JP3202063U - 衣類用ハンガー - Google Patents

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Abstract

【課題】高級感を得ることができ、重心をバランスの良い適切な位置にとってデザイン性を高めることができる衣類用ハンガーを提供する。【解決手段】左右に張り出した衣類用の肩掛け部11を有するハンガー本体10を具備する衣類用ハンガーにおいて、ハンガー本体10が、ブロー成形によって中空に形成されたものであって、ハンガー本体10の中央の上面壁12を穿設することで設けられた上部貫通孔13と、ハンガー本体10の中央の下面壁14におけるブロー成形用のエア吹き込み口が位置する部位を穿設することで設けられた下部貫通孔15とを備え、金属線材によって形成されて、下側直線部21が上部貫通孔13と下部貫通孔15とを上下に貫通し、その下側直線部21の下端に抜け止め部22が設けられていることでハンガー本体10に装着されているフック部材20を具備する。【選択図】図1

Description

この考案は、左右へ延設されて衣類の肩部を型崩れしないように受ける肩掛け部が設けられたハンガー本体を具備する衣類用ハンガーに関する。
従来、衣類用ハンガーとしては、例えば、頂部に吊り下げ用金具を突設する屈曲上衣掛け部と該上衣掛け部裏部両端に摺動自在に勘合される下衣掛け部とからなる衣紋掛けにおいて、衣紋掛け本体の全面に滑り止め加工を施し、下衣掛け部を棒状部材とすると共に、該下衣掛け部を衣紋掛け本体の中心部より後方に位置づけることを特徴とする(特許文献1参照)ものが開示されている。これによれば、上下衣服のすべり落ち、すべりによりずれを防止すると共に、衣紋掛けの吊り下げ状態での均等なバランスを実現することにより衣服のすべり落ち、型くずれを回避する衣紋掛けを提供することができる。
しかしながら、このような従来の衣類用ハンガーは、射出成形によって形成されており、ハンガー本体の上面は適切に形成されていても、下面がえぐられた射出成形による樹脂部品の独特の形態になっており、強度がなく貧弱で、高級感を得ることができなかった。
これに対して、高級感のある衣類用ハンガーとしては、図9に示すようなハンガー本体が木材で形成されたものが存在するが、左右に張り出した衣類用の肩掛け部を背広などの上着の形状に倣ってデザインすると、中実の木材であるため重くなると共に、重心をバランスよい適切な位置に取ることが難しく、デザイン性の高いものを提供することが困難であった。
実用新案登録3048501号公報(第1頁)
衣類用ハンガーに関して解決しようとする問題点は、従来のハンガー本体が射出成形によって形成されたものでは、高級感を得ることができず、従来のハンガー本体が木材で形成されたものでは、重いため、重心をバランスの良い適切な位置にとってデザイン性を高めることが困難である点にある。
そこで本考案の目的は、高級感を得ることができ、重心をバランスの良い適切な位置にとってデザイン性を高めることができる衣類用ハンガーを提供することにある。
本考案は、上記目的を達成するために次の構成を備える。
本考案に係る衣類用ハンガーの一形態によれば、左右へ延設されて衣類の肩部を型崩れしないように受ける肩掛け部が設けられたハンガー本体を具備する衣類用ハンガーにおいて、前記ハンガー本体が、ブロー成形によって中空に形成されたものであって、該ハンガー本体の中央の上面壁を穿設することで設けられた上部貫通孔と、前記ハンガー本体の中央の下面壁におけるブロー成形用のエア吹き込み口が位置する部位を穿設することで設けられた下部貫通孔とを備え、金属線材によって形成されて、下側直線部が前記上部貫通孔と前記下部貫通孔とを上下に貫通し、該下側直線部の下端に抜け止め部が設けられていることで前記ハンガー本体に装着されているフック部材を具備する。
本考案に係る衣類用ハンガーの一形態によれば、前記フック部材の下側直線部の延長線上に、重心があるように設けられていることを特徴とすることができる。
本考案に係る衣類用ハンガーの一形態によれば、ズボンやスカートを吊るすことができるように金属線材によって横線部と両側の縦線部を有するコの字状に形成された下衣用吊り下げ線材部が、前記ハンガー本体の下面壁の両端部に設けられた線材挿入孔部に両端で係合することで装着され、前記フック部材の下側直線部の延長線上又は該延長線上の後ろ側を前記横線部の中心が通って水平に位置できるように配されていることを特徴とすることができる。
本考案に係る衣類用ハンガーの一形態によれば、ブロー成形によって棒状で中空に形成され、該棒状の両端部に設けられた挿通孔に、前記下衣用吊り下げ線材部の両側の縦線部が挿通されることで、該縦線部に上下動可能に設けられた下衣押え棒状部材を具備し、前記挿通孔の少なくとも一方が長孔に設けられていることを特徴とすることができる。
本考案に係る衣類用ハンガーの一形態によれば、前記フック部材の下端の抜け止め部がカシメによって形成されていることを特徴とすることができる。
本考案に係る衣類用ハンガーによれば、高級感を得ることができ、重心をバランスの良い適切な位置にとってデザイン性を高めることができるという特別有利な効果を奏する。
本考案に係る衣類用ハンガーの形態例であって、フック部材をバーに掛けた状態を示す中央縦断面図である。 本考案に係る衣類用ハンガーの形態例を示す正面図である。 本考案に係る衣類用ハンガーの形態例を示す背面図である。 本考案に係る衣類用ハンガーの形態例を示す右側面図である。 本考案に係る衣類用ハンガーの形態例を示す平面図である。 本考案に係る衣類用ハンガーの形態例を示す底面図である。 本考案に係るハンガー本体の形態例を示す下方から見た斜視図である。 本考案に係るハンガー本体の形態例を示す上方から見た斜視図である。 従来技術の衣類用ハンガーの形態例を示す中央縦断面図である。
以下、本考案に係る衣類用ハンガーの形態例を、添付図面(図1〜8)に基づいて詳細に説明する。本考案に係る衣類用ハンガーは、左右へ延設されて衣類の肩部を型崩れしないように受ける肩掛け部11が設けられたハンガー本体10を具備するものである。
本考案に係るハンガー本体10は、ブロー成形によって中空に形成されたものであって、そのハンガー本体10の中央の上面壁12を穿設することで設けられた上部貫通孔13と、そのハンガー本体10の中央の下面壁14におけるブロー成形用のエア吹き込み口が位置する部位を穿設することで設けられた下部貫通孔15とを備えている。
また、20はフック部材であり、金属線材によって形成されて、下側直線部21が上部貫通孔13と下部貫通孔15とを上下に貫通し、その下側直線部21の下端に抜け止め部22が設けられていることでハンガー本体10に装着されている。フック部材20の上側部は円曲線状の掛け部になっており、フック部材20の下側直線部21は直線状に形成され、これがハンガー本体10に装着されて、衣類用ハンガーのフックを形成している。
これによれば、ブロー成形によって形成されたハンガー本体10を用いて、衣類用ハンガーを適切に構成することができる。ブロー成形用のエア吹き込み口の跡を下部貫通孔15に加工するため、その跡がなくなり、見栄えがよい。すなわち、木製のハンガー本体10を用いた場合と同様の高級感を得ることができ、樹脂製で中空であるため軽く、重心をバランスの良い適切な位置にとってデザイン性を高めることができる。また、ハンガー本体10が、ブロー成形によって中空に設けられているため、中実の場合と比較して4分の1程度の重量であって軽量でありながら、強度や剛性を十分に確保でき、使い易いという特別有利な利点がある。
そして、本形態例によれば、フック部材20の下側直線部21の延長線上に、重心があるように設けられている。これによれば、本考案に係る衣類用ハンガーを、バー50(図1参照)などの被掛け部に、フック部材20の下側直線部21が真直ぐに下を向いて延びるように、バランスよく、きれいに吊り下げることができる。
さらに、本形態例では、ズボンやスカートを吊るすことができるように金属線材によって横線部31と両側の縦線部32を有するコの字状に形成された下衣用吊り下げ線材部30が、ハンガー本体10の下面壁14の両端部に設けられた線材挿入孔部16に両端で係合することで装着され、フック部材20の下側直線部21の延長線上又は該延長線上の後ろ側を横線部31の中心が通って水平に位置できるように配されている。なお、17は案内溝を備える突起部であり、ハンガー本体10の両側の線材挿入孔部16が設けられた部分にそれぞれ形成され、その案内溝に縦線部32が嵌ることによって、下衣用吊り下げ線材部30の横揺れが防止される構造になっている。
これによれば、ハンガー本体10を含めて全体で、本考案に係る衣類用ハンガーを、バー50(図1参照)などの被掛け部に、フック部材20の下側直線部21が真直ぐに下を向いて延びるように、バランスよく、きれいに吊り下げることができる。また、背広やコート、ズボンやスカート等の衣類が実際に掛けられて、吊り下げられた状態において、その重心を適切に位置させることができ、安定的で、見栄え良く、型崩れを防止できるように衣服を収納することができる。
また、本形態例では、ブロー成形によって棒状で中空に形成され、その棒状の両端部に設けられた挿通孔36に、下衣用吊り下げ線材部30の両側の縦線部32が挿通されることで、その縦線部32に上下動可能に設けられた下衣押え棒状部材35を具備し、挿通孔36の少なくとも一方が長孔に設けられている。
これによれば、下衣押え棒状部材35を、樹脂部材によって軽く形成することができる。また、挿通孔36が長孔に形成されているため、下衣押え棒状部材35が縦線部32に沿って作業性良く好適に上下動でき、吊さげられるズボンを適切に押えることができる。
また、本形態例では、フック部材20の下端の抜け止め部22がカシメによって形成されている。これによれば、フック部材20を簡単な構成で装着でき、製造コストを低減することができる。本発明は、これに限定されるものではなく、例えば、フック部材の下端をボルトとして座金とナットとによって抜け止め部22(図9参照)を構成してよいのは勿論である。
なお、図面には示さないが、ハンガー本体10の肩掛け部11の上面に、衣類の滑りを防止する凹凸等の滑り止め処理をしてもよいのは勿論である。また、ハンガー本体10は、様々な色彩や模様を付けることで、高級感や、使い勝手を向上させることができる。これに関しても、ハンガー本体10が、ブロー成形によって形成されたものであるため、好適に対応できる。
以上、本考案につき好適な形態例を挙げて種々説明してきたが、本考案はこの形態例に限定されるものではなく、考案の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは勿論のことである。
10 ハンガー本体
11 肩掛け部
12 上面壁
13 上部貫通孔
14 下面壁
15 下部貫通孔
16 線材挿入孔部
20 フック部材
21 下側直線部
22 抜け止め部
30 下衣用吊り下げ線材部
31 横線部
32 縦線部
35 下衣押え棒状部材
36 挿通孔
50 バー

Claims (5)

  1. 左右へ延設されて衣類の肩部を型崩れしないように受ける肩掛け部が設けられたハンガー本体を具備する衣類用ハンガーにおいて、
    前記ハンガー本体が、ブロー成形によって中空に形成されたものであって、該ハンガー本体の中央の上面壁を穿設することで設けられた上部貫通孔と、前記ハンガー本体の中央の下面壁におけるブロー成形用のエア吹き込み口が位置する部位を穿設することで設けられた下部貫通孔とを備え、
    金属線材によって形成されて、下側直線部が前記上部貫通孔と前記下部貫通孔とを上下に貫通し、該下側直線部の下端に抜け止め部が設けられていることで前記ハンガー本体に装着されているフック部材を具備することを特徴とする衣類用ハンガー。
  2. 前記フック部材の下側直線部の延長線上に、重心があるように設けられていることを特徴とする請求項1記載の衣類用ハンガー。
  3. ズボンやスカートを吊るすことができるように金属線材によって横線部と両側の縦線部を有するコの字状に形成された下衣用吊り下げ線材部が、前記ハンガー本体の下面壁の両端部に設けられた線材挿入孔部に両端で係合することで装着され、前記フック部材の下側直線部の延長線上又は該延長線上の後ろ側を前記横線部の中心が通って水平に位置できるように配されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の衣類用ハンガー。
  4. ブロー成形によって棒状で中空に形成され、該棒状の両端部に設けられた挿通孔に、前記下衣用吊り下げ線材部の両側の縦線部が挿通されることで、該縦線部に上下動可能に設けられた下衣押え棒状部材を具備し、前記挿通孔の少なくとも一方が長孔に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の衣類用ハンガー。
  5. 前記フック部材の下端の抜け止め部がカシメによって形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の衣類用ハンガー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6521554B1 (ja) * 2018-06-15 2019-05-29 株式会社チャナカンパニー 衣服用ハンガー及び衣服用ハンガーの製造方法
WO2019239611A1 (ja) * 2018-06-15 2019-12-19 株式会社チャナカンパニー 衣服用ハンガー及び衣服用ハンガーの製造方法

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