JP3201540U - 製本用溝切り工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】手製本による無線綴じ製本において、積層紙接合部分に対して、複数の溝を軽い力で等間隔で切ることができ、任意に溝の間隔や溝の数を調整できる溝切り工具を提供する。【解決手段】把手部2と把手部2の延長を放射状に広げ、一定間隔に固定した作用部1から成る工具Aにおいて、作用部1は複数枚のノコギリ刃3aを間隔をあけて併設した刃部3を有している。4枚の刃部3の間にスペーサー7を挟み、ノコギリ刃3aの前後2箇所を間隔保持ボルト4aと蝶ナット6aで固定している。刃部3は金ノコのような柔軟かつ反発力のある素材で出来ており、上記4枚のノコギリ刃3aを収束するように、収束固定ボルト4bとナット6bで2箇所を固定している。この部分が把手部2となる。把手部2はしっかり握れるようにゴムチューブ8に通しておく。【選択図】図1

Description

本考案は、手製本よる無線綴じ製本において、複数の紙片を積層してなる積層紙の一端部を接合して冊子を形成する際に、接合部分の表面積を増すために溝を切る工程で使用する工具に関するものである。
従来、手製本による無線綴じでは、接合部分の接着にボンドやホットメルトを使用している。通常、接合部接着の前工程として、接合部分に等間隔に溝を切り、接着面積を増やして接着強度を高める作業を行う。この時に使う工具は、金鋸、ヤスリ、ダンボールカッターなど各人各様である。
しかし、厚い積層紙は意外に強固であり、溝切りには相応の力が必要である。また、接合部分の長さが長いほど溝切り回数が多くなり、結果、溝切りに時間がかかる。
さらに、溝自体については均等な幅で溝を切るという正確性が必要な上、使用する接着剤によって最適な間隔の溝を切る必要がある。
平1ー240214、実用新案登録第3132295号
厚い積層紙であっても軽い力で溝切りができること。
より少ない回数で溝切りができ、一回に切ることができる溝の数を変更することができること。
等間隔の溝が切れること。
溝の間隔を任意の幅に調整できること。
請求項1の考案は、横長矩形をなす複数の金属板を並列して末端を束ねた部分を把手部とし、当該把手部の延長を放射状に広げ、一定間隔に固定した作用部からなる工具において、
上記作用部はノコギリ刃を有し、
上記ノコギリ刃を使って同時に複数の溝を切ることを可能とする溝切り工具とした。
請求項2の考案は、上記複数枚の刃部の間隔を任意の幅に調整することが可能なことを特徴とする、上記請求項1に記載の溝切り工具とした。
請求項3の考案は、上記刃部において、刃の取り付け、取り外しを可能とすることを特徴とする、上記請求項1または2の何れかに記載の溝切り工具とした。
請求項1の考案によれば、1回の溝切りで、ノコギリ刃の数と同じ数の溝を切ることができるため、溝切りの回数を減らして作業の効率化を図ることができる。また、複数刃とすることで積層紙接合部との接点が増えるため、一本刃で溝切りをする場合に比べて、はるかに軽い力で溝を切ることができる。
請求項2の考案によれば、刃部と刃部の間にスペーサーを入れることで同一間隔の溝を正確に切ることができる。また、スペーサーを取り替えることで間隔の調整を可能としたため、使用する接着剤に対して最適な間隔の溝を切ることができる。
請求項3の考案によれば、刃部の取り付け、取り外しを可能としたため、刃を増減させることができる。積層紙接合部の長さが短い場合は刃の数を減らし、接合部の長さが長い場合は、刃の数を増やすなど柔軟な使用ができる。
この考案の実施の形態例の溝切り工具の斜視図である。 この考案の実施の形態例の溝切り工具の上面図である。 この考案の実施の形態例の溝切り工具の刃の増減およびスペーサーの取り替え手段の分解斜視図である。 この考案の実施の形態例の溝切り工具の使用イメージの斜視図である。
以下、この考案の実施の形態の溝切り工具(以下、「本工具」と言う。)を図1にもとづいて説明する。図1に示すように、本工具Aは把手部2と当該把手部2の延長を放射状に広げ、一定間隔に固定した作用部1から成る。
上記作用部1は複数枚のノコギリ刃を間隔をあけて併設した刃部3を有している。
具体的には、図2に示すように、4枚の刃部3の間にスペーサー7を挟み、ノコギリ刃3aの前後2箇所を間隔保持ボルト4aと蝶ナット6aで固定している。
刃部3は金ノコのような柔軟かつ反発力のある素材で出来ており、上記4枚のノコギリ刃を収束するように、収束固定ボルト4bとナット6bで2箇所を固定している。この部分が把手部2となる。把手部2はしっかり握れるようにゴムチューブ8に通しておく。
刃部3の間隔を調整する場合には、図3に示すように、ノコギリ刃3aの前後2箇所について、間隔保持ボルト4aから蝶ナット6aとワッシャー5を外し、スペーサー7を交換することで可能となる。
刃部3の枚数を増減させるには、上記手順に加え、2箇所の収束固定ボルト4bを外し、把手部のゴムチューブ8から刃部を引き抜いてから、刃を増減させ、逆の手順で戻せばよい。
この考案の実施例を図4を使って説明する。
複数の紙片を積層してなる積層紙9に対して直角に本工具のノコギリ刃3aをあて、前後に動かすことで溝10を形成する。
A 溝切リ工具
1 作用部
2 把手部
3 刃部
3a ノコギリ刃
4 ボルト
4a 間隔保持ボルト
4b 収束固定ボルト
5 ワッシャー
6 ナット
6a 蝶ナット
6b 六角ナット
7 スペーサー
8 ゴムチューブ
9 積層紙
10 溝

Claims (3)

  1. 横長矩形をなす複数の金属板を並列して末端を束ねた部分を把手部とし、当該把手部の延長を放射状に広げ、一定間隔に固定した作用部からなる工具において、
    上記作用部はそれぞれノコギリ刃を有し、
    上記ノコギリ刃を使って同時に複数の溝を切ることを可能とする溝切り工具。
  2. 上記複数枚の刃部の間隔を任意の幅に調整することが可能なことを特徴とする、上記請求項1に記載の溝切り工具。
  3. 上記刃部において、刃の取り付け、取り外しを可能とすることを特徴とする、上記請求項1または2の何れかに記載の溝切り工具。
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