JP3207258U - 電子鈴デバイス - Google Patents

Abstract

【課題】鈴の機能を電子的に実現すると共に、商品の機能が直観的に分かりやすくなる電子鈴デバイスを提供する。【解決手段】加速度センサ１０２及び発音デバイス１０３を含む電子回路１０４と、電子回路１０４を収容する鈴調の外観をした筐体１０１で構成される。【選択図】図１

Description

本考案は、動きを検出し音を発生させるための鈴を、電子的に実現する電子鈴デバイスの筐体のデザインに関するものである。

鈴は、土器や金属、陶器などでできた中空の外身の中に小さな玉が入っており、全体を振り動かすことで音を発生させる。

鈴の外身を中心として考えると、鈴が振り動かされることで、鈴の中の玉には慣性力が働く。この慣性力が小さい場合、玉が外身の中を転がることで、鈴の音が発生する。慣性力が大きくなると、玉が飛び跳ねるため、鈴の音は大きくなる。

鈴の用途としては、猫の首輪につけて、猫の所在を知らせたり、キーホルダにつけることで、鍵が鞄から落下したことを知らせたりするなど、動きを検出するために用いることが多い。

しかしながら、鈴の音の発生は、鈴を振り動かすときの機械的な作用に依存しており、音が発生するための加速度の敷居値などの条件と、発生する音の大きさや長さなどを分離して制御するのが困難である。このため、鈴を落下検出用として使用した場合は、音が一瞬しか発生しないため、落下に気が付かないことがあったり、少し動くだけで音が発生するため、騒音になったりすることもある。また、鈴は厚みをＩＣカードのように薄くするの困難であるため、財布には入らないことが多い。

この改善策として、動きの検出として加速度センサを用い、スピーカやサウンダなどの発音デバイスで音を発生させることで、鈴の機能を電子的に実現した電子鈴デバイスが発明されているが（特願２０１６−０９４９５４（未公開））、斬新な商品であるため、商品の機能が直観的に分かりにくいという問題点がある。

特開２００２−１６０４９６号公報

鈴の機能を電子的に実現した電子鈴デバイスの商品の機能が直観的に分かりやすくなるようにする。

本考案は、加速度センサと発音デバイスを含む電子回路を備えた電子鈴デバイスを、鈴調の外観をした筐体に収容する。発音デバイスとしては、スピーカやサウンダなどを用いる。

鈴調の外観をした筐体に収容することで、電子鈴デバイスの商品の機能が直観的に分かりやすくなる。

図１は電子鈴デバイスの実施方法を示した説明図である。（第１の実施形態）

以下、添付図面を参照して、本考案装置の実施形態を説明する。

［第１の実施形態］
図１は、 本考案装置の１実施例の電子鈴デバイスであって、加速度センサ１０２及び発音デバイス１０３を含む電子回路１０４と、それを収容する鈴調の外観をした筐体１０１で構成される。

加速度センサ１０２及び発音デバイス１０３を含む電子回路１０４は、動きを検出し音を発生させるための鈴の機能を電子的に実現するために用いる。その機能が直観的に分かりやすくなるようにするために、鈴調の外観をした筐体１０１に収容する。

本考案の電子鈴デバイスは、キーホルダーの鈴、猫の首輪の鈴、風鈴など、一般的な鈴の代替として利用できる。

１０１ 鈴調の外観をした筐体
１０２ 加速度センサ
１０３ 発音デバイス
１０４ 加速度センサ及び発音デバイスを含む電子回路

Claims (1)

1. 加速度センサ及び発音デバイスを含む電子回路と、前記電子回路を収容する鈴調の外観をした筐体で構成される電子鈴デバイス。

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