JP3202767U - 分割式フィーディングチューブ - Google Patents
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Abstract
Description
ただし、互いに対応した管口を突き合わせて接続する2つの分割式フィーディングチューブは、接続したり外したりするときでも人体に挿入してあるフィーディングチューブが容易に引っ張られて患者が不快に感じたり、人体内に置かれたフィーディングチューブの位置がずれたりしてしまうことがあった。特に、フィーディングチューブが患者の胃又は十二指腸まで挿入されて固定構造が全く設けられていない場合、摺動して位置がずれてしまうことがあった。
本考案の第2の目的は、第2の管体の先端部に設けた位置決め部材を介し、内視鏡技術を利用して位置決め部材と、人体の胃又は十二指腸内壁とに止血クランプを挟設し、フィーディングチューブの第2の管体を人体の胃又は十二指腸内に位置決めすることにより、摺動して位置がずれることを防ぐ、分割式フィーディングチューブを提供することにある。
本考案の第3の目的は、フィーディングチューブの第2の管体上に、人体の器官の狭い空間(例えば、鼻咽、噴門、十二指腸球部など)に対応する少なくとも1つの防護部が形成されて患者が感じる不快感を減らすとともに、粘膜が圧迫されて損傷することを大幅に減らす、分割式フィーディングチューブを提供することにある。
本考案の第4の目的は、フィーディングチューブの先端部にセンサ部が設けられ、フィーディングチューブを人体へ挿入する過程で、X線発生装置が照射するX線によりセンサ部の正確な位置を知ることができるため、フィーディングチューブを所望の位置へ確実に挿入させることができる、分割式フィーディングチューブを提供することにある。
(1)フィーディングチューブを分割式に設計し、結合部材を介して第1の管体と第2の管体とを着脱自在に結合し、患者の必要に応じて第1の管体と第2の管体とを接合したり、第2の管体を外したりする。例えば、フィーディングチューブを介して栄養を投与しないときは、鼻から第1の管体がぶら下げられて見た目が一般の人と異なって他人から注目されることを防ぐために第1の管体を外すことができる上、第1の管体を外してマスクをすると、フィーディングチューブが挿設されていることが他人からは分からないため、患者の自尊心を高めることができる。
(2)フィーディングチューブの第1の管体及び第2の管体はそれぞれ単独で外すことができ、結合部材、第1の管体、第2の管体のうちの一つが損壊しても全体を交換せずに損壊した部分だけを交換することができるため、資源の無駄遣いを防ぐ。
(3)フィーディングチューブは、第1の管体又は第2の管体を外してフィーディングチューブの全長を短くすることができるため、洗浄が容易で、感染の機会を減らし、繰り返して使用することができる。
(4)第2の管体の先端部に設けた位置決め部材を介し、内視鏡技術を利用して止血クランプにより人体の胃又は十二指腸内壁に位置決め部材を挟設し、フィーディングチューブの第2の管体を人体の胃又は十二指腸内に位置決めするため、摺動して位置がずれることを防ぐ。
図1及び図2を参照する。図1及び図2に示すように、本考案の第1実施形態に係る分割式フィーディングチューブは、少なくとも第1の管体1、第2の管体2及び結合部材3から構成されてなる。
図4を参照する。図4に示すように、本考案の第2実施形態に係る第2の管体2は、第2のストッパリング22と第3のストッパリング23との間に設けられた帯体25を有する。帯体25上には、トレードマークが印刷されてもよい。
図5を参照する。図5に示すように、第1の結合端11の端口及び第2の結合端21の端口には、凹凸状の突合せ部13,26が設けられ、突合せ部13,26の凹凸結合により、第1の管体1と第2の管体2との間の接続部の漏れ防止効果を高める。
図6を参照する。図6に示すように、第1の結合端11の端口と第2の結合端21の端口とには、突き合わせ接続の密着ワッシャ14,27がそれぞれ設けられ、2つの密着ワッシャ14,27の柔軟弾性を利用し、第1の管体1と第2の管体2との間の接続部の漏れ防止効果を高めてもよい。勿論、第1の結合端11又は第2の結合端21の片方のみに、密着ワッシャ14又は密着ワッシャ27を設けてもよい(図7を参照する)。また、2つの密着ワッシャ14,27に凹凸対応する突合せ部15,28を設け、第1の管体1と第2の管体2との間の接続部の漏れ防止効果を高めてもよい(図8を参照する)。
図9及び図10を参照する。図9及び図10に示すように、本考案の第7実施形態に係る分割式フィーディングチューブは、第1の管体1の第1の結合端11をねじ部に成形され、第2の管体2の第2の結合端29が凸部に成形される。結合部材4は、第1のカバー41及び第2のカバー42を含む。第1のカバー41と第2のカバー42とは互いに対応する一方の縁部が互いに枢着され、他方の縁部が互いに係合されると内部が中空状の環状体が成形される。
第1のカバー41と第2のカバー42とは、互いに対応する縁部に枢着耳部411,421が枢着され、枢軸40を枢着耳部411,421に挿通し、第1のカバー41と第2のカバー42とは互いに対応する縁部が枢着され、第1のカバー41と第2のカバー42との互いに対応する他方の縁部には、係止孔412及び係合部422がそれぞれ設けられ、係合部422を係止孔412に係合して第1のカバー41と第2のカバー42との互いに対応する他方の縁部を係合する。
図11を参照する。図11に示すように、第1のカバー41と第2のカバー42とは互いに対応する他方の縁部が枢着され、第1のカバー41と第2のカバー42とを組み合わせて内部が中空状の環状体に成形され、第1のカバー41と第2のカバー42との互いに対応する他方の縁部には、枢着耳部413,423が枢着され、枢軸40を枢着耳部413,423に挿通し、第1のカバー41と第2のカバー42とが互いに対応する他方の縁部が枢着される。
結合部材4の内壁面には、第1の結合部43及び第2の結合部44が設けられ、第1の結合部43と第1の結合端11とが結合され、第2の結合部44と第2の結合端29とが結合される。第7実施形態に係る分割式フィーディングチューブの第1の結合部43は、ねじ部に成形された第1の結合端11を螺着するねじ部に成形される。第2の結合部44は、凸部に成形された第2の結合端29と嵌合する凹孔である。このように結合部材4を介して第1の管体1と第2の管体2とを接合してフィーディングチューブを形成し、流動食の輸送管体として用いてもよい。
図13を参照する。図13に示すように、本考案の第10実施形態に係る分割式フィーディングチューブは、第2の管体2の一端に先端部20を有する。先端部20は、丸頭状又は平頭状を呈し、先端部20に隣接した箇所には、1つ以上の貫通孔201が形成される。先端部20には、リング状の位置決め部材5が設けられる。位置決め部材5は、先端部20の前縁と貫通孔201との間に挿通されるか、任意の2つの貫通孔201間に挿通されるか、第2の管体2の先端部20と一体成形されてもよい(図14を参照する)。
防護層62は、粘膜が圧迫されて損傷することを防ぐ材料からなり、患者の不快感を減らすとともに、粘膜が圧迫されて損傷する可能性を大幅に減らし、防護層62の外径と、第2の管体2の窪み部61以外の部分の外径とは等しく、防護層62と第2の管体2の窪み部61以外の部分の管壁表面とは平坦状を呈するか、防護層62の最大外径が第2の管体2の窪み部61以外の部分の外径より大きく、防護層62の部分が突出されるか、防護層62の最小外径が第2の管体2の窪み部61以外の部分の外径より小さく、防護層62が下凹状を呈してもよい。
2 第2の管体
3 結合部材
4 結合部材
5 位置決め部材
6 防護部
7 センサ部
11 第1の結合端
12 第1のストッパリング
13 突合せ部
14 密着ワッシャ
15 突合せ部
20 先端部
21 第2の結合端
22 第2のストッパリング
23 第3のストッパリング
24 穿孔
25 帯体
26 突合せ部
27 密着ワッシャ
28 突合せ部
29 第2の結合端
29’ リング
31 結合部
40 枢軸
41 第1のカバー
42 第2のカバー
43 第1の結合部
44 第2の結合部
61 窪み部
62 防護層
71 補助センサ部
201 貫通孔
411 枢着耳部
412 係止孔
413 枢着耳部
421 枢着耳部
422 係合部
423 係合部
Claims (4)
- 第1の管体、第2の管体及び結合部材を備えた分割式フィーディングチューブであって、
前記第1の管体の一方の端部には、第1の結合端が設けられ、
前記第2の管体の一方の端部には、第2の結合端が設けられ、
前記結合部材は、内部が中空状の環状体であるとともに、内壁面に結合部を有し、
前記結合部には、前記第1の結合端及び前記第2の結合端がそれぞれ連結固定されることを特徴とする、
分割式フィーディングチューブ。 - 前記第1の結合端及び前記第2の結合端は、ねじ部に成形され、前記結合部は、ねじ部に成形され、前記結合部の両端には、前記第1の結合端及び前記第2の結合端がそれぞれ螺着されることを特徴とする請求項1に記載の分割式フィーディングチューブ。
- 前記結合部材は、第1のカバー及び第2のカバーを含み、前記第1のカバーと前記第2のカバーとは互いに対応する一方の縁部が枢着され、他方の縁部が互いに係合されると内部が中空状の環状体に成形され、前記結合部材の前記内壁面に設けられた前記結合部は、第1の結合部及び第2の結合部を含み、前記第1の結合部には、前記第1の結合端が結合され、前記第2の結合部には、前記第2の結合端が結合され、前記第1の結合端はねじ部に成形され、前記第1の結合部はねじ部に成形され、前記第1の結合端の前記ねじ部は、前記第1の結合部の前記ねじ部と螺着し、前記第2の結合部は凹孔に成形され、前記第2の結合端は凸部に成形され、前記凹孔と前記凸部とが嵌着固定されることを特徴とする請求項1に記載の分割式フィーディングチューブ。
- 前記第2の管体の一方の端部には、先端部が形成され、前記先端部に隣接した周縁には、1つ以上の貫通孔が形成され、前記先端部と前記貫通孔との間、又は前記貫通孔間には、リング状の位置決め部材が固定されることを特徴とする請求項1に記載の分割式フィーディングチューブ。
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JP2015006246U JP3202767U (ja) | 2015-12-10 | 2015-12-10 | 分割式フィーディングチューブ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101876704B1 (ko) * | 2018-03-19 | 2018-07-09 | 이치영 | 위장용 피딩 튜브 |
KR20210053546A (ko) * | 2019-11-04 | 2021-05-12 | 정재민 | 탈부착 기능을 가진 비위관 |
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