JP3203922U - ビーズ目玉を持つバランスとんぼ - Google Patents

Abstract

【課題】とんぼとしての存在感を示すビーズ目玉になるとともに、より自然な形状に支持されるバランスとんぼを提供する。【解決手段】バランスとんぼの目玉はとんぼとしての存在感を示すビーズ玉に釘またはピンを通して胴体先端部に固定する。支持部として１案はとんぼの胴体前方に、竹の節にある仕切り膜を利用して尖らせ支持部とする。２案はとんぼの胴体前方下部に円錐形の窪みを設け、より鋭角な円錐先端を持つ固定側支持部で支持する。この場合は１案のように竹の節部にこだわる必要がなく、木他の材料も可能になる。また支持部がより上方になるため、より安定する。【選択図】図４

Description

本考案はバランスとんぼ玩具に関するものである。

バランスとんぼはもともとベトナムの民族玩具であったものである。日本では平成８年８月２７日出願の「水平に止まれるとんぼ玩具」として登録実用新案公報になっている。しかし出願から既に１９年以上が経っているため、実用新案としては公知となっている。なおベトナムの民族玩具においても水平に止まれるとんぼ玩具においても、とんぼとしての存在感を示すビーズ目玉は使われていない。支持部としては頭部先端部折り曲げ又は別体装着により、頭部下先端部を突起状にして支持部にしている。また目玉は必要な場合は描くか又は貼るのが一般的であった。しかし支持部が鳥のくちばしの様に見え、とんぼとしては不自然な感じであった。

登録実用新案公報 第３０３５１５６号公報 平成８年８月出願、平成８年１２月登録の本公報は、出願から既に１９年以上が経っており、実用新案としては公知になっている。

バランスとんぼはとんぼとしての存在感を示すようビーズ目玉にしたい。支持部として頭部先端部では支持部が鳥のくちばしの様に見え、とんぼとしては不自然な感じである。

バランスとんぼの目玉はとんぼとしての存在感を示すようビーズ球を使ったビーズ目玉を付ける。固定法はビーズ球の通し穴を利用して釘またはピンを通し、とんぼの胴体先端部に固定する。支持部して１案はとんぼの胴体前方に、竹の節にある仕切り膜を利用して尖らせ支持部とする。

支持部して２案はとんぼの胴体前方下部に円錐形の窪みを設け、より鋭角な円錐先端を持つ固定側支持部で支持するものである。この場合は１案のように竹の節部にこだわる必要がなく、支持部がより上方になるため、より安定する。なお羽根部は比較的厚くして前方に下げ、バランスをとることは従前と同様である。特に２案では材質を竹に限ることなく木他の材料も可能である。

本考案によりバランスとんぼの目玉はとんぼとしての存在感を示すビーズ目玉となり、支持部は頭部先端部ではなく胴体前方下部になるため、より自然な形状になる。特に２案では製作しやすく、支持部が上方になるため、より安定する。

１案のバランスとんぼの側面図である。 １案のバランスとんぼの斜視図である。 ２案のバランスとんぼの側面図である。 ２案のバランスとんぼの斜視図である。

図１は１案のバランスとんぼの側面図である。図において１はビーズ目玉、２はビーズ目玉に通して胴体部３に固定する釘またはピンを示す。４は竹の節にある仕切り膜を利用して尖らせた支持部である。５は羽根で比較的厚くして前方に下げ、バランスをとることを目的としている。

図２は１案のバランスとんぼの斜視図である。図において６は１案用固定側支持部で、上端は平坦かまたは軽く窪んだ形状になっている。

図３は２案のバランスとんぼの断面図である。図において７はとんぼの胴体前方下部に設けた円錐形の窪みである。

図４は２案のバランスとんぼの斜視図である。図において８は２案用の固定側支持部を示し、とんぼの胴体前方下部に設けた円錐形の窪みより、より鋭角な円錐先端９を持つ２案用の固定側支持部を示している。

１ ビーズ目玉
２ 釘またはピン
３ 胴体部
４ 竹の節にある仕切り膜を利用して尖らせた支持部
５ 羽根
６ １案用固定側支持部
７ とんぼの胴体前方下部に設けた円錐形の窪み
８ ２案用の固定側支持部
９ 円錐形の窪みよりより鋭角な円錐先端

Claims (2)

1. 胴体部の最前方にビーズ製目玉を使い、前方の一点支持部でバランスを保持するとんぼ玩具において、該一点支持部として竹の節の仕切り膜を利用する。
2. 胴体部の最前方にビーズ製目玉を使い、前方の一点支持部でバランスを保持するとんぼ玩具において、胴体前方下部に円錐形の窪みを設け、該円錐形窪みに、より鋭角な円錐先端を持つ固定支持部を組み合わせる。

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