JP3202149U - 提げ手 - Google Patents

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Abstract

【課題】物品を収納した箱を安定した状態で運搬するために、箱に取り付ける提げ手を提供する。【解決手段】物品を収納して運搬する箱Bに取り付ける提げ手1は、環状のベルト11と、箱Bの底部Bc及び対向する2つの側部Ba,Bbのそれぞれに貼付する3枚の取付シート12a,12b、12cからなる。各取付シートの両短辺寄りにはベルト11を通すための一対のベルト通し穴がそれぞれ設けられ、側部Ba、Bbに貼付する取付シート12a、12bはベルト11の任意の位置に配置可能である。【選択図】図1

Description

物品を収納した箱を運搬する際に箱に取り付ける提げ手に関する。
ビールやカップラーメンなどの飲料・食料品、スポーツ用具類、屋外活動へ行く時に
準備する道具・雑貨、例えばこれらを運搬する時には段ボール等の箱が用いられる。
しかし、内部にこれらの物品が入った箱を両手で抱えて運ぶのは疲れるし、落下させて収納物を破損させる恐れがある。
そのため、箱を運搬する際に用いる提げ手がいろいろと考案されている。
特許文献1には、収納箱の対向する両側面にそれぞれ貼付する1対のシート状取付片間に、把手となる2本の帯紐状部材をクロスさせて取り付ける「提げ手およびその製造方法」が開示されている。
特許文献2には、箱の周囲に巻回する複数本のベルトの両端部に把手を取り付けるとともにベルトの中間部に箱の底部を支承する底板を取り付けた「飲料缶等の収納箱の提げ手」が開示されている。
特許文献3には、環状の支持紐の両端部に二重の掛止部を設けた「持ち運び紐」が開示されている。
特許文献4には、箱本体の側面にひも通し穴を設け、吊り下げ紐がひも通し穴を貫通し、箱本体上部だけでなく、箱本体下部を周回する「運送用吊り下げ箱」が開示されている。
特開平11−208673号公報 特開平10−147363号公報 特開2004−115043号公報 特開平11−263346号公報
特許文献1に記載された提げ手は、箱に簡単に取り付けることができ、しかも取付の位置決めが容易である。しかし、重量のある物品を収納した箱を長時間手に提げて運ぶと重みのためにシート状取付片が箱から剥がれて箱が落下する心配がある。接着力が十分に強ければ実際には問題は無いとしても、見た目の安心感に欠ける。
特許文献2に記載された提げ手を用いると、安定した状態で収納箱を運搬できる。しかし、収納箱にはさまざまなサイズがあって、それに合わせてベルト同士の間隔や把手の位置を調整できることが望ましい。しかし、この先行発明はこのような自由度に乏しく、従って利便性に欠ける。本用途のように手軽さが重要なツールにとって、これは問題である。
特許文献3に記載された持ち運び紐は、箱の下端の両角部に両掛止部を引っ掛けるようにしつつ、支持紐を上方に持ち上げて使用するものである。しかし、掛止部の片方でも角部にしっかりと引っ掛かっていなければ、運搬中に箱が傾いて落下したりする恐れがある。やはり、利用者の不安は消えないのである。
特許文献4に記載された吊り下げ箱は、蓋のない箱専用であって、箱本体にひも通し穴を開けることから、一般的な箱類の運搬用には適さない。
本考案は、上記の問題点に鑑み、箱への取付が簡単で、運搬中の落下の恐れがなく、しかも様々なサイズの箱にも使用可能な提げ手を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本考案の提げ手は、
物品を収納して運搬する箱に取り付ける提げ手であって、
環状にして使用されるベルトと、
前記箱の底部及び対向する2つの側部のそれぞれに貼付する3枚の取付シートからなり、
前記の各取付シートの両短辺側近くには、前記ベルトを通すための一対のベルト通し穴がそれぞれ設けられ、
前記側部に貼付する取付シートは前記ベルトの任意の位置に配置可能である
ことを特徴とする。
ベルトを箱に巻くだけでなく、底部と一対の側部に貼付した取付シートでベルトを押さえるので、ベルトが緩んだり箱から外れたりせずに確実に箱に固定される。
前記ベルト通し穴はスリット状であって、その長さは前記ベルトの幅の2倍前後であることが好ましい。
これにより、箱に平行して巻きつけるベルト同士の間隔を、収納箱の大きさにあわせて適宜調整できる。
本考案の提げ手は、製造コストも安価で且つ手軽に利用することができる。また、例えばボトルや缶に入った飲料など、重量のある物品も安全に持ち運ぶことができる。さらに、箱の側面に貼り付ける取付シートの位置を調整できるので、いろいろな大きさの箱に対応できる。
実施の形態の提げ手の使用状態を示す斜視図である。 実施の形態の提げ手を構成するベルトの正面図である。 実施の形態の提げ手を構成する取付シートの(1)は正面図、(2)は背面図、(3)は(1)のP−P線における断面図、(4)は(1)のQ−Q線における断面図である。 実施の形態の(1)は提げ手の取付シートにベルトを挿通した状態を示す図、(2)は(1)のR−R線における部分断面図である。 実施の形態の提げ手の(1)は正面図、(2)は背面図である。 実施の形態の提げ手のベルトと取付シートの位置関係を説明する図である。 実施の形態の取付シートを箱の底部に貼付した状態を示す図である。 図7のS−S線における部分断面図であって、実施の形態の提げ手を箱の表面に取り付ける状態を説明する図である。
以下、図面を参照しながら本考案の実施の形態の提げ手について説明する。
本考案の提げ手1は、物品を収納した箱Bを運搬する際に用いるものである。箱Bは、底部Bcと底部に垂直な長辺側の側部Ba,Bb、短辺側の側部Bd,Beからなる。上部は開口していてもよい。
提げ手1は、図1に示すように、箱Bの一方の側部Baから底部Bcを経て対向する側部Bbに二重に掛け渡すベルト11と、箱Bの側部Ba,Bbに取り付ける側部用の取付シート12a、12b、及び底部Bc用の取付シート12cから構成される。
ベルト11は、材質として合成樹脂や布を用い、断面形状は平たい帯状であって、図2に示すように適宜の箇所11Pで端部同士を接続させて環状にする。2本の平行な直線状部分11a,11bの端部同士が湾曲した把手11c、11dを形成する。
取付シート12a、12b、12c(特に区別をしないときは「取付シート12」と記載する。)は、箱Bの表面に貼付されベルト11を箱Bに固定するものである。
図3(1)は取付シート12の正面図、(2)は背面図、(3)は(1)のP−P線における断面図、(4)は(1)のQ−Q線における断面図である。これらの図に示すように、取付シート12は表面シート121の裏面に接着剤が塗布された接着剤層122を設け、この接着剤層122に剥離紙123を積層して構成される。表面シート121には、水に濡れても剥がれたり破けたりしない材質、例えば合成樹脂が適当である。
取付シート12はベルト11に平行な辺が短い長方形状であり、両短辺側近くには、ベルト11を通すための一対のベルト通し穴(124aと124bの対及び124cと124dの対。特に区別しないときは「ベルト通し穴124」と記載する。)がそれぞれ設けられている。
ベルト通し穴124は、スリット状の穴であり、スリットの長さLはベルト11の幅の2倍前後であることが好ましい。なお、図3の(4)では、説明の便宜上ベルト通し穴124を誇張して描いている(図4の(2)、図8も同様である)。
提げ手1の使用時には、ベルト11が貫通した状態で剥離紙123を剥がすので、ベルト通し穴124のスリットを含む辺で3枚の剥離紙123a、123b、123cに予め分けておくとよい。
提げ手1は、3枚の取付シート12のそれぞれにベルト11が挿通した状態で販売され、使用される。図4の(1)及び(2)に示すように、取付シート12の裏面(剥離紙123)側からベルト11の直線状部分11aをベルト通し穴124aに挿入して、表面121側に引き出す。続いて、対をなすベルト通し穴124bに挿入して再び裏面123側に引き出す。
直線状部分11bも同様にして、ベルト通し穴124cと124dを通して裏側から表側に引き出し、再び裏側に引き出す。ここで、ベルト11の直線状部分11aと11bは互いに平行になるように注意する。
3枚の取付シート12にベルト11を通した状態の提げ手1の平面図を図5(1)に、背面図を図5(2)に示す。
次に、提げ手1の使用について説明する。
図6(1)に示すように、箱Bの側部Ba、Bbの上端寄りに側部用の取付シート12a、12bが位置するように、取付シート12a、12bをベルト11上の適当な位置に移動させる。なお、図6(2)は、図6(1)よりも底面からの高さのある箱に使用するときの取付シート12の位置を示す図である。
続いて、図7に示すように、底部用の取付シート12cを箱Bの底部Bcに貼り付ける。ここで、取付シート12cの中心と底部Bcの中心は一致させ、且つ底部Bcと取付シート12cとは傾きがないように自然に配置するように注意する。
底部Bcに取付シート12cを貼り付けるために、剥離紙123を剥がす。このときの提げ手1の状態を図8に示す。これは図7のS−S線における部分断面図である。
使用前の提げ手1はベルト11と取付シート12とは接着していないので、取付シート12の位置を自由に調整できる。しかし、使用時は剥離紙123a、123cを剥がしたことにより、ベルト11は図8の一点鎖線で囲み示した箇所で取付シート12cに接着し固定する。同時に剥離紙123bを剥がしたことにより、取付シート12cは図8の矢印で示すように箱Bの底部Bcの表面に接着し固定する。
このように底部Bcに提げ手1を固定したならば、把手11cを持って提げ手1を側部Baにそって立ち上げ、取付シート12aを側部Baの上端部付近に貼り付ける(図1参照)。取付シート12aの貼り付け方は、図8に示す取付シート12cと同様である。
取付シート12bも取付シート12aと同様に側部Bbに貼り付ける。
以上の作業だけで箱Bに提げ手1を取付けることができる。側部Ba,Bbから上方に突出した把手11c、11dを揃えて持ち、箱Bを運搬すればよい。側部Ba,Bbだけでなく底部Bcも取付シート12によって提げ手1が固定されているので、運搬中にベルト11が緩んで箱Bが傾いたり箱Bからベルト11が外れて収納物ごと箱Bが落下したりするような恐れはない。したがって、常に安定した状態で運搬できる。
なお図7に示すように、取付シート12cを、底部Bcの中央の位置に且つ傾きがないように取り付けていれば、自然に把手11cと11dの位置が一致し、持ちやすい。また、箱Bに掛け渡されるベルト11の2つの直線状部分は平行なので、運搬時に箱Bが傾く恐れがなく安心である。
本考案の提げ手1の利点は、取付シート12a,12bの位置を自由に調整できる点にある。
図6(2)のように高さが大きい箱の場合は、側部用の取付シート12a,12bをそれぞれの把手11c、11d寄りに移動させ、箱Bの側部Ba、Bbの上端部付近に取付シート12a,12bを貼り付けるようにする。
本考案の提げ手1には、箱Bに二重に巻かれているベルト11同士の間隔を自由に調整できるという利点もある。
側部が細長い箱の場合には、平行に掛け渡しているベルト11の直線状部分11a,11b同士の間隔を広く取らないと運搬中に傾いたりして支障をきたす。これを防ぐためには、ベルト11を取付シート12の短辺側に寄せて通すようにすれば良い(図6の(3)を参照)。二重に巻かれたベルト11同士の間隔が広くなるので、箱Bを安定した状態で持つことができる。ベルト通し穴124のスリットの長さはベルト11の幅よりも大きくとってあるから、これが可能なのである。
上記の実施の形態は本考案の提げ手の例示にすぎない。
上記の実施の形態では、箱の長辺側の側部に取付シートを貼付していたが、短辺側の側部に貼付してもかまわない。
また、円筒状の箱に使用することもできる。さらに、箱だけでなく、把手の付いていない袋類にも本考案の提げ手を使用することができる。
顧客が購入した商品を箱に入れて家に持ち帰ってもらったり、購入者の自宅に配達したりする小売店での需要が期待できる。また、スポーツや野外活動へ道具や雑貨を箱に入れて持っていくとき等にも便利なグッズとして家庭や学校での需要も期待できる。
1: 提げ手
11:ベルト
12(12a、12b、12c):取付シート
124(124a、124b、124c、124d):ベルト通し穴
B:収納箱
Ba,Bb:側部、Bc:底部

Claims (2)

  1. 物品を収納して運搬する箱に取り付ける提げ手であって、
    環状にして使用されるベルトと、
    前記箱の底部及び対向する2つの側部のそれぞれに貼付する3枚の取付シートからなり、
    前記の各取付シートの両短辺側近くには、前記ベルトを通すための一対のベルト通し穴がそれぞれ設けられ、
    前記側部に貼付する取付シートは前記ベルトの任意の位置に配置可能である
    ことを特徴とする提げ手。
  2. 前記ベルト通し穴はスリット状であって、その長さは前記ベルトの幅の2倍前後であることを特徴とする請求項1に記載の提げ手。
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