JP3204328U - アルミニウム液の保温炉 - Google Patents

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Abstract

【課題】炉体の予熱、アルミニウム液の保温などを改善し、高効率、省エネかつ安全なアルミニウム液の保温炉を提供する。【解決手段】アルミニウム液の保温炉は、保温炉体20内に収容空間24が形成される。収容空間24内には、少なくとも1つのセラミック棒25が配設される。保温炉体20の収容空間24の上端には、オーブン21が設けられる。収容空間24の保温炉体20は、前部がアルミニウム液注入端22と連通し、後部がアルミニウム液取出端23と連通する。収容空間24中には、アルミニウム液が貯蔵される。セラミック棒25は、アルミニウム液中に浸漬される。オーブン21は、内部にアルミニウム液が無いときの保温炉体20を予熱し得る上、保温炉体20中のアルミニウム液の保温も行う。オーブン21及びセラミック棒25は、保温炉体20で単独で作動するか同期で作動する。【選択図】図2

Description

本考案は、アルミニウム液の保温炉に関するものであり、さらに詳しくは、特に、オーブンとセラミック棒との組合せにより構成された加熱構造により保温炉内のアルミニウム液の保温に応用し、高効率、省エネルギーかつ安全な構造に関するものである。
図4に示すように、従来のアルミニウム液の保温炉は、媒体10の上端にオーブン12が架設され、媒体10内のアルミニウム液11は、オーブン12から下方へ供給された熱気により液化状態に保持される。しかしオーブン12は、空気を熱媒として用いるため、その伝導効果は好ましくなく、媒体10内のアルミニウム液11全てを液化するためには、高圧及び高温で処理しなければならないため多くの消費電力が必要である上、伝導効果が理想的でない状況下でエネルギー浪費され、上層のアルミニウム液11が接触される箇所の温度が非常に高いため、その表面には酸化アルミニウムが頻繁に形成された。そのため、操作員は、媒体10の動作を正常に維持するために、炉壁に形成された酸化アルミニウムを定期的に除去する必要があった。
図5に示すように、上述した欠点に鑑み、一部のメーカは、セラミック棒13をアルミニウム液11による保温に代え、オーブン12の保温効率が好ましくない状況を確実に改善することができるが、セラミック棒13の設置コストが高めであるとともに、1つのセラミック棒13が故障してアルミニウム液11が凝固してしまうことを防ぐために、一般に1つの媒体10中に複数組のセラミック棒13を配置して使用することにより、作業及び装置の安全性を確保することができる。セラミック棒13には、使用期限があるため、アルミニウム液11中に長期間浸漬されて十分利用されない場合、資源が無駄となることがあった。
また、セラミック棒13は、液体を介して熱エネルギーを伝導しなければならないため、媒体10を初めて使用する場合、媒体10を予熱することができず、操作員は他の方式により予熱しなければならず、作業も煩雑さが増加するなどの問題点が生じた。
従って、本考案の主な課題は、保温炉の炉体の予熱、アルミニウム液の保温などを改善し、高効率、省エネルギーでかつ安全なアルミニウム液の保温炉を提供することにある。
本考案のもう一つの課題は、アルミニウム液を保温し、加熱効率が高く、アルミニウム液が凝固して保温炉体が損壊してしまうことを防いでコストを減らすことができるアルミニウム液の保温炉を提供することにある。
そこで、本考案者は、前記課題を解決するため鋭意検討を重ねた結果、保温炉体に取り付けられたオーブン及びセラミック棒を用いることにより、前記第一及び第二の課題を解決できることに着目し、本考案に想到するに至った。
すなわち、本考案の主な目的は、保温炉体の保温構造に取り付けられたオーブン及びセラミック棒により、炉体の予熱、アルミニウム液の保温などを改善し、高効率、省エネルギーかつ安全なアルミニウム液の保温炉を提供することにある。
本考案のもう一つの目的は、セラミック棒によりアルミニウム液を保温し、加熱効率が高く、セラミック棒が故障したときにオーブンを加熱し、アルミニウム液が凝固して保温炉体が損壊してしまうことを防いでセラミック棒の交換にかかる時間を節約し、同一の保温炉体中に多数組のセラミック棒を配置しなくてもコストを減らすことができる、アルミニウム液の保温炉を提供することにある。
かくして、本考案の要旨は次の通りである。
アルミニウム液の保温炉であって、
前記保温炉の炉体(以下「保温炉体」という。)内には、収容空間が形成され、前記収容空間内には、少なくとも1つのセラミック棒が配設され、前記保温炉体の前記収容空間の上端には、オーブンが設けられ、前記収容空間の前記保温炉体は、前部がアルミニウム液注入端と連通し、後部がアルミニウム液取出端と連通し、
前記収容空間内には、前記アルミニウム液が貯蔵され、
前記セラミック棒は、前記アルミニウム液中に浸漬され、
前記オーブンは、内部に前記アルミニウム液が無いときの前記保温炉体を予熱可能であり、前記保温炉体中の前記アルミニウム液の保温も行い、
前記オーブン及び前記セラミック棒は、前記保温炉体で単独で作動するか同期で作動することを特徴とするアルミニウム液の保温炉。
本考案は、前記の通りの構成からなり、アルミニウム液の保温を高効率で安定化することができ、凝固することを防止することができる。
図1は、本考案の一実施形態に係るアルミニウム液の保温炉を示す斜視図である。 図2は、本考案の一実施形態に係るアルミニウム液の保温炉を示す断面図である。 図3は、本考案の一実施形態に係るアルミニウム液の保温炉を示す説明図である。 図4は、従来の装置を示す説明図(1)である。 図5は、従来の装置を示す説明図(2)である。
以下、本考案の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、これによって本考案が限定されるものではない。
図1及び図2を参照する。図1及び図2に示すように、本考案の一実施形態に係るアルミニウム液の保温炉は、保温炉体20内に収容空間24が形成されている。収容空間24内には、少なくとも1つのセラミック棒25が配設されている。保温炉体20の収容空間24の上端には、オーブン21が設けられる。収容空間24の保温炉体20は、前部がアルミニウム液注入端22と連通し、後部がアルミニウム液取出端23と連通する。
図2及び図3を参照する。図2及び図3に示すように、保温炉体20を初めて使用する場合、まず、オーブン21からの空気熱伝導により保温炉体20を予熱した後、アルミニウム液30をアルミニウム液注入端22から流し込み、収容空間24中に貯蔵する。アルミニウム液30が収容空間24に流し込まれた後は、セラミック棒25によりアルミニウム液30を保温し、セラミック棒25の温度が上昇した後に、オーブン21をオフすると、アルミニウム液30は、熱溶融の液体状態に保持され、アルミニウム液取出端23からアルミニウム液30を排出して加工作業を行う。セラミック棒25が故障したときは、オーブン21をオンして保温を継続的に行い、セラミック棒25が収容空間24中で凝固されて保温炉体20が損壊してしまうことを防ぐ。
10 媒体
11 アルミニウム液
12 オーブン
13 セラミック棒
20 保温炉体
21 オーブン
22 アルミニウム液注入端
23 アルミニウム液取出端
24 収容空間
25 セラミック棒
30 アルミニウム液

Claims (1)

  1. アルミニウム液の保温炉であって、
    前記保温炉の炉体(以下「保温炉体」という。)内には、収容空間が形成され、前記収容空間内には、少なくとも1つのセラミック棒が配設され、前記保温炉体の前記収容空間の上端には、オーブンが設けられ、前記収容空間の前記保温炉体は、前部がアルミニウム液注入端と連通し、後部がアルミニウム液取出端と連通し、
    前記収容空間内には、前記アルミニウム液が貯蔵され、
    前記セラミック棒は、前記アルミニウム液中に浸漬され、
    前記オーブンは、内部に前記アルミニウム液が無いときの前記保温炉体を予熱可能であり、前記保温炉体中の前記アルミニウム液の保温も行い、
    前記オーブン及び前記セラミック棒は、前記保温炉体で単独で作動するか同期で作動することを特徴とするアルミニウム液の保温炉。

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