JP3205085U - 装飾体 - Google Patents
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Abstract
【課題】部品の共通化を図りながら簡単な構造で交換することができる装飾体及びそれに用いられる取付具を提供する。【解決手段】装飾体本体10が台座20に取り付けられた装飾体において、装飾体本体の台座側に一又は複数のマグネット13を固定し、台座の装飾体本体側に一又は複数のマグネット23を固定し、装飾体本体のマグネットの固定位置が、台座のマグネットの固定位置に対応しており、台座に固定されたマグネットが、装飾体本体に固定されたマグネットを吸着し、装飾体本体が台座に取り外し可能に取り付けられる。【選択図】図4
Description
本考案は、広告や看板などの各種媒体を交換し易くするための装飾体とそれに用いられる取付具に関する。
事業を営む企業では、広告や看板などの各種媒体を用いて人目を引くように工夫している。例えば、直方体の枠組みを構成したフレームに対して6枚のプレートを取り付け、その内部に発光部を収容し、内側から照明している。プレートは、透光性を有し、文字、図形、記号などにより情報を表している。また、各種媒体には後付けでフレームに沿ってLED照明が取り付けられている。
本考案者は、文字、図形、記号などの少なくとも何れかが付されたプレートと、そのプレートの輪郭に沿った形状を有する発泡樹脂製のフレームと、を有し、そのフレームにプレートを取り付けて装飾体を構成する表示体又は装飾体を開発してきた。そのフレームの内周面にはLEDモジュールを取り付け、装飾体内にトランス等の給電部品を内蔵して一体感を持たせていた(例えば特許文献1)。
しかしながら、装飾体内に給電部品を内蔵しているため、装飾体の部品点数が多くなる。一方、装飾体のプレートには文字、図形、記号等の各種情報が付されるため、装飾体の交換頻度が高い。このような装飾体の交換の要請と安価な装飾体の低廉化とにはミスマッチが生じていた。
そこで、本考案は、部品の共通化を図りながら、簡単な構造で、容易に交換することができる装飾体を提供することを一つの目的とする。また、そのような装飾体に用いられる取付具を提供することを一つの目的とする。
本考案のコンセプトは次の通りである。
[1] 装飾体本体が台座に取り付けられて構成された装飾体において、
前記装飾体本体の前記台座側に一又は複数のマグネットが固定され、
前記台座の前記装飾体本体側に一又は複数のマグネットが固定され、
前記装飾体本体への前記マグネットの固定位置が、前記台座へのマグネットの固定位置に対応しており、
前記台座に固定されたマグネットが、前記装飾体本体に固定されたマグネットを吸着し、前記装飾体本体が前記台座に取り外し可能に取り付けられることを特徴とする装飾体。
[2] 前記台座において前記マグネットが固定された任意の二つの位置に、給電コントローラからの配線の末端の一方の端子と他方の端子とが固定具により固定され、
前記装飾体本体において前記マグネットが固定された任意の二つの位置に、電子部品への配線の末端の一方の端子と他方の端子とが固定具により固定され、
前記装飾体本体への前記一方の端子の固定位置が、前記台座への前記一方の端子の固定位置に対応しており、
前記装飾体本体への前記他方の端子の固定位置が、前記台座への前記他方の端子の固定位置に対応しており、
前記台座に固定されたマグネットが、前記装飾体本体に固定されたマグネットを吸着する際、前記給電コントローラからの配線の末端の一方の端子と前記電子部品への配線の末端の一方の端子とが電気的に接続され、前記給電コントローラからの配線の末端の他方の端子と前記電子部品への配線の末端の他方の端子とが電気的に接続される、前記[1]に記載の装飾体。
[3] 第一の物体を第二の物体に取り付ける際に使用され、
貫通穴を有するマグネットと、
前記貫通穴の側面に設けられる絶縁部と、
前記貫通穴に前記絶縁部を介して装着され頭部及び軸部からなる通電性のボルトと、
前記第一の物体、前記第二の物体の何れか一方の物体と前記マグネットとの間に装着される第一の端子と、
前記一方の物体への前記第一の端子の装着側と逆側で、前記ボルトの軸部に装着される第二の端子と、
前記第二の端子を前記一方の物体に密着して固定するナットと、
を備える、取付具。
[4] 前記装飾体本体において前記マグネットが固定された任意の一つの部位が、前記台座において前記マグネットが固定された任意の一つの部位と対応しており、
その対応した部位への前記マグネットの固定が、何れも、前記[3]に記載の取付具を用いてなされている、前記[1]に記載の装飾体。
[1] 装飾体本体が台座に取り付けられて構成された装飾体において、
前記装飾体本体の前記台座側に一又は複数のマグネットが固定され、
前記台座の前記装飾体本体側に一又は複数のマグネットが固定され、
前記装飾体本体への前記マグネットの固定位置が、前記台座へのマグネットの固定位置に対応しており、
前記台座に固定されたマグネットが、前記装飾体本体に固定されたマグネットを吸着し、前記装飾体本体が前記台座に取り外し可能に取り付けられることを特徴とする装飾体。
[2] 前記台座において前記マグネットが固定された任意の二つの位置に、給電コントローラからの配線の末端の一方の端子と他方の端子とが固定具により固定され、
前記装飾体本体において前記マグネットが固定された任意の二つの位置に、電子部品への配線の末端の一方の端子と他方の端子とが固定具により固定され、
前記装飾体本体への前記一方の端子の固定位置が、前記台座への前記一方の端子の固定位置に対応しており、
前記装飾体本体への前記他方の端子の固定位置が、前記台座への前記他方の端子の固定位置に対応しており、
前記台座に固定されたマグネットが、前記装飾体本体に固定されたマグネットを吸着する際、前記給電コントローラからの配線の末端の一方の端子と前記電子部品への配線の末端の一方の端子とが電気的に接続され、前記給電コントローラからの配線の末端の他方の端子と前記電子部品への配線の末端の他方の端子とが電気的に接続される、前記[1]に記載の装飾体。
[3] 第一の物体を第二の物体に取り付ける際に使用され、
貫通穴を有するマグネットと、
前記貫通穴の側面に設けられる絶縁部と、
前記貫通穴に前記絶縁部を介して装着され頭部及び軸部からなる通電性のボルトと、
前記第一の物体、前記第二の物体の何れか一方の物体と前記マグネットとの間に装着される第一の端子と、
前記一方の物体への前記第一の端子の装着側と逆側で、前記ボルトの軸部に装着される第二の端子と、
前記第二の端子を前記一方の物体に密着して固定するナットと、
を備える、取付具。
[4] 前記装飾体本体において前記マグネットが固定された任意の一つの部位が、前記台座において前記マグネットが固定された任意の一つの部位と対応しており、
その対応した部位への前記マグネットの固定が、何れも、前記[3]に記載の取付具を用いてなされている、前記[1]に記載の装飾体。
本考案によれば、装飾体本体をニーズに応じて種々用意し、装飾体本体が取り付けられる台座を共通化することで部品の共通化を図り、かつ、装飾体本体及び台座にそれぞれ対応する部位にマグネットを取り付けることで、台座に装飾体本体を簡易に取り付けることができ、しかも容易に交換することができる。また、給電配線からの配線の末端の端子、電子部品への配線の末端の端子をマグネットの部位に取り付けておくことで電気的な接続も容易にすることができる。また、本考案によれば、マグネットと第一の端子とが接続され、ボルトと第二の端子とが接続されるので、一種類の取付具により電気的な接続と取付けとを同時に行うことができる。
以下、図面を参照しながら、本考案を好ましい実施形態について詳細に説明するが、本考案の範囲において適宜変更してもよい。
図1は本考案の実施形態に係る装飾体を模式的に示す図であり、図2は図1に示す装飾体本体の底面側の斜視図であり、図3は図1に示す台座の上面側の斜視図である。本考案の実施形態に係る装飾体100は、例えば図1に示すように、装飾体本体10が台座20に取り付けられて構成される。
装飾体本体10は、台座側、例えば装飾体本体10の底面11の外側にマグネット装着用の部位12を一又は複数備え、各部位12にマグネット13が固定具14により固定されている。マグネット13は、S極とN極とが上下方向に向いて配置され、例えばネオジウム磁石が挙げられるが、その他の磁石でもよい。図示の形態においては、装飾体10の底面11において、左右上下の四か所に、マグネット装着用の部位12を設け、各部位12にマグネット13を装着している。固定具14は、例えばボルト及びナットで構成され、ワッシャーなどが追加されてもよい。固定具14は、金属メッキ等により導電性を付与されてもよい。
台座20は、装飾体本体側、例えば台座20の上面21の外側に、マグネット装着用の部位22を一又は複数備え、各部位22にマグネット23が固定具24で固定されている。マグネット23は、S極とN極とが上下方向に向いて配置され、例えばネオジウム磁石が挙げられるが、その他の磁石でもよい。固定具24は、例えばボルト及びナットから構成され、ワッシャーなどが追加されてもよい。固定具24は、金属メッキ等により導電性を付与されてもよい。
装飾体本体10へのマグネット13の固定位置が、台座20へのマグネット23の固定位置に対応しており、装飾体本体10のマグネット装着用の部位12が、台座20のマグネット23の位置に対応する部位である。その対応するマグネット13,23は、向かい合う面が異極となるように配置される。よって、台座20に装飾体本体10を載せると、台座20のマグネット22が装飾体本体10のマグネット13を吸引し、装飾体本体10が台座20に容易に取り付けられる。逆に、マグネット13とマグネット23との吸引力に抗して装飾体本体10を持ち上げたりすることにより、台座20から装飾体本体10を比較的簡易に取り外しすることができる。
さらに好ましい形態について詳細に説明する。図4は図1に示す装飾体の部分断面図である。
装飾体10においてマグネット13を固定する部位に貫通穴15が設けられ、マグネット13の貫通穴にボルト16の軸部16aを挿入した上で、ボルト16の軸部16aを貫通穴15に通し、ボルト16の軸部16aとナット17とを締結する。その際、ボルト16の軸部16aに、配線18aの末端に取り付けた圧着端子18を装着することで、ナット17と装飾体本体10の底面11とで圧着端子18が固定される。圧着端子17は、装飾体本体10に取り付けた電子部品19への配線18aの末端にジョイントされている。電子部品19として、例えばLEDモジュールや各種サウンドを出力するスピーカーなどが挙げられる。
台座20においてマグネット23を固定する部位に貫通穴25が設けられ、マグネット23の貫通穴にボルト26の軸部26aを挿入した上で、ボルト26の軸部26aを貫通穴25に通し、ボルト26の軸部26aとナット27とを締結する。その際、ボルト26の軸部26aに、配線28aの末端に取り付けた圧着端子28を装着することで、ナット27と台座20とで圧着端子28が固定される。圧着端子28は、台座20に内蔵した給電コントローラ29からの配線28aの末端にジョイントされている。給電コントローラ29として、トランスのほか、通電のスイッチなどが挙げられる。
このように、台座20においてマグネット23が固定された位置の任意の二つの位置に、給電コントローラ29からの配線28aの末端の一方の端子28と他方の端子28とが固定具により固定される。ここでの固定具は、ボルト26とナット27から構成され、ワッシャーなどを追加してもよい。装飾体本体10においてマグネット13が固定された任意の二つの位置に、一又は複数の電子部品19への配線18aへの末端の一方の端子18と他方の端子18とが固定具により固定されている。ここでの固定具は、ボルト16とナット17から構成され、ワッシャーなどを追加してもよい。そして、装飾体本体10への端子18の固定位置が、台座20への端子28の固定位置に対応するようにする。
この好ましい形態では、配線18a,28aの末端に取り付けた圧着端子18,28をマグネット13,23の固定位置に固定具で取り付けておく。よって、台座20に装飾体本体10を載せようとすると、台座20に固定されたマグネット23がが、装飾体10に固定されたマグネット13を吸引する。そして、給電コントローラ29からの配線28aの末端の一方の端子28と電子部品19への配線18aの末端の一方の端子18とが電気的に接続され、給電コントローラ29からの配線28aの末端の他方の端子28と電子部品19への配線18aの末端の他方の端子18とが電気的に接続される。その結果、装飾体本体10の台座20への取り付けと、電気的な接続とを同時に達成することができる。
次に、この好ましい形態をより具体化した実施形態を説明する。図5は図1に示す装飾体の断面図である。装飾体200は、装飾体本体30が台座40に取り付けられて構成される。
装飾体本体30は、文字、図形、記号の少なくとも何れかが付された二枚のプレート31と、プレート31の輪郭に沿った形状を有する発泡樹脂製のフレーム32と、を有し、プレート31がフレーム32に取り付けて構成されている。フレーム32の内周面には電子部品33としてLEDモジュールが取り付けてある。ここで、「文字、図形、記号の少なくとも何れかが付された」とは、或る特定の形を有することを含む。
フレーム32の底部32aには複数の貫通穴34が設けられ、マグネット35の貫通穴にボルト36の軸部36aを挿入した上でボルト36の軸部36aを貫通穴34に通し、ボルト36の軸部36aとナット37とが締結されている。ボルト36の軸部36aには圧着端子38が装着され、ナット37とフレーム32の底部32aとで圧着端子38が固定されている。圧着端子38は、装飾体30に取り付けた電子部品33への配線38aの末端にジョイントされている。
台座40は、前後二枚の縦板41の間にその上下中間部位に横板42を取り付けて構成されている。横板42には貫通穴43が設けられ、マグネット44の貫通穴にボルト45の軸部45aを挿入した上でボルト45の軸部45aを貫通穴43に通し、ボルト45の軸部45aとナット46とが締結されている。ボルト45の軸部45aには圧着端子47が装着され、ナット46と横板42とで圧着端子47が固定されている。圧着端子47は、給電コントローラ48からの配線47aの末端にジョイントされている。給電コントローラ48には、トランスのほか、通電切り換えのスイッチなどが挙げられる。給電コントローラ48は、縦板41を支持するベースプレート49上に載置される。
よって、プレート31の形状をニーズに応じて設定し、文字、図形、記号等のデザインを付した装飾体本体30をその都度準備をし、台座40は、装飾体本体30の交換回数に依存しないで、使用し続けることができる。また、給電コントローラ48などのような装飾体本体30に依存しない部品は、装飾体本体30に依存しないように共通化しておき、所望に応じて設定を変更可能な仕様のものを設置することで、設備投資を減らすことができ収益を挙げることができる。
台座20,40については、前述したものに限定されることなく次のようなものでもよい。図6は、図3とは異なる、図1に示す台座の上面側の斜視図である。台座50は、略円筒形状を有しており、その上面側は、円環状の板51と、円環状の板51よりも低い円盤状の板52とを備えている。板51及び52は上下の軸周りに回転することができるように構成されている。板51と板52との間の窪み53はスイッチ54を収容可能にし、スイッチ54は台座50内に収容した給電部品同士を配線接続し、通電のON/OFFをする。板51上には複数のマグネット55が固定具56により固定されている。
前述したような装飾体本体を台座50の上に載せて、装飾体本体のマグネットをマグネット55に吸引し、装飾本体を台座50に固定すると共に、電気的な接続をすることができる。台座50に装飾体本体を載せる際に、スイッチ54をONすることで、装飾体本体に通電を開始する準備がなされる。
図7は、図6に示す台座50に装飾体本体60を取り付ける状態を示す図である。装飾体300は、回転自在な台座50に装飾体本体60を取り付けて構成される。装飾体本体60の基本的な構成は図5に示す構成と同様である。台座50は、円環状の板51が回転自在となるように構成されており、装飾体本体60は図2と同様な底部61を有する。装飾体本体60側のマグネット取付位置は、台座50側のマグネット固定位置に対応している。
台座50のマグネット取付位置には、回転軸の方向すなわち上下方向に沿って磁界が向くようにマグネット55a,55bが設けられている。例えば、図7に示すように、上から見て上側がS極のマグネット55a、N極のマグネット55b、S極のマグネット55a、N極のマグネット55bが順に配置されている。これに対し、装飾体本体60のマグネット取付位置には、上下方向に沿って磁界が向くようにマグネット65a,65bが設けられている。例えば、図7に示すように、下から見て下側がN極となるマグネット65a、S極となるマグネット65b、N極となるマグネット65a、S極となるマグネット65bが4つ配置されている。
図示したマグネットの極は例示であり、装飾体本体60のマグネット65a,65bと台座50のマグネット55a,55bとが対向しており、その対向面同士が異なる極であればよい。
前述したマグネットは、貫通穴を有するマグネットであって、貫通穴の方向に沿って一方がS極、他方がN極であればよい。しかし、図4及び図5で示すように配線の端子を固定したマグネットでは、装飾体本体、台座の何れもそれぞれマグネット取付位置の少なくとも任意の二つの位置に、配線の端子を固定する必要がある。
そこで、配線の端子を固定する位置を装飾体本体と台座のそれぞれに任意の一つの位置にマグネットと共に設けるようにすることが考えられる。
図8は、本発明の装飾体に使用される取付具の断面図である。本実施形態に係る取付具1は、第一の物体としての装飾体本体を第二の物体としての台座に取り付ける際に使用される。取付具1は、貫通穴2aを有するマグネット2と、貫通穴2aの側面に設けられる絶縁部3と、貫通穴2aに絶縁部3を介して装着され、軸部4a及び頭部4bからなる通電性のボルト4と、第一の物体、第二の物体の何れか一方の物体70とマグネット2との間に装着される第一の端子5と、一方の物体70への第一の端子5の装着側と逆側で、ボルト4の軸部4aに装着される第二の端子6と、第二の端子6を一方の物体70に密着して固定するナット7と、を備える。
取付具1では、マグネット2の貫通穴2aの周面に絶縁部3が設けられている。従って、マグネット2とボルト4とが電気的に絶縁されており、マグネット2に接する第一の端子5と、ボルト4の軸部4aにナット7を経由して通電可能な第二の端子6とが、電気的に絶縁される。
よって、装飾体本体においてマグネットが固定された任意の一つの部位が、台座においてマグネットが固定された任意の一つの部位と、対応するようにしておき、その対応した部位にそれぞれ固定するマグネットを、図8に示すような構造のマグネット2とする。このような構造を有する取付具1を用いることで、電気的な接続箇所を一か所とすることができる。
一方の物体70のマグネット2の取付位置近傍には、貫通穴71が設けられ、第一の端子5の末端に付けた配線5aをその貫通穴71に通し、マグネット2と逆側にセットされる電子部品、給電コントローラの何れかに接続することができる。
ここで、図8に示すように、ボルト4の頭部4aは皿ネジとし、マグネット2の貫通穴2aは寸胴ではなく、頭部4aが収容可能な形状とすることが好ましい。絶縁層3としては樹脂やセラミック等で形成してもよく、貫通穴2aの周面にコーティングしても、また、マグネットと別体としてもよい。
本考案の実施形態に係る装飾体は、装飾体本体と台座とのそれぞれにマグネットを設けて、マグネット同士の吸引で装飾体本体が台座に取り付けられている。前述では、装飾体本体、台座の何れもマグネットを突出させているが、マグネットを装着するための貫通穴を段差上に設けて、マグネットの突出の度合いを調整するようにしてもよい。
以上説明したように、本考案の実施形態によれば、商品又はサービスの提供者や需要者のニーズに応じて多彩で魅力的な表示媒体を簡単に実現する装飾体が提供される。
1:取付具
2:マグネット
2a:マグネットの貫通穴
3:絶縁部
4:ボルト
4a:ボルトの軸部
4b:ボルトの頭部
5:第一の端子
5a:配線
6:第二の端子
6a:配線
7:ナット
10:装飾体本体
11:底面
12,22:マグネット装着用の部位
13,23:マグネット
14,24:固定具
15,25:貫通穴
16,26:ボルト
16a,26a:ボルトの軸部
17,27:ナット
18,28:圧着端子(一方の端子、他方の端子)
18a,28a:配線
19:電子部品
20:台座
21:上面
29:給電コントローラ
30:装飾体本体
31:プレート
32:フレーム
32a:底部
33:電子部品
34:貫通穴
35:マグネット
36:ボルト
36a:ボルトの軸部
37:ナット
38:圧着端子(一方の端子、他方の端子)
38a:配線
40:台座
41:縦板
42:横板
43:貫通穴
44:マグネット
45:ボルト
45a:ボルトの軸部
46:ナット
47:圧着端子(一方の端子、他方の端子)
47a:配線
48:給電コントローラ
49:ベースプレート
50:台座
51:円環状の板
52:円盤状の板
53:窪み
54:スイッチ
55:マグネット
56:固定具
60:装飾体本体
61:底部
55,55a,55b:マグネット
65,65a,65b:マグネット
70:一方の物体(第一の物体、第二の物体の何れか)
71:貫通穴
100,200,300:装飾体
2:マグネット
2a:マグネットの貫通穴
3:絶縁部
4:ボルト
4a:ボルトの軸部
4b:ボルトの頭部
5:第一の端子
5a:配線
6:第二の端子
6a:配線
7:ナット
10:装飾体本体
11:底面
12,22:マグネット装着用の部位
13,23:マグネット
14,24:固定具
15,25:貫通穴
16,26:ボルト
16a,26a:ボルトの軸部
17,27:ナット
18,28:圧着端子(一方の端子、他方の端子)
18a,28a:配線
19:電子部品
20:台座
21:上面
29:給電コントローラ
30:装飾体本体
31:プレート
32:フレーム
32a:底部
33:電子部品
34:貫通穴
35:マグネット
36:ボルト
36a:ボルトの軸部
37:ナット
38:圧着端子(一方の端子、他方の端子)
38a:配線
40:台座
41:縦板
42:横板
43:貫通穴
44:マグネット
45:ボルト
45a:ボルトの軸部
46:ナット
47:圧着端子(一方の端子、他方の端子)
47a:配線
48:給電コントローラ
49:ベースプレート
50:台座
51:円環状の板
52:円盤状の板
53:窪み
54:スイッチ
55:マグネット
56:固定具
60:装飾体本体
61:底部
55,55a,55b:マグネット
65,65a,65b:マグネット
70:一方の物体(第一の物体、第二の物体の何れか)
71:貫通穴
100,200,300:装飾体
本考案は、広告や看板などの各種媒体を交換し易くするための装飾体に関する。
そこで、本考案は、部品の共通化を図りながら、簡単な構造で、容易に交換することができる装飾体を提供することを目的とする。
本考案のコンセプトは次の通りである。
[1] 装飾体本体が台座に取り付けられて構成された装飾体において、
前記装飾体本体の前記台座側に一又は複数のマグネットが固定され、
前記台座の前記装飾体本体側に一又は複数のマグネットが固定され、
前記装飾体本体への前記マグネットの固定位置が、前記台座へのマグネットの固定位置に対応しており、
前記台座に固定されたマグネットが、前記装飾体本体に固定されたマグネットを吸着し、前記装飾体本体が前記台座に取り外し可能に取り付けられることを特徴とする装飾体。[2] 前記台座において前記マグネットが固定された任意の二つの位置に、給電コントローラからの配線の末端の一方の端子と他方の端子とが固定具により固定され、
前記装飾体本体において前記マグネットが固定された任意の二つの位置に、電子部品への配線の末端の一方の端子と他方の端子とが固定具により固定され、
前記装飾体本体への前記一方の端子の固定位置が、前記台座への前記一方の端子の固定位置に対応しており、
前記装飾体本体への前記他方の端子の固定位置が、前記台座への前記他方の端子の固定位置に対応しており、
前記台座に固定されたマグネットが、前記装飾体本体に固定されたマグネットを吸着する際、前記給電コントローラからの配線の末端の一方の端子と前記電子部品への配線の末端の一方の端子とが電気的に接続され、前記給電コントローラからの配線の末端の他方の端子と前記電子部品への配線の末端の他方の端子とが電気的に接続される、前記[1]に記載の装飾体。
[3] 前記装飾体本体において前記マグネットが固定された任意の一つの部位が、前記台 座において前記マグネットが固定された任意の一つの部位と対応しており、
その対応した部位への前記マグネットの固定が、何れも、取付具を用いてなされ、
前記取付具が、
貫通穴を有する前記マグネットと、
前記貫通穴の周面に設けられる絶縁部と、
前記貫通穴に前記絶縁部を介して装着され頭部及び軸部からなる通電性のボルトと、
前記装飾体本体、前記台座の何れか一方の物体と前記マグネットとの間に装着される第 一の端子と、
前記一方の物体への前記第一の端子の装着側と逆側で、前記ボルトの軸部に装着される 第二の端子と、
前記第二の端子を前記一方の物体に密着して固定するナットと、
を備える、前記[1]に記載の装飾体。
[1] 装飾体本体が台座に取り付けられて構成された装飾体において、
前記装飾体本体の前記台座側に一又は複数のマグネットが固定され、
前記台座の前記装飾体本体側に一又は複数のマグネットが固定され、
前記装飾体本体への前記マグネットの固定位置が、前記台座へのマグネットの固定位置に対応しており、
前記台座に固定されたマグネットが、前記装飾体本体に固定されたマグネットを吸着し、前記装飾体本体が前記台座に取り外し可能に取り付けられることを特徴とする装飾体。[2] 前記台座において前記マグネットが固定された任意の二つの位置に、給電コントローラからの配線の末端の一方の端子と他方の端子とが固定具により固定され、
前記装飾体本体において前記マグネットが固定された任意の二つの位置に、電子部品への配線の末端の一方の端子と他方の端子とが固定具により固定され、
前記装飾体本体への前記一方の端子の固定位置が、前記台座への前記一方の端子の固定位置に対応しており、
前記装飾体本体への前記他方の端子の固定位置が、前記台座への前記他方の端子の固定位置に対応しており、
前記台座に固定されたマグネットが、前記装飾体本体に固定されたマグネットを吸着する際、前記給電コントローラからの配線の末端の一方の端子と前記電子部品への配線の末端の一方の端子とが電気的に接続され、前記給電コントローラからの配線の末端の他方の端子と前記電子部品への配線の末端の他方の端子とが電気的に接続される、前記[1]に記載の装飾体。
[3] 前記装飾体本体において前記マグネットが固定された任意の一つの部位が、前記台 座において前記マグネットが固定された任意の一つの部位と対応しており、
その対応した部位への前記マグネットの固定が、何れも、取付具を用いてなされ、
前記取付具が、
貫通穴を有する前記マグネットと、
前記貫通穴の周面に設けられる絶縁部と、
前記貫通穴に前記絶縁部を介して装着され頭部及び軸部からなる通電性のボルトと、
前記装飾体本体、前記台座の何れか一方の物体と前記マグネットとの間に装着される第 一の端子と、
前記一方の物体への前記第一の端子の装着側と逆側で、前記ボルトの軸部に装着される 第二の端子と、
前記第二の端子を前記一方の物体に密着して固定するナットと、
を備える、前記[1]に記載の装飾体。
Claims (4)
- 装飾体本体が台座に取り付けられて構成された装飾体において、
前記装飾体本体の前記台座側に一又は複数のマグネットが固定され、
前記台座の前記装飾体本体側に一又は複数のマグネットが固定され、
前記装飾体本体への前記マグネットの固定位置が、前記台座へのマグネットの固定位置に対応しており、
前記台座に固定されたマグネットが、前記装飾体本体に固定されたマグネットを吸着し、前記装飾体本体が前記台座に取り外し可能に取り付けられることを特徴とする装飾体。 - 前記台座において前記マグネットが固定された任意の二つの位置に、給電コントローラからの配線の末端の一方の端子と他方の端子とが固定具により固定され、
前記装飾体本体において前記マグネットが固定された任意の二つの位置に、電子部品への配線の末端の一方の端子と他方の端子とが固定具により固定され、
前記装飾体本体への前記一方の端子の固定位置が、前記台座への前記一方の端子の固定位置に対応しており、
前記装飾体本体への前記他方の端子の固定位置が、前記台座への前記他方の端子の固定位置に対応しており、
前記台座に固定されたマグネットが、前記装飾体本体に固定されたマグネットを吸着する際、前記給電コントローラからの配線の末端の一方の端子と前記電子部品への配線の末端の一方の端子とが電気的に接続され、前記給電コントローラからの配線の末端の他方の端子と前記電子部品への配線の末端の他方の端子とが電気的に接続される、請求項1に記載の装飾体。 - 第一の物体を第二の物体に取り付ける際に使用され、
貫通穴を有するマグネットと、
前記貫通穴の側面に設けられる絶縁部と、
前記貫通穴に前記絶縁部を介して装着され頭部及び軸部からなる通電性のボルトと、
前記第一の物体、前記第二の物体の何れか一方の物体と前記マグネットとの間に装着される第一の端子と、
前記一方の物体への前記第一の端子の装着側と逆側で、前記ボルトの軸部に装着される第二の端子と、
前記第二の端子を前記一方の物体に密着して固定するナットと、
を備える、取付具。 - 前記装飾体本体において前記マグネットが固定された任意の一つの部位が、前記台座において前記マグネットが固定された任意の一つの部位と対応しており、
その対応した部位への前記マグネットの固定が、何れも、請求項3に記載の取付具を用いてなされている、請求項1に記載の装飾体。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2016000981U JP3205085U (ja) | 2016-03-03 | 2016-03-03 | 装飾体 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016000981U JP3205085U (ja) | 2016-03-03 | 2016-03-03 | 装飾体 |
Related Child Applications (1)
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JP3205085U true JP3205085U (ja) | 2016-07-07 |
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ID=56329282
Family Applications (1)
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JP2016000981U Ceased JP3205085U (ja) | 2016-03-03 | 2016-03-03 | 装飾体 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3205085U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT17139U1 (de) * | 2020-03-10 | 2021-07-15 | Florian Griessmaier Brando | Element für dekorationszwecke |
-
2016
- 2016-03-03 JP JP2016000981U patent/JP3205085U/ja not_active Ceased
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