。
この考案による骨壺の構造は上述するとおりであって、係る構造を有する骨壺に遺灰を収納した場合は、第1開口13と第2開口14とを有することによって内部空間に通気性が発生する。このため湿気によって遺灰が壺本体1の底部に堆積して固まることを防ぎ、好ましい防湿効果が得られる。
また、第1連結部21が対応する第1当接部131に当接し、かつ第2連結部31が対応する第2当接部141に当接することによって、壺本体1を確実に封止することができる(実施例において、壺本体1は木材を加工してなり、この場合は連結構造の自由度が比較的高い。よって、対応する連結の動作は、螺合、係合、もしくは接着剤を用いた接着の内の任意の一を選択することができる)。
また、壺本体1の外壁面11と内壁面12とが同一の曲線を描くため、壺本体1の内部の収納空間を大幅に拡大することができ、もしくは収納空間の大きさに対する要求が大きくない場合は全体の体積を縮小することで製造コストを節減することができる。内部の空間が大きく、かつ通気性を有するため、好ましい防湿効果が得られるという優位性を具える。
図5に、他の実施の形態を開示する。図面の開示から明らかなように、壺本体1aと、及び上蓋2aか、又は底面座の一方の側に少なくとも1以上の修飾部4aを形成する。修飾部4aには、例えば花紋様、文字、又は線状の模様などを施す。よって、ユーザーのニーズに合わせカスタマイズすることができる。実施例において壺本体1aは木材を加工してなる。よって模様を施す際の加工の難度が低くなる。
図6に、別の実施の形態を開示する。図面の開示から明らかなように、全体の加工、もしくは修飾が完成した後、壺本体1b(内壁面と外壁面とを含む)、上蓋2b、もしくは底面座3bに少なくとも1以上の防湿層5bを塗布して形成する。このため、全体的な防湿効果を高めることができる。実施例においては木材を材質とするため、防湿層5bを形成することによって木材が過多の水分を吸収し、内容物の保存に影響を与えることを防ぐ。防湿層5bは、好ましくは漆を選択する。
上述するように、この考案による骨壺は、従来の骨壺に見られる欠点を効率よく改善することができ、次に掲げる効果を有する。
一、 壺本体1の中央を刳り貫くことで、底部に開口を有し、該底部開口によって通気性を高めることができる。
二、 壺本体1の外壁面11と内壁面12とが同一の曲線を描いて彎曲することによって、内部の収納空間と壺本体1の外形とが一致する。このため収納空間を拡張し、壺本体の占める体積を縮小することができる。
三、 木材を裁断して加工するため、重量が軽く、彫刻などを容易に施すことができる。
一、 壺本体1の中央を刳り貫くことで、底部に開口を有し、該底部開口によって通気性を高めることができる。
二、 壺本体1の外壁面11と内壁面12とが同一の曲線を描いて彎曲することによって、内部の収納空間と壺本体1の外形とが一致する。このため収納空間を拡張し、壺本体の占める体積を縮小することができる。
三、 木材を裁断して加工するため、重量が軽く、彫刻などを容易に施すことができる。
1 壺本体
1a 壺本体
1b 壺本体
11 外壁面
12 内壁面
13 第1開口
131 第1当接部
14 第2開口
141 第2当接部
2 上蓋
2a 上蓋
2b 上蓋
21 第1連結部
3 底面座
3b 底面座
31 第2連結部
4a 修飾部
5b 防湿層
1a 壺本体
1b 壺本体
11 外壁面
12 内壁面
13 第1開口
131 第1当接部
14 第2開口
141 第2当接部
2 上蓋
2a 上蓋
2b 上蓋
21 第1連結部
3 底面座
3b 底面座
31 第2連結部
4a 修飾部
5b 防湿層
Claims (6)
- 壺本体と、上蓋と、底面座とを具えてなり、
該壺本体は、該壺本体の外側に定義される外壁面と、該壺本体の内側に定義される内壁面とを具え、かつ該外壁面と該内壁面とが同一の曲線を描き、該壺本体の壁の肉厚を均一とするとともに、該壺本体の上端面には第1開口を形成し、該壺本体の底面に該第1開口に連通する第2開口を形成してなり、
該上蓋を該壺本体の該第1開口に設け、該底面座を該壺本体の該第2開口に設けること、を特徴とする骨壺の構造。 - 前記上蓋の一方の側に、少なくとも1以上の第1連結部を形成し、かつ該壺本体には、該第1開口を形成する箇所の該第1連結部に対応する位置に少なくとも1以上の第1当接部を形成すること、を特徴とする請求項1に記載の骨壺の構造。
- 前記底面座の一方の側に、少なくとも1以上の第2連結部を形成し、かつ該壺本体には、該第2開口を形成する箇所の該第2連結部に対応する位置に少なくとも1以上の第2当接部を形成すること、を特徴とする請求項1に記載の骨壺の構造。
- 前記壺本体と、及び該上蓋か、又は該底面座の一方の側に少なくとも1以上の修飾部を形成すること、を特徴とする請求項1に記載の骨壺の構造。
- 前記壺本体と、及び該上蓋か、もしくは該底面座に少なくとも1以上の防湿層を塗布して形成すること、を特徴とする請求項1に記載の骨壺の構造。
- 前記壺本体と、及び該上蓋か、もしくは該底面座が木材を材質とすること、を特徴とする請求項1に記載の骨壺の構造。
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TW104215819U TWM516408U (zh) | 2015-10-02 | 2015-10-02 | 骨灰罐之結構 |
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