JP3207022U - 浄水装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】液状化層に建てられる構造物を堅持するために液状化層を取り囲むように地中壁を埋め込む作業に於いて、幅の狭い地中壁を埋め込むための狭溝を数メートル深さまで掘削することが可能な溝掘削機を提供する。【解決手段】移動可能な重機500と、土壌を溝掘する刃物100とを備えた無限軌道方式のチェーンローラを備え、刃物100がチェーンローラの長手方向に沿って複数取り付けられ、チェーンローラが逆L字型に回動するようにスプロケット20、40に巻き付けられた溝掘削機を用いる。【選択図】図5
Description
本考案は、土壌液状化地盤に地中壁を埋め込む際に使用される溝掘削機に関する。
ガス管、水道管、電気配管、光ケーブル等の管を埋設する溝を掘削するために溝掘削機が使用されている。
前記ガス管や水道管等のパイプを埋設する溝を掘削するための溝掘削機は、比較的幅広溝を掘るための装置であるが土壌液状化による建物の不同沈下を防止するために使用される地中壁には溝幅が広すぎる。そのため、余分な土壌を掘り起こすために無駄な労力を費やすことになる。また、幅広溝用の掘削機に関しての改良技術は提案されてはいるものの前記課題を解決するための数メートル深さの狭溝を掘削する装置に関しては見つけ出せなかった。
特許文献1は、地上を走行可能な走行車両に付設されたブームと、ブームに設けられたスクリューオーガーとからなり、このスクリューオーガーは、回転軸の上端がブームもしくはその近傍に回転自在に軸支されるとともに、スクリューブレードの外周縁に掻き取り部を設けて構成され、スクリューオーガーを回転させた状態で走行車両を走行させることにより、掻き取り部で土砂を掻き取り、掻き取った土砂をスクリューオーガーにて上方に持ち上げて排出することを特徴とする溝掘り装置である。
特許文献2は、自走式車両と、この自走式車両の車体の前部に取付けられる掘削用オーガ装置と、この掘削用オーガ装置に装着され、下側に掘削用ビットを有し、前記掘削用オーガ装置により回転され、その回転と前記自走式車両の走行とにより溝の掘削を可能としたスクリュウォーガと、前記掘削用オーガ装置に隣接させて前記自走式車両の車体に搭載され、前記掘削用オーガ装置により掘削された土砂を車外に搬送するコンベアーとを備えたことを特徴とする管埋設用溝掘削機である。
特許文献3は、自走式車両と、前記自走式車両の車体の前部に取付けられたリーダと、前記リーダに昇降可能に装着された掘削用オーガ駆動装置と、前記掘削用オーガ装置に含まれ、下端に掘削用ビットを有し、前記掘削用オーガ装置の回転駆動装置により回転され、その回転と前記自走式車両の走行とにより溝の掘削を可能としたケーシング付きスクリュウオーガと、前記リーダに隣接させて前記自走式車両の車体に搭載され、前記掘削用オーガ装置により掘削された土砂を車外に搬送するコンベアーと、地中障害物の掘削に用いられ、バックホウバケットを多関節アームの先端に取付けたバックホウを備えた管埋設用溝掘削機において、前記リーダの下部に、前記ケーシング付きスクリュウオーガを上下動可能に貫通する取付けフレームを設け、前記取付けフレームの前部に前記バックホウフロントを取付けたことを特徴とする管埋設用溝掘削機である。
特許文献4は、機械本体に横方向スライド機構と第1の昇降機構を介して取付けたチェーン式掘削部により、機械本体横方向の任意の位置にて地山を掘り下げる溝掘削用建設機械において、前記チェーン式掘削部の周辺を地表面上にてカバーし掘削土砂を集める機構と、前記チェーン式掘削部にてかき上げられて前記カバー内に収容された土砂を機械本体中央に集める機構と、前記掘削土砂を械本体中央に集める機構にて集めた土砂を搬送するコンベヤとを設けたことを特徴とする溝掘削用建設機械の掘削土砂積込装置である。
上記課題に鑑み、考案者は誠意工夫の結果、移動可能な重機と、土壌を溝掘する刃物とを備えた無限軌道方式のチェーンローラを備え、前記刃物が前記チェーンローラの長手方向に沿って複数取り付けられ、前記チェーンローラが逆L字型に回転するようにスプロケットに巻き付けた溝掘削機を提案する。
前記刃物は、前記チェーンローラに対して略垂直に取り付けられ前記チェーンローラに対して着脱自在としている溝掘削機である。
前記移動可能な重機は、対象とする土壌の堀溝方向に対して平行に移動できるように前記対象土壌表面に敷いたレール上を移動できる溝掘削機である。
本考案の堀溝装置によれば、従来の液状化層に建てられる構造物を堅持するために前記液状化層を取り囲むように地中壁を埋め込む作業に於いて、幅の狭い地中壁を埋め込むための狭溝を数メートル深さまで掘削することが可能となり、作業効率が大幅に改善する。
以下、本考案に係る実施の形態を図面により説明する。
図1(a)は、本考案である無限軌道方式のチェーンローラを備えた堀溝装置に関する主要部の簡略構造を示した図である。スプロケット(30)に取り付けた軸(35)が駆動源となっておりチェーンローラ(50)によりスプロケット(10)とスプロケット(20)を回転させる構造であり、軸(45)の両端に取り付けられたスプロケット(40)により前記チェーンローラ(50)を表面側から押し付ける構造となっており前記チェーンローラ(50)の進行方向を垂直方向に変換させている。前記チェーンローラ(50)の表面には、溝掘爪(100)が取り付けられ、前記チェーンローラ(50)の回転方向は、R1、R2、R3、R4を繰り返し回動することで前記掘削爪(100)も連動して動く構造である。図1(b)は、本考案である無限軌道方式のチェーンローラを備えた堀溝装置に関する主要部の別の実施形態を示したものであり、スプロケット(40)の代わりにガイドレール(60)を取り付けることで前記チェーンローラ(50)の進行方向を垂直方向に変換させている。
図1(a)に記載のB−B’方向から見たチェーンローラ(50)の外観図を図2(a)に、図2(b)は前記溝掘爪(100)を取り外した前記チェーンローラ(50)の外観図を、図2(c)は表面構造を前記チェーンローラ(50)の側面構造図を示す。前記チェーンローラ(50)の基本構造は、第二の内部プレート(53)により第一の内部プレート(52)を挟み、且つ外部プレート(51)により前記内部プレート群を挟み込み、ピン(54)により固定されている。前記スプロケット(10)、スプロケット(20)およびスプロケット(30)の歯底は、連続する第二内部プレート(53)の間に嵌まり、前記スプロケット(40)の歯底は連続する外部プレート(51)の間に嵌まることで前記チェーンローラ(50)を回転させる。
図2(d)は、図1(b)記載のC方向から見たレールガイド(60)とチェーンローラ(50)の断面図を示す。この場合、チェーンローラ(50)の構造として第二の内部プレート(53)により第一の内部プレート(52)を挟み、ピン(54)により固定しても良く、前記チェーンローラ(50)がレールガイド(60)の凹部を通過できるように溝掘り爪(100)の幅を調整する。
図3は、本考案の堀溝装置による狭溝掘りを実施している状態を示したものである。前記チェーンローラ(50)が回転することで前記掘削爪(100)の先端部が対象とする土壌(M)の表面にR1方向からR2方向に向かって移動する。この際、前記土壌(M1)表層部が前記掘削爪(100)の先端部にて掘り起こされ、前記掘削爪(100)がR2方向に移動する時に前記掘り起こされた土(M2)が運び出されることで狭溝掘りが開始される。
狭溝掘り作業途中での図1(a)A−A’方向から見た簡略図を図4に示す。前記チェーンローラ(50)の進行方向R2から進行方向がR3に変化した際に、前記掘削爪(100)上の前記掘り起こされた土(M2)が落下する。ここで、前記土(M2)が落下する直下に傾きを有するスライド板(200)を当該堀溝装置に設置することで落下した土が再度溝内に落下することを防止できる。
図5は、移動可能な重機(500)に本考案である図1(b)記載の無限軌道方式のチェーンローラを備えた堀溝装置を搭載した簡略図を示す。前記移動可能な重機(500)は、レール(L)上を移動することで直線状の細溝を掘ることが可能となる。この作業での溝幅は、液状化土壌中に埋め込むための地中壁の厚みが15cm程度であるため掘削爪(100)の幅は20cm程度で良い。
なお、本考案にかかる具体的な構成は、実施形態に記載したものに限られるものでなく、考案の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
ガス管、水道管、電気配管、光ケーブル等の管を埋設する溝を掘削するために溝掘削機が使用されているが比較的幅広溝を掘るための装置であるため、小径の配管を埋設する場合には有効な装置となる。
10 スプロケット
20 スプロケット
30 スプロケット
35 駆動軸
40 スプロケット
45 軸
50 チェーンローラ
51 外部プレート
52 第一内部プレート
53 第二内部プレート
54 ピン
60 ガイドレール
100 溝掘爪
200 スライド板
500 移動可能な重機
M 土壌
M2 掘り起こされた土
L レール
20 スプロケット
30 スプロケット
35 駆動軸
40 スプロケット
45 軸
50 チェーンローラ
51 外部プレート
52 第一内部プレート
53 第二内部プレート
54 ピン
60 ガイドレール
100 溝掘爪
200 スライド板
500 移動可能な重機
M 土壌
M2 掘り起こされた土
L レール
Claims (3)
- 移動可能な重機と、土壌を溝掘する刃物とを備えた無限軌道方式のチェーンローラを備え、前記刃物が前記チェーンローラの長手方向に沿って複数取り付けられ、前記チェーンローラが逆L字型に回動するようにスプロケットに巻き付けられたことを特徴とする溝掘削機
- 前記刃物は、前記チェーンローラに対して略垂直に取り付けられ、着脱自在であることを特徴とする請求項1記載の溝掘削機
- 前記移動可能な重機が、対象とする土壌の堀溝方向に対して平行に移動できるように前記対象土壌表面に敷いたレール上を移動させることを特徴とする請求項1記載の溝掘削機
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016003140U JP3207022U (ja) | 2016-06-13 | 2016-06-13 | 浄水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016003140U JP3207022U (ja) | 2016-06-13 | 2016-06-13 | 浄水装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3207022U true JP3207022U (ja) | 2016-10-20 |
Family
ID=57140333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016003140U Expired - Fee Related JP3207022U (ja) | 2016-06-13 | 2016-06-13 | 浄水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3207022U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018133737A1 (zh) * | 2017-01-18 | 2018-07-26 | 王燏斌 | 一种用于挖掘岩土的链刀 |
-
2016
- 2016-06-13 JP JP2016003140U patent/JP3207022U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2018133737A1 (zh) * | 2017-01-18 | 2018-07-26 | 王燏斌 | 一种用于挖掘岩土的链刀 |
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