JP3202493B2 - ドリフタにおける油圧駆動装置 - Google Patents
ドリフタにおける油圧駆動装置Info
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- JP3202493B2 JP3202493B2 JP19606694A JP19606694A JP3202493B2 JP 3202493 B2 JP3202493 B2 JP 3202493B2 JP 19606694 A JP19606694 A JP 19606694A JP 19606694 A JP19606694 A JP 19606694A JP 3202493 B2 JP3202493 B2 JP 3202493B2
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- Japan
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- oil
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- piston
- hydraulic
- oil chamber
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- Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
- Servomotors (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
- Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は岩石等を打撃してこれを
破砕することにより穿孔するドリフタにおける油圧駆動
装置に関する。
破砕することにより穿孔するドリフタにおける油圧駆動
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２には従来のドリフタにおける油圧駆
動装置の模擬化された油圧回路図が示されている。図２
において、１は油圧シリンダで、そのシリンダ２内には
径の異なる一対のピストン3a、3b及びこれと連動するス
プール弁４が内蔵されている。ピストン3a、3bに連結さ
れたピストンロッド５はシリンダ２を油密摺動自在に貫
通して外部に突出し、この突出端には岩石等を打撃する
ことによってこれを破砕するための打撃槌15が固定され
ている。
動装置の模擬化された油圧回路図が示されている。図２
において、１は油圧シリンダで、そのシリンダ２内には
径の異なる一対のピストン3a、3b及びこれと連動するス
プール弁４が内蔵されている。ピストン3a、3bに連結さ
れたピストンロッド５はシリンダ２を油密摺動自在に貫
通して外部に突出し、この突出端には岩石等を打撃する
ことによってこれを破砕するための打撃槌15が固定され
ている。
【０００３】６は油圧シリンダ１に供給される作動油を
切り換えるためのパイロット式切換弁で、そのハウジン
グ７内にはピストン８とこれに連動するスプール弁９が
内蔵されている。10は圧油供給源、11はドレンタンクで
ある。
切り換えるためのパイロット式切換弁で、そのハウジン
グ７内にはピストン８とこれに連動するスプール弁９が
内蔵されている。10は圧油供給源、11はドレンタンクで
ある。
【０００４】図示のように、圧油供給源10からの作動油
が油圧シリンダ１の油室12及び13に供給されると、ピス
トン3a及び3bの受圧面積の差によりピストンロッド５が
上昇する。
が油圧シリンダ１の油室12及び13に供給されると、ピス
トン3a及び3bの受圧面積の差によりピストンロッド５が
上昇する。
【０００５】ピストンロッド５の上昇に伴ってスプール
弁４が下位置に切り換えられると、作動油がパイロット
式切換弁６の油室14内に入りピストン８が下方に移動す
る。これによってスプール弁９が上位置に切り換えられ
ると、油室12内の作動油がスプール弁９を経てタンク11
に排出され、ピストンロッド５が急降下する。
弁４が下位置に切り換えられると、作動油がパイロット
式切換弁６の油室14内に入りピストン８が下方に移動す
る。これによってスプール弁９が上位置に切り換えられ
ると、油室12内の作動油がスプール弁９を経てタンク11
に排出され、ピストンロッド５が急降下する。
【０００６】ピストンロッド５の下降によりスプール弁
４が図示の上位置に切り換えられると、油室14内の作動
油はスプール弁４を経てタンク11に排出され、これによ
ってピストン８が上方に移動すると、スプール弁９が図
示の下位置に切り換えられる。
４が図示の上位置に切り換えられると、油室14内の作動
油はスプール弁４を経てタンク11に排出され、これによ
ってピストン８が上方に移動すると、スプール弁９が図
示の下位置に切り換えられる。
【０００７】かくして、圧油供給源10からの作動油がス
プール弁９を経て油室12内に供給され、ピストンロッド
５が上昇する。上記を繰り返すことにより打撃槌15によ
って岩石を打撃してこれを破砕することにより穿孔す
る。
プール弁９を経て油室12内に供給され、ピストンロッド
５が上昇する。上記を繰り返すことにより打撃槌15によ
って岩石を打撃してこれを破砕することにより穿孔す
る。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置におい
ては、パイロット式切換弁９が作動油によって駆動され
るため、ヒステリシスや応答遅れが生ずる。また、被打
撃対象の岩石の岩質に応じて打撃力を制御することがで
きないという問題があった。
ては、パイロット式切換弁９が作動油によって駆動され
るため、ヒステリシスや応答遅れが生ずる。また、被打
撃対象の岩石の岩質に応じて打撃力を制御することがで
きないという問題があった。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その特徴とすると
ころは、岩石等を打撃することによってこれを破砕する
打撃槌15と、この打撃槌15を上下動させるためのための
油圧シリンダ20を具えたドリフタにおいて、上記油圧シ
リンダ20はシリンダ23と、このシリンダ23内下部に形成
された油室29内に油密摺動自在に嵌装された大径ピスト
ン24と、上記シリンダ23内上部に形成された油室30内に
油密摺動自在に嵌装された小径ピストン25と、上記大径
ピストン24と小径ピストン25とを互いに連結するピスト
ンロッド26を具え、上記油室30内に圧油を常時供給して
上記小径ピストン25を常時下方に押圧する手段10と、上
記油室29内への作動油の給排を切り換えるための電磁切
換弁21と、上記ピストン24,25の上下動をON／OFF で検
知する位置検出器27と、上記岩石の岩質情報の入力機器
28と、上記入力機器28から入力された岩質情報及び上記
位置検出器27の検出値に応じて上記電磁切換弁21の切換
タイミングを制御するコントローラ22を設けたことを特
徴とするドリフタにおける油圧駆動装置にある。
するために発明されたものであって、その特徴とすると
ころは、岩石等を打撃することによってこれを破砕する
打撃槌15と、この打撃槌15を上下動させるためのための
油圧シリンダ20を具えたドリフタにおいて、上記油圧シ
リンダ20はシリンダ23と、このシリンダ23内下部に形成
された油室29内に油密摺動自在に嵌装された大径ピスト
ン24と、上記シリンダ23内上部に形成された油室30内に
油密摺動自在に嵌装された小径ピストン25と、上記大径
ピストン24と小径ピストン25とを互いに連結するピスト
ンロッド26を具え、上記油室30内に圧油を常時供給して
上記小径ピストン25を常時下方に押圧する手段10と、上
記油室29内への作動油の給排を切り換えるための電磁切
換弁21と、上記ピストン24,25の上下動をON／OFF で検
知する位置検出器27と、上記岩石の岩質情報の入力機器
28と、上記入力機器28から入力された岩質情報及び上記
位置検出器27の検出値に応じて上記電磁切換弁21の切換
タイミングを制御するコントローラ22を設けたことを特
徴とするドリフタにおける油圧駆動装置にある。
【００１０】
【作用】本発明においては、電磁切換弁の切換タイミン
グが油圧シリンダのピストン位置と岩石の岩質情報に応
じてコントローラにより制御される。
グが油圧シリンダのピストン位置と岩石の岩質情報に応
じてコントローラにより制御される。
【００１１】
【実施例】本発明の１実施例が図１に示されている。図
１において、20は打撃槌15を上下動させるための油圧シ
リンダ、21は油圧シリンダ20の油室29内に供給される作
動油を切り換えるための２位置スプリングオフセット式
単コイル形電磁切換弁、22はコントローラ、10は圧油供
給源、11は油タンクである。
１において、20は打撃槌15を上下動させるための油圧シ
リンダ、21は油圧シリンダ20の油室29内に供給される作
動油を切り換えるための２位置スプリングオフセット式
単コイル形電磁切換弁、22はコントローラ、10は圧油供
給源、11は油タンクである。
【００１２】油圧シリンダ20はシリンダ23と、この中の
下部に形成された油室29内及び上部に形成された油室30
内にそれぞれ油密摺動自在に嵌装された径の異なるピス
トン24、25と、これらピストン24、25を連結しシリンダ
23を油密摺動自在に貫通して外部に突出するピストンロ
ッド26を具えている。このピストンロッド26の突出端に
は打撃槌15が固定され、また、ピストン24、25の上下動
をON／OFF で検知する位置検出器27がシリンダ23に固定
されている。
下部に形成された油室29内及び上部に形成された油室30
内にそれぞれ油密摺動自在に嵌装された径の異なるピス
トン24、25と、これらピストン24、25を連結しシリンダ
23を油密摺動自在に貫通して外部に突出するピストンロ
ッド26を具えている。このピストンロッド26の突出端に
は打撃槌15が固定され、また、ピストン24、25の上下動
をON／OFF で検知する位置検出器27がシリンダ23に固定
されている。
【００１３】位置検出器27の出力はコントローラ22に入
力される。また、このコントローラ22には被打撃対象の
岩石の岩質情報が作業現場でオペレータによって入力機
器28を介して入力される。コントローラ22は位置検出器
27の検出値及び岩質情報に基づいてこれに予め設定され
ているプログラムに従って最適切換タイミングで電気出
力を電磁切換弁21のソレノイド21A に出力する。
力される。また、このコントローラ22には被打撃対象の
岩石の岩質情報が作業現場でオペレータによって入力機
器28を介して入力される。コントローラ22は位置検出器
27の検出値及び岩質情報に基づいてこれに予め設定され
ているプログラムに従って最適切換タイミングで電気出
力を電磁切換弁21のソレノイド21A に出力する。
【００１４】しかして、油室30内には圧油供給源10から
の作動油が常時供給される。電磁切換弁21が図示の右側
位置を占めると、圧油供給源10からの作動油が油室29内
に導入され、ピストン24及び25の受圧面積差によりピス
トンロッド26は上方に上昇する。
の作動油が常時供給される。電磁切換弁21が図示の右側
位置を占めると、圧油供給源10からの作動油が油室29内
に導入され、ピストン24及び25の受圧面積差によりピス
トンロッド26は上方に上昇する。
【００１５】ピストン24、25が上死点に達したことが位
置検出器27によって検知され、これからの信号がコント
ローラ22に入力されると、コントローラ22は被打撃対象
の岩質に最適の切換タイミングで電気出力を電磁切換弁
21のソレノイド21A に出力する。
置検出器27によって検知され、これからの信号がコント
ローラ22に入力されると、コントローラ22は被打撃対象
の岩質に最適の切換タイミングで電気出力を電磁切換弁
21のソレノイド21A に出力する。
【００１６】すると、電磁切換弁21は左側位置に切り換
えられ、油室29内の作動油が電磁切換弁21を経て油タン
ク11内に排出される。これによってピストンロッド26が
急降下して打撃槌15によって岩石を打撃する。上記を繰
り返すことにより岩石を破砕して穿孔する。
えられ、油室29内の作動油が電磁切換弁21を経て油タン
ク11内に排出される。これによってピストンロッド26が
急降下して打撃槌15によって岩石を打撃する。上記を繰
り返すことにより岩石を破砕して穿孔する。
【００１７】
【発明の効果】本発明においては、油圧シリンダのピス
トン位置と岩石の岩質情報に応じて電磁切換弁の切換タ
イミングが制御されるので、ヒステリシスや応答遅れを
解消できるとともに岩質に応じた打撃力を岩石に与える
ことができ、従って、岩石を効率よく破砕することがで
きる。また、構造が極めて簡単となるので、コストを低
減しうるとともに耐久性及び信頼性を向上できる。
トン位置と岩石の岩質情報に応じて電磁切換弁の切換タ
イミングが制御されるので、ヒステリシスや応答遅れを
解消できるとともに岩質に応じた打撃力を岩石に与える
ことができ、従って、岩石を効率よく破砕することがで
きる。また、構造が極めて簡単となるので、コストを低
減しうるとともに耐久性及び信頼性を向上できる。
【図１】本発明の実施例を示す油圧回路図である。
【図２】従来のドリフタにおける油圧駆動装置の油圧回
路図である。
路図である。
【符号の説明】 20 油圧シリンダ 24、25 ピストン 26 ピストンロッド 27 位置検知器 15 打撃槌 21 電磁切換弁 21A ソレノイド 22 コントローラ 28 岩質情報の入力器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−9878（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−311687（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−81574（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−156494（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−64687（ＪＰ，Ａ) 実開 昭57−137694（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−133985（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) E21B 1/36 B25D 9/16 F15B 9/09 F15B 11/15
Claims (1)
- 【請求項１】 岩石等を打撃することによってこれを破
砕する打撃槌15と、この打撃槌15を上下動させるための
ための油圧シリンダ20を具えたドリフタにおいて、上記
油圧シリンダ20はシリンダ23と、このシリンダ23内下部
に形成された油室29内に油密摺動自在に嵌装された大径
ピストン24と、上記シリンダ23内上部に形成された油室
30内に油密摺動自在に嵌装された小径ピストン25と、上
記大径ピストン24と小径ピストン25とを互いに連結する
ピストンロッド26を具え、上記油室30内に圧油を常時供
給して上記小径ピストン25を常時下方に押圧する手段10
と、上記油室29内への作動油の給排を切り換えるための
電磁切換弁21と、上記ピストン24,25の上下動をON／OFF
で検知する位置検出器27と、上記岩石の岩質情報の入
力機器28と、上記入力機器28から入力された岩質情報及
び上記位置検出器27の検出値に応じて上記電磁切換弁21
の切換タイミングを制御するコントローラ22を設けたこ
とを特徴とするドリフタにおける油圧駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19606694A JP3202493B2 (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | ドリフタにおける油圧駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19606694A JP3202493B2 (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | ドリフタにおける油圧駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0842277A JPH0842277A (ja) | 1996-02-13 |
| JP3202493B2 true JP3202493B2 (ja) | 2001-08-27 |
Family
ID=16351635
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19606694A Expired - Fee Related JP3202493B2 (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | ドリフタにおける油圧駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3202493B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10857658B2 (en) | 2016-07-27 | 2020-12-08 | Daemo Engineering Co., Ltd. | Hydraulic percussion device and construction apparatus having the same |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SE522213C2 (sv) * | 2000-05-31 | 2004-01-20 | Morphic Technologies Ab | Hydrauliskt slag/anpressningsanordning |
| SE530467C2 (sv) * | 2006-09-21 | 2008-06-17 | Atlas Copco Rock Drills Ab | Förfarande och anordning för bergborrning |
| KR101799576B1 (ko) * | 2016-07-27 | 2017-11-21 | 재단법인 건설기계부품연구원 | 근접센서를 이용한 지능형 유압 브레이커 및 이를 포함하는 건설 장비 |
| KR102379349B1 (ko) * | 2016-07-27 | 2022-03-28 | 대모 엔지니어링 주식회사 | 유압식 타격 기기 및 이를 포함하는 건설 장비 |
| KR102379351B1 (ko) * | 2016-07-27 | 2022-03-28 | 대모 엔지니어링 주식회사 | 유압식 타격 기기 및 이를 포함하는 건설 장비 |
| KR102219023B1 (ko) * | 2019-09-24 | 2021-02-23 | 대모 엔지니어링 주식회사 | 유압브레이커용 센서 고정구조체 |
| KR102219022B1 (ko) * | 2019-09-24 | 2021-02-23 | 대모 엔지니어링 주식회사 | 유압브레이커의 센서용 방진구조체 |
-
1994
- 1994-07-28 JP JP19606694A patent/JP3202493B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10857658B2 (en) | 2016-07-27 | 2020-12-08 | Daemo Engineering Co., Ltd. | Hydraulic percussion device and construction apparatus having the same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0842277A (ja) | 1996-02-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010515 |
|
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