JP3206279U - 医療用ガス供給設備のガス流量調節器 - Google Patents

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泰雄 太田
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佑樹 青木
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亮太 川又
康夫 八木
康夫 八木
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Abstract

【課題】医療行為等の妨げとならずコンパクトで、接触による破損の恐れがない、ガス流量計が一体となった医療用ガス供給設備のガス流量調節器を提供する。【解決手段】ガス流量調節器10は、医療用ガスの圧力を減圧するガス圧力減圧器11と、医療用ガスの流量を調節するダイヤル式流量調節器20と、医療用ガスの流れを目視確認できるインジケータ30と、ガス圧力減圧器11と、ダイヤル式流量調節器20と、インジケータ30を収納するカバー40と、を備える。【選択図】図2

Description

本考案は、病室壁面に設けられた医療用ガス供給口に取り付けられ、所定流量のガスを加湿器などの医療器材を介して患者に供給する医療用ガス供給設備のガス流量調整器に関するものである。
病院等の医療現場において、酸素やエアー等のガスが医療用ガスとして用いられ、医療用ガス供給設備により患者に供給されている。
例えば特許文献1には、医療用ガスが、ガス供給源からガス配管を介して各病室の壁に設けられたガス取出口に供給され、病室内のガス取出口からガス流量計、ガス流量調節器、加湿器、及びガス供給管を介して吸入マスクに供給され、吸入マスクより看者が医療用ガスを吸気する医療用ガス供給設備が開示されている。しかしながら、ガス取出口から上方へガス流量計が突出していることから、医療従事者がガス流量計に接触する等、医療行為の妨げになるとともに、ガス流量計を破損してしまう問題があった。
特開平10−82671号公報
本考案は、医療行為等の妨げとならないコンパクトで、接触による破損の恐れがない、ガス流量計が一体となった医療用ガス供給設備のガス流量調節器を提供することを課題とする。
本考案に係る医療用ガス供給設備のガス流量調節器は、
医療用ガスを減圧するガス圧力減圧器と、
医療用ガスの流量を調節するダイヤル式流量調節器と、
医療用ガスの流れを目視確認できるインジケータと、
ガス圧力減圧器と、ダイヤル式流量調節器と、インジケータを収納するカバーと、
を備える、ガス流量調節器である。
本考案に係る医療用ガス吸入器のガス流用調節器であれば、コンパクトな形状であり、医療行為等の妨げとならず、接触によるインジケータの破損の恐れがない。また、ガス圧力減圧器、ダイヤル式流量調節器及びインジケータがカバーに収納されて一体となっていることから、従来のガス流量調節器のように、ガス取出口にガス流量調節器を装着後にガスが流れていることを目視で確認するためのガス流量計をガス流量調節器に取り付ける手間がなく、ワンタッチでガス流量調節器を装着できる。
本考案に係るガス流量調節器のダイヤル式流量調節器は、カバーの上面に突出して配置されたダイヤルを有し、
ダイヤルのカバーから突出した部分の前側面に医療用ガスの流量を示す流量目盛が配置されている、ガス流量調節器である。
本考案に係るガス流量調整器であれば、ガスの流量設定時に手でガスの流量を示す流量目盛を覆い隠すことなく、目視しながら流量を設定することができる。
本考案に係るガス流量調節器のインジケータは、面積式浮遊型である、ガス流量調整器である。
本考案に係るガス流量調節器のインジケータであれば、ガスが流れていることを目視で確認することができる。
また、本考案に係るガス流量調節器のインジケータは、カバーの前側面の下部に開口した開口部の内側に配置されている、ガス流量調整器である。
ガス流量調節器のインジケータが、カバーの前側面の下部に配置されていれば、ガスの流量設定時に手でインジケータを覆い隠すことなく、ガスが流れていることを目視で確認することができる。
本考案に係るガス流量調節器の開口部は、カバーの前側面及び両側面に開口している、ガス流量調節器である。
本考案によれば、インジケータを3方向から視認できる。
本考案に係るガス流量調節器であれば、医療行為等の妨げとならずコンパクトで、接触による破損の恐れがない、インジケータが一体となった医療用ガス供給設備のガス流量調節器を提供することができる。
図1は、本実施形態に係る医療用ガス供給設備のガス流量調節器が装着された医療用ガス供給装置の模式側面図である。 図2は、本実施形態に係る医療用ガス供給設備のガス流量調節器の外観図である。 図3は、本実施形態に係る医療用ガス供給設備のガス流量調節器のカバーを外した状態の外観図である。
以下、本考案の一実施形態を、説明する。
図1に、本実施形態に係るガス流量調節器及びこれが装着された医療用ガス供給設備1の構成を示す。医療用ガス供給設備1は、ガス供給源(不図示)、酸素供給ボックス3、ガス流量調整器10、及び加湿器6からなる。なお、医療用ガスの一例として酸素ガスを示しているが、これに限らず、エアー等のガスであってもよい。
ガス供給源(不図示)は、病室外に配備され、酸素ガスを後述する酸素供給ボックス3に供給する。
酸素供給ボックス3は、病室等の壁面1に取り付けられ、酸素供給源から酸素がガス配管4を介して供給される。酸素供給ボックス3には、上部にガス配管4が設けられ、前面にガス取出口5が設けられている。ガス取出口5にガス流量調節器10のインレットプラグ13(図2及び図3参照)を挿入して、ガス流量調節器10が酸素供給ボックス3に装着されている。
図2に、ガス流量調節器10の外観を示す。図2の(1)は、正面図であり、(2)は、右側面図である。図3に、ガス流量調節器10のカバー40を取り外した状態の外観を示す。図3の(1)は、左上方から見た斜視図であり、(2)は、右上方から見た斜視図である。
ガス流量調節器10は、カバー40、ガス圧力減圧器11、ダイヤル式流量調節器20、インジケータ30、及びフレアー50を備える。
カバー40は、ガス圧力減圧器11、ダイヤル式流量調節器20、インジケータ30、及びフレアー50を収納する筐体である。
ガス圧力減圧器11は、ガス圧力減圧器本体(以下、単に減圧器本体ともいう。)12とインレットプラグ13からなる。減圧器本体12は、供給された酸素ガスを減圧する。インレットプラグ13は、上述のとおり、減圧器本体12を酸素供給ボックス3のガス取出口5に装着するための接続部材である。酸素ガスは、ガス取出口5からインレットプラグ13を介して減圧器本体12に供給され、その圧力は、例えば、酸素供給ボックス3内での約0.4MPaから0.3MPaに減圧される。
ダイヤル式流量調節器(以下、単に流量調節器ともいう。)20は、ダイヤル式流量調節器本体(以下、単に流量調節器本体ともいう。)21、ダイヤル22、流量目盛23、及びホース口24からなる。流量調節器本体21は、酸素ガスの流量を調節する。流量調節器本体21は、一端が減圧器本体12に直接連結されてこれから酸素ガスが供給され、他端にホース口24を有する。ダイヤル22は、流量調節器本体21の上部に設けられ、カバー40の上部に突き出している。流量目盛23は、カバー40から突き出したダイヤル22の正面(図2の(1)及び図3参照)に設けられている。
流量調節器本体21に供給された酸素ガスは、ダイヤル22を手で回転することにより任意の流量に調整され、ホース口24から流出する。酸素ガスの流量は、例えば、予め設定された0、0.5、1、1.5、2、2.5、3、4、5、6、10、15L/minの流量のいずれかに選択することができる。ダイヤル22がガス流量調節器10の上面から突出していると、流量目盛23が手で覆われることなく、酸素ガスの流量を示す流量目盛23を目視しながら選定することができる。なお、流量の設定値は、任意であり、これら以外の流量であってもよい。
インジケータ30は、面積式浮遊型のガス流量のインジケータであり、流量調節器20の前方(ガス圧力減圧器11と反対側)の下部に位置し、ゲージ管31、チューブフィッティング32、ゲージ管継手33、及びキャップ34からなる。ゲージ管31は、透明な円筒状樹脂製テーパー管からなり、内部に封入された球状体のフロート(不図示)を有する。ゲージ管31の下端部には、チューブフィッティング32が連結され、上部の側面に設けられた孔を介して、ゲージ管継手33に連結し、また、上端部はキャップ34により密封されている。
流量調節器20で流量が調節された酸素ガスは、ホース口24からインジケータ連結ホース(不図示)を介してチューブフィッティング32に供給され、ゲージ管31の下部端からゲージ管31に流入する。ゲージ管31に流入した酸素ガスは、封入されたフロートを押し上げ、フロートは、押し上げる力とフロートの重さとがバランスした位置で止まり、フロートが止まった位置で、酸素ガスが流れているかを目視確認することができる。更に、酸素ガスは、ゲージ管31の上部の側面に設けられた孔を介して、ゲージ管継手33から流出する。
なお、ガス流量のインジケータ30は、面積式浮遊型に限らず、ガスが流れていることを目視確認できるものであればよい。また、流量調節器20により設定したガス流量が流れていることから、インジケータ30では酸素ガスが流れていることが確認できればよい。したがって、インジケータ30でガス流量を測定する必要はなく、一定量以上のガス流量が流れている場合には、ゲージ管31の上端にフロートが当接して止まっていてもよく、ゲージ管31の長さを短くすることができ、ガス流量調節器10をコンパクトにすることができる。
一方、カバー40の前面のゲージ管31が位置する部分には、開口部41を有し、カバー40に収納されているゲージ管31を目視することができる。開口部41は、ゲージ管31をガス流量調節器10の正面及び両側面の3方向からも目視できるように開口していると、ゲージ管内で浮遊するフロート(不図示)の視認性が良好となり、好ましい。また、ゲージ管31がカバー40の前面下部に位置することから、酸素ガスの流量をダイヤル22を操作して選定する際に、手によって覆われ目視することができない、不都合はない。
フレアー50は、ガス流量調節器10の下部に設けられており、フレアー50の一端がカバー40から突き出している。ゲージ管継手33から流出した酸素ガスは、フレアー連結ホース(不図示)を介してカバー40の内部に位置するフレアー50の他端に設けられたエルボ51からフレアー50に供給され、更に、カバー40から突き出したフレアー40に連結した加湿器6に供給される。
なお、ガス流量調節器10により酸素供給ボックス3に供給された酸素ガスは、一定の圧力に減圧され、所定のガス流量に調節された後、ガス流量調節器10の下面に設けられたフレアー50(図2及び図3参照)を介して取り付けられた加湿器6に供給される。加湿器6に供給された酸素ガスは、加湿器6内で加湿された後、ガス供給口7からガス供給ホース(不図示)を介して酸素マスク(不図示)に供給され、患者により呼気される。
本考案に係るガス流量調節器であれば、医療行為等の妨げとならずコンパクトで、接触による破損の恐れがない、インジケータが一体となった医療用ガス供給設備のガス流量調節器として好適である。
1…医療用ガス供給設備
2…壁面
3…酸素供給ボックス
4…ガス配管
5…ガス取出口
6…加湿器
7…ガス供給口
10…ガス流量調節器
11…ガス圧力減圧器
12…ガス圧力減圧器本体(減圧器本体)
13…インレットプラグ
20…ダイヤル式流量調節器(流量調節器)
21…ダイヤル式流量調節器本体(流量調節器本体)
22…ダイヤル
23…流量目盛
24…ホース口
30…インジケータ
31…ゲージ管
32…チューブフィッティング
33…ゲージ継手
34…キャップ
40…カバー
41…開口部
50…フレアー
51…エルボ

Claims (5)

  1. 医療用ガス供給設備のガス流量調節器であって、
    医療用ガスを減圧するガス圧力減圧器と、
    医療用ガスの流量を調節するダイヤル式流量調節器と、
    医療用ガスの流れを目視確認できるインジケータと、
    前記ガス圧力減圧器と、前記ダイヤル式流量調節器と、前記インジケータを収納するカバーと、
    を備える、ガス流量調節器。
  2. 前記ダイヤル式流量調節器は、前記カバーの上面に突出して配置されたダイヤルを有し、
    前記ダイヤルの前記カバーから突出した部分の前側面に酸素の流量を示す流量目盛が配置されている、請求項1に記載のガス流量調節器。
  3. 前記インジケータは、面積式浮遊型である、請求項1又は2に記載のガス流量調整器。
  4. 前記インジケータは、前記カバーの前側面の下部に開口した開口部の内側に配置されている、請求項3に記載のガス流量調整器。
  5. 前記開口部は、前記カバーの前側面及び両側面に開口している、請求項4に記載のガス流量調節器。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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