JP3202003U - コースター - Google Patents

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Abstract

【課題】コップやグラス等の飲用容器に対して、貼り付き防止の効果を発揮する汎用性を有するコースターを提供する。【解決手段】飲用容器が載る可撓性を有する上板10と、その上板10と対向する下板11と、上板10の下面に形成された上側凹部12内に収容された上部磁石13と、下板11の上面に形成された下側凹部14内に収容され、上部磁石13に対向する下部磁石15とを備える。上部磁石13及び下部磁石15は、相互に同一極同士が対向する状態であり、上板10の外周縁部が下板11に貼り合わされている。【選択図】図1

Description

この考案は、コップ、グラスなどの飲用容器の下に敷いて使用されるコースターに関する。
従来、冷たい飲み物を入れたコップ、グラスなどの飲用容器の下にはコースターを敷くことにより、飲用容器の表面から結露した水滴が垂れて、テーブルやカウンターなどを濡らすことを防止していた。
しかしながら、結露した水滴は、コースターの表面に垂れて飲用容器との間に入り込み、飲用容器を持ち上げた際、その飲用容器と共にコースターが持ち上がることがあった。持ち上がったコースターは、その表面から水滴が垂れて衣服を濡らしたり、床面に落ちたりすることがあった。
そこで、飲用容器と共に持ち上がることを防止するコースターの技術が提案されている。このような技術としては、飲用容器(コップ)とコースターの当接部若しくは近接部に同一極が対面する磁石体をそれぞれ設けるとともに、載置状態でのコップの横移動阻止部を設けたものである(特許文献1参照)。
実用新案登録第3001442号公報
しかしながら、上述のコースターは、コップの底面等に磁石を取り付けるため、その磁石を取り付けたコップのみに対して、その貼り付き防止の効果が得られ、一般的なコップやグラスなどの飲用容器ではその効果が得られず、汎用性が乏しいものであった。
そこで、この考案の課題は、コップやグラス等の飲用容器に対して、貼り付き防止の効果を発揮する汎用性を有するコースターを提供することにある。
前記の課題を解決するために、飲用容器が載る上板と、その上板と対向する下板と、前記上板の下面に形成された上側凹部内に収容された上部磁石と、前記下板の上面に形成された下側凹部内に収容され、前記上部磁石に対向する下部磁石とを備え、前記上板が可撓性を有するものであり、前記上板の周縁部が前記下板に貼り合わされており、前記上部磁石及び下部磁石は、相互に同一極が対向する状態であり、前記下部磁石に対する前記上部磁石の反発力により、前記飲用容器が前記上板に載っていない状態で、前記上板は、その上側凹部の上部が上方に撓む状態となる構成を採用することができる。
この構成によると、下部磁石に対して上部磁石に上方への反発力が生じている。上板に載せたコップやグラス等の飲用容器を持ち上げると、上部磁石への反発力に伴い、可撓性を有する上板は、その上側凹部の上部が上方に撓む状態に変形する。この変形によって、飲用容器の底部に対して上板の一部が離れる。
また、上部磁石及び下部磁石は、上板の上側凹部内及び下板の下側凹部内に収容されているので、飲用容器を上板に載せた状態では、その飲用容器の自重により、上板は平板状となり、飲用容器の姿勢が安定する。
上記構成において、下板の上面に前記下側凹部の周縁部から前記下板の周縁に達する通気溝を有する構成を採用することができる。
飲用容器を上板に載せていない状態では、上部磁石の反発力によって上述のように変形する上板の上側凹部の上部と、下板との間に空間が形成される。この状態で、飲用容器を載せると、前記空間内の空気が通気溝を通って外部に排出される。
また、下板は、基板部とその基板部上に貼り合わせたカバー板部とからなり、前記カバー板部は、貫通孔とその貫通孔の周縁部から外周縁に向かって形成される切り欠きとを有し、前記下板の下側凹部が前記基板部と前記カバー板部の貫通孔により形成され、前記下板の通気溝が前記基板部と前記カバー板部の切り欠きにより形成された構成を採用することができる。
この構成では、カバー板部を加工し、基板部上に貼り付けることで、容易に下板の下側凹部と通気溝とを形成することが可能となり好ましい。
以上のように、この考案は、上板に載せた飲用容器を持ち上げると、飲用容器の底部に対して上板の一部が離れるので、一般的な飲用容器に対して貼り付きを防止するものとして汎用的に使用することができる。
この考案の実施形態に係るコースターの斜視図 同上のコースターの分解斜視図 同上のコースターに飲用容器が載る状態を示す断面図 同上のコースターから飲用容器が持ち上げられた状態を示す要部拡大断面図
以下、この考案の実施形態に係るコースターを添付図面に基づいて説明する。この実施形態に係るコースター1は、図1に示すように、コップやグラスなどの飲用容器Gが載る上板10と、上板10と対向する下板11と、上板10の下面に形成される上側凹部12内に収容固定された上部磁石13と、下板11の上面に形成される下側凹部14内に収容固定され、上部磁石13に対向する下部磁石15とを備える。
上板10は、矩形を有する板状部材から形成され、その下面中央に形成された上側凹部12と、下面周縁部の全周に形成された粘着部16を有する。粘着部16は、図3に示すように、上板10の下面に埋め込まれた状態で、下板11の上面周縁部に貼り付けられる。
また、上板10は、合成皮革、天然皮革、シリコンゴム、発泡合成ゴム、またはこれらの複合材料などからなり、一部分または全部が湾曲するように凹ませたり、突き出したりするなどの変形可能な可撓性を有している。
図3に示すように、上側凹部12は、上板10の下面中央に上方に凹む状態に形成される。上側凹部12は、底面が平面となる横断面円形をなし、その内部に上部磁石13が収容されている。上部磁石13は、円板形の永久磁石であって、その下面が上板10の下面よりも高い位置となる状態で、上側凹部12内に収容固定される。
なお、上側凹部12は、図4に示すように、上部磁石13の下面が上板10の下面よりも高い位置となる状態で収容すればよい。例えば、この実施形態のように底面が平面となる円形であれば、円板形の上部磁石13が安定するので好ましい。
下板11は、上板10と同じ大きさとなる矩形の板部材から形成されている。下板11は、上面中央に形成された下側凹部14と、下側凹部14の周縁部から外周縁に達する複数の通気溝17とを有する。
下板11は、基板部18と、基板部18上に重ね合わされたカバー板部19とを有する。基板部18は、上板10と同形である矩形をなし、剛性を有する板部材から形成される。基板部18の素材としては、金属、木材、あるいはプラスチックなどを使用することができるが、テーブルやカウンターを傷付けないためにプラスチックが好ましい。
カバー板部19は、基板部18と同形の剛性を有する板部材から形成される。また、カバー板部19は、中央に形成された円形の貫通孔19aと、貫通孔19aの周縁部から四辺の外周縁に向かってそれぞれに形成される複数の切り欠き19bとを有する。
それぞれの切り欠き19bは、貫通孔19aを中心として、長さ方向または幅方向に沿って放射状に四箇所に配置される。カバー板部19の素材としては、金属、木材、あるいはプラスチックなどを使用することができるが、加工性の良いプラスチックが好ましい。
基板部18と、基板部18上に重ね合わされたカバー板部19とは、接着剤、粘着剤、熱融着材、またはこれらの混合剤等による既知の手段で貼り合わされ、下板11を構成する。下板11は、基板部18とカバー板部19の貫通孔19aにより、中央に下側凹部14が形成される。また、下板11は、基板部18とカバー板部19の切り欠き19bにより、下側凹部14の周縁部から下板11の四辺の縁(周縁)に達する放射状の通気溝17が形成される。
下板11の下側凹部14は、基板部18の上面が底面とされ、カバー板部19の貫通孔19aにより横断面円形となる。下側凹部14は、その内部に下部磁石15が収容される。下部磁石15は円板形の永久磁石であって、上面が下板11の上面よりも低い位置となる状態で、下側凹部14内に収容固定される。
上板10及び下板11は、それぞれの外周縁部が粘着部16により相互に貼り合わされ、一体化される。このとき、図3に示すように、上側凹部12内の上部磁石13と下側凹部14内の下部磁石15とが相互に対向する。
上部磁石13及び下部磁石15は、同じ磁極同士、例えば、S極同士、またはN極同士が対向する状態となっている。この状態では、下部磁石15に対して上部磁石13に上方への反発力が生じる。
また、図4に示すように、飲用容器Gが上板10に載っていない状態では、上部磁石13の反発力に伴い、可撓性を有する上板10は、上側凹部12の上部が上方に撓む状態に変形する。
この変形状態において、上板10の上側凹部12の上部と下板11との間に空間Sが形成される。空間Sは、図4に示すように、下板11の通気溝17に連通する。
一方、上板10上に飲用容器Gが載った状態では、飲用容器Gの重さにより、上板10は、中央部分が下方に押し付けられる。このとき、空間S内の空気が通気溝17を通じて外部に排出され、上部磁石13は、下部磁石15に対して最も接近した状態となる。
その最接近状態では、上部磁石13と下部磁石15との間に間隔が存在し、上板10は、中央部分において上部磁石13と下部磁石15と厚みにより盛り上がらず、平板状とすることが可能となる。
この実施形態のコースターは、上述のようなものであり、図3に示すように、上部磁石13及び下部磁石15は、上板10の上側凹部12内及び下板11の下側凹部14内に収容されている。
このため、コップやグラスなどの飲用容器Gを上板10の上に載せた状態では、その飲用容器Gの重さにより、上板10は、中央部分が下方に押し付けられ、空間S内の空気が通気溝17を通じて外部に排出されて平板状となる。その結果、飲用容器Gはその姿勢がコースター1上で安定する。
ここで、飲用容器Gは、冷たい飲み物を入れていた場合、表面に結露した水滴が付着し垂れることがある。そして、垂れた水滴は、飲用容器Gと上板10との間に入り込み、水の表面張力により、飲用容器Gが上板10に対して貼り付いた状態となる。
このような状態において、飲用容器Gを持ち上げると、飲用容器Gにより押し付けられていた上板10は、中央部分である上側凹部12の上部が上方に撓む状態に変形する。この変形は、上側凹部12内の上部磁石13に生じる下部磁石15に対する上向きの反発力によるものである。
そして、上板10の中央部分が上方に撓んで変形することで、飲用容器Gの底部に対して上板10の一部が離れ、コースター1が貼り付くことなく、飲用容器Gを持ち上げることができる。
この実施形態のコースター1は、上板10の中央部分の変形によって、飲用容器Gに貼り付くことなく、飲用容器Gを持ち上げることができる。このため、一般的なコップ、グラス、ジョッキ等が使用可能であって、コースター1は汎用性を有するものとなる。
なお、下板11は、基板部18と、基板部18上に重ね合わされたカバー板部19とを貼り合わせたものであるが、一枚の矩形の板状部材から形成してもよい。すなわち、矩形の板状部材の中央上面に上記下側凹部14を形成し、下側凹部14の周縁部から外周縁に達する通気溝17を形成してもよい。
また、下板11は、中央に形成された下側凹部14と、下側凹部14の周縁部から外周縁に達する通気溝17とを有しているが、通気溝17を有しないものとしてもよい。通気溝17を有していると、上述のように空間S内の空気が通気溝17を通じて外部に排出され、上板10の中央部分の上方への変形と上板10の平板状への復元とが円滑になる。
カバー板部19は、貫通孔19aが中央に形成されているが、上部磁石13の反発力で、上板10の上側凹部12の上部が上方に撓む状態に変形し、その変形により、持ち上げた飲用容器Gに上板10が貼り付かなければ、必ずしも中央に形成する必要はない。
1 コースター
10 上板
11 下板
12 上側凹部
13 上部磁石
14 下側凹部
15 下部磁石
16 粘着部
17 通気溝
18 基板部
19 カバー板部
19a 貫通孔
19b 切り欠き
G 飲用容器
S 空間

Claims (3)

  1. 飲用容器が載る上板と、その上板と対向する下板と、前記上板の下面に形成された上側凹部内に収容された上部磁石と、前記下板の上面に形成された下側凹部内に収容され、前記上部磁石に対向する下部磁石とを備え、前記上板が可撓性を有するものであり、前記上板の周縁部が前記下板に貼り合わされており、前記上部磁石及び下部磁石は、相互に同一極が対向する状態であり、前記下部磁石に対する前記上部磁石の反発力により、前記飲用容器が前記上板に載っていない状態で、前記上板は、その上側凹部の上部が上方に撓む状態となるコースター。
  2. 前記下板の上面に前記下側凹部の周縁部から前記下板の周縁に達する通気溝を有する請求項1に記載のコースター。
  3. 前記下板は、基板部とその基板部上に貼り合わせたカバー板部とからなり、前記カバー板部は、中央に位置する貫通孔と、その貫通孔の周縁部から外周縁に向かって形成される切り欠きとを有し、前記下板の下側凹部が前記基板部と前記カバー板部の貫通孔により形成され、前記下板の通気溝が前記基板部と前記カバー板部の切り欠きにより形成された請求項2に記載のコースター。
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