JP3204180U - 耐落下衝撃性を有する容器構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】内層がガラスからなり、衝突防止用のライニングを有する耐落下衝撃性を有する容器構造を提供する。【解決手段】耐落下衝撃性を有する容器構造は、内瓶1、2つの衝撃保護ライニング2、外瓶3、外側トップカバー4及び内側トップカバー5を備える。内瓶1は、ガラスからなるボトル体である上、液体又は固体を受ける内瓶空間110を内部に有する内瓶本体11と、内瓶本体11の頂端に位置して上方に延伸する首部12とを有する。首部12は、内瓶本体11の内瓶空間110と連通する瓶口を有する。衝撃保護ライニング2は、ゴムからなるスリーブ体である上、内瓶1の内瓶本体11の頂端及び底端に嵌合される。衝撃保護ライニング2の各頂端には、通口が形成される。内瓶1の内瓶本体11の頂端に位置する衝撃保護ライニング2の通口には、内瓶1の首部12が嵌挿される。【選択図】図3
Description
本考案は、容器に関するものであり、さらに詳しくは、内層がガラスからなり、耐落下衝撃性を有する容器構造に関するものである。
図8に示すように、従来からよく知られている携帯用ボトル7は、中空状収容室710を有する本体71を含む。本体71の上端に形成された瓶口711には、携行するのに都合が良いように蓋体72が覆うように配置されている。ユーザが携帯用ボトルを用いて水を飲む際、蓋体72を緩めてから口を飲み口につけてボトルを傾けるか、蓋体72に挿し込んだストローの端部に口をつけて飲むことが一般的である。
従来、一般の携帯用ボトル7は、ステンレス、プラスチック、ガラス又はセラミックからなる材料が用いられている。ステンレスからなる断熱容器は、保温効果に優れるが、洗浄するときに掻き傷が発生し易い上、ステンレスの材料コストが高いため、ステンレス製容器の価格は高めである。また、ステンレスの品質が安定せず、品質が悪いステンレスの場合、掻き傷が発生すると重金属が放出されることがある。プラスチック製容器の場合、耐落下衝撃性を有するが、耐熱性が低くて品質が悪い上、熱により有毒溶剤が発生することがある。一方のガラス又はセラミックからなる容器の場合、耐熱性を有するため消毒することが可能で、高温に曝されても毒性物質を放出することはないが、洗浄が容易でなく掻き傷が生じ易く、他の物に当たって破裂し易く、洗浄が不便で怪我し易いため危険を伴うことが多い。そのため、上述したような従来技術の問題点を改善する技術が求められてきた。
従って、本考案の主な課題は、内層がガラスからなり、衝突防止用のライニングを有する耐落下衝撃性を有する容器構造を提供することにある。
そこで、本考案者は、本考案の前記課題を解決するため鋭意検討を重ねた結果、内瓶と外瓶の二層構造とし、底部及び頂端に衝撃保護部を設けることにより、前記課題を解決できることに着目し、かかる知見に基いて本考案に想到した。
かくして、本考案の要旨は次の(1)〜通りである。
(1)内瓶、2つの衝撃保護ライニング、外瓶、外側トップカバー及び内側トップカバーを備えた耐落下衝撃性を有する容器構造であって、
前記内瓶は、ガラスからなるボトル体であり、液体又は固体を受ける内瓶空間を内部に有する内瓶本体と、前記内瓶本体の頂端に位置して上方に延伸する首部とを有し、前記首部は、前記内瓶本体の前記内瓶空間と連通する瓶口を有し、
前記衝撃保護ライニングは、ゴムからなるスリーブ体であり、前記内瓶の前記内瓶本体の頂端及び底端に嵌合され、前記衝撃保護ライニングの各頂端には、通口が形成され、前記内瓶の前記内瓶本体の頂端に位置する前記衝撃保護ライニングの前記通口には、前記内瓶の前記首部が嵌挿され、
前記外瓶は、プラスチックからなるボトル体であり、外瓶本体を有し、前記外瓶本体の内部には、前記内瓶と、前記衝撃保護ライニングとが配設される外瓶空間が形成され、前記衝撃保ライニングが前記外瓶の前記外瓶本体の内縁壁に当接され、前記内瓶の前記内瓶本体の外縁壁と前記外瓶の前記外瓶本体の内縁壁とにより隔離領域が形成されるとともに、前記外瓶本体の頂端には、前記外瓶空間と連通する開口部が形成され、
前記外側トップカバーは、プラスチックからなる蓋体であり、前記外瓶本体の前記開口部を閉止するように前記外瓶の前記外瓶本体の前記開口部に設けられ、前記外側トップカバーの頂端には、前記内瓶の前記首部が挿通される前記通口が形成され、前記内瓶と前記衝撃保護ライニングとが前記外瓶の前記外瓶本体の前記外瓶空間内に内蔵され、前記内瓶の前記首部が前記外側トップカバーの頂端から外方へ突出され、
前記内側トップカバーは、プラスチックからなる蓋体であり、前記首部の前記瓶口を閉止するように前記内瓶の前記首部に設けられていることを特徴とする、耐落下衝撃性を有する容器構造。
(1)内瓶、2つの衝撃保護ライニング、外瓶、外側トップカバー及び内側トップカバーを備えた耐落下衝撃性を有する容器構造であって、
前記内瓶は、ガラスからなるボトル体であり、液体又は固体を受ける内瓶空間を内部に有する内瓶本体と、前記内瓶本体の頂端に位置して上方に延伸する首部とを有し、前記首部は、前記内瓶本体の前記内瓶空間と連通する瓶口を有し、
前記衝撃保護ライニングは、ゴムからなるスリーブ体であり、前記内瓶の前記内瓶本体の頂端及び底端に嵌合され、前記衝撃保護ライニングの各頂端には、通口が形成され、前記内瓶の前記内瓶本体の頂端に位置する前記衝撃保護ライニングの前記通口には、前記内瓶の前記首部が嵌挿され、
前記外瓶は、プラスチックからなるボトル体であり、外瓶本体を有し、前記外瓶本体の内部には、前記内瓶と、前記衝撃保護ライニングとが配設される外瓶空間が形成され、前記衝撃保ライニングが前記外瓶の前記外瓶本体の内縁壁に当接され、前記内瓶の前記内瓶本体の外縁壁と前記外瓶の前記外瓶本体の内縁壁とにより隔離領域が形成されるとともに、前記外瓶本体の頂端には、前記外瓶空間と連通する開口部が形成され、
前記外側トップカバーは、プラスチックからなる蓋体であり、前記外瓶本体の前記開口部を閉止するように前記外瓶の前記外瓶本体の前記開口部に設けられ、前記外側トップカバーの頂端には、前記内瓶の前記首部が挿通される前記通口が形成され、前記内瓶と前記衝撃保護ライニングとが前記外瓶の前記外瓶本体の前記外瓶空間内に内蔵され、前記内瓶の前記首部が前記外側トップカバーの頂端から外方へ突出され、
前記内側トップカバーは、プラスチックからなる蓋体であり、前記首部の前記瓶口を閉止するように前記内瓶の前記首部に設けられていることを特徴とする、耐落下衝撃性を有する容器構造。
(2)前記内瓶の前記首部の外縁壁には、雄ねじ領域が形成され、
前記内側トップカバーの底端内縁壁には、雌ねじ領域が形成され、
前記内側トップカバーの前記雌ねじ領域には、前記内瓶の前記首部の前記雄ねじ領域が螺着されることを特徴とする、前記(1)に記載の耐落下衝撃性を有する容器構造。
前記内側トップカバーの底端内縁壁には、雌ねじ領域が形成され、
前記内側トップカバーの前記雌ねじ領域には、前記内瓶の前記首部の前記雄ねじ領域が螺着されることを特徴とする、前記(1)に記載の耐落下衝撃性を有する容器構造。
(3)前記内側トップカバーは、飲み口を有する蓋又はボトル蓋であることを特徴とする、前記(2)に記載の耐落下衝撃性を有する容器構造。
(4)前記2つの衝撃保護ライニングの各内縁壁の輪郭は、前記内瓶の前記内瓶本体の頂端及び底端の輪郭と同じであることを特徴とする、前記(1)に記載の耐落下衝撃性を有する容器構造。
(5)前記2つの衝撃保護ライニングは、熱可塑性ゴム又はシリコーンからなることを特徴とする、前記(4)に記載の耐落下衝撃性を有する容器構造。
(6)前記外瓶の前記外瓶本体の頂端内縁壁には、雌ねじ領域が形成され、
前記外側トップカバーの底端外縁壁には、雄ねじ領域が形成され、
前記外側トップカバーの前記雄ねじ領域には、前記外瓶の前記外瓶本体の前記雌ねじ領域が螺着されることを特徴とする、前記(1)に記載の耐落下衝撃性を有する容器構造。
前記外側トップカバーの底端外縁壁には、雄ねじ領域が形成され、
前記外側トップカバーの前記雄ねじ領域には、前記外瓶の前記外瓶本体の前記雌ねじ領域が螺着されることを特徴とする、前記(1)に記載の耐落下衝撃性を有する容器構造。
(7)前記外側トップカバーには、紐体取付けリングが設けられ、
前記紐体取付けリングは、前記外トップカバーの外縁壁の両側端に設けられ、
前記外瓶本体には、前記紐体取付けリングが設けられ、
前記紐体取付けリングは、前記外瓶本体の底端外縁に設けられ、前記紐体が組み合わされて連結固定されることを特徴とする、前記(6)に記載の耐落下衝撃性を有する容器構造。
前記紐体取付けリングは、前記外トップカバーの外縁壁の両側端に設けられ、
前記外瓶本体には、前記紐体取付けリングが設けられ、
前記紐体取付けリングは、前記外瓶本体の底端外縁に設けられ、前記紐体が組み合わされて連結固定されることを特徴とする、前記(6)に記載の耐落下衝撃性を有する容器構造。
(8)前記紐体の両端には、前記外側トップカバーの外縁壁の両側端にそれぞれ設けられた前記紐体取付けリングがそれぞれ連結固定されることを特徴とする、前記(7)に記載の耐落下衝撃性を有する容器構造。
(9)前記紐体は、前記外側トップカバーの外縁両側端にそれぞれ設けられた前記紐体取付けリングに挿設され、前記外瓶本体の底端外縁壁の前記紐体取付けリングに連結固定されることを特徴とする、前記(7)に記載の耐落下衝撃性を有する容器構造。
本考案の耐落下衝撃性を有する容器構造は、外瓶が地面に落下したり、その他の物体に当たって衝撃を受けたりすると、内瓶の内瓶本体の頂端及び底端に位置する各衝撃保護ライニングにより衝撃を吸収してガラスからなる内瓶を保護し、他の物に外瓶が当たって内瓶が破裂する問題を防ぐことができる上、もしその衝撃力が、内瓶の内瓶本体の頂端及び底端に位置する各衝撃保護ライニングにより吸収できる最大値を超えてガラスからなる内瓶が破裂して飛び散っても、内瓶のガラスの破片が外瓶の外瓶本体の外瓶空間内に留まる。そのため、内瓶の内瓶本体が破裂した場合でも、その破片が外方へ飛び散ってユーザを負傷させることを防ぐことができる上、砕けた内瓶の内瓶本体をユーザが処理する際に破片に直接触れて負傷することを防ぎ、鋭利な破片の縁で負傷する危険性を減らし、ユーザは安全に使用することができる。
まず、図1〜図7を参照する。図1〜図7に示すように、本考案の一実施形態に係る耐落下衝撃性を有する容器構造は、少なくとも内瓶1、2つの衝撃保護ライニング2、外瓶3、外トップカバー4及び内トップカバー5から構成されてなる。
内瓶1は、ガラスからなるボトル体である。内瓶1は、液体又は固体を受ける内瓶空間110を内部に有する内瓶本体11と、内瓶本体11の頂端に位置して上方に延伸する首部12と、を有する。首部12は、内瓶本体11の内瓶空間110と連通する瓶口120を有する。
2つの衝撃保護ライニング2は、ゴムからなるスリーブ体である。2つの衝撃保護ライニング2は、内瓶1の内瓶本体11の頂端及び底端にそれぞれ嵌合される。2つの衝撃保護ライニング2の各頂端には、通口20が形成される。内瓶1の内瓶本体11の頂端に位置する衝撃保護ライニング2の通口20には、内瓶1の首部12が嵌挿される。各通口20の口径は、内瓶1の首部12の外径より大きい。
外瓶3は、プラスチックからなるボトル体である。外瓶3は、外瓶本体31を有する。外瓶本体31の内部には、内瓶1と、2つの衝撃保護ライニング2とが配設される外瓶空間310が形成されている。外瓶3の外瓶空間310の空間は、内瓶1の内瓶本体11より略大きく、2つの衝撃保護ライニング2を外瓶3の外瓶本体31の内縁壁に当接させ、内瓶1の内瓶本体11の外縁壁と外瓶3の外瓶本体31の内縁壁とにより隔離領域30が形成されるとともに、外瓶本体31の頂端には、外瓶空間310と連通する開口部311が形成されている。
外トップカバー4は、プラスチックからなる蓋体である。外トップカバー4は、外瓶3の外瓶本体31の開口部311を閉止するように外瓶3の外瓶本体31の開口部311に設けられている。外トップカバー4の頂端には、内瓶1の首部12が挿通される通口40が形成されている。通口40の口径は、内瓶1の首部12の外径より大きく、内瓶1と2つの衝撃保護ライニング2とが外瓶3の外瓶本体31の外瓶空間310内に内蔵され、内瓶1の首部12が外トップカバー4の頂端から外方へ突出されている。
内トップカバー5は、プラスチックからなる蓋体である。内トップカバー5は、首部12の瓶口120を閉止するように内瓶1の首部12に設けられている。
以下、上述した耐落下衝撃性を有する容器構造について詳しく説明する。内瓶1の首部12の外縁壁には、雄ねじ領域121が形成されている。内トップカバー5の底端内縁壁には、雌ねじ領域51が形成されている。内トップカバー5の雌ねじ領域51には、内瓶1の首部12の雄ねじ領域121が螺着されている。上述した内トップカバー5は、必要に応じて飲み口を有する蓋(図1、図2、図3、図5及び図6を参照する)又はボトル蓋(図4を参照する)を選択して使用してもよい。
2つの衝撃保護ライニング2の各内縁壁の輪郭は、内瓶1の内瓶本体11の頂端及び底端の輪郭と同じである。2つの衝撃保護ライニング2は、熱可塑性ゴム又はシリコーンからなる。熱可塑性ゴム又はシリコーンは、弾性機能及び滑り止め機能を有する。
外瓶3の外瓶本体31の頂端内縁壁には、雌ねじ領域312が形成される。外トップカバー4の底端外縁壁には、雄ねじ領域41が形成される。外トップカバー4の雄ねじ領域41には、外瓶3の外瓶本体31の雌ねじ領域312が螺着される。
本考案の容器は、手で持つ以外に、肩にかけて使用することができるように、対応した紐体取付けリング42が外トップカバー4に設けられてもよい。各紐体取付けリング42は、外トップカバー4の外縁壁の両側端に設けられている(図1〜図4を参照する)。外瓶本体31には、紐体取付けリング32が設けられてもよい。紐体取付けリング32は、外瓶本体31の底端外縁に設けられ(図5〜図7を参照する)、紐体6が組み合わされて連結固定されてもよい。
また、ユーザの必要に応じ、紐体6の両端には、外トップカバー4の外縁壁の両側端にそれぞれ設けられた紐体取付けリング42がそれぞれ連結固定されてもよいし(図1〜図4を参照する)、紐体6が外トップカバー4の外縁両側端の紐体取付けリング42に挿設され、外瓶本体31の底端外縁壁の紐体取付けリング32と連結固定されてもよい(図5〜図7を参照する)。
上述した構造は、液体又は固体を受ける容器を利用し、内瓶1は、ガラスからなるボトルである。内瓶1の内瓶本体11の頂端及び底端には、衝撃保護ライニング2が嵌合される。各衝撃保護ライニング2は、ゴムからなるスリーブ体である。衝撃保護ライニング2が嵌合された内瓶1を外瓶3の外瓶空間310内に取付け、2つの衝撃保護ライニング2を外瓶3の外瓶本体31の内縁壁に押し付けて固定し、内瓶1の内瓶本体11の外縁壁と外瓶3の外瓶本体31の内縁壁とにより隔離領域30が形成され、外瓶3が他の物に当たって内瓶1が破裂してしまうことを防ぐとともに、外トップカバー4が外瓶3の外瓶本体31の開口部311に設けられて外瓶3の開口部311を閉止する。外トップカバー4はプラスチックからなる蓋体である。外トップカバー4の頂端面の通口40には、内瓶1の首部12が挿通され、内瓶1と2つの衝撃保護ライニング2とが外瓶3の外瓶本体31の外瓶空間310内に内蔵され、内瓶1の首部12が外トップカバー4の頂端の外側に突出される。内トップカバー5は、首部12の瓶口120を閉止するように、内瓶1の首部12に設けられる。内トップカバー5は、プラスチックからなる蓋体である。
そのため、内瓶1の内瓶本体11の頂端及び底端には、衝撃保護ライニング2がそれぞれ嵌合される。各衝撃保護ライニング2は、ゴムからなるスリーブ体であり、弾性及び滑り止めを有する熱可塑性ゴム又はシリコーンからなる。外瓶3が地面に落下したり、その他の物体に当たって衝撃を受けたりすると、内瓶1の内瓶本体11の頂端及び底端に位置する各衝撃保護ライニング2により衝撃を吸収してガラスからなる内瓶1を保護し、他の物に外瓶3が当たって内瓶1が破裂する問題を防ぐことができる上、もしその衝撃力が、内瓶1の内瓶本体11の頂端及び底端に位置する各衝撃保護ライニング2により吸収できる最大値を超えてガラスからなる内瓶1が破裂して飛び散っても、内瓶1のガラスの破片が外瓶3の外瓶本体31の外瓶空間310内に留まる。このように、内瓶1の内瓶本体11が破裂した場合でも、その破片が外方へ飛び散ってユーザを負傷させることを防ぐ上、砕けた内瓶1の内瓶本体11をユーザが処理する際に破片に直接触れて怪我することを防ぎ、鋭利な破片の縁で負傷する危険性を減らし、ユーザは安全に使用することができる。
内瓶1の内瓶本体11の外縁壁と外瓶3の外瓶本体31の内縁壁とにより隔離領域30が画成される。内瓶1の内瓶本体11の内瓶空間110が高温の液体を受けるときに、内瓶1の温度が上昇しないように、隔離領域30の空間により温度が内瓶1から外瓶3へ伝わって外瓶3の温度が上昇することを防ぐ。そのためユーザが容器を握持するときに、内瓶1の内瓶本体11の内瓶空間110が受ける高温の液体により火傷することを防ぐことができる。
同じ道理により、内瓶1の内瓶本体11の内瓶空間110が低温の液体を受けるとき、内瓶1の内瓶本体11の外縁壁と外瓶3の外瓶本体31の内縁壁とにより隔離領域30が画成され、内瓶1の内瓶本体11の内瓶空間110が低温の液体を受けても、低温が内瓶1から外瓶3へ伝わることを防ぐため、ユーザが本考案の容器を握持しても、内瓶1の内瓶本体11の内瓶空間110が受ける低温の液体により冷たく感じることはない。
1 内瓶
2 衝撃保護ライニング
3 外瓶
4 外側トップカバー
5 内側トップカバー
6 紐体
7 携帯用ボトル
11 内瓶本体
12 首部
20 通口
30 隔離領域
31 外瓶本体
32 紐体取付けリング
40 通口
41 雄ねじ領域
42 紐体取付けリング
51 雌ねじ領域
71 本体
72 蓋体
110 内瓶空間
120 瓶口
121 雄ねじ領域
310 外瓶空間
311 開口部
312 雌ねじ領域
710 中空状収容室
711 瓶口
2 衝撃保護ライニング
3 外瓶
4 外側トップカバー
5 内側トップカバー
6 紐体
7 携帯用ボトル
11 内瓶本体
12 首部
20 通口
30 隔離領域
31 外瓶本体
32 紐体取付けリング
40 通口
41 雄ねじ領域
42 紐体取付けリング
51 雌ねじ領域
71 本体
72 蓋体
110 内瓶空間
120 瓶口
121 雄ねじ領域
310 外瓶空間
311 開口部
312 雌ねじ領域
710 中空状収容室
711 瓶口
Claims (9)
- 内瓶、2つの衝撃保護ライニング、外瓶、外側トップカバー及び内側トップカバーを備えた耐落下衝撃性を有する容器構造であって、
前記内瓶は、ガラスからなるボトル体であり、液体又は固体を受ける内瓶空間を内部に有する内瓶本体と、前記内瓶本体の頂端に位置して上方に延伸する首部とを有し、前記首部は、前記内瓶本体の前記内瓶空間と連通する瓶口を有し、
前記衝撃保護ライニングは、ゴムからなるスリーブ体であり、前記内瓶の前記内瓶本体の頂端及び底端に嵌合され、前記衝撃保護ライニングの各頂端には、通口が形成され、前記内瓶の前記内瓶本体の頂端に位置する前記衝撃保護ライニングの前記通口には、前記内瓶の前記首部が嵌挿され、
前記外瓶は、プラスチックからなるボトル体であり、外瓶本体を有し、前記外瓶本体の内部には、前記内瓶と、前記衝撃保護ライニングとが配設される外瓶空間が形成され、前記衝撃保ライニングが前記外瓶の前記外瓶本体の内縁壁に当接され、前記内瓶の前記内瓶本体の外縁壁と前記外瓶の前記外瓶本体の内縁壁とにより隔離領域が形成されるとともに、前記外瓶本体の頂端には、前記外瓶空間と連通する開口部が形成され、
前記外側トップカバーは、プラスチックからなる蓋体であり、前記外瓶本体の前記開口部を閉止するように前記外瓶の前記外瓶本体の前記開口部に設けられ、前記外側トップカバーの頂端には、前記内瓶の前記首部が挿通される前記通口が形成され、前記内瓶と前記衝撃保護ライニングとが前記外瓶の前記外瓶本体の前記外瓶空間内に内蔵され、前記内瓶の前記首部が前記外側トップカバーの頂端から外方へ突出され、
前記内側トップカバーは、プラスチックからなる蓋体であり、前記首部の前記瓶口を閉止するように前記内瓶の前記首部に設けられていることを特徴とする、耐落下衝撃性を有する容器構造。 - 前記内瓶の前記首部の外縁壁には、雄ねじ領域が形成され、
前記内側トップカバーの底端内縁壁には、雌ねじ領域が形成され、
前記内側トップカバーの前記雌ねじ領域には、前記内瓶の前記首部の前記雄ねじ領域が螺着されることを特徴とする、請求項1に記載の耐落下衝撃性を有する容器構造。 - 前記内側トップカバーは、飲み口を有する蓋又はボトル蓋であることを特徴とする、請求項2に記載の耐落下衝撃性を有する容器構造。
- 前記2つの衝撃保護ライニングの各内縁壁の輪郭は、前記内瓶の前記内瓶本体の頂端及び底端の輪郭と同じであることを特徴とする、請求項1に記載の耐落下衝撃性を有する容器構造。
- 前記2つの衝撃保護ライニングは、熱可塑性ゴム又はシリコーンからなることを特徴とする、請求項4に記載の耐落下衝撃性を有する容器構造。
- 前記外瓶の前記外瓶本体の頂端内縁壁には、雌ねじ領域が形成され、
前記外側トップカバーの底端外縁壁には、雄ねじ領域が形成され、
前記外側トップカバーの前記雄ねじ領域には、前記外瓶の前記外瓶本体の前記雌ねじ領域が螺着されることを特徴とする、請求項1に記載の耐落下衝撃性を有する容器構造。 - 前記外側トップカバーには、紐体取付けリングが設けられ、
前記紐体取付けリングは、前記外トップカバーの外縁壁の両側端に設けられ、
前記外瓶本体には、前記紐体取付けリングが設けられ、
前記紐体取付けリングは、前記外瓶本体の底端外縁に設けられ、前記紐体が組み合わされて連結固定されることを特徴とする、請求項6に記載の耐落下衝撃性を有する容器構造。 - 前記紐体の両端には、前記外側トップカバーの外縁壁の両側端にそれぞれ設けられた前記紐体取付けリングがそれぞれ連結固定されることを特徴とする、請求項7に記載の耐落下衝撃性を有する容器構造。
- 前記紐体は、前記外側トップカバーの外縁両側端にそれぞれ設けられた前記紐体取付けリングに挿設され、前記外瓶本体の底端外縁壁の前記紐体取付けリングに連結固定されることを特徴とする、請求項7に記載の耐落下衝撃性を有する容器構造。
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