JP3206931U - ファンヘッドが内方に回転して俯仰運動するファン - Google Patents
ファンヘッドが内方に回転して俯仰運動するファン Download PDFInfo
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Abstract
【課題】ファンヘッドが内方に回転して俯仰運動するファンを提供する。【解決手段】ファンガード2、ファンブレード部3及びファンモータを含み、ファンモータの出力端にファンブレード部3が取り付けられ、ファンブレード部3がファンガード2内に取り付けられ、ファンブレード部3に俯仰駆動構造が接続され、俯仰駆動構造がファンブレード部3を制御して上下に俯仰回転させる。俯仰駆動構造はファンブレード部3を制御して上下に俯仰回転させて出力風向の調節を実現し、その俯仰角度範囲がファンガード2等の構造により制限され過ぎることなく、また、ファンガード2がファンブレード部3に伴って同期して俯仰しなく、ファン1の運動空間が減少して、使用により便利且つ安全である。【選択図】図1
Description
本考案はファンに関する。
従来のファンは一般に、ガードの外部に上下に首振りする回転中心が設置され、同期モータ又は俯仰動力モータにより動力を発生し、伝動アセンブリによりファンガードを含むファン頭部を駆動して上下に往復運動させるようになっている。運動部分がファンガードを含むので、重心変化及びファンヘッド部分と回転支持部分の空間分布を考慮する必要があって、従来のファンの上下揺動角度が非常に制限されており、一般に90°以内に制限されており、なお、ファンガードが回転する時、大きい空間を占める必要があり、且つ人間又は物に衝突する可能性があって、使用上で非常に便利且つ安全であるというわけでない。
本考案が解決しようとする技術課題は改進されたファンを提供することにある。
本考案がその技術課題を解決するために採用する技術的解決手段は、ファンガード、ファンブレード部及びファンモータを含み、前記ファンモータの出力端に前記ファンブレード部が取り付けられ、前記ファンブレード部がファンガード内に取り付けられ、前記ファンブレード部に俯仰駆動構造が接続され、前記俯仰駆動構造が前記ファンブレード部を制御して上下に俯仰回転させるファンヘッドが内方に回転して俯仰運動するファンである。
前記のようなファンヘッドが内方に回転して俯仰運動するファンにおいて、前記俯仰駆動構造が第1の固定フレームに取り付けられる俯仰動力モータを含み、前記俯仰動力モータの出力端に伝動アセンブリが設置され、前記伝動アセンブリの出力端に第2の固定フレームが取り付けられ、前記第2の固定フレームに前記ファンモータが固定され、前記俯仰動力モータが前記伝動アセンブリを介して前記第2の固定フレームを制御して上下に往復回転させる。
前記のようなファンヘッドが内方に回転して俯仰運動するファンにおいて、前記第2の固定フレームの両端に回転軸部が固定され、2つの回転軸部が回転可能に支持フレームに架設され、前記伝動アセンブリの出力端が一方の回転軸部に伝動接続される。
前記のようなファンヘッドが内方に回転して俯仰運動するファンにおいて、前記伝動アセンブリがクランク連接棒構造であってクランク部及びロッカー部を含み、前記クランク部が前記俯仰動力モータの出力端に取り付けされ且つ該出力端と同期して回転し、前記ロッカー部の一端が前記クランク部に可動に接続され、前記ロッカー部の他端が一方の回転軸部に可動に接続され、該回転軸部に前記ロッカー部の他端に接続するための突出軸が固定される。
前記のようなファンヘッドが内方に回転して俯仰運動するファンにおいて、前記のロッカー部に接続する回転軸部及び前記俯仰動力モータの出力端の両者が縦方向にずれており、且つ両者のうち前記のロッカー部に接続する回転軸部がファンブレード部により近い。
前記のようなファンヘッドが内方に回転して俯仰運動するファンにおいて、ファンガードの底部に設置されるベースを含み、前記俯仰駆動構造がベースに取り付けられ且つファンガード内に位置し、前記ファンガードが球形となる。
本考案の技術的解決手段を実施すれば、少なくとも以下のような有用な効果を有する。俯仰駆動構造はファンブレード部を制御して上下に俯仰回転させて出力風向の調節を実現し、その俯仰角度範囲がファンガード等の構造により制限され過ぎることなく、また、ファンガードがファンブレード部に伴って同期して俯仰しなく、ファンの運動空間が減少して、使用により便利且つ安全である。
以下、添付図面及び実施例を参照して本考案を更に説明する。
本実用新案の模式図である。
本実用新案の俯仰駆動構造の模式図である。
本実用新案の俯仰駆動構造の内部構造の模式図である。
本実用新案のクランク連接棒の接続関係の模式図である。
本考案の技術的特徴、目的及び効果をより明らかに理解するために、ここで添付図面を参照して本考案の具体的な実施形態を詳しく説明する。
図1〜4に示すようなファンヘッドが内方に回転して俯仰運動するファンにおいて、前記ファン1はファンガード2、ファンブレード部3及びファンモータを含み、前記ファンモータの出力端に前記ファンブレード部3が取り付けられ、前記ファンブレード部3がファンガード2内に取り付けられ、前記ファンブレード部3に俯仰駆動構造が接続され、前記俯仰駆動構造が前記ファンブレード部3を制御してファンガード2内において上下に俯仰回転させる。俯仰駆動構造はファンブレード部を制御して上下に俯仰回転させて出力風向の調節を実現し、その俯仰角度範囲がファンガード等の構造により制限され過ぎることなく、また、ファンガードがファンブレード部に伴って同期して俯仰しない。
いくつかの実施例において、俯仰駆動構造が第1の固定フレーム6に取り付けられる俯仰動力モータ5を含み、前記俯仰動力モータ5の出力端に伝動アセンブリが設置され、前記伝動アセンブリの出力端に第2の固定フレーム7が取り付けられ、前記第2の固定フレーム7にファンモータが固定され、前記ファンモータの出力軸にファンブレード部3が固定され、第2の固定フレーム7の両端に回転軸部70が固定され、2つの回転軸部70が回転可能に支持フレームに架設され、前記伝動アセンブリの出力端が一方の回転軸部70に伝動接続され、前記俯仰動力モータ5が前記伝動アセンブリを介して前記第2の固定フレーム7を制御して上下に往復回転させる。
俯仰動力モータ5の出力が伝動アセンブリを介して第2の固定フレーム7に伝達され、第2の固定フレーム7の回転軸部70が俯仰動力モータ5に伴って回転し、それにより第2の固定フレーム7、ファンブレード部3が上下に往復回転することを実現する。
伝動アセンブリが歯車構造又はクランク連接棒構造8であってよく、歯車構造を利用して伝動する時、俯仰動力モータ5が正逆循環回転の作用力を出力して第2の固定フレーム7を駆動して正逆回転させてファンブレード部3の俯仰動作を実現する。
クランク連接棒機構(crank train)は、ピストン式往復運動とクランクシャフト回転運動の両者の間で変換することを機能とし、自動車の車輪の駆動構造の中でよく見られており、ピストンに作用する力をクランクシャフトの外へ出力するトルクに変換して自動車の車輪を駆動して回転させる。この形態では、応用されるクランク連接棒機構は回転運動を直線式往復運動に変換して出力し、クランク部80及びロッカー部81が含まれ、前記クランク部80が前記俯仰動力モータ5の出力端に取り付けられ且つ該出力端と同期して回転し、前記ロッカー部81の一端が前記クランク部80に可動に接続され、前記ロッカー部81の他端が一方の回転軸部70に可動に接続され、該回転軸部70にロッカー部81に接続するための突出軸701が固定される。
特に図3〜4から見えるように、俯仰動力モータ5が回転を出力すると、クランク部80が伴って同期して回転すると共に、ロッカー81を引っ張って上下に往復運動させ、回転軸部70が突出軸701の駆動作用により伴って回転し、且つその回転範囲が180度以内に制限される(ロッカー81の上下運動に制限される)。
いくつかの実施例において、前記のロッカー部81に接続する回転軸部70及び前記俯仰動力モータ5の出力端の両者が縦方向にずれており、且つ前記のロッカー部81に接続する回転軸部70がファンブレード部3により近い。ロッカー部81に接続する回転軸部70及び俯仰動力モータ5の出力端を同一の縦方向の垂直線に沿ってずれるようにして「デッドゾーン」の発生を回避することができる他に、フライホイール構造を用いて「デッドゾーン」の現象を回避することもできる。ロッカー部81に接続する回転軸部70がファンブレード部3により近くてファンブレード部3をファンの前側のみで上下に回転させる。
いくつかの実施例において、ファン1がファンガードの底部に設置されるベースを含み、前記俯仰駆動構造がベース4に取り付けられ且つファンガード2内に位置し、前記ファンガード2が球形となる。球形ファンガードはファンブレード部3が回転するための十分に大きい空間を提供する。
上述したのはただ本考案の好ましい実施例にすぎず、本考案を限定するためのものではなく、当業者にとって、本考案は各種の変更、組合せ及び変化が可能である。本考案の精神及び原則内に行われたいかなる修正、等同な取替え、改進等も本考案の特許請求の範囲に含まれるべきである。
1 ファン
2 ファンガード
3 ファンブレード部
4 ベース
5 俯仰動力モータ
6 第1の固定フレーム
7 第2の固定フレーム
70 回転軸部
701 突出軸
8 クランク連接棒構造
80 クランク部
81 ロッカー部
2 ファンガード
3 ファンブレード部
4 ベース
5 俯仰動力モータ
6 第1の固定フレーム
7 第2の固定フレーム
70 回転軸部
701 突出軸
8 クランク連接棒構造
80 クランク部
81 ロッカー部
Claims (6)
- ファンガード、ファンブレード部及びファンモータを含み、前記ファンモータの出力端に前記ファンブレード部が取り付けられ、前記ファンブレード部がファンガード内に取り付けられ、前記ファンブレード部に俯仰駆動構造が接続され、前記俯仰駆動構造が前記ファンブレード部を制御して上下に俯仰回転させることを特徴とするファンヘッドが内方に回転して俯仰運動するファン。
- 前記俯仰駆動構造が第1の固定フレームに取り付けられる俯仰動力モータを含み、前記俯仰動力モータの出力端に伝動アセンブリが設置され、前記伝動アセンブリの出力端に第2の固定フレームが取り付けられ、前記第2の固定フレームに前記ファンモータが固定され、前記俯仰動力モータが前記伝動アセンブリを介して前記第2の固定フレームを制御して上下に往復回転させることを特徴とする請求項1に記載のファンヘッドが内方に回転して俯仰運動するファン。
- 前記第2の固定フレームの両端に回転軸部が固定され、2つの回転軸部が回転可能に支持フレームに架設され、前記伝動アセンブリの出力端が一方の回転軸部に伝動接続されることを特徴とする請求項2に記載のファンヘッドが内方に回転して俯仰運動するファン。
- 前記伝動アセンブリがクランク連接棒構造であってクランク部及びロッカー部を含み、前記クランク部が前記俯仰動力モータの出力端に取り付けられ且つ該出力端と同期して回転し、前記ロッカー部の一端が前記クランク部に可動に接続され、前記ロッカー部の他端が一方の回転軸部に可動に接続され、該回転軸部に前記ロッカー部の他端に接続するための突出軸が固定されることを特徴とする請求項3に記載のファンヘッドが内方に回転して俯仰運動するファン。
- 前記のロッカー部に接続する回転軸部及び前記俯仰動力モータの出力端の両者が縦方向にずれており、且つ両者うち前記のロッカー部に接続する回転軸部がファンブレード部により近いことを特徴とする請求項4に記載のファンヘッドが内方に回転して俯仰運動するファン。
- ファンガードの底部に設置されるベースを含み、前記俯仰駆動構造がベースに取り付けられ且つファンガード内に位置し、前記ファンガードが球形となることを特徴とする請求項1に記載のファンヘッドが内方に回転して俯仰運動するファン。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN201620712171.1U CN205956039U (zh) | 2016-07-07 | 2016-07-07 | 一种机头内转式俯仰运动的风扇 |
CN201620712171.1 | 2016-07-07 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3206931U true JP3206931U (ja) | 2016-10-13 |
Family
ID=57122765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016003711U Expired - Fee Related JP3206931U (ja) | 2016-07-07 | 2016-08-01 | ファンヘッドが内方に回転して俯仰運動するファン |
Country Status (2)
Country | Link |
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JP (1) | JP3206931U (ja) |
CN (1) | CN205956039U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020060141A (ja) * | 2018-10-10 | 2020-04-16 | アイリスオーヤマ株式会社 | 送風機 |
-
2016
- 2016-07-07 CN CN201620712171.1U patent/CN205956039U/zh not_active Expired - Fee Related
- 2016-08-01 JP JP2016003711U patent/JP3206931U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020060141A (ja) * | 2018-10-10 | 2020-04-16 | アイリスオーヤマ株式会社 | 送風機 |
US11401949B2 (en) | 2018-10-10 | 2022-08-02 | Iris Ohyama Inc. | Blower |
Also Published As
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---|---|
CN205956039U (zh) | 2017-02-15 |
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