JP3204990U - 容器支持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】内容物の詰め替え時に、容器を支えて倒れ難くする容器支持具を提供する。【解決手段】容器50の下部に取り付けられて容器を支える容器支持具1であって、可撓性を有し上部が開口するカップ状の本体10と、本体に着脱自在に取り付けられる弾性バンド40と、を有し、容器の下部が前記開口から本体の内部に挿入された後に弾性バンドによって本体を撓ませることにより容器が固定される。これにより、容器支持具に容器を容易に固定して支えることができ、容器に内容物を注ぐ際に、容器を倒れ難くすることができる。【選択図】図1

Description

本考案は、詰め替え用パックから再利用可能な容器に内容物を詰め替える際に、容器を支える容器支持具に関する。
シャンプーやコンディショナ、食器用洗剤、洗濯用洗剤等が充填される容器として、再利用可能なものがある。これら容器を再利用する際には、詰め替え用パックに充填されている洗剤等の内容物を空になった容器に移し替える。このような詰め替え作業を補助するものとして、特許文献1には、詰め替え用パックの姿勢を安定させて内容物がこぼれることを防止する漏斗が開示されている。
具体的には、特許文献1に開示された漏斗では、上方開口状の本体部が水平断面略楕円形状に形成されている。そして、本体部には、略楕円形の長軸に沿って、詰め替え用パックの糊代部を逃がすための対向する2本の凹溝が形成される。これにより、詰め替え用パックの姿勢が安定して容易に内容物を容器に充填することができる。
特開2013−216372号公報
しかしながら、上記した従来技術では、容器の安定性について全く考慮されておらず、詰め替え時に容器が倒れ易いという問題点があった。具体的には、空の容器の上部に漏斗及び詰め替え用パックを取り付けることにより、容器は、下部よりも上部の方が重くなり、不安定な状態になる。この状態で詰め替え作業を行うと、容器が倒れ易く、容器が倒れると内容物がこぼれてしまう。
本考案は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、内容物の詰め替え時に、容器を支えて倒れ難くする容器支持具を提供することにある。
本考案の容器支持具は、容器の下部に取り付けられて前記容器を支える容器支持具であって、可撓性を有し上部が開口するカップ状の本体と、前記本体に着脱自在に取り付けられる弾性バンドと、を有し、前記容器の下部が前記開口から前記本体の内部に挿入された後に前記弾性バンドによって前記本体を撓ませることにより前記容器が固定されることを特徴とする。
本考案の容器支持具によれば、可撓性を有し上部が開口するカップ状の本体と、前記本体に着脱自在に取り付けられる弾性バンドと、を有し、前記容器の下部が前記開口から前記本体の内部に挿入された後に前記弾性バンドによって前記本体を撓ませることにより前記容器が固定される。具体的には、本体が撓むことにより本体の開口が狭まり、本体に挟まれて容器が固定される。これにより、詰め替え用パックから内容物を容器に詰め替える際に、容器を支えて倒れ難くすることができる。
また、容器を固定する際には、可撓性を有する容器を好適に撓ませて、その撓んでいる状態の容器に弾性バンドを取り付けることができる。よって、弾性バンドの取り付けが容易であり、簡単な作業で容器を固定することができる。
また、使用後、本体から弾性バンドを取り外すことにより、本体は元の形状に戻る。即ち、本体の開口が、狭い状態から広い状態になる。これにより、固定されていた容器を容易に取り外すことができる。
また、本考案の容器支持具によれば、前記開口は、平面視において一方向の長さが前記一方向に垂直な他方向の長さよりも長く形成されても良い。即ち、開口は、平面視で一方向に長く、例えば、略長円形状等に形成されても良い。このような構成により、容器を固定する際に、容器を本体の長手方向の片側に寄せて挿入し、弾性バンドを本体の中央側の容器近傍に取り付けることにより、容器をしっかりと固定することができる。
また、上記のように平面視で一方向に長い開口を形成し、容器を長手方向の一端側に寄せて固定することにより、大きさや形状の異なる容器であっても、好適に支持することができる。また、弾性バンドの取り付け位置を容易に変えることができ、適度な締め付け力で容器を支持することができる。
また、本考案の容器支持具によれば、前記本体は、前記開口の縁部近傍から水平方向外側に向かって延設される鍔部を有しても良い。これにより、本体の縁部近傍の強度を高めることができ、容器を好適に支持することができる。
また、本考案の容器支持具によれば、前記本体の側面には、前記本体の内部から外部に貫通する貫通孔が形成されても良い。これにより、本体の内部に入った水等を貫通孔から外部に排出することができ、本体の内部に水等が留まることを防止できる。また、形成される貫通孔に紐等を通して取り付けることにより、不使用時等には、該紐等を壁等に固定されるフック等に引っ掛けて、容器支持具を壁等に掛けておくことができる。
本考案の実施形態に係る容器支持具の斜視図である。 本考案の実施形態に係る容器支持具の(A)平面図、(B)A−A線断面図、である。 本考案の実施形態に係る容器支持具の(A)B矢視図、(B)C矢視図、である。 本考案の実施形態に係る容器支持具の使用例を示す(A)平面図、(B)弾性バンド近傍の横断面図、である。 本考案の実施形態に係る容器支持具の他の使用例を示す(A)平面図、(B)弾性バンド近傍の横断面図、である。 本考案の他の実施形態に係る容器支持具の(A)平面図、(B)E−E線断面図、である。
以下、本考案の実施形態に係る容器支持具を図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本考案の実施形態に係る容器支持具1の斜視図である。容器支持具1は、詰め替え作業時に、容器50を支えて倒れ難くするものである。
図1に示すように、容器支持具1は、容器50の下部に取り付けられる。容器50は、例えば、プラスチック等により形成されるボトル状の容器であり、容器50の内部には、例えば、シャンプーやコンディショナ、食器用洗剤、洗濯用洗剤等の液体状の内容物が充填される。
容器支持具1は、上部が開口する略カップ状の本体10と、本体10に着脱自在に取り付けられる弾性バンド40と、を有する。本体10は、例えば、エチレン酢酸ビニル共重合樹脂等の、軟質の合成樹脂等により形成され、可撓性を有する。これにより、本体10を撓ませ、本体10の開口を変形させることができる。また、本体10を撓ませて縮小させることにより、弾性バンド40を容易に取り付けることができる。
弾性バンド40は、例えば、伸縮性を有するゴム等によって、略リング状に形成される。容器50の下部を本体10の内部に挿入した後、弾性バンド40を本体に取り付けることにより、容器50は、本体10と弾性バンド40とに挟まれて固定される。これにより、容器50を固定し支持することができ、詰め替え作業時に容器50を倒れ難くすることができる。なお、容器50の固定方法について、詳しくは後述する。
また、弾性バンド40は、本体10から分離可能な別部品として構成される。これにより、例えば、弾性バンド40が破損し、容器50の固定ができなくなった場合、弾性バンド40のみを交換することにより、容器支持具1を再び使用することができる。
図2(A)は、弾性バンド40(図1参照)を取り外した状態の、容器支持具1の平面図であり、図2(B)は、同容器支持具1の図2(A)に示すA−A線断面図である。図2(A)に示すように、本体10の開口は、平面視において、一方向(図2(A)において左右方向)の長さが、前記一方向に垂直な他方向(図2(A)において上下方向)の長さよりも長く形成される。即ち、本体10は、一方向に長く形成される(以下、適宜、前記一方向を長手方向、前記他方向を短手方向と言う。)。
つまり、本体10の開口の長手方向の長さD3は、本体10の開口の短手方向の長さである幅D1及び幅D2よりも長く形成される。このように、本体10を一方向に長い略長円形状に形成することにより、弾性バンド40を、本体10の短手方向に掛けるように本体10の長手方向の一端側から嵌めることにより、容易に取り付けることができる。
また、弾性バンド40は、本体10の長手方向に移動自在である。即ち、弾性バンド40の取り付け位置を変えて、本体10の長手方向の端部と弾性バンド40との距離を容易に調整することができる。これにより、大きさや形状の異なる容器50(図1参照)を好適に固定することができる。
また、本体10の開口は、長手方向の位置によって異なる幅に形成されても良い。具体的には、長手方向の一方の端部側(図2(A)において右側)の幅D1は、他方の端部側(図2(A)において左側)の幅D2よりも小さく形成される。即ち、本体10は、その幅が図2(A)において左側から右側に向かって、次第に狭くなるように形成される。これにより、容器支持具1に対する容器50の挿入位置を調整することにより、容器支持具1は、大きさの異なる容器50を好適に支持することができる。
なお、本体10の幅D1は、6cmから12cmであり、より好ましくは、8cmから10cmである。また、本体10の幅D2は、8cmから14cmであり、より好ましくは、10cmから12cmである。また、本体10の長さD3は、13cmから22cmであり、より好ましくは、15cmから20cmである。本体10の開口をこのような大きさに形成することにより、一般的に使用されているボトル等の容器50を好適に支持することができる。
なお、本体10の開口の形状は、上記の例に限定されず、容器50を挿入可能な形状であれば良い。例えば、本体10の開口の形状としては、略矩形状や略楕円状、略瓢箪状等であっても良い。
また、本体10の側面は、略曲面状に形成される方が望ましく、本体10が平面視で略矩形状や略多角形状等に形成される場合には、側面の角部には、適度な丸み付けが施されることが望ましい。これにより、本体10の内部に布等を挿入し易くなり、本体10の内部の清浄が容易になる。
図2(A)及び(B)に示すように、本体10の開口の縁部近傍には、本体10の外側に向かって、略水平に延在する鍔部11が形成される。これにより、弾性バンド40によって変形される本体10の開口の縁部近傍の強度を高めることができる。なお、鍔部11の幅L1は、1cmから3cmであり、より好ましくは、1.5cmから2cmである。
図2(B)に示すように、本体10の深さH1は、8cmから14cmであり、より好ましくは10cmから12cmである。このように本体10の深さが好適に設定されることにより、容器50を固定した際の安定性を高めることができる。なお、本体10の内部の底面周囲の隅部には、適度な丸み付けが施されることが望ましい。これにより、本体10の内部を容易に清浄等することができる。
本体10の下方には、底部材12が取り付けられる。底部材12は、例えば、低発泡のエチレン酢酸ビニル共重合樹脂等の合成樹脂等によって略平板状に形成される。底部材12を容器支持具1の下方に設けることにより、本体10の底部が変形し難くなり、本体10に弾性バンド40が装着された場合であっても容器支持具1の底面を略平坦に維持することができる。これにより、容器50を安定して支持することができる。
また、底部材12は、本体10と略同じ大きさ若しくは本体10よりも大きく形成される(図1及び図3等も参照)。これにより、容器支持具1の下面が大きく形成され、容器支持具1を載置した際の安定性を高めることができる。
また、本体10の下方に底部材12が設けられることにより、容器支持具1が滑り難くなるという効果もある。これにより、例えば、浴室の洗い場や台所の流し台等の滑り易い場所であっても、内容物の詰め替え作業を安定した状態で行うことができる。
また、底部材12は、本体10の長手方向において、異なる厚さに形成されても良い。具体的には、底部材12は、長手方向の一方側(図2(B)において右側)の端部近傍の厚さH2が、他方側(図2(B)において左側)の端部近傍の厚さH3よりも薄く形成される。
このような構成により、底部材12の上方に設けられる本体10の内部の底面は、図2(B)において右側から左側に向かって下方に傾斜することになる。これにより、例えば、浴室の洗い場等の床面や台所の流し台等の底面等、傾斜している面に容器支持具1を置いた際に、本体10の内部の底面を略水平にすることができる。これにより、本体10の内部に置かれる容器50の安定性を高めることができる。
ここで、底部材12の厚さH2は、3mmから10mmであり、より好ましくは、5mmから8mmである。また、底部材12の厚さH3は、1mmから8mmであり、より好ましくは3mmから6mmである。これにより、弾性バンド40の締め付け力に対する十分な剛性を確保しつつ、好適な傾斜面を形成することができる。
なお、底部材12の形状は、上記の例に限定されず、例えば、底部材12の傾斜方向は、上記の例に対して反対向きであっても良い。
また、例えば、底部材12の下面は、溝や突起等が形成されて凹凸状であっても良い。底部材12の下面が凹凸状に形成されることにより、底部材12の滑り止め機能が高められる。
また、例えば、底部材12の厚さを一定にし、その代わりに本体10の底部の厚さを変えることにより、本体10の底面を傾斜させても良い。
また、例えば、本体10の内部の底面に水平な部分が形成されても良い。これにより、傾斜している床面等だけでなく、水平な床面等に容器支持具1が載置された際に、本体10の内部の底面を水平な状態にすることができ、容器50を安定して立たせることができる。
なお、底部材12は、本体10とは別部品として成形されて、本体10の下方に接着等される構成でも良い。また、例えば、別部品としての底部材12を設けずに、本体10の底面を側面等よりも厚く形成して底部材12の代わりとしても良い。即ち、本体10及び底部材12に相当する部分を含めて全体が一体的に成形されても良い。
図3(A)は、弾性バンド40(図1参照)を取り外した状態の容器支持具1の図2(B)に示すB矢視図であり、図3(B)は、同容器支持具1の図2(B)に示すC矢視図である。
図3(A)に示すように、本体10の長手方向の一方の端部側の側面の下部には、本体10の内部から外部に貫通する貫通孔である排水孔13が形成される。本体10の下部に排水孔13が形成されることにより、本体10の内部に水等が留まることを防止できる。また、排水孔13は、本体10の短手方向に長く形成される。これにより、本体10の排水能力を高めることができる。
図3(B)に示すように、本体10の長手方向の他方の端部側の側面には、本体10の内部から外部に貫通する貫通孔である吊下孔14及び一対の吊下孔15が形成される。吊下孔14は、本体10の側面の上部で、鍔部11よりも下方に形成される。
吊下孔14には、例えば、紐41が挿通され、本体10に紐41が取り付けられる。取り付けられた紐41を、壁等に取り付けられる図示しないフック等に引っ掛けることにより、不使用時には、容器支持具1を壁等に吊り下げておくことができる。これにより、不使用時に容器支持具1が邪魔にならず、浴室や台所等の限られたスペースを有効的に利用することができる。
吊下孔15は、本体10の側面の下部に、即ち吊下孔14よりも下方に、2つ形成される。吊下孔15が2つ形成されることにより、夫々の吊下孔15に紐42を通して、紐42を本体10の下部に固定することができる。これにより、紐42を図示しないフック等に引っ掛けて、容器支持具1を吊り下げることができる。
なお、例えば、吊下孔14若しくは吊下孔15にリング等が取り付けられても良い。
また、例えば、吊下孔14若しくは吊下孔15を直接図示しないフック等に引っ掛けて、容器支持具1を吊り下げても良い。
また、吊下孔15は、本体10の側面の下部に形成されるため、本体10の内部に水等が入った際に、吊下孔15から水等が排出され易い。即ち、吊下孔15は、排水用の孔としての機能を有する。
図2(B)及び図3に示すように、吊下孔14及び吊下孔15は、本体10の排水孔13が形成される側面に対して反対側の側面に形成されている。そのため、吊下孔14に取り付けられる紐41若しくは吊下孔15に取り付けられる紐42によって本体10を吊り下げることにより、本体10の排水孔13側が下になる。そのため、容器支持具1を吊り下げた際に、本体10の内側についた水滴等が排水孔13から排出され易く、容器支持具1を乾燥させ易い。
次に、図4及び図5を参照して、容器支持具1の使用方法について詳細に説明する。
図4(A)は、容器51を固定した状態の容器支持具1の平面図であり、図4(B)は、同状態を示す弾性バンド40近傍の容器支持具1の横断面図である。図4(A)に示すように、この例では、容器51は、平面視において、略矩形状に形成されている。
先ず、容器51の下部は、容器支持具1の本体10の内部に挿入される。この時、容器51は、容器51の大きさに応じて、本体10の内部の、長手方向のいずれか一方の端部に寄せて入れられる。図4(A)に示す例では、容器51は、本体10の開口が広く形成される側、即ち図4(A)において左側に寄せて挿入されている。
容器51が挿入された後、容器51に対して反対側となる本体10の長手方向の端部から弾性バンド40が嵌められ、本体10の短手方向に弾性バンド40が掛けられる。本体10に取り付けられる弾性バンド40は、本体10の中央側、即ち図4(A)において容器51の右側、に取り付けられる。
これにより、本体10の弾性バンド40が取り付けられた部分が内側に向かって撓み、本体10の開口が狭くなる。そして、容器51は、本体10の縁部近傍によって短手方向に挟まれると共に、本体10と弾性バンド40とによって長手方向に挟まれる。このようにして、容器51の下部に容器支持具1が取り付けられる。
図4(B)に示すように、弾性バンド40は、本体10に取り付けられると共に、底部材12にも掛けられる。底部材12は、弾性バンド40を取り付けた際に、変形が少なく略平板状に維持される。これにより、底部材12の下面が略平らな状態に維持され、容器51に固定された容器支持具1を安定して載置することができる。
そして、容器支持具1が取り付けられた容器51を、詰め替え作業を行う場所の床面等に載置し、詰め替え用パックPの内容物を容器51に移し替える。その際、容器51は、容器支持具1によって支えられているので倒れ難い。また、容器51を手で支える必要がないため、詰め替え用パックPを両手で持って詰め替え作業を行うことができる。これにより、内容物を漏らさずに容易に移し替えることができる。
図5(A)は、容器52を固定した状態の容器支持具1の平面図であり、図5(B)は、同状態を示す弾性バンド40近傍の容器支持具1の横断面図である。図5(A)及び(B)に示す例では、容器52は、図4に示す容器51よりも小さく略円筒状である。
図5(A)に示すように、容器52は、容器支持具1の本体10の内部に挿入され、本体10の内部の、長手方向の一方の端部に寄せられる。容器52は、本体10の幅が小さく形成される側、即ち図5(A)において右側、に寄せて挿入されている。
本体10に取り付けられる弾性バンド40は、本体10の中央側、即ち図5(A)において容器52の左側に取り付けられる。これにより、本体10の弾性バンド40が取り付けられた部分が内側に向かって撓み、本体10の開口が狭くなる。その結果、容器52は、本体10と弾性バンド40とによって挟まれて支持される。このように、容器52は、容器支持具1によって支えられ、容器52に詰め替え用パックPの内容物を詰め替える際に、倒れ難くなる。
また、図4に示す容器51を固定する場合と比べて、図5に示す外径の小さい容器52を固定する場合には、本体10の開口の縁部近傍は、より内側に変形する。このように、挿入される容器51、52の大きさに応じて本体10の撓みが変化することにより、大きさや形状の異なる容器51、52を好適に固定し支持することができる。
また、弾性バンド40を取り外すことにより、本体10は、元の形状に戻る。即ち、本体10の開口は、狭められた状態から元の広い状態になる。これにより、詰め替えが終了した後には、容器支持部1に固定された容器51、52を容易に取り外すことができる。
なお、弾性バンド40の数は1つに限定されるものではなく、複数の弾性バンド40によって容器51、52を固定しても良い。例えば、複数の弾性バンド40を重ね合わせて取り付けても良い。これにより、本体10に加わる力を調節することができ、容器51、52の大きさ等に応じて本体10の撓みを調節することができる。また、例えば、2つ以上の弾性バンド40によって、容器51、52を長手方向の両側から挟み込むようにして固定しても良い。
図6(A)は、本考案の他の実施形態に係る容器支持具101の平面図であり、図6(B)は、同容器支持具101の図6(A)に示すE−E線断面図である。なお、既に説明した実施形態と同一若しくは同様の作用、効果を奏する構成要素については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図6(A)に示すように、鍔部111は、幅を変えて、即ち本体110の開口の縁部近傍から外側に延設される長さを変えて、形成されても良い。即ち、鍔部111は、本体110の外側に向かって、略凹凸状に形成される。鍔部111が略凹凸状に形成されることにより、本体110に取り付けられる弾性バンド40は、鍔部111の幅が狭い部分、即ち鍔部111の凹んでいる部分、で固定される。これにより、本体10に取り付けられた弾性バンド40が長手方向にずれることを防止できる。
図6(B)に示すように、本体110は、長手方向の位置によって高さが異なるよう形成されても良い。具体的には、本体110は、図6(B)において右側の高さが、左側の高さよりも低く形成される。そのため、本体110の深さが深い部分と浅い部分とを形成することができ、容器支持具101は、高さの異なる容器50(図1参照)を好適に支えることができる。
なお、本体110の図6(B)において右側の端部近傍の深さH4は、6cmから12cmであり、好ましくは8cmから10cmである。また、本体110の図6(B)において左側の端部近傍の深さH5は、8cmから14cmであり、より好ましくは10cmから12cmである。即ち、本体110は、幅が広い部分が深く、幅が狭い部分が浅く形成されることが望ましい。
なお、本考案は、上記実施形態に限定されるものではなく、その他、本考案の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更実施が可能である。
1、101 容器支持具
10、110 本体
11、111 鍔部
12 底部材
13 排水孔
14、15 吊下孔
40 弾性バンド
50、51、52 容器

Claims (4)

  1. 容器の下部に取り付けられて前記容器を支える容器支持具であって、
    可撓性を有し上部が開口するカップ状の本体と、
    前記本体に着脱自在に取り付けられる弾性バンドと、を有し、
    前記容器の下部が前記開口から前記本体の内部に挿入された後に前記弾性バンドによって前記本体を撓ませることにより前記容器が固定されることを特徴とする容器支持具。
  2. 前記開口は、平面視において一方向の長さが前記一方向に垂直な他方向の長さよりも長く形成されることを特徴とする請求項1に記載の容器支持具。
  3. 前記本体は、前記開口の縁部近傍から水平方向外側に向かって延設される鍔部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の容器支持具。
  4. 前記本体の側面には、前記本体の内部から外部に貫通する貫通孔が形成されることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の容器支持具。
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