JP3203613U - 多機能立体通気性ソール - Google Patents
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Abstract
【課題】通気性を具え、足裏を安定して支持し、マッサージ効果を有する多機能立体通気性ソールの提供。【解決手段】ソール1のかかと部位には弾性エアーバッグ2を内蔵して外気に連通するバルブを備えた吸気口と靴底内に連通する排気口を設け、踏圧変化によって外気をバッグ内に吸入して空気案内流路11から通気孔12を経て靴内に空気を循環させる。ソール前方には足指を保持する第1凹部13、ツボ刺激、マッサージ効果のある凸点14、第1,第2凸部15、17、及び第二凹部16を設けてツボ刺激、マッサー効果を発揮する。【選択図】図1
Description
本考案は、靴底の通気性ソールに関するもので、弾性エアーバッグによって衝撃防止、振動吸収の効果を達成し、且つソールのインソール前方の滑り止め、マッサージ構造によって、足裏に安定と快適感を与え、且つ足裏のツボマッサージを兼ね備える。
足は熱を発散させたり、汗が出たりすることから、長時間靴を履いていると、中が湿り、熱くなる。そのため、靴の中は細菌が発生して繁殖しやすく、様々な足の病気になりやすい。現在、人々は、これらの問題を改善するため、例えば靴内に薬物を入れたソールで汗を吸収したり、靴に通気口を設置したりしている。その他、現在、市場においてエアクッション靴が開発されている。
解決しようとする問題点は、この種の通気性ソールは、靴底に密封のエアーバッグを設置するが、そのエアーバッグの作用は衝撃防止作用だけである。更に、現在の市場で開発されているソール表面の大部分は平面構造であり、人体の足裏形状に適していないため、長時間履くと、疲労したり、足骨が損傷したりする。
本考案は、ソールに関し、ソールのかかと部位には弾性エアーバッグを設置する。該弾性エアーバッグには吸気口と排気口を設置し、該吸気口はソール外部と相互に連通し、且つ単方向バルブ構造を形成し、ソール外部の気体を弾性エアーバッグ内に入れ、弾性エアーバッグ内の気体が吸気口から流出するのを遮る。上記排気口と靴内部は連通し、インソール前方には少なくとも一個の凹部と凸部が設置されることを最も主要な特徴とする。
上述のとおり、本考案の多機能立体通気性ソールは以下の長所を備える。
弾性エアーバッグは強力な弾性支持部品と補助支持部品によって、弾性エアーバッグが機械的に上下に圧縮と復元を繰り返し、圧縮効果によって衝撃防止効果を達成する。
弾性エアーバッグの上下圧縮によって、気体はソール外部の空気吸入口から吸気口に流入、もしくは気体が排気口から排出もしくは弾性エアーバッグに流入し、靴内の空気循環流通を更にスムーズにする。
空気案内流路の通気孔によって、弾性エアーバッグが上下に圧縮した時、靴の外部と、弾性エアーバッグ及び靴内の気体が相互に流通し、靴内の空気が循環して流通が更にスムーズになり、足裏の汗防止や蒸れに依る足の臭いもしくは細菌の繁殖を防止する。
インソール前方は、少なくとも一個の凹部と凸部を成形し、靴を履いて歩行中にインソールが前に滑るのを防止し、足裏を安定させて快適感を与え、且つ足裏のツボマッサージ効果を備える。
下層蓋は直接靴体のアウトソールを形成し、上層蓋とアウトソールから構成される靴底は通気、衝撃防止、滑り止め及び足裏マッサージ効果を備える。
強力圧縮効果によって靴内の空気循環流通を促進して更にスムーズにし、また衝撃防止効果によって、履き心地を高めて更に快適な通気性のある靴を提案することを本考案の目的とする。
上述の目的を達成するため、本考案の多機能立体通気性ソールを提供する。該ソールのかかと部位は、弾性エアーバッグの吸気口と一体成型し、且つ相互に連通する空気吸入口を設置し、該ソール上には足のひら部方向に延びた空気案内流路を設置する。
空気案内流路と弾性エアーバッグの排気口は相互に連接し,且つ空気案内流路上には通気孔を設置し、気体ができるだけ足のひらに近い部位から流れ出る。空気案内流路は、ソール内に設置した一段の掩蔽流路を有し、排気口は掩蔽流路を通過して空気案内流路と相互に連通する。その他、弾性エアーバッグは同一弾性材ながら異なる硬度で且つ一体成型の上層蓋と下層蓋から構成される密閉キャビティであり、弾性エアーバッグの吸気口及び排気口はそれぞれ下層蓋後端及び上層蓋前端に設置する。
キャビティの内部は、弾性支持部品と補助支持部品の型から形成され、該弾性支持部品と補助支持部品は上層蓋、下層蓋もしくは上層蓋及び下層蓋の間に設置し、弾性支持部品と補助支持部品によって弾性エアーバッグは機械式に上下に圧縮と復元を繰り返し、圧縮効果によって、靴内の空気循環の流通が更にスムーズになり、足裏の汗や蒸れに依る足の臭いもしくは細菌の繁殖を防止し、更に、振動防止を達成し、履き心地を高める。
歩行の状況下で、足のかかとがソールかかと部位を踏んだ時、弾性エアーバッグには強力な弾性支持部品が設置されているので、人の体重を支え並びに弾性エアーバッグが下向きに圧縮して気体を出し、弾性支持部品両側の補助支持部品は更に大きな重量を支持し、弾性エアーバッグ内の気体は排気口を経てソールの空気案内流路内へ排出し、気体は足のひら部位から排出する。
足を上げた時、かかとはソールを押圧しないので、ソール外部の気体は空気吸入口及び吸気口を通過して弾性エアーバッグ内に進入し、同時に靴内の気体は通気孔、掩蔽流路及び排気口を通って弾性エアーバッグ内に戻り、弾性エアーバッグは元の飽満状態に即座に回復する。
図1から図4に示すとおり、本考案の多機能立体通気性ソールは、ソール1を含む。該ソール1のかかと部位は、弾性エアーバッグ2の吸気口20と一体成型で、且つ相互に連通する空気吸入口10が設置される。該ソール1上には足のひら部方向に延びた空気案内流路11を設置し、該空気案内流路11と弾性エアーバッグ2の排気口21は相互に連接し、且つ空気案内流路11上には通気孔12を設置することで気体ができるだけ足のひらに近い部位から流れ出る。空気案内流路11はソール1内に接続して設置する掩蔽流路110を含み、排気口21はこの掩蔽流路110を通過して空気案内流路11と相互に連通する。
また、弾性エアーバッグ2は、同一弾性材であるが異なる硬度で且つ一体成型の上層蓋23と下層蓋24から構成される密閉キャビティ3であり、また弾性エアーバッグ2の吸気口20及び排気口21は、それぞれ下層蓋24後端及び上層蓋23前端に設置する。
また、弾性エアーバッグ2は、同一弾性材であるが異なる硬度で且つ一体成型の上層蓋23と下層蓋24から構成される密閉キャビティ3であり、また弾性エアーバッグ2の吸気口20及び排気口21は、それぞれ下層蓋24後端及び上層蓋23前端に設置する。
キャビティ3の内部は弾性支持部品22と補助支持部品25の型から成り、該弾性支持部品22と補助支持部品25は上層蓋23、下層蓋24、もしくは上層蓋23及び下層蓋24の間に設置し、同一弾性材であるが硬度は下層蓋24の弾性材よりも低く、弾性支持部品22と補助支持部品25によって弾性エアーバッグ2は機械的に上下に圧縮と復元を繰り返し、圧縮効果によって靴内の空気循環流通を更にスムーズにする。
ユーザーは、スポーツシューズを履いていて、かかとがソール1のかかと部位を踏んでいる時、弾性エアーバッグ2には強力な弾性支持部品22が設置されているので、部分的に人の体重を支えることができ、且つ弾性エアーバッグ2が下向きに気体を押し出し、弾性支持部品22両側の補助支持部品25は更に大きな重量を支え、並びに弾性エアーバッグ2を下向きに圧縮して気体を押し出す。弾性エアーバッグ2内の気体は排気口21を経てソール1の空気案内流路11内へ排出され、排出された気体は掩蔽流路110及び通気孔12から順にソール1へ排出されて直接靴内へ進入し、気体を足のひら部位から排出する。
足を持ち上げた時、足のかかとは、ソール1に対して押圧しない。即ち、弾性エアーバッグ2が押圧されない時、既に押されて圧縮されていた弾性エアーバッグ2の弾性回復力及び弾性エアーバッグ2内の負圧作用によってソール1外部の気体が空気吸入口10及び吸気口20から弾性エアーバッグ2内に進入し、同時に靴内の気体は通気孔12、掩蔽流路110及び排気口21を通って弾性エアーバッグ2内に戻り、弾性エアーバッグ2は即座に元の飽満状態に回復する。
歩行もしくは走る時、弾性エアーバッグ2は、弾性支持部品22と補助支持部品25と共に機械的に上下に圧縮と復元を繰り返し、その圧縮効果によって靴内の空気循環流通を更にスムーズにし、足裏の汗、蒸れに依る臭いもしくは細菌繁殖を防止し、衝撃防止の効果を達成し、快適度を高める。
ユーザーが足を上下して弾性エアーバッグ2に接触すると足のひら部が前向きに移動してしまうが、ソール1のインソール前方は足指に相当する箇所を囲むようにして設置した複数の第一凹部13を有し、そこに足指を保持して前に移動するのを防止する。これらの第一凹部13の中心には一個の柔軟性の凸点14を設置してツボ刺激を行う。これらの第一凹部13の後方には第一凸部15を設置し、足のひら部前方の第一凸部15の後方には第二凹部16を設置する。そこに横向に外側に突出した足のひら部が置かれ、歩いている間の滑り止め効果があり、足裏に人の体重がかかる。ソール1内側にはアーチ部4を設けて、土踏まずを支える。
次にソール1中心箇所には、第二凸部17を設置し、足の中心の最も窪んだ箇所を支えてツボを刺激する。本考案は、インソール前方に凹部と凸部を加えた構造によって、立体的で足の形態に沿うため、ユーザーの快適度は更に向上する。
次にソール1中心箇所には、第二凸部17を設置し、足の中心の最も窪んだ箇所を支えてツボを刺激する。本考案は、インソール前方に凹部と凸部を加えた構造によって、立体的で足の形態に沿うため、ユーザーの快適度は更に向上する。
図5に示すとおり、下層蓋24は直接靴体のアウトソール5を成形して上層蓋23と接合し、単一のソール1と同じく、通気とマッサージとツボ刺激の効果を備える。
1 ソール
10 空気吸入口
11 空気案内流路
110 掩蔽流路
12 通気孔
13 第一凹部
14 凸点
15 第一凸部
16 第二凹部
17 第二凸部
2 弾性エアーバッグ
20 吸気口
21 排気口
22 弾性支持部品
23 上層蓋
24 下層蓋
25 補助支持部品
3 キャビティ
4 アーチ部
5 アウトソール
10 空気吸入口
11 空気案内流路
110 掩蔽流路
12 通気孔
13 第一凹部
14 凸点
15 第一凸部
16 第二凹部
17 第二凸部
2 弾性エアーバッグ
20 吸気口
21 排気口
22 弾性支持部品
23 上層蓋
24 下層蓋
25 補助支持部品
3 キャビティ
4 アーチ部
5 アウトソール
Claims (10)
- 多機能立体通気性ソールにおいて、
該ソールのかかと部位には弾性エアーバッグを設置し、該弾性エアーバッグは吸気口と排気口を設置し、
該吸気口によってソール外部とは単方向バルブを介して相互に連通してソール外部の気体を弾性エアーバッグ内に入れると共に弾性エアーバッグ内の気体が吸気口から流出するのを遮り、
該排気口と靴内部は相互に連通し,該弾性エアーバッグの内部にはキャビティを形成して、該キャビティ内には弾性支持部品及び弾性支持部品両側に位置する補助支持部品を設置し、
上記ソールの足のひら部前方位置には少なくとも一個の凹部と凸部を設置したことを特徴とする多機能立体通気性ソール。 - 前記弾性エアーバッグは、異なる硬度の弾性材で一体成型された上層蓋と下層蓋から構成されたことを特徴とする請求項1記載の多機能立体通気性ソール。
- 前記上層蓋の硬度は30―35度で、該下層蓋の硬度は50―55度であることを特徴とする請求項2記載の多機能立体通気性ソール。
- 前記ソールかかと部位は、弾性エアーバッグの吸気口と一体成型で且つ弾性エアーバッグ内に相互に連通する空気吸入口を設置することを特徴とする請求項2記載の多機能立体通気性ソール。
- 前記排気口は、足のひら部方向に延びて且つソールに設置した空気案内流路に連接することを特徴とする請求項1記載の多機能立体通気性ソール。
- 前記排気口に連接する空気案内流路は、ソール内で前記弾性エアーバッグの排気口に連通する掩蔽流路を形成し、該掩蔽流路以外の空気案内流路上には靴内に開口する通気孔を設置したことを特徴とする請求項5記載の多機能立体通気性ソール。
- 前記凹部は、足指に対応する第一凹部及び足のひら部前方に対応する第二凹部とからなることを特徴とする請求項1記載の多機能立体通気性ソール。
- 前記第一凹部は、中心にそれぞれ凸点を設置し、前記凸部は第一凹部と第二凹部の間の位置の第一凸部を有することを特徴とする請求項7記載の多機能立体通気性ソール。
- 前記ソール内部両側には、それぞれアーチ部を設置し、前記凸部は更に両アーチ部の間に位置する第二凸部を有することを特徴とする請求項8記載の多機能立体通気性ソール。
- 前記下層蓋は、直接靴体のアウトソールを構成することを特徴とする請求項2記載の多機能立体通気性ソール。
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JP2016000343U JP3203613U (ja) | 2016-01-27 | 2016-01-27 | 多機能立体通気性ソール |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN111113769A (zh) * | 2020-02-18 | 2020-05-08 | 莆田市万鑫模具有限公司 | Eva模内气泡一次成型模具及成型方法 |
CN114403532A (zh) * | 2022-02-10 | 2022-04-29 | 无锡市疾病预防控制中心 | 一种技术改良版的医用防护服 |
CN114451603A (zh) * | 2022-02-21 | 2022-05-10 | 河北盈通纺织科技有限公司 | 一种透气的冬季衣服 |
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