JP3202231B2 - ヘッドランプ - Google Patents
ヘッドランプInfo
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- JP3202231B2 JP3202231B2 JP50855992A JP50855992A JP3202231B2 JP 3202231 B2 JP3202231 B2 JP 3202231B2 JP 50855992 A JP50855992 A JP 50855992A JP 50855992 A JP50855992 A JP 50855992A JP 3202231 B2 JP3202231 B2 JP 3202231B2
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- headlamp
- mirror
- mirror surface
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/0001—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
- B60Q1/02—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
- B60Q1/04—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/20—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by refractors, transparent cover plates, light guides or filters
- F21S41/24—Light guides
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は請求項1の導入部記載に従うヘッドランプに
関する。
関する。
車両のヘッドランプは、対向車両に対する光ビームの
ぎらつきを最小とするため、できる限り低く設置され
る。しかしながら、特に濡れた道路の表面から反射した
光ビームは、対向車のドライバーの目にはまぶしいもの
であるため、ヘッドランプからの光ビームの向きを余り
にも低くすることはできない。また、車両のヘッドラン
プに照らされた霧や雨、雪は、可視性を低下させる。こ
の場合、光は雨滴や雪片から反射して運転者の目に入
り、道路上の遠方の目標の視認の妨げとなる。
ぎらつきを最小とするため、できる限り低く設置され
る。しかしながら、特に濡れた道路の表面から反射した
光ビームは、対向車のドライバーの目にはまぶしいもの
であるため、ヘッドランプからの光ビームの向きを余り
にも低くすることはできない。また、車両のヘッドラン
プに照らされた霧や雨、雪は、可視性を低下させる。こ
の場合、光は雨滴や雪片から反射して運転者の目に入
り、道路上の遠方の目標の視認の妨げとなる。
今日では車両のヘッドランプは構造的に類似してお
り、その機能も同じ原理に従ったものである。それらは
電球、反射鏡、防護ガラスを備えたハウジングを有して
いる。ヘッドランプの電球はフィラメントを2つ有して
おり、その一方、すなわち、遠距離光用のフィラメント
は放物面状鏡面の焦点に置かれ、またこれに対し、沈下
光用のフィラメントは焦点の数ミリメートル前に配置さ
れている。遠距離光の光ビームはすべて焦点から到着
し、鏡面で光軸に平行な方向に反射され、これに対し、
沈下光の光ビームはすべて焦点よりも前から到着し、光
軸よりも下向きに反射される。
り、その機能も同じ原理に従ったものである。それらは
電球、反射鏡、防護ガラスを備えたハウジングを有して
いる。ヘッドランプの電球はフィラメントを2つ有して
おり、その一方、すなわち、遠距離光用のフィラメント
は放物面状鏡面の焦点に置かれ、またこれに対し、沈下
光用のフィラメントは焦点の数ミリメートル前に配置さ
れている。遠距離光の光ビームはすべて焦点から到着
し、鏡面で光軸に平行な方向に反射され、これに対し、
沈下光の光ビームはすべて焦点よりも前から到着し、光
軸よりも下向きに反射される。
防護ガラスの機能は、所望の光の分布が得られるよ
う、反射鏡から来る光の細い円錐体を拡散するものとし
ての働きをすることである。したがって、防護ガラスに
は、光円錐体を拡散させる異なる種類の溝が設けられて
いる。ハウジングは、自動車によって異なるが、球形も
しくは矩形等の形状を有している。今日の自動車の設計
においては、広く、平坦な形状のヘッドランプが求めら
れている。
う、反射鏡から来る光の細い円錐体を拡散するものとし
ての働きをすることである。したがって、防護ガラスに
は、光円錐体を拡散させる異なる種類の溝が設けられて
いる。ハウジングは、自動車によって異なるが、球形も
しくは矩形等の形状を有している。今日の自動車の設計
においては、広く、平坦な形状のヘッドランプが求めら
れている。
また、シールド構造のヘッドランプもヘッドランプと
して使用される。封止されたハウジングにはガスが充填
され、フィラメントは開放されている。これらはいわゆ
るシールドビームライトと呼ばれるもので、特に合衆国
や連合王国、日本で使用されている。
して使用される。封止されたハウジングにはガスが充填
され、フィラメントは開放されている。これらはいわゆ
るシールドビームライトと呼ばれるもので、特に合衆国
や連合王国、日本で使用されている。
従来のヘッドランプは、その構造や作動原理のため
に、下記のような欠点を有している。ハウジング内表面
上の鏡面金属被覆が絶えず空気にさらされ、金属被覆が
徐々に黒ずみ、ヘッドランプの発光効率が低下する。た
とえば湿分や不純物が、電球取付用開口部から侵入す
る。かかるヘッドランプはこわれやすい。たとえば石が
あたれば、もはや使いものにならないほど壊れることが
ある。光円錐体の方向を変える可能性にも限界があり、
ガラスと空気との境界面で散乱、エネルギー損失および
ぎらつきが常におこるために、防護ガラスを使って光の
方向を変えることは困難であり、実際的ではない。
に、下記のような欠点を有している。ハウジング内表面
上の鏡面金属被覆が絶えず空気にさらされ、金属被覆が
徐々に黒ずみ、ヘッドランプの発光効率が低下する。た
とえば湿分や不純物が、電球取付用開口部から侵入す
る。かかるヘッドランプはこわれやすい。たとえば石が
あたれば、もはや使いものにならないほど壊れることが
ある。光円錐体の方向を変える可能性にも限界があり、
ガラスと空気との境界面で散乱、エネルギー損失および
ぎらつきが常におこるために、防護ガラスを使って光の
方向を変えることは困難であり、実際的ではない。
ドイツ公開公報3,542,292は、中実材料で作られた細
長い本体を含む車両用シグナルランプを提供している。
本体の前表面はランプの透光面を形成しており、後表面
はV字型溝を備えている。光源に面するV側方は鏡面を
形成して光を反射するように作られる。本体に沿って光
源からくる光は鏡面によって反射される。この反射光
は、次に、透光面を通過して進む。
長い本体を含む車両用シグナルランプを提供している。
本体の前表面はランプの透光面を形成しており、後表面
はV字型溝を備えている。光源に面するV側方は鏡面を
形成して光を反射するように作られる。本体に沿って光
源からくる光は鏡面によって反射される。この反射光
は、次に、透光面を通過して進む。
この種のランプには欠点がある。透光面を道路面近く
で下方に向けることができるようなランプ形状にするこ
とが困難である。また、前方光の方向を変えることがで
きるヘッドランプを完成することも困難である。
で下方に向けることができるようなランプ形状にするこ
とが困難である。また、前方光の方向を変えることがで
きるヘッドランプを完成することも困難である。
本発明の目的は、鏡面が曇らず、耐衝撃性があり、光
円錐体がぎらつきを起こさずに道路を充分に照らす形状
となるヘッドランプを得ることである。これらの目的
は、請求項1の特徴項部分に記載の事項で特徴付けられ
るヘッドランプによる本発明に従って達成される。
円錐体がぎらつきを起こさずに道路を充分に照らす形状
となるヘッドランプを得ることである。これらの目的
は、請求項1の特徴項部分に記載の事項で特徴付けられ
るヘッドランプによる本発明に従って達成される。
本発明のヘッドランプによって達成される最も重要な
利点は、以下のとおりである。構造的に中実のヘッドラ
ンプは耐衝撃性があり、ハウジング付きのヘッドランプ
のように容易に壊れることはない。該ヘッドランプは内
部の鏡面が不要である。鏡面は、好適には、ヘッドラン
プの外側面表面に位置する。硬質ガラスまたはプラスチ
ックの構造物であるため、光度の表面での損失は小さ
い。ヘッドランプの表面は、衝撃に耐えるように強化す
ることが可能で、使い古した表面は曇りのないように磨
き直すことも可能である。このようなヘッドランプは、
簡単な成形技術を使って製造することができる。また、
必要なスペースも小さくてすみ、たとえば自動車のバン
パーに設置することができる。
利点は、以下のとおりである。構造的に中実のヘッドラ
ンプは耐衝撃性があり、ハウジング付きのヘッドランプ
のように容易に壊れることはない。該ヘッドランプは内
部の鏡面が不要である。鏡面は、好適には、ヘッドラン
プの外側面表面に位置する。硬質ガラスまたはプラスチ
ックの構造物であるため、光度の表面での損失は小さ
い。ヘッドランプの表面は、衝撃に耐えるように強化す
ることが可能で、使い古した表面は曇りのないように磨
き直すことも可能である。このようなヘッドランプは、
簡単な成形技術を使って製造することができる。また、
必要なスペースも小さくてすみ、たとえば自動車のバン
パーに設置することができる。
本発明に従ったヘッドランプでは、2つの鏡面が使用
され、両方とも所望の光分布、または所望の反射光分布
が得られるような形状とされている。本文脈において光
分布という用語は、三次元空間の種々の点における光の
強度であり、照らされる領域という用語は、外側、すな
わち、一般にヘッドランプの前方の領域または空間であ
ると定義される。また、電球は、光線を電球から鏡面上
に差し向けるための穴あき反射鏡が設けられている凹所
その他同様のところに設置される。これによってさらに
以下のような利点が得られる。ヘッドランプの鏡面の形
状に従って、光円錐体は、所望のやり方で容易に形成す
ることが可能となり、たとえば、沈下光用に非対称光円
錐体を得ることができる。道路わきなど、所望の特別の
目標物をヘッドランプで照らすこともできる。また同一
のヘッドランプにいくつかの電球を配置することがで
き、たとえば方向指示器や者幅灯用の領域をもたせるこ
とが可能である。電流の交換も容易である。また、2つ
の鏡面を使用することによって、側方から見た本体の形
状を平坦または薄形のものとし、上方から見た場合は幅
の広い形状として、放射している面を道路表面に接近さ
せ、下方に向けることが可能である。
され、両方とも所望の光分布、または所望の反射光分布
が得られるような形状とされている。本文脈において光
分布という用語は、三次元空間の種々の点における光の
強度であり、照らされる領域という用語は、外側、すな
わち、一般にヘッドランプの前方の領域または空間であ
ると定義される。また、電球は、光線を電球から鏡面上
に差し向けるための穴あき反射鏡が設けられている凹所
その他同様のところに設置される。これによってさらに
以下のような利点が得られる。ヘッドランプの鏡面の形
状に従って、光円錐体は、所望のやり方で容易に形成す
ることが可能となり、たとえば、沈下光用に非対称光円
錐体を得ることができる。道路わきなど、所望の特別の
目標物をヘッドランプで照らすこともできる。また同一
のヘッドランプにいくつかの電球を配置することがで
き、たとえば方向指示器や者幅灯用の領域をもたせるこ
とが可能である。電流の交換も容易である。また、2つ
の鏡面を使用することによって、側方から見た本体の形
状を平坦または薄形のものとし、上方から見た場合は幅
の広い形状として、放射している面を道路表面に接近さ
せ、下方に向けることが可能である。
従来のヘッドランプでは、光の拡散器として機能する
防護ガラスのパターニングによって照らされる領域上の
光の分布が得られる。本発明によるヘッドランプでは、
同一のことが鏡面の形状によって得られる。鏡面の形状
によってヘッドランプの全透光面が光っているように見
えないのは、鏡面の異なる領域の形状が、異なった方向
に光を向けるように形づけられているためであり、これ
によってぎらつきが低下する。
防護ガラスのパターニングによって照らされる領域上の
光の分布が得られる。本発明によるヘッドランプでは、
同一のことが鏡面の形状によって得られる。鏡面の形状
によってヘッドランプの全透光面が光っているように見
えないのは、鏡面の異なる領域の形状が、異なった方向
に光を向けるように形づけられているためであり、これ
によってぎらつきが低下する。
本発明は次のように記述され、添付の図面を参照する
と、 図1 ヘッドランプの縦断面図を示し、 図2 ヘッドランプの上方から見た平面図を示す。
と、 図1 ヘッドランプの縦断面図を示し、 図2 ヘッドランプの上方から見た平面図を示す。
本実施例のヘッドランプは、ヘッドランプの本体Aを
含んでおり、本体Aは光学ガラスやこれに類似したプラ
スチック等の透明な材料で作られており、好適には成形
によって製造される。本体Aは、本実施例においては、
その第1表面部が斜面状の透光面1となるように形成さ
れている。本装置の上部にある本体Aの第2側面上に
は、光源5と、本実施例においては、光を方向づけるた
めの穴あき管状金属反射鏡6が配置されている円錐状凹
所7がある。少なくとも鏡面3に最も近い凹所7の壁面
は、光の損失を防止するために研磨されている。電球
は、障害物が何もない凹所7の上方から取付けられる。
本体Aには、透光面1の上部に溝2が設けられており、
本装置を自動車に取り付ける場合に、その溝と自動車の
ボンネットのエッジとが合わせられる。
含んでおり、本体Aは光学ガラスやこれに類似したプラ
スチック等の透明な材料で作られており、好適には成形
によって製造される。本体Aは、本実施例においては、
その第1表面部が斜面状の透光面1となるように形成さ
れている。本装置の上部にある本体Aの第2側面上に
は、光源5と、本実施例においては、光を方向づけるた
めの穴あき管状金属反射鏡6が配置されている円錐状凹
所7がある。少なくとも鏡面3に最も近い凹所7の壁面
は、光の損失を防止するために研磨されている。電球
は、障害物が何もない凹所7の上方から取付けられる。
本体Aには、透光面1の上部に溝2が設けられており、
本装置を自動車に取り付ける場合に、その溝と自動車の
ボンネットのエッジとが合わせられる。
本体Aは、全体的に中実材料の一体ものであるので、
光源からの光は、本体を通過する場合、空気とガラスの
唯一の境界面、およびガラスと空気の唯一の境界面を通
過しなければならない。本実施例の場合、本体を介して
伝播する光源5からの光は、本体A後部で光源の前の第
1境界面、および前記透光面1のレベルにある第2境界
面にぶつかる。これらの境界面の間で、2つの鏡面、す
なわち、第1鏡面3と第2鏡面9とによって光が反射さ
れる。図1および図2に従って、鏡面3,9は、透光面1
と境を接している本体Aの第2表面の一部に形成もしく
は固定されている。本実施例においては、第1鏡面3
は、透光面1と溝2の上方にある本体Aの上側に形成さ
れ、第2鏡面9は本体Aの下側に形成されている。
光源からの光は、本体を通過する場合、空気とガラスの
唯一の境界面、およびガラスと空気の唯一の境界面を通
過しなければならない。本実施例の場合、本体を介して
伝播する光源5からの光は、本体A後部で光源の前の第
1境界面、および前記透光面1のレベルにある第2境界
面にぶつかる。これらの境界面の間で、2つの鏡面、す
なわち、第1鏡面3と第2鏡面9とによって光が反射さ
れる。図1および図2に従って、鏡面3,9は、透光面1
と境を接している本体Aの第2表面の一部に形成もしく
は固定されている。本実施例においては、第1鏡面3
は、透光面1と溝2の上方にある本体Aの上側に形成さ
れ、第2鏡面9は本体Aの下側に形成されている。
石に当たることを防ぐための硬質プラスチック等の透
明材料によって、ヘッドランプの露出した透光面1の外
側を保護することは有益である。本体の他の部分は、何
か硬質の塗料を使用して塗装したり、または、たとえば
プラスチックのような他の適切な材料で被覆することも
可能である。
明材料によって、ヘッドランプの露出した透光面1の外
側を保護することは有益である。本体の他の部分は、何
か硬質の塗料を使用して塗装したり、または、たとえば
プラスチックのような他の適切な材料で被覆することも
可能である。
鏡面3,9は不透明であり、成形された本体の特定の部
分への蒸着によって作られる。これらはたとえばアルミ
ニウムや銀の薄層にすることが可能で、鏡面の破損を防
止するための硬質プラスチック層で被覆される。また、
鏡面3,9は、細片や小片状に形成することも可能で、こ
の場合には、ヘッドランプの奥行きを非常に小さくする
ことができる。
分への蒸着によって作られる。これらはたとえばアルミ
ニウムや銀の薄層にすることが可能で、鏡面の破損を防
止するための硬質プラスチック層で被覆される。また、
鏡面3,9は、細片や小片状に形成することも可能で、こ
の場合には、ヘッドランプの奥行きを非常に小さくする
ことができる。
光源5は穴7に配置され、防護されたランプホルダー
中に設置された電球を含む。電球はたとえば、穴あき管
状反射鏡6内に取付けられる。この穴あき反射鏡6は、
光源5からの光を所望の方向に向ける光用開口部8を有
しており、したがって、光源の実際の寸法を定める、穴
あき反射鏡6の内部表面は、磨き上げ、もしくは箔を裏
打ちすることによって、穴あき反射鏡6内での光の損失
を防止している。
中に設置された電球を含む。電球はたとえば、穴あき管
状反射鏡6内に取付けられる。この穴あき反射鏡6は、
光源5からの光を所望の方向に向ける光用開口部8を有
しており、したがって、光源の実際の寸法を定める、穴
あき反射鏡6の内部表面は、磨き上げ、もしくは箔を裏
打ちすることによって、穴あき反射鏡6内での光の損失
を防止している。
鏡面3,9は、光開口部8を通過してくる光が、第1鏡
面3から第2鏡面9へと反射し、第2鏡面から透光面1
を通って照らされる目標物の方に向けられるような形状
とする。鏡面3,9は、本質的には、光源5から第1鏡面
3へのすべての光が第2鏡面9で反射し、本質的にはす
べての光がこの第2鏡面9から、照らされる領域に反射
されるような形状となっている。鏡面の形づけ自体は知
られており、光の反射および屈折に関する光学から知ら
れる物理法則の利用に基づいている。したがって表面に
入ってくる光の分布が知られている場合には、所望の光
分布とする鏡面の適切な形状を数値的に計算することが
できる。図1および図2は、第1および第2鏡面を介し
て伝播する光ビームの方向の一例を示す。穴あき反射鏡
6の光用開口部8と第1および第2鏡面3,9とは、照ら
される領域においてヘッドランプが所望の光分布となる
よう、すなわち所望の光円錐体の形状および方向と、光
の空間的な強度とを与えるように設置され形状化され
る。したがって、適切な方法で鏡面3,9の形づけを行う
ことによって、光円錐体は所望のように方向づけられ
て、光の強度はいかなる特定の点においても適切な大き
さとなるようにすることができる。
面3から第2鏡面9へと反射し、第2鏡面から透光面1
を通って照らされる目標物の方に向けられるような形状
とする。鏡面3,9は、本質的には、光源5から第1鏡面
3へのすべての光が第2鏡面9で反射し、本質的にはす
べての光がこの第2鏡面9から、照らされる領域に反射
されるような形状となっている。鏡面の形づけ自体は知
られており、光の反射および屈折に関する光学から知ら
れる物理法則の利用に基づいている。したがって表面に
入ってくる光の分布が知られている場合には、所望の光
分布とする鏡面の適切な形状を数値的に計算することが
できる。図1および図2は、第1および第2鏡面を介し
て伝播する光ビームの方向の一例を示す。穴あき反射鏡
6の光用開口部8と第1および第2鏡面3,9とは、照ら
される領域においてヘッドランプが所望の光分布となる
よう、すなわち所望の光円錐体の形状および方向と、光
の空間的な強度とを与えるように設置され形状化され
る。したがって、適切な方法で鏡面3,9の形づけを行う
ことによって、光円錐体は所望のように方向づけられ
て、光の強度はいかなる特定の点においても適切な大き
さとなるようにすることができる。
ヘッドランプの電球は、2つの別々のフィラメント、
すなわち沈下光用と遠距離光用とを有している。沈下光
が使用される場合には、該フィラメントから発生した光
は、穴あき反射鏡の開口部8を介して第1鏡面3の方
に、たとえばその上部に向けられる。光はそこから、た
とえば第2鏡面9の上部に向かって反射し、その第2鏡
面9は光を下方に反射するような形状にされている。こ
のように、接近してくる人の目に対するぎらつきは低下
し、もしくは完全に防止される。同様に、遠距離光が使
用される場合には、遠距離光用フィラメントからの光
は、ヘッドランプから離れる光がより遠方に向けられる
ように、鏡面3,9を介して伝達される。
すなわち沈下光用と遠距離光用とを有している。沈下光
が使用される場合には、該フィラメントから発生した光
は、穴あき反射鏡の開口部8を介して第1鏡面3の方
に、たとえばその上部に向けられる。光はそこから、た
とえば第2鏡面9の上部に向かって反射し、その第2鏡
面9は光を下方に反射するような形状にされている。こ
のように、接近してくる人の目に対するぎらつきは低下
し、もしくは完全に防止される。同様に、遠距離光が使
用される場合には、遠距離光用フィラメントからの光
は、ヘッドランプから離れる光がより遠方に向けられる
ように、鏡面3,9を介して伝達される。
本実施例においては、穴あき反射鏡が適切な方法で光
の方向づけを行うため、電球の放物面状の反射鏡は、全
く不要である。方向づけられた光を出す電球が光源とし
て使用される場合には、穴あき反射鏡6を使用する必要
はない。この装置には、方向指示器やその他の注意ライ
トとして機能するいくつかの光源5を設けることが可能
である。
の方向づけを行うため、電球の放物面状の反射鏡は、全
く不要である。方向づけられた光を出す電球が光源とし
て使用される場合には、穴あき反射鏡6を使用する必要
はない。この装置には、方向指示器やその他の注意ライ
トとして機能するいくつかの光源5を設けることが可能
である。
本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、添
付した請求項の制限範囲内で変化させることが可能であ
る。光源からの光は、たとえば1つ、または3つの鏡面
によって反射させることができ、またこれらの鏡面を本
体内に配置することも可能である。また、各々が鏡面を
有するいくつかの光源をヘッドランプに設けることも可
能である。本発明によるヘッドランプは、自動車以外の
他の用途に応用することも可能である。この応用には、
たとえば産業用プラントに使用される制御および位置決
めシステム、航空機用ライト等がある。
付した請求項の制限範囲内で変化させることが可能であ
る。光源からの光は、たとえば1つ、または3つの鏡面
によって反射させることができ、またこれらの鏡面を本
体内に配置することも可能である。また、各々が鏡面を
有するいくつかの光源をヘッドランプに設けることも可
能である。本発明によるヘッドランプは、自動車以外の
他の用途に応用することも可能である。この応用には、
たとえば産業用プラントに使用される制御および位置決
めシステム、航空機用ライト等がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // F21W 101:02 F21Y 101:00 (56)参考文献 特開 平1−220301(JP,A) 実開 平1−130203(JP,U) 米国特許2254961(US,A) 英国特許683747(GB,B) 西独国特許出願公開3542292(DE, A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F21S 8/10 B60Q 1/00 F21V 7/00 F21V 8/00 F21V 14/02
Claims (8)
- 【請求項1】特に車両に使用され、本体(A)および光
源(5)を含み、本体(A)は、好適には成形によって
光学ガラス等の透明材料から作られる中実の成形品であ
り、透光面(1)として機能する第1表面部を含むヘッ
ドランプであって、 ヘッドランプは、本体(A)の向かい合った側面であ
り、本体(A)の第2表面部に配置された少なくとも2
つの不透明鏡面(3,9)を含み、 光源(5)からの光は、第1鏡面(3)から第2鏡面
(9)に反射し、次いで前記透光面(1)を通過するよ
うに配置され、 第1鏡面(3)は、反射光が第2鏡面に所望どおりの分
布をなす形状とされ、第2鏡面(9)は、該ヘッドラン
プの外側の照らされる領域に光が所望の分布をなす形状
とされることを特徴とするヘッドランプ。 - 【請求項2】鏡面(3,9)が、光を反射する銀などの層
から作られることを特徴とする請求項1記載のヘッドラ
ンプ。 - 【請求項3】鏡面(3,9)が、たとえばアルミ箔細片の
ような光を反射する細片または小片から成ることを特徴
とする請求項2記載のヘッドランプ。 - 【請求項4】光を反射する鏡面(3,9)の層が、プラス
チック等の耐衝撃性材料によって防護されることを特徴
とする請求項2または3に記載のヘッドランプ。 - 【請求項5】光源(5)の電球が本質的には本体(A)
内で、前記本体(A)内に形成される凹所(7)に配置
されることを特徴とする請求項1記載のヘッドランプ。 - 【請求項6】光源(5)と共同して設置される穴あき反
射鏡(6)を含み、穴あき反射鏡は、光源(5)からの
光を所望通りに方向づけるように配置される少なくとも
1つの開口部(8)を有することを特徴とする請求項1
記載のヘッドランプ。 - 【請求項7】光源(5)の電球には、遠距離および沈下
光用の別々のフィラメントが備えられ、開口部(8)
は、沈下光が使用される場合には本質的に下方に向いた
光円錐体が得られ、遠距離光が使用される場合には本質
的に水平方向に向いた光円錐体が得られるように鏡面
(3,9)の異なる部分に光を本質的に方向づけるように
配置されていることを特徴とする請求項1,5または6に
記載のヘッドランプ。 - 【請求項8】少なくとも1つが方向指示器や車幅灯等の
注意ランプとして機能するように配置されるいくつかの
光源(5)を含むことを特徴とする請求項1または5に
記載のヘッドランプ。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FI912095 | 1991-04-30 | ||
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