JP3201386U

JP3201386U - バッカン用重石

Info

Publication number: JP3201386U
Application number: JP2015003648U
Authority: JP
Inventors: 幸正小幡
Original assignee: 幸正小幡
Priority date: 2015-07-18
Filing date: 2015-07-18
Publication date: 2015-12-10
Anticipated expiration: 2025-07-18

Abstract

【課題】魚釣りのコマセを入れるバッカンは、コマセが少なくなると不安定になる。風が吹いても、コマセを柄杓で掬っても、常にバッカンを安定させる重石を提供する。【解決手段】折り畳み可能な、水を入れ密閉できる容器１を重石とし、脱着可能にバッカン外側底部に取り付ける。容器と一体化した耳状の輪３が上部四隅に付き、自在付のベルト４がそれぞれ耳状の輪を通り、ベルトの先端には、バッカンの取っ手等に掛けられるかぎ状のフック５が付属し、これらによりバッカンに密着させる。【選択図】図１

Description

本考案は、主に磯釣りに使用するバッカン（コマセバケツ）が、使用している間にコマセが少なくなり、軽くなっても、安定した状態で使用できるように、バッカンに装着する重石に関するものである。

磯釣りにおいて、使用されるコマセを入れる為のバッカン（コマセバケツ）は、持ち運びの利便性を考えて、軽くできている。

釣り始めの、コマセが多く入っている時は重いので安定している。しかし、コマセが少なくなってくると不安定になる欠点があった。

その結果、風が強い時には風であおられ、また柄杓でコマセを掬う時も動いてしまい、常にバッカンを足などで押さえながら釣りをすることになり、釣りに集中できなくなる問題があった。

この改善策として、バッカンの外側底部に重石を取り付けることとした。重石は、現地ですぐに調達できる水を利用し、折り畳み可能なポリタンク形式とした。水を入れなければ、持ち運びも容易である。

特開２００７−３１２６４４号特開２０１０−２２３４６号実新３１４１４４５号

解決しようとする問題点は、軽くなったバッカンが柄杓でコマセを掬う時や、風が吹いた時などに動いてしまい不安定となる点。さらに、それに重石を取り付け解決したいが、重石を釣り場まで運ぶことは重労働となる点。

本考案は、水を入れた容器をバッカンの外側底部に装着することにより重石となり、バッカンが安定することを目的とする。バッカンを安定させる点、脱着可能である点、移動時には水を抜き、折り畳むことにより、持ち運びを容易にする点を、最も主要な特徴とする。

本考案は、折り畳んで邪魔にならず、軽く持ち運べ、釣り座に入ってから、水を入れて重石としてバッカンに取り付けることにより、コマセが少なくなっても、バッカンは常に安定した状態を維持できる利点がある。

本考案本体を示した斜視図である。６のバッカンに１の本考案を取り付け、使用状態を示した斜視図である。

本考案のバッカンの重石となる本体は、バッカンに装着できる、折り畳み式の水を密閉できる容器である。図では、本考案をベルトやフック等で装着しているが、本考案がバッカンに装着できれば、この方法に限ったものではない。

図１は、本考案本体の斜視図である。１は本体。２は注水口で、ねじ式の蓋が付いている。３は本体と一体化した４のベルトを通すための穴。４は長さ調節が可能な自在付ベルト。５はバッカンの取っ手などに掛けるフック。

図２は、本考案を６のバッカンに装着した実施例の斜視図である。

磯釣りにおいて、使用頻度の高いバッカンは、軽く持ち運びが容易であるので、コマセが少なくなると安定性に欠ける。釣りは自然相手のレジャーであり、天候の急変によって、突風が吹くことも想定しなければならない。また、コマセを掬うだけでバッカンが動いてしまうこともある。この時に水を入れた本考案を装着していれば、動く心配もなく、続けて安定した使用ができる。バッカンの装備品として常備しておきたいものとなる。

１本考案本体
２注水口
３ベルトの取り付け部
４自在付ベルト
５フック
６バッカン

本考案は、水を入れられるビニール等の軟質材で成型され、蛇腹式の折り畳み可能な形態で、注水口を蓋で密閉できる容器。これをバッカンの外側底部に置き、本体四隅に付属している自在付のベルトで、先端に付いているフックをバッカンの取っ手などに掛けることにより、重石となりバッカンが安定することを目的とする。バッカンを安定させる点、脱着可能である点、移動時には水を抜き折り畳むことにより、持ち運びを容易にする点、を最も主要な特徴とする。

本考案のバッカンの重石となる本体１は、軟質のビニール等の材質から成り、蛇腹式に折り畳み可能で、注水口２は蓋で密閉できる。本体上部四隅には耳状の輪３が本体と一体成型されており、自在付のベルト４を通し、先端のフック５でバッカンの取っ手などに掛けてバッカンに密着させる。

Claims

バッカンに着脱可能な形態で、注水しバッカンに取り付けることで、バッカンを安定させることを特徴とするバッカンの重石。
水を抜き、折り畳めば、軽く邪魔にならず、持ち運びが容易となることを特徴とするバッカンの重石。