JP3204202U - 手押し車用補助バー - Google Patents

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Abstract

【課題】既に世の中に多数存在する後部開放式ラダーフレーム構造の手押し車において、利用者の腹部による前方への推進力を確保する手押し専用補助バーを提供する。【解決手段】本考案は後部開放式ラダーフレーム構造の手押し車10に取り付けて使用する補助バー20であって、手押し車10のハンドルフレーム14に略コ形の補助バー20を着脱自在に取り付け、利用者が手押し車10のハンドル15を両手で持ち上げると補助バー20が利用者の腹部に当接して手押し車10に推進力を与える。利用者は両腕で左右のバランスをとることに専念でき、前方への推進力はもっぱら利用者の腹部を通じて手押し車10に伝達される。【選択図】図1

Description

本考案は、手押し車に前方への推進力を効率よく伝達するための手押し車に取り付けて使用する補助バーに関するものである。
手押し車は、手押し式の運搬台車であって、一輪車や二輪車などがあるが、特に一輪車は狭い通路における走行及び荷物の積み下ろしが容易に行えるため、工事用あるいは農業用に広く用いられており、その主流は、車体の前部に車輪があり、荷物を載せるバケットとバケットを受けるバケットフレームが後部開放式ラダーフレーム構造になって後端部がハンドルとなっている。
しかし、後部開放式ラダーフレーム構造の手押し車の欠点として、手押し車を押す場合、利用者が手でハンドルを持ち上げて、腕をほぼまっすぐ下に伸ばした状態で手押し車を押す必要があり、前方への推進力を効率よく手押し車に伝えられないことがある。これを解決するために、特許文献1では、後部開放式ラダーフレーム構造の手押し車の多数を占める運搬用一輪車について、使用者の腹部に当接する棒体又は板体を有する構造の一輪車の考え方が提案されている。これは、前方方向への推進力を腹部に当接する棒体又板体を通して利用者の脚力を一輪車に伝えようとするものである。
特許文献1によると該構造を備えた一輪車を新造若しくは改造する必要があると考えられるが、後部開放式ラダーフレーム構造の手押し車は、既に世の中に多数出回っており、各種メーカから種々の形態のものが製品化されている状況を鑑みると、もっと簡単にこれらの製品にも対応することが求められる。
実用新案登録第3189139号公報
解決しようとする問題点は、既に世の中に多数存在する後部開放式ラダーフレーム構造の手押し車においても、使用者の腹部による前方への推進力を確保する点にある。
本考案は、後部開放式ラダーフレーム構造のハンドルフレームに略コ形のバーを着脱自在に取り付けることができるようにし、利用者が前記手押し車のハンドルを両手で持ち上げると前記バーが利用者の腹部に当接することにより手押し車に推進力を与えようとするものである。
また、多種多様な後部開放式ラダーフレーム構造のハンドルフレームの手押し車に対応できるように前記略コ形のバーの幅を伸縮自在とし、かつハ形に大きく開いたハンドルフレームにも対応できるように前記コ型のバーをハ形変形可能としている。
既存の後部開放式ラダーフレーム構造の手押し車に安価で簡単に取り付けることが可能であり、利用者は両腕で左右のバランスをとることに専念でき、前方へ推進力はもっぱら利用者の腹部を通じて手押し車に伝達されるため、凹凸のある悪路、泥沼の現場、登り坂等での重量物の運搬が従来のものに比べ各段の差があり、長時間の運搬作業にも疲労が少なく効率も上がるという利点がある。
図1は本考案の補助バーを手押し車に取り付けて利用者が利用している状況を示す利用説明図である。 図2は本考案の補助バーの実施形態を示す平面図である。 図3は本考案の補助バーの取り付け方法を示す部分図である。 図4は伸縮部と角度調整部を備えた補助バー(ユニバーサル補助バー)の平面図である。 図5は伸縮部と角度調整部を備えた補助バー(ユニバーサル補助バー)の実施形態を示す平面図である。
既存の後部開放式ラダーフレーム構造の手押し車に非常に安価で単純な構造の補助バーを着脱自在に簡単に取り付けることができ、凹凸のある悪路、泥沼の現場、登り坂等での重量物の運搬が従来のものに比べ各段の差があり、長時間の運搬作業にも疲労が少なく効率を上げることができる。
以下、本考案の実施形態を、図面に基づいて説明をする。
図1は、後部開放式ラダーフレーム構造の手押し車で多用されている運搬用一輪車に本考案の補助バー20を取り付けて利用者が手押し車10を利用している様子を示したものである。利用者が両手でハンドル15を持ち上げると補助バー20が利用者の腹部に当接するように、補助バー20が取り付け部30でハンドルフレーム14に推進力に耐えられるよう堅固に取り付けられている。利用者が前方へ荷物を運搬するには、両手でハンドル15を持ち上げ腕をほぼ伸ばした状態で、左右のバランスをとり、前方への推進力は腹部から補助バー20を通してハンドルフレーム14に伝達される。従って、従来のように腕をほぼ垂直に伸ばした状態で、左右のバランスをとりながら、しかも垂直に伸ばした腕で前方への押す力を加えなければならないという不自然な運動から解放される。
図2は、本考案の補助バー20を示している。
補助バー20は、利用者の腹部に当接する当接フレーム22とハンドルフレーム14に支持するための支持フレーム21を略コ形にした非常に単純な構造で、支持フレーム21が左右それぞれ3個の高さ調整孔23を有している。高さ調整孔23はハンドルフレーム14と支持フレーム21との垂直角度を調節して当接フレーム22が利用者の腹部に適切に当接するように調整するためのものである。通常の場合3段階程度の調整で十分であるが必要に応じて個数を増やしてもよい。
図3は、補助バー20をハンドルフレーム14に取り付ける方法を示している。
補助バー20をハンドルフレーム14に取り付けるための条件としては、(1)腹部から伝達される力に耐えられること、(2)当接フレーム22が利用者の腹部に適切に当接させるためにハンドルフレーム14と補助バー20との垂直角度(当接フレーム22の高さ)調整ができること、(3)当接フレーム22が利用者の腹部に適切に当接させるために補助バー20のハンドルフレーム14への取り付け位置を自由に選べること(当接フレーム22の水平位置調整)、があり、これらを満たすためには相当複雑なユニバーサルジョイントが必要になる。
そこで、本考案では、これらを以下の様にして解決を図っている。
まず、(3)の補助バー20のハンドルフレーム14への取り付け位置は、自在バンド31を利用することにより、ハンドルフレーム14のいずれの位置にも自由に取り付けることが可能となり、これにより支持フレーム21の長さが一定であっても、当接フレーム22が利用者の腹部の適切な水平位置で当接するように調整できる。また自在バンド31に蝶ネジ32を用いることにより、工具を使用しないで、取り付け取り外しが簡単にできるようにしている。
(2)のハンドルフレーム14と補助バー20との角度(高さ)調整は、支持フレーム21の高さ調整孔23により解決を図っている。すなわち、自在バンド31の高さと支持フレーム21の先端Aから高さ調整孔23までの距離によってハンドルフレーム14と支持フレーム21との垂直角度が決まる。図3の(a)、(b)、(c)にそれぞれの高さ調整孔23の位置により、ハンドルフレーム14と支持フレーム21との垂直角度が変化する様子を示している。
(1)の腹部から伝達される力に耐えるために、次の方法をとっている。
腹部からの推進力が働くと、補助バー20には図3のx方向の水平力と水平面と補助バー20の角度に応じてy方向の垂直分力が働く。この分力は正接角(tanθ)で作用するから、角度が30度であれば水平力1に対して0.58の力が加わり、単に自在バンド31で強く締め付けて取り付けても、この垂直分力による回転モーメントのため補助バー20が回転してしまい、十分な水平の推進力を得ることができない。そこで、当接フレーム22が利用者の腹部の適切な位置になるよう、図3のA点に示すように支持フレーム21の先端をハンドルフレーム14に当接するように高さ調整孔23を利用してボルト33で支持フレーム21と自在バンド31を固定する。これによってハンドルフレーム14の自在バンド31の取り付け位置も決まるので、蝶ネジ32で自在バンド31を固定する。利用者の腹部を通して推進力が補助バー20に伝えられると上記の垂直分力によるA点を支点とする回転モーメントが自在バンド31に加わり、これにより自在バンド31には引っ張り力が加わることにより、支持点A、支持フレーム21及びハンドルフレーム14が力学的バランスにより、より強固に固定されることになる。また、自在バンド31は圧縮力や回転力には弱いが、引張力には強い。なお、腹部による推進力が作用していない場合に、補助バー20に何らかの水平力が加わると自在バンド31に水平モーメントによるねじれが発生するので、このような恐れがある場合はA点も自在バンドで固定することが望ましい。
上記の取り付け方法を採用することにより、高価なユニバーサルジョイントを使用しなくても、強固に本考案の補助バー20を取り付けることができ、本実施形態により、非常に簡単でしかも安価に本考案が実施できる。
実施例1においては、後部開放式ラダーフレーム構造の手押し車である比較的標準的な運搬用一輪車について、本考案の適用例を示しており、ある程度は異なった種類の製品にも対応できるが、それでも、当接フレーム22の幅等が大きく異なる場合はメーカの機種に合わせて補助バー20を製作する必要がある。実施例2では、これらの課題を解決した、当接フレーム22に伸縮部41と角度調整部42を備えたユニバーサル補助バー40を用いた実施例を説明する。
図4は請求項2のユニバーサル補助バー40を示しており、伸縮部41と角度調整部42を備えている。伸縮部41は当接フレーム22の幅を自由に変化させることができ、伸縮締付部43により当接フレーム22の幅を適切な位置で固定できる。また角度調整部42は支持フレーム21と当接フレーム22の水平角度を変えることができる。
後部開放式ラダーフレーム構造の手押し車では、通常左右のハンドルフレーム14は、図5の(a)のようにハ形に裾広がりをした形態が多い。ハンドルフレーム14のハ形の広がりが小さく、ハンドルフレーム14と支持フレーム21との水平角度が10度以下であれば、通常の補助バー20を取り付けることが可能である。しかしながら、ハ形の広がりが大きく、ハンドルフレーム14と支持フレーム21との水平角度が10度を超える場合は、図5の(b)に示すように前記水平角度を10度以内に抑えるために支持フレーム21と当接フレーム22のなす水平角度を90度以内になるように取り付ける必要があり、これにはユニバーサル補助バー40が有効である。
本実施2例は、運搬用一輪車に用いた例を示したが、後部開放式ラダーフレーム構造の手押し車であれば、二輪車でも4輪車等にも適用できる。なお、製品化する場合は、当接フレーム22には繊維、革、ゴム等のカバーを取り付けることも有効である。
本考案は非常に単純で安価に製作が可能な物品で、既に世の中に多数出回っている後部開放式ラダーフレーム構造の手押し車に簡単に取り付けることが可能であり、これにより運搬作業の疲労を軽減し、しかもお年寄りでも簡単に利用できる側面を兼ね備えており、多大の効果が期待できる。
10 手押し車
11 バケット
12 車輪
13 バケットフレーム
14 ハンドルフレーム
15 ハンドル
20 補助バー
21 支持フレーム
22 当接フレーム
23 高さ調整孔
30 取り付け部
31 自在バンド
32 蝶ネジ
33 ボルト
41 伸縮部
42 角度調整部
43 伸縮締付部

Claims (2)

  1. 後部開放式ラダーフレーム構造の手押し車に取り付けて使用する補助バーであって、前記手押し車のハンドルフレームに略コ形のバーを着脱自在に取り付け、利用者が前記手押し車のハンドルを両手で持ち上げると前記バーが利用者の腹部に当接することにより前記手押し車に推進力を与えることを特徴とする手押し車用補助バー。
  2. 前記略コ型のバーに伸縮部と角度調整部を備えたことを特徴とする請求項1記載の手押し車用補助バー。
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