JP3207024U - 頭脳の活性化のためになる時計 - Google Patents

Abstract

【課題】時計そのものに頭脳を鍛える能力を加え、その利用の機会が無数にしかも気楽に得られる、頭脳の活性化のためになる時計を提供する。【解決手段】機械式または電池式で、円または楕円形の文字板の数字が左右反転の裏文字で左回りに配列され、時針３及び分針４、または、時針３、分針４及び秒針を有して、すべての針をそれぞれ左回転させることにより、あたかも裏側から観測しているかのように思わせ、考える力を増強することができる。１日に何回でも、なんら用具、用紙、筆記具など使わず利用できる。観測に疲労を感じた場合には、鏡に写すか、窓ガラスなどに写った画像を見るなどすれば、針の動きを含めて、通常の時計として観察できる。【選択図】図２

Description

本考案は、従来の文字、及び指針の回転方向を変えた時計に関するものである。

一般に、私たちが時刻を知るために時計を利用するが、いずれも文字盤の数字は右回りで描かれており、指針の動きも時針、分針、秒針ともに右回転である。

従来の時計の構造はあまりにも平凡であり、円形の文字盤を備えた時計では時刻をを知る為に、特に考える必要もなく文字盤と指針の位置を一瞥するのみでよく、これが現在の常識といえる。それを覆すのが本考案で、円形の文字盤の数字が左回りに配列され、時刻を示す指針の回転も左回りになるよう考えられ、利用者の頭脳の訓練を気楽に促進しようとするものである。

本考案は、指針の回転により時刻を知る通常の時計であるが、機能をより進化させるため時刻を示す数字を、左右が逆の反転文字とし、文字を左回転の位置に配置したもので時計を裏から見るもことになる。指針は時針、分針、秒針とも、回転速度は、普通の時計と同じであるが、すべて、左回転になるよう作られる。このようにして、この時計は形状、動きともに、裏から眺める時計として誕生することになる。

上述の様に文字の形態と配置、独特の指針の回転方向により、時刻を読み取る行為そのものが頭脳の訓練となり、１日に何回でも、特に用具なと使用することなど必要なく 実に気楽に行うことができ、ほとんど無意識のうちに効果を高めることが期待できる。そのため、文字板で使用される数字が即座に識別できる書体であることが望まれる。そのために本考案では、裏文字であることが分かりやすいアラビア数字（１、２、３…）または逆回転であることが分かるローマ数字（Ｉ、ＩＩ、ＩＩＩ…）を使うことにする。この時計にはもう一つ別の利点がある。それは鏡に写る画像、窓ガラスに写る画像が通常のものになることであり、これも一つの効果である。

本考案である時計の文字板を示す正面図である。 時計が完成、左回りの指針が作動する想像図である。

使用する時計は機械時計または電池時計で、いずれも回転式、文字板は円形、またはは楕円形であること。時刻を示す文字板の数字は図１のように、左回りの配列で、書体はすべて左右反転の裏文字であることが必要である。時針、分針、秒針は回転速度はそれぞれ、通常の時計と同じであるが、回転方向がすべて逆の左回りの反時計方向であることが条件となる。だだし秒針は機能の単純化、明快化のため割愛することもありある。図２では、時針、分針のみの例として挙げたものである。

１ 時計の文字板
２ 文字板に記された数字
３ 時針
４ 分針

Claims (1)

1. 機械式または電池式で、円または楕円形の文字板の数字が左右反転の裏文字で左回りに配列され、時針、分針、秒針がすべて左回転である、指針回転式のすべての時計。ただし秒針は割愛も有り得る。

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