JP3205918U - 液体受容空間を有する水素水生成機 - Google Patents
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Abstract
【課題】電極ボックスを、液体を貯蔵可能な構造にするとともに電解を行う水素水生成機を提供する。【解決手段】水素水生成機は、ケース21と、制御回路22と、電極装置23とを含む。ケース21は、少なくとも1つの液体受容空間211と、少なくとも1つの防水空間212とを備える。制御回路22が少なくとも1つの防水空間212に設けられている。電極装置23が制御回路22に電気的に接続され、少なくとも1つの液体受容空間211に設けられている。【選択図】図2B
Description
本考案は、水素水生成機に関し、特に、液体受容空間を有する水素水生成機に関する。
現代の人々は、生活が忙しく、ストレスが溜まるため、人々の多くは、心身がリラックスし、エネルギーを高める様々な方法を積極的に求めてきた。そのうち近年幅広く利用されている方法は、ユーザが水素水生成機で水分子を電解して水素ガスと酸素ガスを発生させ、ユーザに吸い取り、飲用または吸収させることである。
図1を参照する。図1は、従来の水素水生成機の使用模式図である。図1は水素水生成機1の本体10および電極ボックス12を示しており、電極ボックス12内に本体10の電源の正極と負極に電気的に接続された2つの電極片(図示せず)が設けられている。水素水生成機1の作動原理としては、正、負極性のある電極片を水の中に入れて、水を電解して正の水素イオンと負の水酸化物イオンを発生させることである。
図1に示すように、水素水生成機1を実際に使用する時は、例えば、洗面器や、浴槽またはやかんなどの容器内に電極ボックス12を入れるとともに、水素水生成機1の本体10に電気的に接続して利用する。しかし、容器本体と電極ボックス12とは別体であるため、洗面器、浴槽またはやかんなどの容器のいずれも、より多くの空間を占用してしまう。有線で電気的に接続された水素水生成機の本体を電極ボックスと組み合わせ、さらに、電極ボックスを、液体を貯存可能な構造にするとともに電解を行うように設計すれば、使用者がより便利に使用可能である。
そのため、どのようにすれば、使用者のニーズに対して上述した問題を改善可能である水素水生成機を提供できるかが、現在早急に研究すべき課題となっている。
前記問題に鑑みて、本考案は、ケースと、制御回路と、電極装置とを含む液体受容空間を有する水素水生成機を提供することを主な目的とする。ケースは、少なくとも1つの液体受容空間と、少なくとも1つの防水空間とを備える。制御回路が少なくとも1つの防水空間に設けられている。電極装置が制御回路に電気的に接続され、少なくとも1つの液体受容空間に設けられている。
上記のように、本考案は、単独の電源を有し、すべての水素水生成機に適用可能であるとともに、使用者のニーズに応じて様々な形式の容器ケースおよび形状に設計することで、液体を液体受容空間に貯存して電解を行うことができる。この容器の機能を使うことができる液体受容空間を有する水素水生成機を提供することによって、使用者はより便利に水素水生成機を使うことができ、物品の占める空間及びコストを減らすことができる。
図2A、図2B及び図2Cを参照する。図2A、図2B及び図2Cは、本考案に係る液体受容空間を有する水素水生成機の斜視図、断面図及び断面斜視図である。
液体受容空間を有する水素水生成機2は、ケース21と、制御回路22と、電極装置23とを含む。ケース21は、少なくとも1つの液体受容空間211と、少なくとも1つの防水空間212とを備える。制御回路22が少なくとも1つの防水空間212に設けられている。電極装置23が制御回路22に電気的に接続され、少なくとも1つの液体受容空間211に設けられている。
液体受容空間を有する水素水生成機2は、ケース21と、制御回路22と、電極装置23とを含む。ケース21は、少なくとも1つの液体受容空間211と、少なくとも1つの防水空間212とを備える。制御回路22が少なくとも1つの防水空間212に設けられている。電極装置23が制御回路22に電気的に接続され、少なくとも1つの液体受容空間211に設けられている。
本考案の実施例では、ケース21は、鍋や、茶碗、足洗い容器、ティーカップ、うがい用コップ、洗面器、浴槽またはやかんなどいかなる液体を貯存可能な容器またはケースをも含み、使用者は、例えば水の液体を容器またはケースに入れる時、水を電解すると同時にこの容器またはケースの機能を利用することができる。例えば、水を洗面器に入れて水を電解するとともに、使用者が顔を洗う動作を同時に行うこともできるため、水素と酸素を同時に吸収することができる。
液体受容空間を有する水素水生成機2は、さらに、少なくとも1つの液体受容空間211を覆う少なくとも1つのカバーを有する。使用者の異なる使用要求に合わせるため、カバーの形状は、対応して設計すればよい。例えば、カバーは、少なくとも1つの管体を介して少なくとも1つの付属部品に接続するために、少なくとも1つの穴または少なくとも1つのスリットを含む形に設計してもよい。
付属部品は、鼻チューブ、目カバーまたはフェースマスクを含む。付属部品の接続方式及び詳細については、出願者による日本の実願2016−001796号「組み立て式水素水生成装置」の記載を参照し、ここで繰返して説明しない。
付属部品は、鼻チューブ、目カバーまたはフェースマスクを含む。付属部品の接続方式及び詳細については、出願者による日本の実願2016−001796号「組み立て式水素水生成装置」の記載を参照し、ここで繰返して説明しない。
また、液体受容空間を有する水素水生成機2は、さらに、少なくとも1つの液体受容空間211に設けられた少なくとも1つのアトマイザ24を含む。
アトマイザ24は、浸水式及び非浸水式を含む。浸水式のアトマイザ24は、液体受容空間を有する水素水生成機2全体を液体の中に入れて使い、非浸水式のアトマイザ24は、液面上で使うものであり、両者は、ともに水を電解して生成された水素と酸素とを霧化した液体と合わせて噴出して空気の中または水の中に散らすように用いられる。
アトマイザ24は、浸水式及び非浸水式を含む。浸水式のアトマイザ24は、液体受容空間を有する水素水生成機2全体を液体の中に入れて使い、非浸水式のアトマイザ24は、液面上で使うものであり、両者は、ともに水を電解して生成された水素と酸素とを霧化した液体と合わせて噴出して空気の中または水の中に散らすように用いられる。
なお、前記霧化した方法で水素と酸素を噴出する以外、液体受容空間を有する水素水生成機2は、少なくとも1つの防水空間212内に設けられたエアポンプ(図示せず)を含み、エアポンプは、少なくとも1つの液体受容空間211に接続された少なくとも1つの吐出管を含み、電解した水素と酸素を気体として大量に吐出する。噴出した水素と酸素が前記の様々な付属部品に接続され、使用者により多くの水素と酸素を吸収させることが可能になる。
電極装置23は、少なくとも2つの電極片を含み、ケース21の形状に合わせて垂直方向または水平方向に少なくとも1つの液体受容空間211内に設けられている。電極片は、円形形状または菱形形状などの様々な形に設けてもよい。異なる形状の大きさは、異なる表面積を有し、電極片間の電界の大きさが異なり、よって、濃度の多寡の異なる水素と酸素が発生する。電極片上に少なくとも1つの穴を含む形の設計の詳細については、出願者による日本の実願2015―005368号「水素水生成機の電極改良構造」に記載のように、水分子が電解反応する効率を大幅に高めることができるが、ここでは繰返して説明しない。
少なくとも2つの電極片は、少なくとも2つの電極片の間に設けられた少なくとも1つのフィルムを含み、フィルムは、高導電率を有するため、電極片間の電界強度を高めることができ、さらに導電率を向上することができる。構造の詳細は、出願者による日本の実願2016−001796号「組み立て式水素水生成装置」の記載のとおりであり、ここで繰返して説明しない。
少なくとも2つの電極片は、少なくとも2つの電極片の間に設けられた少なくとも1つのフィルムを含み、フィルムは、高導電率を有するため、電極片間の電界強度を高めることができ、さらに導電率を向上することができる。構造の詳細は、出願者による日本の実願2016−001796号「組み立て式水素水生成装置」の記載のとおりであり、ここで繰返して説明しない。
制御回路22は、定電源221または無線電力供給ユニット222を含み、無線電力供給ユニット222は、無線電力受信素子222Aと無線電力送信素子222Bとを含み、無線または定電源の方式で水素水生成機の電力を供給することができる。詳細な給電原理及び動作は、出願者による日本の実願2016−001615号「無線電力供給の水素水生成機」内の記載のとおりであり、ここでは繰返して説明しない。
また、水素水生成機は、独立する電源を使うので、漏電の危険を避けるため、制御回路は、警報ランプの機能を備えるLEDに電気的に接続された漏電遮断器(図示せず)を含む。使用中例えば、電池の定電源の電気量が不足、或いは、制御回路22がショートを発生すると、漏電遮断器は、電源との電気的接続を遮断するとともにLEDの警報ランプを点灯させて、使用者に警報する。漏電遮断器の作動原理及び設計については、出願者による日本の実願2016−000195号「多機能水素水生成機」に記載の切替スイッチと同様であるので、ここで繰返して説明しない。
また、水素水生成機は、少なくとも1つの電源スイッチ26と、極性切替スイッチとを含む。少なくとも1つの電源スイッチ26と極性切替スイッチとがケース21に設けられている。極性切替スイッチの作動及び原理については、出願者による日本の実願2015−005369「自動切替電極片極性の水素水生成機」の記載のとおりであるので、ここで繰返して説明しない。
上述したように、本考案は、単独の電源を有し、すべての水素水生成機に適用可能となるとともに、使用者のニーズに応じて様々な形式の容器ケースおよび形状に設計することで、液体を液体受容空間に貯存して電解を行う。また、この容器の機能を使うことができる液体受容空間を有する水素水生成機を提供することによって、使用者はより便利に水素水生成機を使うことができ、物品の占める空間及びコストを減らすことができる。
以上に説明したのは、本考案の好ましい実施例にすぎず、本考案の請求範囲を限定するものではなく、いずれの本考案の明細書及び図面内容を運用して実施した等価な構造変形も、本考案の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
1 水素水生成機
10 本体
12 電極ボックス
2 水素水生成機
21 ケース
211 液体受容空間
212 防水空間
22 制御回路
221 定電源
222 無線電力供給ユニット
222A 無線電力受信素子
222B 無線電力送信素子
23 電極装置
24 アトマイザ
26 電源スイッチ
10 本体
12 電極ボックス
2 水素水生成機
21 ケース
211 液体受容空間
212 防水空間
22 制御回路
221 定電源
222 無線電力供給ユニット
222A 無線電力受信素子
222B 無線電力送信素子
23 電極装置
24 アトマイザ
26 電源スイッチ
Claims (16)
- 少なくとも1つの液体受容空間と、少なくとも1つの防水空間とを備えるケースと、
前記少なくとも1つの防水空間に設けられた制御回路と、
前記制御回路に電気的に接続され、前記少なくとも1つの液体受容空間に設けられた電極装置と、を含む液体受容空間を有する、
水素水生成機。 - さらに、前記少なくとも1つの液体受容空間に設けられた少なくとも1つのアトマイザを含むことを特徴とする請求項1に記載の液体受容空間を有する水素水生成機。
- 前記ケースの前記少なくとも1つの液体受容空間は、少なくとも1つの穴または少なくとも1つのスリットを含むことを特徴とする請求項1に記載の液体受容空間を有する水素水生成機。
- さらに、前記少なくとも1つの液体受容空間を覆う少なくとも1つのカバーを含むことを特徴とする請求項1に記載の液体受容空間を有する水素水生成機。
- 前記カバーは、少なくとも1つの穴または少なくとも1つのスリットを含むことを特徴とする請求項4に記載の液体受容空間を有する水素水生成機。
- さらに、少なくとも1つの管体を介して前記カバーの少なくとも1つの穴または少なくとも1つのスリットに接続する少なくとも1つの付属部品を含むことを特徴とする請求項5に記載の液体受容空間を有する水素水生成機。
- 前記少なくとも1つの付属部品は、鼻チューブ、目カバーまたはフェースマスクのいずれかを含むことを特徴とする請求項6に記載の液体受容空間を有する水素水生成機。
- 前記ケースは、鍋、茶碗、足洗い容器、ティーカップ、うがい用コップ、洗面器、浴槽またはやかんのいずれかを含むことを特徴とする請求項1に記載の液体受容空間を有する水素水生成機。
- さらに、前記少なくとも1つの防水空間に設けられ、前記少なくとも1つの液体受容空間に設けられた吐出管を有するエアポンプを含むことを特徴とする請求項1に記載の液体受容空間を有する水素水生成機。
- 前記電極装置は、少なくとも2つの電極片を含むことを特徴とする請求項1に記載の液体受容空間を有する水素水生成機。
- 前記少なくとも2つの電極片は、前記少なくとも1つの液体受容空間に垂直方向または水平方向に設けられていることを特徴とする請求項10に記載の液体受容空間を有する水素水生成機。
- 前記少なくとも2つの電極片は、さらに、前記少なくとも2つの電極片の間に設けられた少なくとも1つのフィルムを含むことを特徴とする請求項10に記載の液体受容空間を有する水素水生成機。
- 前記少なくとも2つの電極片は、円形形状または菱形形状を含むことを特徴とする請求項10に記載の液体受容空間を有する水素水生成機。
- 前記少なくとも2つの電極片は、少なくとも1つの穴を含むことを特徴とする請求項13に記載の液体受容空間を有する水素水生成機。
- 前記制御回路は、無線電力供給ユニットまたは定電源を含むことを特徴とする請求項1に記載の液体受容空間を有する水素水生成機。
- 前記ケースは、少なくとも1つの電源スイッチを含むことを特徴とする請求項1に記載の液体受容空間を有する水素水生成機。
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WO2018117474A1 (ko) * | 2016-12-19 | 2018-06-28 | 주식회사 파이노 | 스파 기기 |
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