JP3202652B2 - データ転送経路管理方式 - Google Patents

データ転送経路管理方式

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JP3202652B2
JP3202652B2 JP13513697A JP13513697A JP3202652B2 JP 3202652 B2 JP3202652 B2 JP 3202652B2 JP 13513697 A JP13513697 A JP 13513697A JP 13513697 A JP13513697 A JP 13513697A JP 3202652 B2 JP3202652 B2 JP 3202652B2
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克彦 岡田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ転送経路管理
方式に関し、特に、計算機や通信機器に用いられ、デー
タの送信を行うノード部と、受信したデータを内部バッ
ファに一時的に格納して他のノード部へ転送するスイッ
チ部を持ち、受信時やデータ取り出し時にバッファ内の
データ量を管理する送信カウンタを加減算させ保持しつ
つ、減算があった時にはノード部にさらにデータ受信が
可能であることも通知するデータ転送経路管理方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】クロスバーネットワーク等をもつ計算機
や通信機器は、1演算単位(1ノード)と1対1叉は1
対多で高速通信ができる利点を持つ。この際にノード−
クロスバースイッチ間はスイッチから他ノードへの送出
に時間を要する場合があるため、蓄積用のバッファをス
イッチ内に設けそこにデータを蓄える。
【0003】また、ノードからの送出は、スイッチ内バ
ッファに格納できるデータ量を計算し、これを越えない
分のみ送出するように制御する方式が一般的である。蓄
積型のため、転送の際に間欠障害が起こると、どのデー
タの消滅が起こったのかと、どれだけのデータが消滅し
たのかが不明となり、対象ポートを落として初期化およ
びポート再接続をして転送し直していた。もしくはその
ポートの障害時に存在する全転送を例外化するのみで終
了していた。
【0004】特開昭63−076643号公報および特
開平02−214242号公報には、蓄積型にせず、デ
ータが消滅していないことを確認してから次のデータを
転送する方法が開示されているが、時間がかかるという
欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデータ
転送経路管理方式は、データを蓄積するタイプであるた
め、通信途中データが間欠で欠損しても障害データや障
害で欠損したデータ数が特定がしづらく、障害の回復方
式としては通信ポートの全てを初期化およびポート再接
続し、障害時に通信していた全データを通信し直してい
た。もしくは、例外化したまま終了していた。
【0006】このため、再実行に時間がかかったり、転
送ができなかったり、障害の状態が特定できにくいとい
う問題点があった。また、障害ポートに存在した全デー
タを例外化してしまうため、実際には欠損してないデー
タに対しても例外化してしまうことがあるという問題点
があった。
【0007】本発明の目的は、ノードからスイッチにデ
ータが転送されるような転送形態で、ノード−スイッチ
間の障害が起きた場合に、実際に障害が起きたデータブ
ロック(データの操作の単位、つまり、一固まり)のみ
を例外化するのと同時に、ノードの送信状態とスイッチ
の受信状態を障害が起きたデータブロックのみを排除し
た状態に遷移させることにより、その後のデータ通信を
ポート障害でのポート初期化やポート再接続の動作無し
に実現し、また、実際に障害が起きた時に転送中で欠損
してしまったデータブロック以外は再転送または例外化
しないでこれを実現するデータ転送経路管理方式を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ転送経路
管理方式は、複数のノード部と、送信側ノード部で送信
したデータを一時的に受信して受信側ノード部へ転送す
るスイッチ部とを有し、前記スイッチ部は前記送信側ノ
ード部から受信したデータを前記受信側ノード部へ送出
可能になるまで一時的に格納するバッファを持ち、前記
送信側ノード部で前記バッファ格納データ数を管理しな
がら、溢れない分のデータのみ送出するデータ転送経路
管理方式において、前記送信側ノード部内で送出データ
のブロックに対してシリアルIDを付けるデータID付
加手段と、前記送出データが前記送出側ノード部と前記
スイッチ部との間で間欠的に消滅した場合に前記データ
ID付加手段により付けられた前記シリアルIDの順序
性により障害と障害で消滅したデータ数とを認識するデ
ータ障害認識手段と、データ障害認識手段から障害を通
知されると消滅したデータの属するブロックを前記バッ
ファから消去する障害ブロック無効化手段と、前記スイ
ッチ部から前記受信側ノード部へブロックデータ先頭の
送出が開始されていた場合に、前記ブロックのブロック
無効通知を前記受信側ノード部に送出するブロック無効
通知手段とを備え、障害ブロック無効化手段は前記送信
側ノード部にデータ到着の通知であるアクノレッジを返
却し、データ到着時刻より後に到着する前記ブロックの
残りデータも無効化しアクノレッジを返却することを特
徴とする。
【0009】
【0010】
【0011】本発明のデータ転送経路管理方式は、前記
送信側ノード部はデータ送信の個数を管理する送信カウ
ンタを備え、前記スイッチ部はアクノレッジ返却の際に
データの持つシリアルIDをアクノレッジに付加して送
信側ノード部に返却するACK−ID返却手段を備え、
前記ACK−ID返却手段で返却した前記アクノレッジ
のIDの順序性よりデータまたはアクノレッジが消滅し
たことによる障害を認識し、どのデータブロックが消滅
したかを判別し例外通知するACK障害認識手段と、前
記ACK障害認識手段で認識した非返却のアクノレッジ
個数分を前記送信カウンタから減算することにより、デ
ータ送信を続行させる障害回復手段とを前記送信側ノー
ド部に有し、物理的には1つの転送ルートで複数の転送
を扱い、複数のノード部間でスイッチ部を介して各々双
方向にデータ転送しあう転送方式で、送信側ノード部で
リクエストを行うと共に、受信側ノード部のリクエスト
に対しデータ転送処理を行った結果のリプライを返す制
御を別々に持ち、リクエストとリプライのデータ転送間
では順序性が保証されない仮想多重チャネル転送形式で
転送を行う場合に、前記データID付加手段は各仮想チ
ャネルにID帯を別個に取り、前記データ障害認識手段
は、スイッチ部内でリクエスト系列内またはリプライ系
列内の直前の受信データIDの順序性を比較して障害発
生とその時の消滅データ数を認識し、前記ACK障害認
識手段は返却されたアクノレッジIDと同ID帯内で返
却された直前のアクノレッジIDとを比較することによ
り送信ノード内で障害を認識してどのデータが消滅した
かを判別して例外通知し、前記送信カウンタをリクエス
ト系列内およびリプライ系列内それぞれに有し、リクエ
スト系列内またはリプライ系列内で例外処理として他ノ
ード部に対して例外通知を行う必要がある場合に他ノー
ド部に転送を行い、必要がない場合にノード部内に例外
通知するリクエスト無効通知手段を有するようにしても
よい。
【0012】
【0013】ノード部−スイッチ部間の障害が起きた場
合にデータ消滅障害が起きた時にはデータ障害認識手段
(図2、4の21)、ACK消滅障害が起きた時にはA
CK障害認識手段(図2、4の13)でその消滅個数と
そのIDまで指摘することができ、障害が起きたブロッ
クのみ無効化の対処することが可能になる。スイッチ部
側の遷移状態は障害ブロック無効化手段(図2、4の2
2)とブロック無効通知手段(図2、4の23)により
変更できる。また、ノード部側においては障害回復手段
(図2、4の12)により障害がない場合の遷移状態に
移行させることができる。これにより、今後のデータ送
信の為のポートをダウンさせ、初期化、再接続が不要に
なる。
【0014】また、ACK障害認識手段(図2、4の1
3)とリクエスト無効通知手段(図4の15)でその消
滅データの属するブロックを例外化できるので、間欠障
害後のデータ通信をポート障害でのポート初期化やポー
ト再接続の動作無しに、欠損してしまったデータブロッ
ク以外は再転送または例外化しないで実行することがで
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の第1の実施の形態のノード
部とスイッチ部間の通信を示すブロック図である。全体
は第1のノード部1と第2のノード部2とスイッチ部3
で構成される。ノード部は演算機構をもつ処理システム
で、他のノード部とデータの送受信を行う。スイッチ部
3は1つのノード部からのバッファ4を持ち、バッファ
4のデータブロック単位でデータ送出等を行い、バッフ
ァ4内に余計に空きが生じたとき、その分を送るように
アクノレッジで通知する。アクノレッジとは、データ到
着を通知するための応答信号のことである。信号を受け
取ったノード部はスイッチ部3内のバッファ4に空きが
ある分だけブロックデータを送出しようとする。
【0017】図1ではデータを第1のノード部1から第
2のノード部2に向かいデータ通信を行うリクエストを
送り、第2のノード部2から第1のノード部1にリプラ
イが返却される中で、データ消滅またはアクノレッジ消
滅が第1のノード部1側からの転送(リクエスト)で起
こった構成例を示している。
【0018】図2は本発明の第1の実施の形態の第1の
ノード部1とスイッチ部3の詳細ブロック図である。第
1のノード部1はデータID付加手段11、障害回復手
段12、ACK障害認識手段13、送信カウンタ14と
を有する。スイッチ部3はACK−ID返却手段24、
データ障害認識手段21、障害ブロック無効化手段2
2、ブロック無効通知手段23とを有する。
【0019】次に、動作について図1と図2を参照して
説明する。
【0020】基本動作としては、リクエストを第1のノ
ード部1からスイッチ部3を介して第2のノード部2に
送ろうとしている例で説明する。
【0021】1) 第1のノード部1内でデータ送出可
能かどうかを送信カウンタ14より判定し、送出可であ
れば、つまり、スイッチ部3内にブロックデータを受け
入れる空きがあれば、データID付加手段11で、デー
タ送出1時刻毎に+1加算されるシリアルIDを付加す
る。IDは十分な桁数を取り、サイクリックに使用す
る。ここでは、ID=10を付加するものとする。デー
タはシリアルIDが制御情報として付加されスイッチ部
3へと送出される。
【0022】2) スイッチ部3側でのデータ受信時に
は、データをバッファ4に格納する前に、データ障害認
識手段21で、直前に受け取ったデータのIDと比較
し、差分が1であれば正常受信とするが、2以上の場合
はデータ消滅として障害ブロック無効化手段22に通知
する。この例では、直前に受け取ったデータのIDが
7、従って差が3であり、データ送信で消滅したデータ
があったとして説明する。
【0023】3) 障害ブロック無効化手段22では、
受信中のブロックのブロック長到着分データを消去す
る。実際には読み出し時に送出有効信号を落とす。ブロ
ックの最初のデータならば消去しない。
【0024】4) 障害ブロック無効化手段22でデー
タを有効信号を落としながら読み出す際、ACK−ID
返却手段24で、そのIDを読み、シリアルID付きの
アクノレッジ(ID=10)として、第1のノード部1
に返却する。
【0025】5) スイッチ部3のバッファ4内の障害
該当ブロックがバッファ4内に全ては残ってなく、既に
一部が第2のノード部2に送出され始めている場合、ブ
ロック無効通知手段23にて、送出中ブロックの無効通
知を第2のノード部2に対して送り出す。
【0026】6) 第1のノード部1側にはスイッチ部
3内のノード部1用バッファからデータが読み出される
度に、随時、アクノレッジが返却される。これらアクノ
レッジはACK−ID返却手段24でシリアルID(I
D=10)をデータに対応して付けられているため、デ
ータの送出順は同じである。よってACK障害認識手段
13で直前の受信アクノレッジのシリアルIDとで差分
を比較する。差が1より大きいことでデータおよびアク
ノレッジの消滅を認識することができる。ただし、サイ
クリックになる部分はサイクリックを考慮して差分を求
める。この例では差が3である。
【0027】アクノレッジやデータの消滅を認識した場
合、例外通知を第1のノード部1内部の転送リクエスト
発行者に通知し、このブロックデータの通信が無効にな
ってしまったことを知らせる。
【0028】さらにACK障害認識手段13では直前の
アクノレッジとの差分を障害回復手段12に通知する。
【0029】7) 障害回復手段12では通知された差
分(正常時は1であるが、この例では差分が3つ)を送
信カウンタ14(数は3)から減算して(3から3減算
して0となる)、第1のノード部1から送出したがスイ
ッチ3内バッファ4からはまだ読み出されていないデー
タの数を把握する。これにより、次時刻以降のデータ送
出判断が正しく行える。
【0030】8) データが消滅した場合でなく、スイ
ッチ部3から第1のノード部1へのアクノレッジ返却時
にアクノレッジが消滅してしまった場合は、ACK障害
認識手段13で初めて障害が認識される。消滅分のデー
タ数を障害回復手段12に通知すると同時に、例外通知
をリクエスト発行者に通知する。
【0031】9) 7)と全く同様に送信カウンタ14
から消滅ACK分+1を減算することで、送信カウンタ
14を正常化する。
【0032】10) 特に、データ障害認識手段21と
ACK障害認識手段13で障害が認識されない場合、間
欠故障はないものとして、データ送信を続行する。
【0033】11) 1)〜7)か、1)、2)、
4)、8)、9)、または、1)、2)、4)、6)、
10)の繰り返しにより、データ送信がポートダウン無
しで続行され続ける。
【0034】図3は本発明の第2の実施の形態の各ノー
ド部とスイッチ部間の通信を示すブロック図である。ノ
ード部2つがお互いにリクエストを出し合い、各ノード
部でリクエストとリプライのデータ送出がある場合の構
成例である。つまり、データ(リクエスト)を第1のノ
ード部1からスイッチ部3を介して第2のノード部2に
送ろうとしていると同時に、第2のノード部2からリク
エストされ第2のノード部2にリプライを返している構
成例である。
【0035】図4は本発明の第2の実施の形態の第1の
ノード部1とスイッチ部3の詳細ブロック図である。第
1の実施の形態で説明した図2の構成に加えて、第1の
ノード部1にリクエスト無効通知手段15を有する。
【0036】次に、動作について説明する。
【0037】1) 第1のノード部1内でデータ送出可
能かどうかを送信カウンタ14により判定し、送出可で
あれば、つまり、スイッチ部3内にブロックデータを受
け入れる空きがあれば、データID付加手段11で、デ
ータ送出1時刻毎に+1加算されるシリアルIDを付加
する。IDは十分な桁数を取り、サイクリックに使用す
る。データはシリアルIDが制御情報として付加されス
イッチ部3へと送出される。ここでは、リクエスト系に
シリアルID=0〜255、リプライ系にシリアルID
=256〜511を割り当てることとする。
【0038】送出はIDが256、7、257、8、
9、258、10、259の順に行われたとし、障害で
257、8、9が欠損したとして説明を行う。
【0039】2) スイッチ部3側でのデータ受信時に
は、データをバッファ4に格納する前に、データ障害認
識手段21で、直前に受け取ったデータのIDで同系列
のと比較する。差分が1であれば正常受信とするが、2
以上の場合はデータ消滅として障害ブロック無効化手段
22に通知する。この例の場合、障害後のID=258
の到着時、ID同系列の直前IDは256であるため、
差分は2である。同様にID=10を受信するとID=
7と比較し差分3である。従って、それぞれ障害ブロッ
ク無効化手段22に通知を行う。
【0040】3) 障害ブロック無効化手段22では、
受信中のブロックのブロック長到着分データを消去す
る。実際には読み出し時に送出有効信号を落とす。ブロ
ックの最初のデータならば消去しない。ID=8、9、
および、ID=257の属するブロックが各々消去され
ることになる。
【0041】4) 障害ブロック無効化手段22でデー
タを有効信号を落としながら読み出す際、ACK−ID
返却手段24で、そのIDを読み、シリアルID付きの
アクノレッジとして、第1のノード部1に返却する。ア
クノレッジ返却の動作にリクエスト系とリプライ系の間
に読み出し順序保証はない。ID順としては7、25
6、10、258、259でアクノレッジが返却された
とする。
【0042】5) スイッチ部3のバッファ4内の障害
該当ブロックがバッファ4内に全ては残ってなく、既に
一部が第2のノード部2に送出され始めている場合、ブ
ロック無効通知手段23にて、送出中ブロックの無効通
知を第2のノード部2に対して送り出す。
【0043】6) 第1のノード部1側にはスイッチ3
内の第1のノード部1用バッファからデータが読み出さ
れる度に随時、アクノレッジが返却される。これらアク
ノレッジはACK−ID返却手段24でシリアルID=
10をデータに対応して付けられているため、データの
送出順は同じである。よってACK障害認識手段13で
直前の同系列の受信アクノレッジのシリアルIDとで差
分を比較する。差が1より大きいことでデータおよびア
クノレッジの消滅を認識することができる。ただし、サ
イクリックになる部分はサイクリックを考慮して差分を
求める。
【0044】アクノレッジ返却時にも障害がありID=
258も消滅したとして以降を説明する。受信したシリ
アルIDが7、256、10、259だとすると、10
−7−1=2、259−256−1=2となり、各系列
2だけアクノレッジかデータが消滅したことを認識す
る。
【0045】7) リクエスト無効通知手段15では、
認識されたデータ消滅が何であるかにより、個々の例外
動作を行う。この場合、ID=8、9の消滅に関しては
第1のノード部1内部のリクエスト発行者に対して例外
通知を行い、このブロックデータの通信が無効になって
しまったことを知らせる。また、ID=257、258
に関しては、第2のノード部2に対して、第2のノード
部2で発行したリクエストが無効であることを知らせる
リクエスト無効通知を発行する。
【0046】8) ACK障害認識手段13では直前の
アクノレッジとの差分を障害回復手段12に通知する。
【0047】9) 障害回復手段12では通知された差
分(正常時は1であるが、この例では各々3)を送信カ
ウンタ14(数は各3)から減算して、ノード部から送
出したがスイッチ部内バッファからはまだ読み出されて
いないデータの数を把握する。これにより、次時刻以降
のデータ送出判断が正しく行える。
【0048】10) 特に、データ障害認識手段21と
ACK障害認識手段13で障害が認識されない場合、間
欠故障はないものとしてデータ送信を続行する。
【0049】11) 1)〜9)、または、1)、
2)、4)、6)、10)の繰り返しにより、データ送
信がポートダウン無しで続行され続ける。
【0050】第2の実施の形態はinput型スイッチ
でリクエスト・リプライ系2系統の説明であったが、2
系統に限定されることはなく、nノードでクロスバーN
xNで1ノードからの入力をn個のバッファに振り分け
る場合でかつnバッファを各々の送出カウンタで制御す
る場合にも各バッファ毎にシリアルID帯を設けること
により同様に動作する。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、各リク
エスト等データがシリアルIDを個別に持ち、これによ
り欠損したデータ量を知ることができること、また、そ
のシリアルIDデータを含むブロックのみに対して例外
処理を行い、他のブロックに関しては正しく転送ができ
ることにより、ノード−スイッチ間でポートダウン、カ
ウンタ等初期化、再度ポート接続するという動作無し
に、その後のデータ転送を続行できる効果がある。
【0052】また、これにより、バッファ内に入ってい
るか、またはこれから入るデータの内障害で欠損したデ
ータを持つブロックのみが例外化、再転送等され、他の
ブロックはそのまま処理し続けられることができ、再転
送行う場合にも対象データ数が減らせる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の第1のノード部と
スイッチ部間の通信を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の第1のノード部と
スイッチ部の詳細ブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の第1のノード部と
スイッチ部間の通信を示すブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の第1のノード部と
スイッチ部の詳細ブロック図である。
【符号の説明】
1 第1のノード部 2 第2のノード部 3 スイッチ部 4 バッファ 11 データID付加手段 12 障害回復手段 13 ACK障害認識手段 14 送信カウンタ 15 リクエスト無効通知手段 21 データ障害認識手段 22 障害ブロック無効化手段 23 ブロック無効通知手段 24 ACK−ID返却手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノード部と、送信側ノード部で送
    信したデータを一時的に受信して受信側ノード部へ転送
    するスイッチ部とを有し、前記スイッチ部は前記送信側
    ノード部から受信したデータを前記受信側ノード部へ送
    出可能になるまで一時的に格納するバッファを持ち、前
    記送信側ノード部で前記バッファ格納データ数を管理し
    ながら、溢れない分のデータのみ送出するデータ転送経
    路管理方式において、前記送信側ノード部内で送出デー
    のブロックに対してシリアルIDを付けるデータID
    付加手段と、前記送出データが前記送出側ノード部と前
    記スイッチ部との間で間欠的に消滅した場合に前記デー
    タID付加手段により付けられた前記シリアルIDの順
    序性により障害と障害で消滅したデータ数とを認識する
    データ障害認識手段と、データ障害認識手段から障害を
    通知されると消滅したデータの属するブロックを前記バ
    ッファから消去する障害ブロック無効化手段と、前記ス
    イッチ部から前記受信側ノード部へブロックデータ先頭
    の送出が開始されていた場合に、前記ブロックのブロッ
    ク無効通知を前記受信側ノード部に送出するブロック無
    効通知手段とを備え、障害ブロック無効化手段は前記送
    信側ノード部にデータ到着の通知であるアクノレッジを
    返却し、データ到着時刻より後に到着する前記ブロック
    の残りデータも無効化しアクノレッジを返却することを
    特徴とするデータ転送経路管理方式。
  2. 【請求項2】 前記送信側ノード部はデータ送信の個数
    を管理する送信カウンタを備え、前記スイッチ部はアク
    ノレッジ返却の際にデータの持つシリアルIDをアクノ
    レッジに付加して送信側ノード部に返却するACK−I
    D返却手段を備え、前記ACK−ID返却手段で返却し
    た前記アクノレッジのIDの順序性よりデータまたはア
    クノレッジが消滅したことによる障害を認識し、どのデ
    ータブロックが消滅したかを判別し例外通知するACK
    障害認識手段と、前記ACK障害認識手段で認識した非
    返却のアクノレッジ個数分を前記送信カウンタから減算
    することにより、データ送信を続行させる障害回復手段
    とを前記送信側ノード部に有し、物理的には1つの転送
    ルートで複数の転送を扱い、複数のノード部間でスイッ
    チ部を介して各々双方向にデータ転送しあう転送方式
    で、送信側ノード部でリクエストを行うと共に、受信側
    ノード部のリクエストに対しデータ転送処理 を行った結
    果のリプライを返す制御を別々に持ち、リクエストとリ
    プライのデータ転送間では順序性が保証されない仮想多
    重チャネル転送形式で転送を行う場合に、前記データI
    D付加手段は各仮想チャネルにID帯を別個に取り、前
    記データ障害認識手段は、スイッチ部内でリクエスト系
    列内またはリプライ系列内の直前の受信データIDの順
    序性を比較して障害発生とその時の消滅データ数を認識
    し、前記ACK障害認識手段は返却されたアクノレッジ
    IDと同ID帯内で返却された直前のアクノレッジID
    とを比較することにより送信ノード内で障害を認識して
    どのデータが消滅したかを判別して例外通知し、前記送
    信カウンタをリクエスト系列内およびリプライ系列内そ
    れぞれに有し、リクエスト系列内またはリプライ系列内
    で例外処理として他ノード部に対して例外通知を行う必
    要がある場合に他ノード部に転送を行い、必要がない場
    合にノード部内に例外通知するリクエスト無効通知手段
    を有することを特徴とする請求項1記載のデータ転送経
    路管理方式。
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