JP3204723U - コート - Google Patents

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真之介 寺田
真之介 寺田
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Abstract

【課題】首周りの保護が可能なコートを提供する。【解決手段】着用者Wの上半身を被覆する本体部11と、本体部11の上端部12に連設されて着用者Wの頭部を被覆する頭部被覆部13とを備えたコート10において、着用者Wの首部の周囲に配置されるクッション部14を備えている。【選択図】 図1

Description

本考案は、コートに係り、外部からの衝撃を保護できるコートに関するものである。
従来より、雨具の一つとしてレインコートが用いられている。一般に、レインコートは衣服の上から着ることにより、衣服が雨や雪によって濡れるのを防止するように構成されている。
多くのレインコートは合成樹脂製の薄い生地により構成されていることから、着用者の濡れた顔や腕等の皮膚に密着し、不快感を生じるという問題があった。そこで、例えば特許文献1〜3には、レインコートを構成する生地を積層構造にすると共に空気を注入できるように構成し、空気圧による弾性を持たせ、前記問題を解消することができるレインコートが提案されている。
特許文献1には、フード全体を袋状の空気室として構成することによって、前記効果に加えて、クッション性を高め外部からの衝撃を緩衝できる効果を奏することが記載されている。
しかしながら、特許文献1〜3に記載されたレインコートにあっては、着用者の首周りを保護するように構成されていないため、例えば自転車走行時に衝突、転倒等することによって生じるムチ打ちのような首周りの負傷を防止することができないという問題があった。
また、防寒、防風を目的としたウインドブレーカーもレインコートと同様に薄い生地により構成されていることから、前記同様の不具合を有していた。
特開平6−257002号公報 特開平2−104703号公報 実開平1−37416号公報
本考案は、以上のような従来からの不具合を解消するためのものであって、その課題は、首周りの保護が可能なコートを提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の考案にあっては、着用者の上半身を被覆する本体部と、前記本体部の上端部に連設されて前記着用者の頭部を被覆する頭部被覆部とを備えたコートにおいて、前記着用者の首部の周囲に配置されるクッション部を備えたことを特徴とする。
従って、着用者が前記コートを着用した場合には、前記クッション部が前記着用者の前記首部の周囲に配置される。
請求項2に記載の考案にあっては、前記クッション部は前記頭部被覆部の下端部に設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の考案にあっては、前記クッション部は、前記頭部被覆部と一体に形成され、平面略U字状に形成され前記首部の両側方及び後方を包囲するように配置されることを特徴とする。
従って、着用者の頭部に前記頭部被覆部を装着した状態で前記着用者が前記コートを着用した場合には、前記クッション部が前記着用者の首部の両側方及び後方を包囲するように配置される。
請求項4に記載の考案にあっては、前記頭部被覆部には気体注入部が設けられ、前記クッション部は、前記気体注入部から気体を導入した場合に所定形状に膨張しうるように構成されていることを特徴とする。
従って、前記気体注入部から気体を導入した場合に前記クッション部が所定形状に膨張する。
請求項5に記載の考案にあっては、前記頭部被覆部には前記頭部を保護する第二クッション部が設けられると共に、前記クッション部の内部と前記第二クッション部の内部とを連通する連通部が設けられていることを特徴とする。
従って、前記気体注入部から気体を導入した場合には、前記クッション部が所定形状に膨張すると共に、前記連通部を介して前記第二クッション部が所定形状に膨張する。
請求項6に記載の考案にあっては、レインコートであることを特徴とする。
請求項7に記載の考案にあっては、ウインドブレーカーであることを特徴とする。
請求項1に記載のコートにあっては、着用者が前記コートを着用した場合には、前記クッション部が前記着用者の前記首部の周囲に配置されるので、首周りの保護が可能なコートを提供することができる。
特に、従来のコートにあっては、着用者の首周りを保護するように構成されていないため、例えば自転車走行時に衝突、転倒等することによって生じるムチ打ちのような首周りの負傷を防止することができないという問題があったのに対して、請求項1に記載のコートにあっては、前記問題を解消することができる。
またさらに、請求項1に記載のコートにあっては、着用者の首が前記クッション部によって支持されるので、着用者が横になった場合や、飛行機や電車、バス等において座席に寄りかかった場合に、前記クッション部を枕として使用することができる。
請求項2に記載のコートにあっては、前記クッション部は前記頭部被覆部の下端部に設けられているので、着用者が前記コートを着用した場合には、前記着用者の首周りを保護することができると共に、前記着用者の視界を遮るといった事態を防止することができる。
請求項3に記載のコートにあっては、着用者の頭部に前記頭部被覆部を装着した状態で前記着用者が前記コートを着用した場合には、前記クッション部が前記着用者の首部の両側方及び後方を包囲するように配置されるので、前記着用者の頭部に前記頭部被覆部を装着することによって同時に前記着用者の首部に前記クッション部を装着することができる。また、請求項3に記載にコートにあっては、前記着用者の首部の両側方及び後方を確実に保護することができる。
請求項4に記載のコートにあっては、前記気体注入部から気体を導入した場合に前記クッション部が所定形状に膨張するので、前記クッション部を必要な場合に前記着用者の前記首部の周囲に配置することができると共に、前記クッション部から気体を抜くことでコンパクトに畳むことができるコートを提供することができる。
また、前記クッション部に前記気体を導入することにより、前記クッション部が高い断熱性を有するので、前記着用者の前記首部を効果的に防寒することができる。
請求項5に記載のコートにあっては、前記気体注入部から気体を導入した場合には、前記クッション部が所定形状に膨張すると共に、前記連通部を介して前記第二クッション部が所定形状に膨張するので、前記第二クッション部が前記着用者の前記頭部に配置されるので、首部と共に頭部の保護が可能なコートを提供することができる。
また、請求項5に記載のコートにあっては、前記第二クッション部が前記着用者の前記頭部に配置されるので、前記頭部被覆部が前記着用者の濡れた顔に密着して不快感を生じるといった事態を防止することができる。
またさらに、請求項5に記載のコートにあっては、前記連通部が設けられているので、前記気体注入部の1箇所から気体を導入して、前記クッション部及び前記第二クッション部を容易かつ簡便に膨張させることができる。
図1は、本考案に係るコートの一実施の形態において、コートの使用状態を示す斜視図である。 図2は、本考案に係るコートの一実施の形態において、コートの使用状態を示す平面図である。 図3は、本考案に係るコートの一実施の形態を示す側面図である。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づき、本考案を詳細に説明する。
図1〜図3に示すように、本考案の一実施の形態に係るコート10は、合成樹脂製のレインコートとして構成され、着用者Wの上半身を被覆する本体部11と、本体部11の上端部12に連設されて着用者Wの頭部の頭頂部、後頭部及び側頭部を被覆する頭部被覆部13とを備えている。
また、図1〜図3に示すように、本実施の形態に係るコート10は、着用者Wの首部の周囲に配置されるクッション部14を備えている。
図2に示すように、本実施の形態に係るクッション部14は、平面略U字状に形成され、図1〜図3に示すように、着用者Wの首部の両側方及び後方を包囲するように配置されている。図1〜図3に示すように、本実施の形態に係るクッション部14は頭部被覆部13の下端部15において、頭部被覆部13と一体に形成されている。
また、図2に示すように、本実施の形態に係る頭部被覆部13には気体注入部16が設けられ、クッション部14は、気体注入部16から気体を導入した場合に平面略U字状に膨張するように構成されている。
また、図1〜図3に示すように、本実施の形態に係る頭部被覆部13には着用者Wの頭部を保護する第二クッション部17が設けられている。図1〜図3に示すように、本実施の形態に係る第二クッション部17は、着用者Wの頭部の頭頂部、後頭部及び側頭部を包囲するように頭部被覆部13と一体に形成され、気体を導入した場合には頭部被覆部13の前方から後方に亘って、外側方及び内側方に、夫々、側面視波状に膨出するように形成されている。
また、図3に示すように、本実施の形態に係る頭部被覆部13には、クッション部14の内部と第二クッション部17の内部とを連通する連通部18が設けられている。本実施の形態にあっては、気体注入部16から気体を導入した場合には、クッション部14及び連通部18を介して、第二クッション部17が膨張するように構成されている。
以下、本実施の形態に係るコート10の作用について説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係るコート10を使用する場合には、予め気体注入部16から気体を導入し、クッション部14を平面略U字状に膨張させる。それと同時に、クッション部14から連通部18を介して導入した気体により、第二クッション部17を膨張させることができる。
次に、本実施の形態に係るコート10を着用する場合には、本体部11によって着用者Wの上半身が被覆される。その後、着用者Wの頭部に頭部被覆部13を装着することにより、第二クッション部17が着用者Wの頭部の頭頂部、後頭部及び側頭部を包囲するように配置されると共に、クッション部14が着用者Wの首部の両側方及び後方を包囲するように配置される。
この際、本実施の形態に係るコート10にあっては、着用者Wがコート10を着用した場合には、クッション部14が着用者Wの首部の周囲に配置されるので、首周りの保護が可能なコートを提供することができる。
特に、従来のコートにあっては、着用者の首周りを保護するように構成されていないため、例えば自転車走行時に衝突、転倒等することによって生じるムチ打ちのような首周りの負傷を防止することができないという問題があったのに対して、本実施の形態に係るコート10にあっては、前記問題を解消することができる。
またさらに、本実施の形態に係るコート10にあっては、着用者Wの首がクッション部14によって支持されるので、着用者Wが横になった場合や、飛行機や電車、バス等において座席に寄りかかった場合に、クッション部14を枕として使用することができる。
また、本実施の形態に係るコート10にあっては、クッション部14は頭部被覆部13の下端部15に設けられているので、着用者Wがコート10を着用した場合には、着用者Wの首周りを保護することができると共に、着用者Wの視界を遮るといった事態を防止することができる。
また、本実施の形態に係るコート10にあっては、着用者Wの頭部に頭部被覆部13を装着した場合には、クッション部14が着用者Wの首部の両側方及び後方を包囲するように配置されるので、着用者Wの頭部に頭部被覆部13を装着することによって同時に着用者Wの首部にクッション部14を装着することができる。特に、本実施の形態に係るコート10にあっては、着用者Wの首部の両側方及び後方を確実に保護することができる。
また、本実施の形態に係るコート10にあっては、気体注入部16から気体を導入した場合には、クッション部14が所定形状に膨張すると共に、連通部18を介して第二クッション部17が所定形状に膨張するので、第二クッション部17が着用者Wの頭部に配置されるので、首部と共に頭部の保護が可能なコートを提供することができる。
また、本実施の形態に係るコート10にあっては、第二クッション部17が着用者Wの頭部に配置されるので、頭部被覆部13が着用者Wの濡れた顔に密着して不快感を生じるといった事態を防止することができる。
またさらに、本実施の形態に係るコート10にあっては、連通部18が設けられているので、気体注入部16の1箇所から気体を導入して、クッション部14及び第二クッション部17を容易かつ簡便に膨張させることができる。
また、本実施の形態に係るコート10にあっては、クッション部14及び第二クッション部17に気体を導入することにより、クッション部14及び第二クッション部17が高い断熱性を有するので、着用者Wの首部及び頭部を効果的に防寒することができる。
また、本実施の形態に係るコート10にあっては、気体注入部16から気体を導入した場合にクッション部14を膨張させることができるので、クッション部14を必要な場合に着用者Wの首部の周囲に配置することができると共に、クッション部14から気体を抜くことでコンパクトに畳むことができるコートを提供することができる。
本実施の形態に係るコート10において、予め気体注入部16から気体を導入し、クッション部14及び第二クッション部17を膨張させて使用する場合を例に説明したが、クッション部14及び第二クッション部17を膨張させずに使用することもできる。この場合には、一般的なコートとして使用することができる。
本実施の形態に係るコート10にあっては、レインコートとして構成されている場合を例に説明したが、前記構成に限定されず、ウインドブレーカー他、薄い生地で構成されたコートであればよい。
本実施の形態に係るコート10にあっては、頭部被覆部13には頭部を保護する第二クッション部17が設けられると共に、クッション部14の内部と第二クッション部17の内部とを連通する連通部18が設けられている場合を例に説明したが、前記構成に限定されず、気体注入部を2箇所設け、クッション部と第二クッション部とが別個独立に膨張するように構成してもよい。
また、本実施の形態に係るコート10にあっては、頭部被覆部13には気体注入部16が設けられ、クッション部14は、気体注入部16から気体を導入した場合に所定形状に膨張しうるように構成されている場合に例に説明したが、前記構成に限定されず、弾性のあるスポンジ等により構成してもよい。
本考案は、コートに広く適用可能であり、産業上利用可能性を有している。
10:コート
11:本体部
12:本体部の上端部
13:頭部被覆部
14:クッション部
15:頭部被覆部の下端部
16:気体注入部
17:第二クッション部
18:連通部

Claims (7)

  1. 着用者の上半身を被覆する本体部と、前記本体部の上端部に連設されて前記着用者の頭部を被覆する頭部被覆部とを備えたコートにおいて、前記着用者の首部の周囲に配置されるクッション部を備えたことを特徴とするコート。
  2. 前記クッション部は前記頭部被覆部の下端部に設けられていることを特徴とする請求項1記載のコート。
  3. 前記クッション部は、前記頭部被覆部と一体に形成され、平面略U字状に形成され前記首部の両側方及び後方を包囲するように配置されることを特徴とする請求項2記載のコート。
  4. 前記頭部被覆部には気体注入部が設けられ、前記クッション部は、前記気体注入部から気体を導入した場合に所定形状に膨張しうるように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のコート。
  5. 前記頭部被覆部には前記頭部を保護する第二クッション部が設けられると共に、前記クッション部の内部と前記第二クッション部の内部とを連通する連通部が設けられていることを特徴とする請求項4記載のコート。
  6. レインコートであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のコート。
  7. ウインドブレーカーであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のコート。
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