JP3203761U - 眼鏡用保持装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】在庫管理面において有利な眼鏡用保持装置を提供する。【解決手段】着用状態で両目の前方に位置して透視可能な透光部を有する防具1の内面側に、2枚の視力矯正用レンズ9,9を有する眼鏡2を、着脱自在に保持するための眼鏡用保持装置であって、眼鏡2を、防具1の透光部4の内面側に磁力により保持するための磁気手段13を備え、磁気手段13は、透光部4の外面側に配置される第1部材14と、眼鏡2に備え、かつ、透光部4の内面側に配置されて第1部材14と吸引作用を発揮する第2部材15とを備え、第1部材14及び第2部材15のうちの一方が永久磁石から構成され、かつ、他方が永久磁石に吸引される第2の永久磁石又は金属部材から構成されている。【選択図】図3
Description
本考案は、両目を保護するように顔面に装着する防具に、2枚の視力矯正用レンズを有する眼鏡を着脱自在に保持させるための眼鏡用保持装置に関する。
防具の一例であるゴーグルについて説明する。従来から、2枚の視力矯正用レンズが嵌められた眼鏡を着脱自在に保持することができるように構成されたゴーグルが既に提案されている。このゴーグルは、眼鏡の上部が嵌り込む溝が形成された上部保持部と、眼鏡の下部が嵌り込む溝が形成された下部保持部とを備えて構成されている(例えば、特許文献1参照)。
上記構成のゴーグルは、2枚の視力矯正用レンズが嵌められた眼鏡を保持するためにゴーグル自体に改良を加えて構成されたものである。従って、眼鏡を保持する必要がない使用者が使用するための第1のゴーグルと、眼鏡を保持する必要がある使用者が使用するための第2のゴーグルの2種類を用意しなければならず、在庫管理面において不利になるという不都合があった。
そこで、本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので、在庫管理面において有利な眼鏡用保持装置を提供することを課題とする。
本考案に係る眼鏡用保持装置は、着用状態で両目の前方に位置して透視可能な透光部を有する防具の内面側に、2枚の視力矯正用レンズを有する眼鏡を、着脱自在に保持するための眼鏡用保持装置であって、前記眼鏡を、前記防具の透光部の内面側に磁力により保持するための磁気手段を備え、前記磁気手段は、前記透光部の外面側に配置される第1部材と、前記眼鏡に備え、かつ、前記透光部の内面側に配置されて前記第1部材と吸引作用を発揮する第2部材とを備え、前記第1部材及び第2部材のうちの一方が永久磁石から構成され、かつ、他方が前記永久磁石に吸引される第2の永久磁石又は金属部材から構成されていることを特徴としている。
本考案によれば、眼鏡を、防具の透光部の内面側に磁力により保持するための磁気手段を備えているので、防具の内面側に2枚の視力矯正用レンズを有する眼鏡を磁気手段で保持させることができる。つまり、第1部材を透光部の外面側に配置し、透光部の内面側に第2部材を備えた眼鏡を配置すると、第1部材と第2部材とが磁力により吸引される。これによって、防具の透光部を内側の第2部材と外側の第1部材とで挟み込んだ状態で固定保持される。これによって、2枚の視力矯正用レンズを有する眼鏡を防具の内面側に保持することができる。従って、眼鏡を保持する必要がない使用者が使用する防具に、磁気手段を備えるだけで、眼鏡を保持する必要がある使用者が使用する防具を構成することができる。
また、本考案に係る眼鏡用保持装置は、前記眼鏡が、前記2枚のレンズを保持するフレームを備え、該フレームは、前記2枚の視力矯正用レンズを嵌め込んで固定する左右のリム部と、左右のリム部同士を連結するブリッジとを備え、前記ブリッジに前記第2部材を装着していてもよい。
上記のように、眼鏡のブリッジに第2部材が装着されているので、透光部の内面側に眼鏡を配置するだけで、透光部の外面側に配置した第1部材との磁力による吸引力で眼鏡を透光部の内面側に固定保持することができる。しかも、2枚の視力矯正用レンズからの視界が第2部材で遮られることがなく、良好に使用することができる。
また、本考案に係る眼鏡用保持装置は、前記ブリッジに、前記第2部材を嵌め込むための凹部が形成されていてもよい。
上記のように、ブリッジに、第2部材を嵌め込むための凹部が形成されていれば、凹部に第2部材を嵌め込むだけで、第2部材のブリッジへの装着を完了することができる。
また、本考案に係る眼鏡用保持装置は、前記第2部材には、ビスの軸部を挿通可能な貫通孔が形成され、前記ブリッジには、前記第2部材の貫通孔を挿通した前記ビスの軸部の先端を螺合させるための螺子孔が形成されていてもよい。
上記構成によれば、第2部材に形成された貫通孔に、ビスの軸部を挿通させ、挿通させたビスの軸部の先端をブリッジの螺子孔に螺合させることによって、第2部材をブリッジに強固に固定することができる。
また、本考案に係る眼鏡用保持装置は、着用状態で両目の前方に位置して透視可能な透光部を有する防具の内面側に、2枚の視力矯正用レンズを保持するフレームを有する眼鏡を、着脱自在に保持するための眼鏡用保持装置であって、前記眼鏡のフレームの上端に左右方向に延びる板状部材を備え、前記板状部材に前記防具の内面に吸着して前記眼鏡を固定するための単数又は複数の吸盤を備えていることを特徴とする。
上記構成によれば、防具の内面側に、眼鏡を保持させる場合には、板状部材に備えている単数又は複数の吸盤を防具の内面に吸着させることによって眼鏡を防具の内面側に保持させることができる。また、防具の内面側に保持されている眼鏡を取り外す場合には、単数又は複数の吸盤を防具の内面から外すことによって取り外しを行うことができる。この場合も、前記と同様に、眼鏡を保持する必要がない使用者が使用する防具に、眼鏡に備える単数又は複数の吸盤を吸着させるだけで、眼鏡を保持する必要がある使用者が使用する防具を構成することができる。
また、本考案に係る眼鏡用保持装置は、着用状態で両目の前方に位置して透視可能な透光部を有し、かつ、左右の側壁面を有する防具の内面側に、2枚の視力矯正用レンズを有する眼鏡を、着脱自在に保持するための眼鏡用保持装置であって、前記眼鏡の上方に、左右方向に伸縮自在で、かつ、伸び側に付勢された伸縮部材を支持させ、前記伸縮部材の左右両端には、前記左右の側壁面に吸着して前記眼鏡を固定するための吸盤を備え、前記伸縮部材が短縮状態から伸長状態となる伸長力により前記左右の吸盤を前記左右の側壁面に吸着させることにより、前記眼鏡を固定するように構成したことを特徴とする。
上記構成によれば、防具の内面側に、眼鏡を保持させる場合には、短縮状態にした伸縮部材を伸長状態にすることによって発生する伸長力により、伸縮部材の左右両端に備える吸盤を左右の側壁面に押し付けて吸着させることができる。この吸着力により眼鏡を防具の内面側に保持させることができる。また、防具の内面側に保持されている眼鏡を取り外す場合には、左右の側壁面に吸着している左右の吸盤を左右の側壁面から外すことによって取り外しを行うことができる。この場合も、前記と同様に、眼鏡を保持する必要がない使用者が使用する防具に、眼鏡の上方に備える伸縮部材の左右の吸盤を左右の側壁面に吸着させるだけで、眼鏡を保持する必要がある使用者が使用する防具を構成することができる。
また、本考案に係る眼鏡用保持装置は、前記眼鏡が、前記2枚のレンズを保持するフレームを備え、該フレームは、前記2枚の視力矯正用レンズを嵌め込んで固定する左右のリム部と、左右のリム部同士を連結するブリッジとを備え、該ブリッジに前記透光部の内面に吸着して前記眼鏡を固定するための第2の吸盤を備えていることを特徴とする請求項6に記載の眼鏡用保持装置。
上記のように、ブリッジに透光部の内面に吸着して眼鏡を固定するための第2の吸盤を備えているので、透光部の内面に第2の吸盤を吸着させることによって、より強固に眼鏡を防具に保持させることができる。
また、本考案に係る眼鏡用保持装置は、前記防具が、スキー用ゴーグル、水中用眼鏡、防塵用眼鏡、溶接作業用眼鏡、防塵マスクであってもよい。
以上の如く、本考案によれば、眼鏡を保持する必要がない使用者が使用する防具に、磁気手段又は吸盤を備えるだけで、眼鏡を保持する必要がある使用者のための防具を構成することができるので、在庫管理面において有利な眼鏡用保持装置を提供することができる。
以下、防具の一例である溶接作業用眼鏡1の内面側に眼鏡2を保持させるための眼鏡用保持装置3の一実施形態について、図面に基づいて説明する。
図1〜図3に示すように、溶接作業用眼鏡1は、可視光を透過して透視可能に構成され、かつ、特にガス溶接時に発する赤外線や紫外線を遮光する透光部を構成する横長状の合成樹脂製のレンズ4と、レンズ4の上縁を取り付け支持するための合成樹脂製の支持フレーム5と、支持フレーム5の左右両端から後方に延びる合成樹脂製のテンプル6,6と、テンプル6,6の先端に一体形成された耳掛用のモダン7,7とを備えている。
レンズ4の左右中央部下端部は、上方にUの字状に切欠かれるとともに、鼻を受けるための鼻受け部8を備えている。また、テンプル6,6は、支持フレーム5の左右両端に蝶番を介して折り畳み可能に連結されている。
眼鏡2は、前記2枚の視力矯正用レンズ9,9を保持するフレームを備え、該フレームは、視力矯正用レンズ9,9を嵌めて固定する左右のリム10,10と、左右のリム10,10の内側同士を左右方向で連結するブリッジ11と、左右のリム10,10の左右両端に備える智12,12とを備えている。リム10,10とブリッジ11とが合成樹脂材料で一体形成されている。
眼鏡用保持装置3は、眼鏡2を着脱自在に保持するように構成されている。具体的には、眼鏡用保持装置3は、眼鏡2を、溶接作業用眼鏡1の透光部であるレンズ4の内面側に磁力により保持するための磁気手段13から構成されている。
磁気手段13は、レンズ4の外面側に配置される第1部材14と、眼鏡2に備え、かつ、レンズ4の内面側に配置されて第1部材14と吸引作用を発揮する第2部材15とを備えている。
第1部材14が、板状で円形の永久磁石から構成され、かつ、第2部材15が、前記永久磁石に吸引される板状で円形の第2の永久磁石から構成されている。第2の永久磁石15は、前記ブリッジ11に装着されている。ブリッジ11は、左右のリム10,10の内側同士を左右方向で連結する連結部11Aと、連結部11Aの前方に突出するとともに上方から第2の永久磁石15を差し込んで保持するための凹部11bが形成された保持部11Bとを備えている。
前記のように構成された眼鏡用保持装置3で眼鏡2をレンズ4の内面側に保持する手順について説明する。図3に示すように、まず、永久磁石からなる第1部材14を片手で持ち、レンズ4の外面の左右中央部に当接した状態で保持させておく。この状態において、もう一方の片手で永久磁石からなる第2部材15が保持された眼鏡2を持ち、第1部材14の直ぐ後ろに第2部材15が重なるようにレンズ4の外面に眼鏡2を配置する。これによって、第1部材14と第2部材15とが磁力により吸引されて、レンズ4を内側の第2部材15と外側の第1部材14とで挟み込んだ状態で固定保持される。これによって、2枚の視力矯正用レンズ9,9を有する眼鏡2をレンズ4の内面側に保持することができる。従って、眼鏡2を保持する必要がない使用者が使用する溶接作業用眼鏡1に、磁気手段13を備えるだけで、眼鏡2を保持する必要がある使用者が使用する溶接作業用眼鏡1を構成することができる。また、溶接作業用眼鏡1から眼鏡2を取り外すことによって、眼鏡2の無い溶接作業用眼鏡1に直ちに戻すことができる。また、眼鏡2のブリッジ11に第2部材15が装着されているので、2枚の視力矯正用レンズ9,9からの視界が第2部材15で遮られることがなく、良好に使用することができる。
尚、本考案は、前記実施形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
また、前記実施形態では、永久磁石でなる第2部材15をブリッジ11に嵌め込んで固定したが、図4に示すように、第2部材15をブリッジ11にビス16により強固に締付固定してもよい。この場合、第2部材15の中心部に、ビス16の軸部16Aを挿通可能な貫通孔15Aを形成する一方、ブリッジ11に、第2部材15の貫通孔15Aを挿通したビス16の軸部16Aの先端を螺合させるための螺子孔11Nを形成して、実施することになる。また、眼鏡2を構成するブリッジ11を、永久磁石で構成される第2部材15の磁力により吸引可能な金属部材から構成して、ブリッジ11に第2部材15をそれから発生する磁力により固定する構成であってもよい。
また、前記実施形態では、第1部材14及び第2部材15を磁力により互いに吸引する永久磁石から構成したが、第1部材14及び第2部材15のうちの一方を永久磁石に構成し、他方を前記永久磁石で吸引可能な金属部材で構成してもよい。
また、前記実施形態では、磁気手段13により眼鏡2を防具の透光部の内面側に磁力により保持する構成を示したが、図5及び図6(a),(b)に示す構成であってもよい。つまり、眼鏡用保持装置3は、眼鏡2のフレームを構成する左右のリム10,10の上端に左右方向に延びる左右に長い寸法を有する長方形状の板状部材17と、この板状部材17に防具1のレンズ4の内面に吸着して眼鏡2を固定するための複数(図では4個であるが、2個、3個、5個以上でもよい)の吸盤18とを備えて、構成されている。眼鏡2の左右のリム10,10及びブリッジ11並びに板状部材17が合成樹脂で一体形成されている。板状部材17は、リム10,10の厚みよりも薄く形成され、可撓性を有している。従って、防具1のレンズ4の湾曲面に沿うように湾曲可能になっている。板状部材17は、眼鏡2の左右方向の寸法とほぼ同一の長さになっているが、眼鏡2の左右方向の寸法よりも長くても短くてもよい。吸盤18は、弾性変形自在なゴム等から構成され、円弧状の吸着面を備える吸着部18Aと、吸着部18Aの吸着面とは反対側から後方へ延びる軸部18Bと、軸部18Bの後端に軸部18Bよりも大径に形成された抜止部18Cとを備えている。また、板状部材17の左右方向一端から他端にかけて間隔を置いて4つの貫通孔17Aが形成され、これら貫通孔17Aに吸盤18の抜止部18Cから押し込み、抜止部18Cが板状部材17を貫通することによって、吸盤18を板状部材17に取り付けることができる。尚、吸盤18を板状部材17に取り付ける手段は、板状部材17の貫通孔17Aに吸盤18の抜止部18Cを挿入する他、接着剤を用いて取り付けるか、ねじ込みによって取り付けてもよい。また、板状部材17をリム10,10とは別体に形成し、その別体形成した板状部材17をリム10,10に接着剤や溶着により取り付けてもよい。
上記構成の眼鏡2を防具1の内面側に保持させる場合には、板状部材17に備えている複数(単数でもよい)の吸盤18を防具1のレンズ4の内面に吸着させることによって眼鏡2を防具1のレンズ4の内面側に保持させることができる。また、防具1のレンズ4の内面側に保持されている眼鏡2を取り外す場合には、単数又は複数の吸盤18を防具1のレンズ4の内面から外すことによって取り外しを行うことができる。この場合も、眼鏡2を保持する必要がない使用者が使用する防具1に、眼鏡2に備える単数又は複数の吸盤18を吸着させるだけで、眼鏡2を保持する必要がある使用者が使用する防具1を構成することができる。
また、前記眼鏡用保持装置3を、図7(a),(b),(c)に示す構成であってもよい。この眼鏡用保持装置3は、着用状態で両目の前方に位置して透視可能な合成樹脂製の透光部4を有し、かつ、左右の側壁面4A,4Bを有するスキー用ゴーグル(防具)19の内面側に、2枚の視力矯正用レンズ9,9を有する眼鏡2を、着脱自在に保持する装置である。前記透光部4の左右両端から後方へ延びており、前記左右の側壁面4A,4Bを構成している。前記眼鏡2の上方に、左右方向に伸縮自在で、かつ、伸び側に付勢された伸縮部材20を左右一対の支持部21,21を介して支持させ、伸縮部材20の左右両端には、左右の側壁面4A,4Bに吸着して眼鏡2を固定するための吸盤22を備え、伸縮部材20が短縮状態から伸長状態となる伸長力により左右の吸盤22,22を左右の側壁面4A,4Bに吸着させることにより、眼鏡2を固定するように構成している。各支持部21は、リム10に固定される(又は合成樹脂により一体形成してもよい)固定部21Aと、伸縮部材20を抱き込んで固定すべく固定部21Aから略C字状に延びる抱き込み部21Bと、抱き込み部21Bへ伸縮部材20を挿入すべく抱き込み部21Bへの開口を広げるための操作部21Cとを備えている。ここでは、操作部21Cを上方へ持ち上げて伸縮部材20を後方から抱き込み部21Bへ抱き込ませることによって、伸縮部材20の装着を行うようにしているが、支持部21,21を円筒状に構成して、伸縮部材20を左右方向から差し込んで装着してもよい。また、眼鏡2のブリッジ11に透光部4の内面に吸着して眼鏡2を固定するための第2の吸盤23を備えている。この第2の吸盤23は省略してもよい。伸縮部材20は、固定側の円筒状の第1部材20Aと、この第1部材20Aに対して出入り自在な断面形状が円形で棒状の第2部材20Bと、第2部材20Bを伸長(突出)側に付勢すべく第1部材20A内に備えたコイルスプリング(図示せず)とを備えている。
上記構成の眼鏡2を、防具19の内面側に保持させる場合には、短縮状態にした伸縮部材20を伸長状態にすることによって発生する伸長力により、伸縮部材20の左右両端に備える吸盤22,22を左右の側壁面4A,4Bに押し付けて吸着させることができる。この吸着力により眼鏡2を防具19の内面側に保持させることができる。また、防具19の内面側に保持されている眼鏡2を取り外す場合には、左右の側壁面4A,4Bに吸着している左右の吸盤22,22を左右の側壁面4A,4Bから外すことによって取り外しを行うことができる。この場合も、前記と同様に、眼鏡2を保持する必要がない使用者が使用する防具19に、眼鏡2の上方に備える伸縮部材20の左右の吸盤22,22を左右の側壁面4A,4Bに吸着させるだけで、眼鏡2を保持する必要がある使用者が使用する防具19を構成することができる。しかも、ブリッジ11に透光部4の内面に吸着して眼鏡2を固定するための第2の吸盤23を備えているので、透光部4の内面に第2の吸盤23を吸着させることによって、より強固に眼鏡2を防具19に保持させることができる。
前記実施形態では、防具として溶接作業用眼鏡1を示したが、例えばスキー場で使用するスキー用ゴーグル、海中や水中に潜る際に使用する水中用眼鏡、両目を覆い隠すことができる防塵用眼鏡、顔全体を覆うことができる防塵マスクであってもよい。これらゴーグル、眼鏡、マスクの透視可能な透光部の内面側に、視力矯正用レンズ9,9を有する眼鏡2を、眼鏡用保持装置3で着脱自在に保持させることになる。
1…溶接作業用眼鏡(防具)、2…眼鏡、3…眼鏡用保持装置、4…レンズ(透光部)、4A,4B…側壁面、5…支持フレーム、6…テンプル、7…モダン、8…鼻受け部、9…視力矯正用レンズ、10…リム、11…ブリッジ、11A…連結部、11B…保持部、11N…螺子孔、11b…凹部、12…智、13…磁気手段、14…第1部材(永久磁石)、15…第2部材(第2の永久磁石)、15A…貫通孔、16…ビス、16A…軸部、17…板状部材、17A…貫通孔、18…吸盤、18A…吸着部、18B…軸部、18C…抜止部、19…スキー用ゴーグル、20…伸縮部材、20A…第1部材、20B…第2部材、21…支持部、21A…固定部、21B…抱き込み部、21C…操作部、22,23…吸盤
Claims (8)
- 着用状態で両目の前方に位置して透視可能な透光部を有する防具の内面側に、2枚の視力矯正用レンズを有する眼鏡を、着脱自在に保持するための眼鏡用保持装置であって、前記眼鏡を、前記防具の透光部の内面側に磁力により保持するための磁気手段を備え、前記磁気手段は、前記透光部の外面側に配置される第1部材と、前記眼鏡に備え、かつ、前記透光部の内面側に配置されて前記第1部材と吸引作用を発揮する第2部材とを備え、前記第1部材及び第2部材のうちの一方が永久磁石から構成され、かつ、他方が前記永久磁石に吸引される第2の永久磁石又は金属部材から構成されていることを特徴とする眼鏡用保持装置。
- 前記眼鏡は、前記2枚のレンズを保持するフレームを備え、該フレームは、前記2枚の視力矯正用レンズを嵌め込んで固定する左右のリム部と、左右のリム部同士を連結するブリッジとを備え、前記ブリッジに前記第2部材を装着していることを特徴とする請求項1に記載の眼鏡用保持装置。
- 前記ブリッジに、前記第2部材を嵌め込むための凹部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の眼鏡用保持装置。
- 前記第2部材には、ビスの軸部を挿通可能な貫通孔が形成され、前記ブリッジには、前記第2部材の貫通孔を挿通した前記ビスの軸部の先端を螺合させるための螺子孔が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の眼鏡用保持装置。
- 着用状態で両目の前方に位置して透視可能な透光部を有する防具の内面側に、2枚の視力矯正用レンズを保持するフレームを有する眼鏡を、着脱自在に保持するための眼鏡用保持装置であって、前記眼鏡のフレームの上端に左右方向に延びる板状部材を備え、前記板状部材に前記防具の内面に吸着して前記眼鏡を固定するための単数又は複数の吸盤を備えていることを特徴とする眼鏡用保持装置。
- 着用状態で両目の前方に位置して透視可能な透光部を有し、かつ、左右の側壁面を有する防具の内面側に、2枚の視力矯正用レンズを有する眼鏡を、着脱自在に保持するための眼鏡用保持装置であって、前記眼鏡の上方に、左右方向に伸縮自在で、かつ、伸び側に付勢された伸縮部材を支持させ、前記伸縮部材の左右両端には、前記左右の側壁面に吸着して前記眼鏡を固定するための吸盤を備え、前記伸縮部材が短縮状態から伸長状態となる伸長力により前記左右の吸盤を前記左右の側壁面に吸着させることにより、前記眼鏡を固定するように構成したことを特徴とする眼鏡用保持装置。
- 前記眼鏡は、前記2枚のレンズを保持するフレームを備え、該フレームは、前記2枚の視力矯正用レンズを嵌め込んで固定する左右のリム部と、左右のリム部同士を連結するブリッジとを備え、該ブリッジに前記透光部の内面に吸着して前記眼鏡を固定するための第2の吸盤を備えていることを特徴とする請求項6に記載の眼鏡用保持装置。
- 前記防具が、スキー用ゴーグル、水中用眼鏡、防塵用眼鏡、溶接作業用眼鏡、防塵マスクである請求項1〜5のうちのいずれか1項に記載の眼鏡用保持装置。
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