JP3206219U - 寄せ植えポット苗固定具 - Google Patents

寄せ植えポット苗固定具 Download PDF

Info

Publication number
JP3206219U
JP3206219U JP2016002170U JP2016002170U JP3206219U JP 3206219 U JP3206219 U JP 3206219U JP 2016002170 U JP2016002170 U JP 2016002170U JP 2016002170 U JP2016002170 U JP 2016002170U JP 3206219 U JP3206219 U JP 3206219U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pot
base
wing member
pot seedling
fixing tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016002170U
Other languages
English (en)
Inventor
宏未 石阪
宏未 石阪
Original Assignee
株式会社アステックホールディングス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社アステックホールディングス filed Critical 株式会社アステックホールディングス
Priority to JP2016002170U priority Critical patent/JP3206219U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3206219U publication Critical patent/JP3206219U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

【課題】ポット苗の外寸法或いは植木鉢の内寸法が多少異なっても、効率的に植木鉢の中にポット苗を寄せ植えすることができる、寄せ植えポット苗固定具を提案すること。【解決手段】植木鉢内に複数のポット苗を固定するための合成樹脂発泡成形体からなる寄せ植えポット苗固定具であって、土台1と、土台上に載置されたポット苗を植木鉢内で固定する複数の羽部材2から成り、土台上にポット苗を載置するための複数のポット苗座7が形成され、各羽部材2は隣接する二つのポット苗と植木鉢の内側面の間に形成される隙間空間に配置される。また、羽部材の少なくとも一つが土台とは別体に形成され、土台の上面周縁部に羽部材収容部3が形成され、土台とは別体に形成されている羽部材の接続部4が羽部材収容部3に収容される寄せ植えポット苗固定具とした。【選択図】図1

Description

本考案は、植木鉢の中に胡蝶蘭等のポット苗を複数個収容する際、それらのポット苗を植木鉢に固定するための寄せ植えポット苗固定具に関するものである。
なお、この明細書の中で、「ポット苗を植木鉢に固定する」とは、植木鉢から取り外し不能にポット苗をしっかりと固定することを意味せず、植木鉢を静かに移動したり、僅かに傾けたりしてもポット苗の配置が変わらない程度に、緩く固定することを意味する。
従来、植木鉢に複数個の胡蝶蘭等のポット苗を植えるとき、ポット苗を固定するためにスチロールカット品を手作業で隙間に詰めて、ポット苗を植木鉢内に固定することが行われていた。
また、スチロールの成型品を使用して、ポット苗を固定することも行われていた(例えば、特許文献1)。
この特許文献1に開示された寄せ植えポット苗固定具は、植木鉢に嵌め込み使用する草花固定用の固定具であって、その台座から複数本の支柱が等間隔に立設されるとともに、円錐形突子が台座中央に立設されている。そして、隣接する二つの支柱の内面と中央の円錐形突子の側面間でポット苗を挟み、各支柱の外周面を植木鉢の内周面に当接させるように形成されている。
実用新案登録第3117647号公報
しかしながら、上記した特許文献1に開示された寄せ植えポット苗固定具にあっては、各支柱と中央の円錐形突子が共に台座に固定されているので、隣接する支柱と中央の円錐形突子の間に広がる空間の広さは一定である。すなわち、その空間の中に嵌め込み、固定することができるポット苗の外寸法は一定のものに限られ、少し外形寸法が異なるだけで、嵌め込むことが不可能になったり、固定できずグラグラしてしまったりすることがあるという問題点があった。また植木鉢の内径とスチロール成形品である寄せ植えポット苗固定具の外径が合っていないと、その間に隙間ができ、その隙間に緩衝材を詰める作業が必須となり、その作業に時間がかかるという問題点もあった。
更に、胡蝶蘭等の寄せ植えの場合、奥の胡蝶蘭を高く、複数の胡蝶蘭を使い、手前の胡蝶蘭を低く配置して懸崖作りを実現することが広く行われているが、特許文献1の寄せ植えポット苗固定具では、各ポット苗が同一高さの台座に載置されるので、そのような懸崖作りを実現することが困難であるという問題点もあった。
本考案は、上述した背景技術が有する課題に鑑みなされたものであって、その目的は、ポット苗の外寸法或いは植木鉢の内寸法が多少異なっても、効率的に植木鉢の中にポット苗を寄せ植えすることができ、また、複数の胡蝶蘭等のポット苗を使って、懸崖作りを容易に実現することができる、寄せ植えポット苗固定具を提案することにある。
上記した目的を達成するため、本考案は、次の〔1〕〜〔8〕に記載の寄せ植えポット苗固定具とした。
〔1〕植木鉢内に複数のポット苗を固定するための合成樹脂発泡成形体からなる寄せ植えポット苗固定具であって、土台と、土台上に載置されたポット苗を植木鉢内で固定する複数の羽部材から成り、上記土台上にポット苗を載置するための複数のポット苗座が形成され、各羽部材は隣接する二つのポット苗と植木鉢の内側面の間に形成される隙間空間に配置される、寄せ植えポット苗固定具において、上記羽部材の少なくとも一つが上記土台とは別体に形成されていることと、上記土台の上面周縁部に羽部材収容部が形成されていることと、土台とは別体に形成されている羽部材の接続部が上記羽部材収容部に収容されることとを特徴とする、寄せ植えポット苗固定具。
〔2〕上記別体に形成されている羽部材が、当該羽部材の下端部に設けられた接続部を中心として回動可能に上記土台の羽部材収容部に収容されていることを特徴とする、上記〔1〕に記載の寄せ植えポット苗固定具。
〔3〕上記別体に形成されている羽部材が、下端部に略円柱形凸部を有し、上記土台の羽部材収容部が、側壁に略円柱形凹部を有し、上記略円柱形凸部が上記略円柱形凹部に嵌まることにより、当該羽部材が回動可能であることを特徴とする、上記〔2〕に記載の寄せ植えポット苗固定具。
〔4〕上記ポット苗座の少なくとも一つの高さが他のポット苗座の高さと異なることを特徴とする、上記〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の寄せ植えポット苗固定具。
〔5〕上記ポット苗座の高さが、上記土台とポット苗の間に敷かれるスペーサの厚さの選択で調整されることを特徴とする、上記〔4〕に記載の寄せ植えポット苗固定具。
〔6〕上記羽部材の内側面が二つの凹面からなり、それら二つの凹面は中央で縦方向に延在する稜線を境界とするように配置されていることを特徴とする、上記〔1〕〜〔5〕のいずれかに記載の寄せ植えポット苗固定具。
〔7〕上記複数の羽部材の凹面で囲まれる空間が、上記土台に近い領域で狭く、遠い領域で広がる形状を上記羽部材が有していることを特徴とする、上記〔6〕に記載の寄せ植えポット苗固定具。
〔8〕上記土台および羽部材が、スチロール系樹脂発泡粒子成形体で形成されていることを特徴とする、上記〔1〕〜〔7〕のいずれかに記載の寄せ植えポット苗固定具。
上記〔1〕に記載の寄せ植えポット苗固定具によれば、羽部材の少なくとも一つが土台とは別体に形成されているので、該別体の羽部材の配置位置を調整することにより、ポット苗の外形寸法が多少一致していなくても、また植木鉢の内径に多少のばらつきがあっても、植木鉢内面と寄せ植えポット苗固定具の間、またポット苗と羽部材の間に隙間ができず、その隙間を埋める作業を省くことができる。
また、上記〔2〕に記載の寄せ植えポット苗固定具によれば、土台に対して羽部材を回動させることができ、かつ土台と羽部材が回動部で結合されているので、羽部材の配置位置の調整が容易であるとともに、取り扱いが便利なものとなる。
更に、上記〔3〕に記載の寄せ植えポット苗固定具によれば、土台に対して羽部材が回動可能である構造を容易に形成できる。
更に、上記〔4〕に記載の寄せ植えポット苗固定具によれば、少なくとも一つのポット苗座の高さが異なるので、胡蝶蘭等の複数のポット苗を用いることにより懸崖作りを容易に実現することができる。
更に、上記〔5〕に記載の寄せ植えポット苗固定具によれば、スペーサを用いてポット苗座の高さを変えることができるので、種々のアレンジで懸崖作りを容易に実現することができる。
更に、上記〔6〕に記載の寄せ植えポット苗固定具によれば、羽部材の内側面が二つの凹面からなり、それら二つの凹面はポット苗の外周凸面にほぼ対応する形状を有するので、ポット苗をしっかりと保持できる。
更に、上記〔7〕に記載の寄せ植えポット苗固定具によれば、ポット苗を収容する空間が、下が狭く上が広いので、ポット苗の着脱が容易である。
更に、上記〔8〕に記載の寄せ植えポット苗固定具によれば、土台および羽部材がスチロール系樹脂発泡粒子成形体により形成されているので、高発泡させ易く、且つ剛性に富むものとなる。
本考案に係る寄せ植えポット苗固定具の好適な実施形態を示した斜視図である。 図1の寄せ植えポット苗固定具の分解図であり、(a)は土台の平面図、(b)は羽部材の側面図である。 図1の寄せ植えポット苗固定具の土台の図であり、(a)は斜視図、(b)は底面図である。 図1の寄せ植えポット苗固定具の羽部材の図であり、(a)は斜視図、(b)は平面図である。 図1の寄せ植えポット苗固定具を植木鉢に入れた状態の横断面図である。 図1の寄せ植えポット苗固定具において羽部材が回動する様子を示した概念的な側面図である。 図1の寄せ植えポット苗固定具を植木鉢に入れ、さらにポット苗を載置した状態を示した概念的な側面図である。
以下、上記した本考案に係る寄せ植えポット苗固定具の好適な実施形態を、胡蝶蘭の複数のポット苗を用いて胡蝶蘭の懸崖作りを可能とする寄せ植えポット苗固定具を例に挙げて詳細に説明する。
なお、本考案は、何らこの実施形態に限定されるものではなく、例えば他の花の懸崖作りを複数のポット苗を用いて実現したり、店のディスプレイ用に複数の花種からなる豪華な寄せ植えを実現したりする場合等にも適用できる。
本考案に係る寄せ植えポット苗固定具は、一つの土台と、複数の羽部材を備え、土台と少なくとも一つの羽部材は、別体に形成されている。本考案の好適な実施形態である図1の寄せ植えポット苗固定具の場合、図2に示すように、寄せ植えポット苗固定具は、一つの土台1と、3個の羽部材2、すなわち、第1の羽部材2Aと、第2の羽部材2Bと、第3の羽部材2Cを備える。そして、第1と第2の羽部材2A,2Bは、同一長さで長いものに形成され、第3の羽部材2Cは、他の2本のものより短いものに形成されている。
この寄せ植えポット苗固定具の土台1は、図3に示すように、軸が鉛直方向であり、上部分が下部分よりやや広い截頭円錐状の形状を有し、土台上面の周縁にほぼ等間隔(120度間隔)で、3箇所に羽部材収容部3(3A,3B,3C)が形成されている。他方、各羽部材2には、図4に示すように、一端にそれぞれ接続部4が形成されている。そして、上記各羽部材の接続部4を上記土台の羽部材収容部3にそれぞれ嵌め込むことにより、各羽部材2は土台1に接続される。
寄せ植えポット苗固定具の各羽部材の接続部4には、それぞれ回動軸となる略円柱形凸部5が形成され、上記土台の羽部材収容部3には、側壁に略円柱形凹部6がそれぞれ形成されている。そして、上記略円柱形凸部5が上記略円柱形凹部6に嵌まることにより、各羽部材2が土台1に対して回動可能に装着されている。なお各羽部材の接続部4の回動軸は、土台の羽部材収容部3の位置における上面周縁円の接線と平行に配置される。これ故、接続部4を羽部材収容部3に収容して接続すると、図6に示すように、各羽部材2の上端はそれぞれの接続部4を中心として、土台1の中心軸1zから遠ざかり、あるいは近づくように回動できる。
図1の寄せ植えポット苗固定具は、3鉢のポット苗を寄せ植えするためのものであって、図1と図5に示すように、3つのポット苗座7、すなわち第1と第2と第3のポット苗座7A,7B,7Cが土台1の上面にほぼ等間隔(120度間隔)で、上記羽部材収容部3と交互の位置に形成されている。胡蝶蘭等のポット苗は、このポット苗座7の上に載置される。
胡蝶蘭等のポット苗を複数個並べるとき、ポット苗間に高低差を設けることができると、アレンジメントの可能性が広がる。例えば奥に位置する胡蝶蘭を高く配置し、手前の胡蝶蘭を低く配置し、菊作りにおける懸崖作りと似た豪華な胡蝶蘭の懸崖作りをする等が可能になる。この目的のため、特定のポット苗座の上に載置されるポット苗の高さを他のポット苗より高くするため、突出段部或いはスペーサを使うことができる。本考案に係る寄せ植えポット苗固定具では、寄せ植えのアレンジメント構成によっては、複数のポット苗座に突出段部或いはスペーサを配置することも可能であり、またスペーサを使う場合、種々の厚さのスペーサを用意しておき、適宜選択して厚さに変化を与えることも可能である。図1の実施形態では、第1のポット苗座7Aの部分に突出段部8を一体成形している。そして、該突出段部8の両側に位置する羽部材収容部3A,3Bに長さの長い第1と第2の羽部材2A,2Bを装着し、残りの羽部材収容部3Cに長さの短い第3の羽部材2Cを装着している。
ポット苗は水平断面がほぼ円形であり、外周は凸面形状となっている。これに合わせて、各羽部材2のポット苗に当接する側の面は、その円形形状に密接できるように、2つの凹面で形成されている。すなわち、図4に示すように、各羽部材2の内側面(ポット苗に当接する側の面)は二つの凹面9(9a,9b)からなり、それら二つの凹面9は中央で縦方向に延在する稜線10を境界とするように配置されている。羽部材2の外側面(植木鉢に当接する側の面)は凸面11に形成されている。そして、一つのポット苗は隣接する2つの羽部材の一つの凹面に当接し、各羽部材の他の凹面はその羽部材に隣接する他のポット苗に当接する。この結果、3つのポット苗と3つの羽部材が土台1の上面の円周に沿って交互に並べられる。図5を用いて、これをさらに詳しく説明する。
本考案に係る寄せ植えポット苗固定具は植木鉢に入れられた状態で使われる。図5は、ポット苗がまだ置かれていない寄せ植えポット苗固定具を植木鉢20に入れた状態での横断面図である。各ポット苗座7A,7B,7C上に載置される(図示しない)各ポット苗は、両側に隣接する羽部材2の一つの凹面に当接する。例えば、第1のポット苗座7Aに載置される(図示しない)ポット苗は、隣接する第1の羽部材2Aの凹面9bと第2の羽部材2Bの凹面9aに当接する。すなわち、それらのポット苗と羽部材は、土台上面の円周に沿って交互に配置される。そして、羽部材2の外側の凸面11は植木鉢20の内面に当接し、内側はポット苗同士が当接する。この結果、複数のポット苗は土台1の上でかつ植木鉢20の内側で固定される。
図7は、植木鉢20の中に置かれた寄せ植えポット苗固定具の土台1の上に3個のポット苗30(30A,30B,30C)が置かれ(30Bは重なって見えない)、羽部材2がポット苗30と植木鉢20の内面の間で、ポット苗を固定している状態を概念的に示している。ポット苗30Aは突出段部8上に置かれ、他の2つのポット苗30B,30C(30Bは重なって見えない)は土台1の上に置かれている。これにより、奥に位置する例えば胡蝶蘭を高く配置し、手前の胡蝶蘭を低く配置し、菊作りにおける懸崖作りと似た豪華な胡蝶蘭の懸崖作りをする等が可能になる。
上記羽部材2は、図2(b)と図4(a)に示すように、複数の羽部材2の凹面9で囲まれる空間が土台1に近い領域で狭く、遠い領域で広がる形状を有する。すなわち、接続部4に近い部分より離れるに従って幅が広く形成されている。
植木鉢20も土台1も、下方より上方が広い截頭円錐形であり、さらに、図6に示すように羽部材2は下端部を中心として外側に回動可能であるので、植木鉢20に土台1を入れるとき抵抗がなく、作業は容易である。またポット苗30も同じく下方より上方が広い截頭円錐形であるので、ポット苗30を植木鉢20の中の寄せ植えポット苗固定具の中に載置することも非常に容易であり、作業効率が高い。
寄せ植えポット苗固定具を植木鉢20に入れ、さらに胡蝶蘭等のポット苗30を載置した状態でも植物に水やりは欠かせない。その時、余分な水を排出する必要がある。このため、土台1の中心には排水口12が設けられ、図3(b)に示すように底面には排水溝13が設けられている。
上記した構成の本考案に係る寄せ植えポット苗固定具の土台1及び羽部材2を形成する合成樹脂発泡成形体に制限はないが、例えば、ゴム変性ポリスチレンやポリスチレン等のスチレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂やポリプロピレン系樹脂等のオレフィン系樹脂などの汎用樹脂が例示され、これらの中でも高発泡させ易く、剛性に富むことからスチレン系樹脂が好ましい。
また、発泡成形体の形態としては、上記した複雑な形状や、大きな形状であっても容易に製造できることから、発泡粒子を型内に充填して加熱成形された発泡粒子成形体が好ましい。この発泡粒子成形体は、例えば樹脂粒子に発泡剤を含浸させて発泡性樹脂粒子を作製し、前記発泡性樹脂粒子を発泡させて発泡粒子を得て、前記発泡粒子を所定形状の金型内に充填し、蒸気等で加熱して発泡粒子を融着させて型内成形することで得ることができる。
以上、ポット苗を3個載置するための寄せ植えポット苗固定具を例にして、本考案に係る寄せ植えポット苗固定具を説明してきたが、本考案の技術的範囲はこの実施形態のものに限られず、本考案の技術思想の範囲内で想到し得る変更、修正が可能であることは言うまでもない。
例えば、土台の形状を四角形にすること、載置するポット苗の数を4以上にすること、羽部材の回動中心部における接続部の形状を変えたり、回動をロックする機構を形成すること、突出段部を使わずに土台の上面にスペーサを置くことによってポット苗の高さを変えること、あるいは羽部材の一部は回動可能で一部は土台と一体に成型すること等は、当然に本考案の技術的範囲に属する。
本考案に係る寄せ植えポット苗固定具は、ポット苗の外寸法或いは植木鉢の内寸法が多少異なっても、効率的に植木鉢の中に寄せ植えすることができ、また、複数の胡蝶蘭等のポット苗を使って、懸崖作りを容易に実現することができるので、寄せ植えポット苗を植木鉢内において固定する道具として、広く用いることができる。
1 土台
2,2A,2B,2C 羽部材
3,3A,3B,3C 羽部材収容部
4 接続部
5 略円柱形凸部(回動軸)
6 略円柱形凹部
7,7A,7B,7C ポット苗座
8 突出段部
9,9a,9b 凹面
10 稜線
11 凸面
12 排水口
13 排水溝
20 植木鉢
30,30A,30B,30C ポット苗

Claims (8)

  1. 植木鉢内に複数のポット苗を固定するための合成樹脂発泡成形体からなる寄せ植えポット苗固定具であって、土台と、土台上に載置されたポット苗を植木鉢内で固定する複数の羽部材から成り、上記土台上にポット苗を載置するための複数のポット苗座が形成され、各羽部材は隣接する二つのポット苗と植木鉢の内側面の間に形成される隙間空間に配置される、寄せ植えポット苗固定具において、上記羽部材の少なくとも一つが上記土台とは別体に形成されていることと、上記土台の上面周縁部に羽部材収容部が形成されていることと、土台とは別体に形成されている羽部材の接続部が上記羽部材収容部に収容されることとを特徴とする、寄せ植えポット苗固定具。
  2. 上記別体に形成されている羽部材が、当該羽部材の下端部に設けられた接続部を中心として回動可能に上記土台の羽部材収容部に収容されていることを特徴とする、請求項1に記載の寄せ植えポット苗固定具。
  3. 上記別体に形成されている羽部材が、下端部に略円柱形凸部を有し、上記土台の羽部材収容部が、側壁に略円柱形凹部を有し、上記略円柱形凸部が上記略円柱形凹部に嵌まることにより、当該羽部材が回動可能であることを特徴とする、請求項2に記載の寄せ植えポット苗固定具。
  4. 上記ポット苗座の少なくとも一つの高さが他のポット苗座の高さと異なることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の寄せ植えポット苗固定具。
  5. 上記ポット苗座の高さが、上記土台とポット苗の間に敷かれるスペーサの厚さの選択で調整されることを特徴とする、請求項4に記載の寄せ植えポット苗固定具。
  6. 上記羽部材の内側面が二つの凹面からなり、それら二つの凹面は中央で縦方向に延在する稜線を境界とするように配置されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の寄せ植えポット苗固定具。
  7. 上記複数の羽部材の凹面で囲まれる空間が、上記土台に近い領域で狭く、遠い領域で広がる形状を上記羽部材が有していることを特徴とする、請求項6に記載の寄せ植えポット苗固定具。
  8. 上記土台および羽部材が、スチロール系樹脂発泡粒子成形体で形成されていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の寄せ植えポット苗固定具。
JP2016002170U 2016-05-12 2016-05-12 寄せ植えポット苗固定具 Active JP3206219U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016002170U JP3206219U (ja) 2016-05-12 2016-05-12 寄せ植えポット苗固定具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016002170U JP3206219U (ja) 2016-05-12 2016-05-12 寄せ植えポット苗固定具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3206219U true JP3206219U (ja) 2016-09-08

Family

ID=56855950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016002170U Active JP3206219U (ja) 2016-05-12 2016-05-12 寄せ植えポット苗固定具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3206219U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020025488A (ja) * 2018-08-10 2020-02-20 トーホー工業株式会社 発泡樹脂製の鉢内台座

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020025488A (ja) * 2018-08-10 2020-02-20 トーホー工業株式会社 発泡樹脂製の鉢内台座
JP7199782B2 (ja) 2018-08-10 2023-01-06 トーホー工業株式会社 発泡樹脂製の鉢内台座

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4083146A (en) Device for continuously watering plants in flower pots or boxes
US20040216376A1 (en) Umbrella planter with a snap-on base
US20180220606A1 (en) Combination tiered modular kit assembly including hydroponic basket for growing plants in a bucket
KR200444732Y1 (ko) 간이 회전식 화분
JP7199782B2 (ja) 発泡樹脂製の鉢内台座
JP3206219U (ja) 寄せ植えポット苗固定具
JP3225207U (ja) 鉢植胡蝶蘭集合体
JP3117647U (ja) ポット苗の寄せ植え用固定具
TWI743999B (zh) 花卉集成組裝固定結構(一)
KR20120007204A (ko) 조경용 화분 및 이를 이용한 조경용 화분 조립체
CN210808415U (zh) 一种旋转式花盆
JP5882863B2 (ja) 寄植え用ポット保持成型品
KR101367864B1 (ko) 분갈이용 화분 거치대
JP3172204U (ja) 鑑賞器具
KR102605115B1 (ko) 화분받침대
JP3158744U (ja) 花植え鉢
KR101369698B1 (ko) 넘어지지 않는 생화꽂이용 화분
JP3230504U (ja) 植物苗育成具
JP2019058212A (ja) フラワーアレンジメントシステム
KR102125792B1 (ko) 수족관 겸용 조립식 화분 및 그 화분을 이용한 파티션 형성방법
JP3204012U (ja) 三次元立体植木鉢若しくは三次元立体花瓶
KR200473963Y1 (ko) 화분
TW202211785A (zh) 花卉集成組裝固定結構(三)
TWM636735U (zh) 球面蘭花盆景之集成盤體結構
KR100367999B1 (ko) 분경용 화분

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3206219

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250