JP3204930U - ビジネスバッグ - Google Patents

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亮仁 岡田
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Abstract

【課題】肩にかけた際のフィット感を失うことがなく、バッグ本体を自立させるための強度を有する、ビジネスバッグを提供する。【解決手段】開口部が設けられた上面と、軟質素材からなる側面と、略四角形の底面とからなる、略直方体形状のバッグ本体と、底面の四隅からほぼ鉛直に、側面の四隅それぞれに沿って一体的に設けられた芯状部材収容部5と、芯状部材収容部に収容され固定された、硬質素材からなる芯状部材とを備える。【選択図】図1

Description

本考案は、バッグ本体を自立させるための強度を有するビジネスバッグに関するものである。
特開2014−217509 特開2002−37385 特開平8−266696
従来、主として矩形のビジネスバッグをはじめとする、皮革、人工皮革、各種樹脂、布などを使用したビジネスバッグが知られている。
そのような各種の軟質素材を使用したバッグは、収納力や肩にかけた際のフィット感などを有する利点があるものの、型崩れしやすく、また収納量が少ない状態の時などには、バッグを置いたときには支えがなく倒れやすいものである。
このため、型崩れしにくい素材を用いたり、特に比較的硬質の素材を縁取り部分に設けるなどして、型崩れしにくく工夫がなされてきたものの、バッグが倒れやすい欠点はほとんど変わることがなかった。
そこで、バッグが倒れやすい欠点を解決しようとするものとして、たとえば、特開2014−217509「カバン用自立具」においては、自立しづい大きさや形状の異なるバックでも、簡単に自立でき、かつ従来と同様に使用できるとともに、不使用時にきれいに使用することができるカバン用自立具が開示されている。
上記発明は、自立しづらいカバンの内底の側面に面接触状態で添うように位置させることができる可撓性の帯状のベルトと、この帯状のベルトをカバンの内底の側面に添うようなリング状の長さに保持する保持具とでカバン用自立具を構成している。
しかしながら、上記発明は、カバンの底に近い部分の側面を内側から補強するものであって、カバンの底面の形状が型崩れしにくくなる効果は有するものの、底に近い部分だけを補強しているので、荷物を入れた時にその重心が高いと、やはりカバンは倒れやすい。
また、上記発明の自立具は、カバンの内側に入れることにより機能するものの、単にカバンの収納部に入れるだけなので、荷物の出し入れなどには邪魔である。
一方、バッグ以外の分野においては別の解決方法も模索されている。
特開2002−37385「コンテナバッグ」においては、複数回使用可能で、しかも自立し且つコンパクトに折り畳み可能な大容量のコンテナバッグが開示されている。
上記発明は、上面を開口し、底面及び側面を柔軟な膜体で構成した大型な略直方体状のバッグ本体の上部4辺に、折曲可能な棒状の第1芯材を一体的に設け、バッグ本体の鉛直4辺にはバッグの自立に必要な強度を有する棒状の第2芯材を一体的に設けたものである。
上記発明によれば、バッグの自立は可能になるものの、コンテナバッグは建築・土木の廃材などを収容するために、大型の略立方体形状のバッグに最大限に物を詰め込む用途のものであるため、略立方体形状の角辺それぞれに棒状の芯材を入れるというものである。
したがって、これをそのままビジネスバッグに応用してしまうと、物を収納していないときでも、バッグのすべての辺に設けられた棒状の芯材があるために、立方体あるいは直方体の骨組のようなバッグのようになってしまい、肩にかけた際のフィット感などが失われることになる。
一方、ビジネスバッグ以外の分野においては別の解決方法も模索されている。
特開平8−266696「ゴルフバッグ」においては、合成樹脂製の筒状部材をゴルフクラブ収納部に使用するタイプのゴルフバッグにおいて、強度と耐久性を備えるとともに、軽量化することができるゴルフバッグが開示されている。
上記発明は、バッグ本体のゴルフクラブ収納部を構成し、可撓性と、バッグ本体を自立させうる程度の強度とを有する発泡合成樹脂等からなる筒状部材と、筒状部材の外周に装着される合成樹脂布製の表装材と、表装材の内側で前記筒状部材の長手方向に沿うように配設された可撓性を有する補強用の芯材とを有するゴルフバッグである。
上記発明によれば、ゴルフバッグ本体の側面を構成する筒状部材と、これを補強する補強用の芯材との相互の働きにより、バッグを自立させることができる。
しかしながら、上記発明は、バッグ自体が筒状であるゴルフバッグ本体が筒状部材を構成するものであり、これをそのままビジネスバッグに利用することはできない。また、バッグ本体が筒状部材となっているため、肩にかけた際のフィット感などが失われることになる。
そこで本考案においては、上記の様々な課題を解決し、開口部が設けられた上面と、軟質素材からなる側面と、略四角形の底面とからなる、略直方体形状のバッグ本体を有するビジネスバッグにおいて、バッグ本体を自立させるための強度を有する、ビジネスバッグを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の考案は、
開口部が設けられた上面と、軟質素材からなる側面と、略四角形の底面とからなる、略直方体形状のバッグ本体と、
前記底面の四隅からほぼ鉛直に、側面の四隅それぞれに沿って一体的に設けられた芯状部材収容部と、
前記芯状部材収容部に収容され固定された、硬質素材からなる芯状部材とを備え、
バッグ本体を自立させるための強度を有する、ビジネスバッグであることを特徴とする。
上記課題を解決するため、請求項2に記載の考案は、
前記芯状部材は、熱可塑性樹脂からなる、請求項1に記載のビジネスバッグであることを特徴とする。
上記課題を解決するため、請求項3に記載の考案は、
前記芯状部材収容部は、前記芯状部材を包む軟質素材により構成され、バッグ本体側面に縫製または接着され固定された、請求項1または2のいずれかに記載のビジネスバッグであることを特徴とする。
上記課題を解決するため、請求項4に記載の考案は、
前記芯状部材収容部は、前記底面の四隅からほぼ鉛直に、バッグ本体の底面から上面までの長さの少なくとも半分以上の長さにわたり、側面の四隅それぞれに沿って一体的に設けられた、請求項1〜3のいずれかに記載のビジネスバッグであることを特徴とする。
これらにより、開口部が設けられた上面と、軟質素材からなる側面と、略四角形の底面とからなる、略直方体形状のバッグ本体を有するビジネスバッグにおいて、バッグ本体を自立させるための強度を有する、ビジネスバッグを提供することができる。
本考案のビジネスバッグの一例を斜視図である。 ビジネスバッグの底面を上から見た断面図である。 図2に示した芯状部材収容部及び芯状部材の部分拡大断面図である。 本考案のビジネスバッグの別の一例を斜視図である。
以下、図面を参照して、本考案のビジネスバッグについて説明する。
図1は、本考案のビジネスバッグの一例を斜視図である。
本考案は、略直方体形状のバッグ本体を有するビジネスバッグであって、開口部1が設けられた上面2と、軟質素材からなる側面3と、略四角形の底面4とから形成される。
本考案のビジネスバッグは、略直方体形状のものが想定されるが、厳密な直方体形状ではなく、各種の形状、サイズのものを採用することができる。バッグ本体の厚みも様々なものを採用することができ、上面2と底面4がほぼ同じサイズのものや、上面2は底面4より幅が狭い等の異なるサイズであってもよい。またバッグ本体は縦長でも横長でもよい。
ビジネスバッグの底面4は、略四角形の形状であり、角は直角でも、丸みを帯びていてもよい。
また、持ち手、肩掛けベルト、背負いベルト、あるいはこれらを取り付けるための金具・皮革・その他の部材は、適宜取り付けられていてよい。
バッグ本体は、その本体皮革、人工皮革、各種樹脂、布などの軟質素材を使用したものであり、素材の種類には限定されない。また適宜、補強用あるいは装飾用の部材や、ポケットその他の収納部が設けられていてもよい。
図2は、ビジネスバッグの底面を上から見た断面図である。
本考案のビジネスバッグは、バッグ本体の底面4の四隅からほぼ鉛直に、バッグ本体の側面3の四隅それぞれに沿って、芯状部材収容部5が一体的に設けられている。
芯状部材収容部5は、好ましい一例としては、後述する芯状部材6を包む軟質素材により構成され、バッグ本体側面3に縫製または接着され固定されたものである。
図3は、図2に示した芯状部材収容部及び芯状部材の部分拡大断面図である。
次に、本考案のビジネスバッグは、バッグ本体の側面3の四隅それぞれに沿って設けられた芯状部材収容部5に収容され固定された、硬質素材からなる芯状部材6を備えている。
芯状部材6は、好ましい一例としては、熱可塑性樹脂からなるものである。
たとえば、熱可塑性ポリウレタン(TPU)を芯状部材6の素材として採用すれば、ゴムのような弾力性と硬質プラスチックのような強靭さとを備え、ビジネスバッグの柔軟性と自立性とを兼ね備えるために好ましい。
また芯状部材6は、必要な強度を有する芯材であれば、中空カーボンの芯材や、板状の棒のようなものであってもよい。他の材質、一例としてはグラスファイバー、木、竹、合成樹脂、金属、その他の素材を使用してもよく、その直径及び断面形状も適宜変更することができる。
図4は、本考案のビジネスバッグの別の一例を斜視図である。
図1に示される例では、芯状部材収容部5、及び芯状部材6は、底面4の四隅からほぼ鉛直に、バッグ本体の底面4から上面2までにわたり設けられている。
一方、図4に示される例では、芯状部材収容部5、及び芯状部材6は、底面4の四隅からほぼ鉛直に、バッグ本体の底面4から上面2までの長さの半分少々の長さにわたり設けられている。ビジネスバッグの自立性、安定性の観点からは、バッグ本体の底面4から上面2までの長さの少なくとも半分以上の長さにわたり、側面3の四隅それぞれに沿って一体的に設けられることが好ましい。
芯状部材6は、側面3の四隅それぞれに沿って、計4本配置されているため、外観上の不自然さを生じることがない。さらに、芯状部材収容部5はバッグの側面3との固定が確実にされているため、全体の強度や安定性にも優れたものとなる。
以上詳細に説明したように、本考案によれば、開口部が設けられた上面と、軟質素材からなる側面と、略四角形の底面とからなる、略直方体形状のバッグ本体を有するビジネスバッグにおいて、バッグ本体を自立させるための強度を有する、ビジネスバッグを提供することができる。
1 開口部
2 上面
3 側面
4 底面
5 芯状部材収容部
6 芯状部材

Claims (4)

  1. 開口部が設けられた上面と、軟質素材からなる側面と、略四角形の底面とからなる、略直方体形状のバッグ本体と、
    前記底面の四隅からほぼ鉛直に、側面の四隅それぞれに沿って一体的に設けられた芯状部材収容部と、
    前記芯状部材収容部に収容され固定された、硬質素材からなる芯状部材とを備え、
    バッグ本体を自立させるための強度を有することを特徴とするビジネスバッグ。
  2. 前記芯状部材は、熱可塑性樹脂からなることを特徴とする、請求項1に記載のビジネスバッグ。
  3. 前記芯状部材収容部は、前記芯状部材を包む軟質素材により構成され、バッグ本体側面に縫製または接着され固定されたことを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載のビジネスバッグ。
  4. 前記芯状部材収容部は、前記底面の四隅からほぼ鉛直に、バッグ本体の底面から上面までの長さの少なくとも半分以上の長さにわたり、側面の四隅それぞれに沿って一体的に設けられたことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のビジネスバッグ。
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