JP3204081U - 単管バリケード用管端保護具 - Google Patents
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Abstract
【課題】地域ごとに専用の形状を有する単管バリケード本体の異なる目的への共用化を図ることができ、保管のためのコストを低減することができる単管バリケード用管端保護具を提供する。【解決手段】単管バリケード用管端保護具は、正面がシール貼付面に形成されたシール貼付板部材と、シール貼付板部材の外周縁を取り囲む周縁部と、シール貼付板部材の背面の中心部に設けられてなる柱状のボス部とを備えてなる。シールを貼り付けるための平坦な領域が設けられてなる単管の管端に取り付ける管端保護具を提供することによって、地域のキャラクターデザイン等が付されたシールを貼り替えるだけで他の地域でも転用を可能とした。これにより、単管バリケード本体は共通の形状のものを利用することができ、管理コストの低減を図ることができる。【選択図】図1
Description
本考案は、工事現場やイベント会場などにおいて立ち入り禁止区域の境界を示すために用いられる単管バリケード用の単管保護具に関する。
単管バリケードは、工事現場やイベント会場などにおいて立ち入り禁止区域の境界を示すために用いられるものである。近年、単管バリケードの本体部をその地域にまつわる動物やキャラクターの形状に形成することによって、立ち入り禁止区域が通行人に与える圧迫感を伴う印象を和らげる効果を付加していた。
しかし、動物やキャラクターの形状に形成された単管バリケード本体は、その形状に関係する地域以外では使用できない場合があった。そのため、単管バリケードを提供する企業などは、地域ごとに専用の形状を有する単管バリケード本体をそろえる必要が生じ、管理コストの上昇が問題となっていた。
そこで、上記課題を解決するための手段として本考案に係る単管バリケード用管端保護具は、シール貼付面に形成されたシール貼付板部材と、前記シール貼付板部材の外周縁を取り囲む周縁部と、前記シール貼付板部材の背面に設けられてなる柱状のボス部とを備えてなることを特徴とする。シール貼付面は、平坦面がシール貼付け作業上好ましいが、中央が膨出した曲面でも良い。
また、上下に二本の単管を保持してなる単管バリケード本体に用いられる単管バリケード用管端保護具であって、前記シール貼付板部材が、単管バリケード本体の中央部分を露出できる大きさに形成されてなることを特徴とする単管バリケード用管端保護具であっても好ましい。
シール貼付板部材が、単管バリケード本体の中央部分を露出できる大きさに形成されてなることによって、特に、単管バリケード本体のうち、管端と平行面となる正面中央部分に付される警告表示を隠さずに単管バリケード用管端保護具を取り付けることができる。これにより、シール貼付板部材の全面にイラストを付したシールを付して、立ち入り禁止区域が通行人に与える圧迫感を伴う印象を最大限和らげる効果を発揮できるとともに、前記警告表示の機能を損なうこともない。
本考案に係る単管バリケード用管端保護具は、合成樹脂で成形されてなり、特にブロー成形法によって成形されてなることが好ましい。ブロー成形によれば内部構造を空洞化させることができるため、軽量化及び原料コストの低減を図ることができるからである。また射出成型や圧縮成型や、ハンドレイアップ法など他の成型方法によって成形することもでき、原料にはエンジニアリングプラスチックを用いることもできる。
シール貼付板部材の正面はシールを貼り付けるための貼付け面であり、当該貼付け面にイラストを付したシールを平滑に貼り付けることができる。
シール貼付板部材の正面の周縁形状は、種々の形状を採用することができる。
背面に設けられてなるボス部は、単管の開口された管端部に挿着するため、円柱状に形成されてなることが好ましい。
道路工事やイベント等の保安用品として使用する際、正面側の前記シール貼付面にイメージキャラクター等を印刷したシール、或いは広告用シール等を貼ることができる。
別の道路工事やイベントで使用する際には、シール貼付面のシールを貼りかえるだけで再利用が可能となる。このため、バリケード本体の異なる目的への共用化を図ることができ、保管のためのコストを低減することができる。
単管バリケード本体の中央部分に付された警告表示の機能を損なわずに、立ち入り禁止区域が通行人に与える圧迫感を伴う印象を最大限和らげる効果を発揮することができる。
以下、本考案に係る実施の形態を、図を参照しながら詳しく説明する。
図1は、単管バリケード用管端保護具1の使用状態を示す斜視図である。図1には、単管4を挟持するためのクリップ3が設けられてなる単管バリケード本体2,2が互いに向かい合って2体立設されてなる。単管4は、単管バリケード本体2,2の間を橋渡された状態でクリップ3に挟持されることによって固定されてなる。
単管バリケード用管端保護具1は、単管4の管端5に固定されてなる。単管バリケード用管端保護具1は鋭利な管端5が露出することを防止して、通行人が管端5に接触して怪我をするなどの事故が発生することを予防することができる。
また、単管バリケード本体の中央部分17であって、管端5と平行となる正面部分には警告表示18が付されてなる。
単管バリケード用管端保護具1は、正面が平坦面に形成されてなるシール貼付面6を構成するシール貼付板部材7と、シール貼付板部材7の外周縁を取り囲んでシール貼付面6よりも正面方向に盛り上がって形成されてなる周縁部8と、シール貼付板部材7の背面9の中心部に設けられてなる柱状のボス部10とを備えてなる。
単管バリケード用管端保護具1には、図1に示すように、イラスト等が付されたシール11を貼り付けることができる。
シール貼付面6は、図2及び図5に示すように、下端縁12の一部が直線で、且つ前記直線と上方に向かって滑らかに連続する円弧状縁13からなる形状であることが好ましい。下端縁12の一部が直線に形成されてなることで、シール11の上下方向を容易に一致させることができる。また、前記直線と上方に向かって滑らかに連続する円弧状縁からなる形状であることで、シール11に付されるイラストのデザインが変更される際にもシール貼付面6の全体を有効に活用しやすい利点がある。
また、周縁部8に沿ってシール11をシール貼付面6に貼り付けることで、シール11とシール貼付面6の位置中心を容易に一致させることができる。
上側の単管4の管端5は、単管バリケード本体の中央部分17に近接する傾向にあるため、ボス部10が背面9の中央に配置されれば、前記管端5から張り出したシール貼付板部材7が警告表示18を覆い隠す恐れが高くなる。そうすると、シール貼付板部材7は警告表示18を覆い隠さない程度に小さく形成する必要があり、シール貼付面6も小さくなるので、貼り付けられたシール11の訴求効果が低下する。
そこで、本実施の形態において背面9に設けられてなるボス部10は、図7に示すように、管端5に挿し入れられることによって単管バリケード用管端保護具1を単管4に挿着して固定するために用いられる。本実施の形態において、図3及び図6に示すように、ボス部10は背面9の中心から下側に偏心した位置に配置されている。これにより、ボス部10からシール貼付板部7の下端までの距離を短くすることができるため、シール貼付板部7のシール貼付面6の面積を大きく形成しても、図1に示すように、管端5に取り付けられた単管バリケード用管端保護具1が警告表示18を覆い隠すことを防止することができる。
ボス部10は円柱状に形成されてなり、ボス部10と背面9との接合部分において、ボス部10の強度を補強するためのフランジ部14がボス部10の周面に沿って一体で成形されてなる。さらに、ボス部10の周縁部を周方向に均等3分割した3カ所にスリット溝15が形成されてなる。ボス部10を管端5に挿入する際に、スリット溝15がボス部10の周方向外方に対する弾性作用を有しつつ圧縮されることで、単管バリケード用管端保護具1が単管4に固定された際には、ボス部10が圧入状態で単管4の内部に挿し入れられ、単管バリケード用管端保護具1の抜け落ちを防止することができる。また、ボス部10の形状は先端側が緩斜面を繰り返した面で基端側が急斜面となるタケノコ状にしてもよく、このようにすることにより管端からの抜け止め効果を発揮することができる。
本実施の形態においては、単管バリケード用管端保護具1は、樹脂素材のブロー成形によって成形されてなるため、図4に示すように、単管バリケード用管端保護具1の内部には空洞16が形成されてなるため、重量を軽くすることができる。これにより、多数の単管バリケード用管端保護具1を運搬する際にも労力を軽減することができる。なお、ブロー成形によらず射出成型や他の成型方法によって作製することもできる。また、本実施の形態では平坦面を平面に形成しているが、中央部が盛り上がった曲面としてもよい。さらにこの平坦面には、LED照明器具を取り付けても良い。
1 単管バリケード用管端保護具
2 単管バリケード本体
3 クリップ
4 単管
5 管端
6 シール貼付面6
7 シール貼付板部材
8 周縁部
9 背面
10 ボス部
11 シール
17 単管バリケード本体の中央部分
18 警告表示
2 単管バリケード本体
3 クリップ
4 単管
5 管端
6 シール貼付面6
7 シール貼付板部材
8 周縁部
9 背面
10 ボス部
11 シール
17 単管バリケード本体の中央部分
18 警告表示
Claims (2)
- 正面がシール貼付面に形成されたシール貼付板部材と、
前記シール貼付板部材の外周縁を取り囲む周縁部と、
前記シール貼付板部材の背面の中心部に設けられてなる柱状のボス部とを備えてなる
ことを特徴とする単管バリケード用管端保護具。 - 上下に二本の単管を保持してなる単管バリケード本体に用いられる単管バリケード用管端保護具であって、
前記シール貼付板部材が、単管バリケード本体の中央部分を露出できる大きさに形成されてなる
ことを特徴とする請求項1に記載の単管バリケード用管端保護具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016000820U JP3204081U (ja) | 2016-02-23 | 2016-02-23 | 単管バリケード用管端保護具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016000820U JP3204081U (ja) | 2016-02-23 | 2016-02-23 | 単管バリケード用管端保護具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3204081U true JP3204081U (ja) | 2016-05-12 |
Family
ID=55952068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016000820U Expired - Fee Related JP3204081U (ja) | 2016-02-23 | 2016-02-23 | 単管バリケード用管端保護具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3204081U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6963244B1 (ja) * | 2021-06-30 | 2021-11-05 | 株式会社プラ・メイド | バリケード構成体 |
-
2016
- 2016-02-23 JP JP2016000820U patent/JP3204081U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6963244B1 (ja) * | 2021-06-30 | 2021-11-05 | 株式会社プラ・メイド | バリケード構成体 |
JP2023006052A (ja) * | 2021-06-30 | 2023-01-18 | 株式会社プラ・メイド | バリケード構成体 |
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