JP3206681U - 潤滑カプセルを挿入するための装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】潤滑液カプセルを挿入するためのアプリケータを提供する。【解決手段】挿入及び身体の内腔の潤滑のためのアプリケータ10であって、遠位末端18に潤滑液カプセル20を受け入れるための受入れ陥凹22を含む細長い、中空の円筒外筒12と、細長い中空の円筒外筒12の中に摺動し、遠位末端18に受入れ陥凹22の中に伸長するように適応された穿孔要素16を含むプランジャ14と、受入れ陥凹22に置かれる液体で充填されたカプセル20とを備え、穿孔要素16が、身体の内腔の中へのアプリケータ10の挿入の前に受入れ陥凹22に位置するカプセル20を穿刺するために使用され、いったんアプリケータ10が身体の内腔の中に挿入されると、プランジャ14が押下されて穿孔されたカプセル20を身体の内腔の中に排出し、その後アプリケータ10が引き抜かれる。【選択図】図1

Description

性交は健康且つ活動的な成人期の実りのある部分である。膣性交の場合、女性の生理は、膣管の伸展、膣を囲む筋肉の収縮、及び膣の後部でのいくつかの腺の分泌、直接的に膣内壁からの分泌(滲出)、及び相対的に微量の流体(女性が性的に興奮しているとき1滴又は2滴の流体)を分泌する膣の入口でのバルトリン腺の分泌を含む、女性生殖器系で起こる多様な変化を通して行為を促進するために特に適している。潤滑のための流体のこれらの微量の液滴は、かつては膣を滑らかにするために重要であると考えられていたが、Masters及びJohnsonの研究が、膣の潤滑はおもに膣の奥深くからくることを立証した。(バルトリン腺)流体は膣の陰唇開口部をわずかに湿らせ、この敏感な領域との接触を女性にとってより心地よくするのに役立つことがある。無数の外用の市販されている潤滑剤を考慮すると、さまざまな理由から、多くの場合、本明細書に説明されるいくつか、つまり陰唇開口部からの自然に分泌される少ない潤滑は、分泌の大部分が膣の奥深くから来る状態では十分な潤滑を提供するには不十分であることは明らかである。これらの変化のすべては健康な女性で起こり、それぞれの関係者にとって楽しい経験を促進する。
女性の体内でのこれらの変化は性交中に起こるが、多くの女性が性交中又は性交後の膣の不快感及び刺激を引き起こす不十分な分泌について不満を表す。頻繁な外陰‐膣炎症‐感染状態の欠如及び閉経後のエストロゲン低下から生じるこれらの器官の乾燥及び発育不全の欠如に加え、性交中及び性交後のこの膣の刺激の原因の1つは、女性が十分に興奮する前の膣への挿入である。性的興奮に対する女性の生殖器の最初の反応が膣の潤滑であることを考慮すると、女性が適切に興奮しないで、したがって必要な生理的な膣の潤滑の発生がなく挿入される場合、外陰‐膣の不快感のいくつかの症状が発生する。さらに、十分に興奮しているときでさえ、多くの女性は、その内のいくつかは既に言及されているさまざまな理由から不十分な潤滑に悩まされている。不十分な潤滑は男性の陰茎にある程度の不快感及び刺激を引き起こす可能性もある。
浸出は膣の潤滑を生じさせるプロセスである。女性が性的に興奮すると、血液は、骨盤における血流の増加(vasocongestion)と呼ばれるプロセスで膣の壁を囲む領域の中に流れ込む。増加した血液の圧力が細胞間の空間から水分の流出を引き起こす。この水分は、最初は小さい液滴に見える膣粘膜をcressesする。最終的に、流体は十分な量増大し、膣の内膜全体を湿らせる。興奮段階では、膣への血流は増加し、このことが同様に膣管の中に流体を押し込む。この潤滑のプロセスが心地よい陰茎の挿入及び性交中の反復的な挿入を可能にする。
該当する場合、自然の環状ホルモンの変調、ストレス、及び複合ホルモン避妊薬又はプロゲスチンだけのホルモン治療薬の使用が、通常の日常の活動中及び性的興奮中の膣潤滑液の量及び稠度に影響を及ぼす。他の病状を治療するために女性が使用する多くの薬剤は膣の潤滑に悪影響を及ぼすことがある。これらの薬剤は、抗ヒスタミン剤、抗コリン作用薬、高血圧治療薬、及び大部分の向精神薬、特にSSRI及びベンゾジアゼピンを含む。どのような年齢の女性も潤滑剤又はモイスチャライザにより自らの自然の膣の分泌を増加させて、性的活動前、性的活動中、及び性的活動後の快適さを促進する多様な理由を有している。さらに、性交中の反復的な挿入は活動の完了前に潤滑の干上がりを生じさせることがある。女性だけではなく多くの男性も自ら及びパートナー両方の性的関心の喜びを増すために性的活動中の追加の潤滑を好む。
身体の自然な潤滑系統を増大させるための従来の方法及び製品の1つの問題は、潤滑剤が膣の(又は肛門の)開口部への入口に塗布される点である。これはいくつかの理由から不十分である。女性の身体の自然な潤滑系統は、身体の内腔の内側の深くから潤滑剤を分泌し、そして性交の行為が膣の壁に沿って潤滑剤を拡散する。潤滑剤が陰茎又は膣の入口のどちらかに塗布される場合、潤滑剤の大半は、陰茎の挿入運動によってはぎ取られ、拭き取られ、潤滑剤の有用性を大幅に減少させる。女性の自然な潤滑系統を増大させるための既存の商業的な製品は、膣開口部に又は膣開口部の近くに塗布され、身体の内腔の中の穴から滑らかにするための身体の意図を再現することはできない。本発明はこの欠点を克服することを目的とする。
本発明は、(概して「ジェルカプセル」として知られる)カプセルの中に潤滑剤を含んだ柔らかなカプセルを穿孔し、体腔の中に挿入することができ、該カプセルが体腔の内側で潤滑剤を吸い尽くす又は枯渇させることができる潤滑システム及び装置である。原位置での持続的な潤滑剤の送達は、カプセルの回りの筋肉の収縮及び/又は陰茎等の物体との接触の結果として発生することがある。潤滑剤材料、薬、もしくはなんらかの有益な物質、又はその組合せで充填されるカプセルは、ビタミンEジェルカプセルが経口デリバリーによって内容物を放出した後に体内で吸収されるのと同様に、消耗時にカプセルを安全に体内に吸収できるように、好ましくは生体吸収材料から作られる。本発明は、カプセルを穿孔するだけではなく、次いでカプセルを身体の内腔の中に送達するデリバリーシステムを含む。
例えば、膣の中に送達され、小さいスリット又は穿孔した開口部を具備する潤滑剤のカプセルは、以後、挿入の前に作り出された細かい穴のあいた開口部の結果としての連続的な漏出だけではなく、膣壁を囲む筋肉の収縮及び陰茎との衝突の結果としての圧縮に起因し、性交の副産物として潤滑剤を浸出させる。潤滑剤は次いで、直径が空洞よりも大きく、したがって膣壁に沿って潤滑剤を押す、陰茎の頭部の形状に合わせた陰茎の運動により膣(又は肛門の空洞)の壁に沿って外向きに押し進められる。このようにして、身体自体の潤滑系統と同様に、膣潤滑液は、行為を通して膣の内部又は身体の内腔の中でカプセルから連続的に放出される。
潤滑剤カプセルを送達するために、開放プレート型底部を有する細長い円筒形の構造の外管、及び内部で嵌合し、外管の内側長さに沿って摺動するプランジャ型の管を含んだ二部分から成るアプリケータが提供される。また、プランジャは外管部分の端部での底部よりわずかに大きく、事前に測定された最大距離で完全に挿入された内管を「止まらせる」外側プレート型底部を含んでもよい。アプリケータは、弛緩状態又は陥没していない状態にアプリケータを戻すバイアス力でバネを組み込んでよい。シャープペンシルと同様に、内側プランジャはバネの偏向に逆らって配置され、次いで解放時、バネはプランジャを元の位置に戻す。このようにして、ユーザは制御されたやり方で遠位末端でカプセルをその境界から排出でき、バネによるプランジャの収縮は、ピンが、カプセルが排出されるにつれ、カプセルから安全に引っ込むことを保証する。
内管は、その遠位末端にカプセルを取り込む(又は保持する)ための空洞又は陥凹を有する。受入れ陥凹の内側にあるのは、ジェルカプセルに穴を生じさせることができる1本のピン、複数の小さいピン、小さい刃物、又は他の物体(複数の場合がある)である。穿刺装置は、いかなる体内組織との接触も回避するために十分に凹状の陥凹の中に配置される。内側管状プランジャのより大きい底板が、「停止」点を生じさせ、プランジャがピン(又は他の穿孔装置)を曝露しないようにし、いかなる体内組織とも接触しないようにし、ピンがいかなる体内組織に対する損傷も引き起こさないようにする。ジェルカプセルは次いで手で陥凹内部に配置され、小さな圧力でピン(又は他の穿孔装置)の上に押しつけられ、それによっていったんカプセルが膣の中に十分に挿入されると、含まれている物質が漏れ出す又は滲出することができるほど十分な破裂を生じさせる。身体の内腔で完全に伸長されたとき、プランジャは安全に、及び身体の内腔の中で十分にカプセルを解放する。アプリケータはプランジャにばねで留められた機構又はプッシュリリース機構を備えて、いったんアプリケータが身体の内腔の中に挿入されると、受入れ陥凹からカプセルを排出してよい。すなわち、アプリケータは、カプセルが受入れ陥凹の中の遠位末端に位置決めされた状態で、例えば膣の中に挿入される。プランジャは次いで作動され、このことが受入れ陥凹から自由にカプセルを押し、カプセルを、カプセルの穿孔が身体の内腔の開口部に向けられた状態で膣の開口部から遠い膣の後部の中に挿入できるようにする。穿孔されたカプセルはゆっくりとその内容物を膣の中に漏出する。陰茎の頭部(又は他の物体)がカプセルと接触すると、追加の少量の潤滑剤が小さい開口部(複数の場合がある)を通して放出されて、膣壁を連続的に滑らかにする。このようにして、性交をさらに心地よく、且つ楽しくすることができ、補助的な膣潤滑液を必要とする又は所望する人にとって乾燥の不快感を排除する。(ビタミンEジェルカプセルと同様の)生体適合性のある溶解材であるカプセル自体は、身体の内腔の内側で安全に「溶ける」又は「溶解し」、追加の潤滑物質を提供するだけではなく、影響なく吸収される。性交の期間の完了後もカプセルのなんらかの残りがある場合、所望される場合、それは手で容易に取り除かれてよい。
カプセル穿孔の概念が、カプセルを飲み込むことができない、またはカプセルを飲み込むことが嫌いである、個人を支援することを含んだ追加の有益な目的を成就することが想定される。本発明は、個人がカプセルを穿孔し、穿孔されたジェルカプセルの上をやさしく数回噛み、次いでケーシングを破棄するだけでカプセルの内容物を消費できるようにする。現在、錠剤を潰す又は切断するための装置があるが、多くの薬、ビタミン、栄養補給剤等は液体が充填された「ジェルカプセル」に含まれてくる。本発明に説明される簡略な穿孔装置は、ジェルカプセルを飲み込む必要なくジェルカプセルの内容物を利用できるようにする。
本発明は潤滑剤の塗布に関して本明細書に説明されているが、本発明が、医薬品、ビタミン、栄養素、及びときおり身体の内腔の中に挿入される必要のある他の物質の送達を含んだ、他の用途も有することが理解されるべきであることに留意されたい。したがって、本発明はすべての係る応用及び用途を包含することを目的とし、本明細書に説明されるものに制限されるべきではない。
本発明は、本願に添付する以下の図面に言及する、発明を実施するための形態で以下に説明される。
本発明の二部分から成るアプリケータの立面斜視図である。 カプセルを穿孔するための代替穿孔装置を示す図である。 カプセルを穿孔するための代替実施形態の立面斜視分解図である。 図3aの代替実施形態の立面斜視図である。 線4A−4Aに沿って取られる図3aの実施形態の断面図である。 閉鎖位置にある図3Aの実施形態の断面図である。 装置によって放出されているカプセルの内容物を示す図3Aの実施形態の断面図である。
本発明は、膣潤滑液の生体吸収カプセルを身体の内腔の中に安全に送達するアプリケータである。カプセルはいったん身体の内腔に挿入されると、内部から身体の内腔の壁に直接的に潤滑剤を投与し、それによって身体の内腔の内壁を、不快感につながることがある磨耗、断裂、又は過度の摩擦から保護できる潤滑剤の薄い層を適用できる。
図1は、第1の外側の円筒形の外筒12、及び外筒12の中に摺動して受け入れられる内部円筒プランジャ14を有する二部分から成る細長円筒アプリケータ10によって特徴付けられた本発明の第1の好ましい実施形態を示す。円筒外筒12は、潤滑剤カプセル20を保持できる、遠位末端18にある半球形の受入れ容器つまり陥凹22とともに形成される。プランジャ14は、遠位末端でピン、刃物、プロング、ナイフの刃等の穿孔要素16を備える。代替実施形態では、複数のピン又はナイフの刃等の複数の穿孔要素16があることがある。穿孔要素16は、カプセル20がいったん受入れ陥凹22の中に配置されると、穿孔要素16によって破裂の程度まで衝突されるように、受入れ陥凹22の中のある深さに置かれる。筒12の中を摺動できるプランジャ14は、プランジャが完全に作動(つまり押下)されるときプランジャ14によってカプセルを受入れ陥凹の中から「押し」出すことができるように、遠位末端にある受入れ陥凹まで伸長する。また、プランジャはカプセルの排出を支援するために基部又は遠位末端のどちらかにバネを有することがある。プランジャ14の遠位末端での狭窄部は、受入れ陥凹22の中からカプセルを押し出すのを助けるために組み込むことができる。プランジャ14は、バネ21によって失活状態で偏向されてよい。ユーザは、次いでカプセル20を排出するためにバネ21の偏向に逆らってプランジャ14を押下して、プロセスに対してより大きな制御を実現し、プランジャが引っ込み、元の位置に戻るにつれて、プランジャ14はカプセルから離れることを保証する。
アプリケータ10を利用するために、ユーザは無菌包装から好ましくは使い捨てのアプリケータを取り外し、穿孔要素16がカプセルを破裂又は穿孔するまで、受入れ陥凹22の中に潤滑液(又は他のタイプの)カプセルを入れる。アプリケータ10は膣又は直腸等の身体の内腔の中に挿入される。アプリケータ10はその中に完全に挿入され、プランジャ14は受入れ陥凹22から及び身体の内腔の中にカプセル20を押すために作動する。プランジャ14は、プランジャのどの部分も筒12から伸長せず、どの組織も挿入プロセス又は排出プロセスの間に損害を与えられないように設計される。アプリケータ10は、次いで身体の内腔から引き抜かれ、穿刺された生体吸収カプセル20を身体の内腔の内側に残す。カプセル20の穿刺はその内容物を、内容物が潤滑剤であっても、他の送達流体であっても(原位置の)体腔の中から体腔に漏出させ始める。カプセルは行為の後に所望される場合手で回収できるが、カプセルは好ましくは身体によって吸収される。潤滑のこの方法は、外用の潤滑方法及び装置の場合である、挿入プロセスの間に拭き取られる潤滑剤を有さないという優位点を有する。
図2は、穿孔ツール30がアプリケータ10とは別個の装置である代替実施形態を示す。ここで、円筒中空筒32は基部34に取り付けられ、上部開口部38から離間された深さに固定されたピンつまり穿孔要素36を含む。カプセル20は、カプセル20が穿刺されるまで凹状の床を有する円筒中空筒32の中に直接的に挿入することができ、その際、カプセルはアプリケータ10に移すことができる、又はそれ以外の場合、内容物は手で空にすることができる。本実施形態は、身体の中に挿入されるアプリケータから穿孔要素の使用を排除する優位点を有する。しかしながら、第1の実施形態では、穿孔要素16は、穿孔要素16の身体の内腔の中の組織との接触を妨げるためにいかなる状況下でも外筒12を超えて伸長することはできないことが理解されるべきである。第2の実施形態は、ジェルカプセルの内容物の経口消費のために容易に活用され得る。順はカプセルを穿孔すること、カプセルを噛むこと、カプセルのケーシングを破棄すること、内容物を経口で消費することを含むことがある。
カプセル20は、稠度においてビタミンEソフトジェルカプセルに類似するジェルカプセル等の多様なサイズの任意のさまざまなソフトジェルカプセルである。体腔の内側に配置されるとき、性交の結果としての周囲の組織及び筋肉からの外面に対する圧力が、カプセルに穿孔から潤滑剤を漏出させる。散布の速度は圧力の量及び開口部のサイズに依存するため、一度に潤滑剤のすべてを放出することなく十分な潤滑剤が投与できるようにする許容可能な穿孔を生じさせるために注意が必要とされる。このようにして、プロセス全体で連続的な潤滑を可能にできる持続放出型の潤滑システムが開示される。
用語「カプセル」は、概して本明細書で潤滑剤又は薬を保管するための任意の装置を意味するために使用される。これは、流体を放出するためにランセットで切開する、穿孔する、穿刺する、又は別の方法で開放することができる、パケット、送達流体で飽和したスポンジ状物質、ジェル、バルーン、又は任意の壊れやすい容器を含むだろう。さらに、上述されたように、穿孔器具は、それがカプセルの内容物を放出するためにカプセルに開口部を無事に作成できる限り、ピン、釘、刃物、ナイフの刃等であることがある。
本発明の1つの優位点は、それが病原菌又は細菌を取り込むことなく潤滑剤を送達するために衛生的に適している点である。各アプリケータ10は、いかなる不必要な有機体、破片、又は汚染物が体内に取り込まれるのを防ぐために、使い捨て専用の密閉されたパッケージで販売できる。身体の内腔は、流体を有益に受け入れることができる膣、肛門、泌尿器、又は任意の他の身体の内腔であることがある。また、他の先行技術のシステムは、最高で30分以上もかかることがある薬剤の錠剤又は潤滑の錠剤が使用前に溶解することを必要とするのに対し、穿孔要素16、36の使用は、性交を即時に開始できるようにする。本発明は30分以上続く期間の過程で即時の潤滑及び持続放出型の潤滑を可能にする。いったん完了すると、カプセルは回収される必要はなく、むしろ体内で安全に溶解し、影響なしに吸収できる。
図3及び図4は、カプセルを穿孔するための別の実施形態を示す。1組の側壁42、床44、及び上面45を有するボックス40は、その中の内部コンパートメントを2つのより小さいコンパートメントに分割する内壁46とともに形成される。上面45は、分割壁46の前方に中心で蝶着し、トラック又はヒンジどちらかの上のボックスの中で下方に摺動できる枢動フラップ47を含む。ボックス40の内部にきちんと収まるサイズに作られたブロック48は、ブロック48の第1の側面で壊れやすいカプセル20を取り込み、受け入れる大きさに作られた凹部50とともに形成される。凹部50は、カプセル20が凹部50に進入するにつれ、カプセル20を穿刺するために使用できるピン52を含む。穿孔プロセスの間にカプセルを制御するに役立つために、フラップ47でのボックス40の上面45は、ボックスの中にカプセル20を取り込み、動かないようにするためにユーザによって押しつぶすことができる。すなわち、矢印49の方向で指によってかけられる圧力を使用し、フラップ47はカプセル20を下方に押しつぶすことができる。一方、ブロック48はボックス40の中に挿入され、その外部構造の中に及び中から摺動するマッチ箱のように中に及び外に摺動する。内壁46は、カプセルがボックス40の後部に押されるのを妨げ、ピン52との適切な係合を保証する。ブロック48が取り除かれるとき、ボックス40は、ピン52によって穿孔され、図4Cに示されるようにボックス40の開放端部で保持されたカプセル20を収容する。矢印49の方向でより大きな指の圧力をかけることによって、カプセル20の内容物51は、枢動フラップ47の挟む移動のおかげで、一度もカプセルに触ることなくユーザによってカプセルの中から絞り出すことができる。このようにして、液体又はジェルで充填されたカプセルは、ピン又はカプセルのどちらかに触ることなく迅速に且つ効率的にユーザによって空にできる。この装置は、ピル等を飲み込むことができない患者のためにカプセルを開けるために使用することができ、カプセルの内容物をスプーン、舌等の上に出すことができるようにする。
ちょうど説明され、添付図面に示される実施形態は、制限されることを目的とするのではなく、むしろ本発明のモード及び用途の例示的となることを目的としている。多様な修正形態及び代替用途が想定され、当業者によって理解されるように、本発明が、すべての係る修正形態及び代替用途を包含することを目的とすることが理解されるべきである。

Claims (5)

  1. 挿入及び身体の内腔の潤滑のためのアプリケータであって、
    遠位末端に潤滑液カプセルを受け入れるための受入れ陥凹を含む細長い、中空の円筒外筒と、
    細長い中空の円筒外筒の中に摺動して受け入れられるプランジャであって、遠位末端に前記受入れ陥凹の中に伸長するように適応された穿孔要素を含む前記プランジャと、
    前記受入れ陥凹に置かれる液体で充填されたカプセルと
    を備え、
    前記穿孔要素が、前記身体の内腔の中への前記アプリケータの挿入の前に前記受入れ陥凹に位置する前記カプセルを穿刺するために使用され、いったん前記アプリケータが前記身体の内腔の中に挿入されると、前記プランジャが押下されて前記穿孔されたカプセルを前記身体の内腔の中に排出し、その後前記アプリケータが引き抜かれる、
    アプリケータ。
  2. 前記プランジャを元の位置に戻すためのバネ手段をさらに備える、請求項1に記載の挿入及び潤滑のためのアプリケータ。
  3. 前記プランジャの前記遠位末端に複数の穿孔要素をさらに備える、請求項1に記載の挿入及び潤滑のためのアプリケータ。
  4. 中空円筒本体と、
    基部と、
    前記中空円筒本体の中に置かれ、取り付けられる穿孔要素であって、第1の端部で前記中空円筒本体の中に挿入されるカプセルを係合するように位置する前記穿孔要素と
    を備えるカプセルを穿孔するための装置。
  5. カプセルを穿孔するための装置であって、
    3つの壁、床、及び上部、並びにその中の空間を2つのコンパートメントに分ける内壁を有する開放ボックスであって、前記上部が前記内壁に隣接して接続する可動タブを含む、開放ボックスと、
    前記ボックスに摺動して受け入れられる大きさに作られたブロックであって、前記ブロックがカプセル、及び凹部の中に置かれる穿孔要素を受け入れる大きさに作られた前記凹部を含む前記ブロックと
    を備え、
    カプセルが第1のコンパートメント内の前記ボックスに入れられ、前記ブロックが前記ボックスの中で摺動して係合されるとき、カプセルが前記凹部に受け入れられ、前記可動タブが上方から前記カプセルに係合する間に、前記穿孔要素が前記カプセルを係合して前記カプセルを破裂させる、
    装置。
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