JP3201014U - 携帯情報端末用のアクセサリセット体および三脚。 - Google Patents

携帯情報端末用のアクセサリセット体および三脚。 Download PDF

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Abstract

【課題】種々の状況に応じて携帯情報端末を使い勝手のよい形態でもって使用できる携帯情報端末用のアクセサリセット体および三脚を提供する。【解決手段】三脚10と、三脚10に着脱自在に取付けられて携帯情報端末K1を保持するホルダ20と、携帯情報端末K1と無線通信される携帯式の多機能ボックス40と、を備えている。三脚10の各脚部13は、360度以上曲げ変形可能とされて、適宜の固定対象物(例えば自転車71の買い物籠72や、自動車のバックミラー等)に対して巻き付け固定可能とされている。多機能ボックス40は、携帯情報端末K1に関してのスピーカ機能とマイク機能とシャッタ機能とオンフック機能とを有している。【選択図】図7

Description

本考案は、携帯情報端末用のアクセサリセット体、三脚および多機能ボックスに関するものである。
スマートフォンやタブレット型のパーソナルコンピュータのような携帯情報端末が広く普及している。この携帯情報端末は、電話機能、カメラ機能、ナビゲーション機能、メール機能、インターネット機能等々、各種の機能を有している他、アプリケーションを適宜追加することにより多種多様の機能を発揮することが可能となっている。このようなことから、携帯情報端末を用いたユーザによる楽しみ方も広がる傾向にある。例えば、一般的なカメラと同様に三脚を利用した撮影を行う他に、自動車においては、ナビゲーション機能を使用したり、カメラ機能のうち動画撮影機能を利用してドライブレコーダとして使用されることも行われている。特許文献1には、三脚に対して携帯情報端末を取付けるためのホルダが開示されている。
特開2011−30214号公報
ところで、携帯情報端末を利用した楽しみ方をより広げるために、携帯情報端末が種々のシーンでより使い勝手のよい形態でもって使用できることが望まれるものである。
本考案は以上のような事情を勘案してなされたもので、その目的は、種々の状況に応じて携帯情報端末を使い勝手のよい形態でもって使用できるようにした携帯情報端末用のアクセサリセット体、三脚および多機能ボックスを提供することにある。
前記目的を達成するため、本考案における携帯情報端末用のアクセサリセット体にあっては次のような解決手法を採択してある。すなわち、請求項1に記載のように、
三脚と、
前記三脚に着脱自在に取付けられ、携帯情報端末を保持するホルダと、
前記携帯情報端末と無線通信される携帯式の多機能ボックスと、
を備え、
前記三脚における各脚部は、360度以上曲げ変形可能とされ、
前記多機能ボックスは、前記携帯情報端末に関してのスピーカ機能とマイク機能とシャッタ機能とオンフック機能とを有している、
ようにしてある。
上記解決手法によれば、携帯情報端末を保持したホルダを三脚に取付けることにより、通常の(一般的)な三脚を利用した場合と同様の使用の仕方を得ることができる。また、三脚の脚部を大きく曲げ変形させて、例えば自動車のバックミラーや、自転車、オートバイのハンドル等に巻き付けて固定しておくことにより、携帯情報端末を安定した好ましい姿勢状態に保持して、カメラ機能(撮影機能)、ナビゲーション機能、ドライブレコーダ機能等として使用する上で好ましいものとなる。勿論、三脚の脚部を、室内等においても適宜の棒状部材に巻き付け固定して、室内の所望の角度位置から撮影を行う等の上でも好ましいものとなる。また、多機能ボックスが、無線通信を介して、携帯情報端末のスピーカ機能、マイク機能、シャッタ機能およびオンフック機能を有しているので、携帯情報端末の音声を所望音量に拡大して聴いたり、ハンズフリーでもって電話をしたり、遠隔操作で所望タイミングでシャッタ機能を発揮させる等の上で好ましいものとなる。
上記解決手法を前提とした好ましい態様は、請求項2〜請求項5に記載のとおりである。すなわち、
前記脚部は、曲げ変形可能な心材となる針金と、該針金の外周を覆うクッション性を有する被覆材とによって構成されている、ようにしてある(請求項2対応)。この場合、脚部を安価に構成しつつ、被覆材により手触りのよいものとなる他、棒状部材等の適宜の固定対象部材に脚部を巻き付け固定する際に、固定対象部材が傷つけられるのを防止したり、被覆材の大きな摩擦力によって安定して巻き付け固定状態を維持する等の上で好ましいものとなる。
前記多機能ボックスは、電源スイッチをさらに有し、
前記電源スイッチが、シャッタボタンとオンフックボタンとを兼用している、
ようにしてある(請求項3対応)。この場合、極力スイッチの数を少なくして、安価に製造する等の上で好ましいものとなる。
一端部に第1接続部が構成されると共に360度以上曲げ変形可能とされた長尺の延長用脚部をさらに有し、
前記三脚の脚部先端部には、前記第1接続部が着脱自在に接続される第2接続部が構成されている、
ようにしてある(請求項4対応)。この場合、必要に応じて、延長用脚部を利用して三脚の脚部を十分に長いものとして、周方向長さ大きい固定対象物、例えば人間の脚部や胴体に巻き付け固定して使用する等の上で好ましいものとなる。
前記多機能ボックスは、先端部に前記携帯情報端末のイヤホンジャックに着脱自在に接続される接続部を有する連結紐を有している、ようにしてある(請求項5対応)。この場合、連結紐を介した接続(連結)により、多機能ボックスを携帯情報端末との一体物として取り扱えるようにして、多機能ボックスを忘れてしまう等の事態を防止する等の上で好ましいものとなる。勿論、連結紐を介して携帯情報端末に対して多機能ボックスを保持させておく、という点でも好ましいものとなる。
前記ホルダが、小型の携帯情報端末用と大型の携帯情報端末用との少なくとも2種類設けられている、ようにしてある(請求項6対応)。この場合、携帯情報端末の大きさの相違に対応する上で好ましいものとなる。
前記目的を達成するため、本考案における三脚にあっては次のような解決手法を採択してある。すなわち、請求項7に記載のように、
携帯情報端末を保持したホルダが着脱自在に取付られる三脚であって、
各脚部が、360度以上曲げ変形可能とされている、
ようにしてある。上記解決手法によれば、通常の(一般的な)三脚と同様の用い方ができる他、三脚の脚部を大きく曲げ変形させて、例えば自動車のバックミラーや、自転車、オートバイのハンドル等に巻き付けて固定しておくことにより、携帯情報端末を安定した好ましい姿勢状態に保持して、カメラ機能(撮影機能)、ナビゲーション機能、ドライブレコーダ機能等として使用する上で好ましいものとなる。勿論、三脚の脚部を、室内等においても適宜の棒状部材に巻き付け固定して、室内の所望の角度位置から撮影を行う等の上でも好ましいものとなる。勿論、請求項1〜請求項5に記載のアクセサリセット体を構成するための三脚として用いることができる。
上記解決手法を前提とした好ましい態様は、次のとおりである。すなわち、
前記脚部は、曲げ変形可能な心材となる針金と、該針金の外周を覆うクッション性を有する被覆材とによって構成されている、ようにしてある(請求項8対応)。この場合、脚部を安価に構成しつつ、被覆材により手触りのよいものとなる他、棒状部材等の適宜の固定対象部材に脚部を巻き付け固定する際に、固定対象部材が傷つけられるのを防止したり、被覆材の大きな摩擦力によって安定して巻き付け固定状態を維持する等の上で好ましいものとなる。
一端部に第1接続部が構成されると共に360度以上曲げ変形可能とされた長尺の延長用脚部をさらに有し、
前記三脚の脚部先端部には、前記第1接続部が着脱自在に接続される第2接続部が構成されている、
ようにしてある(請求項9対応)。この場合、必要に応じて、延長用脚部を利用して三脚の脚部を十分に長いものとして、周方向長さ大きい固定対象物、例えば人間の脚部や胴体に巻き付け固定して使用する等の上で好ましいものとなる。
前記目的を達成するため、本考案における多機能ボックスにあっては次のような解決手法を採択してある。すなわち、請求項10に記載のように、
携帯情報端末と無線通信され、該携帯情報端末に関してのスピーカ機能とマイク機能とシャッタ機能とオンフック機能とを有している、ようにしてある。上記解決手法によれば、無線通信を介して、携帯情報端末のスピーカ機能、マイク機能、シャッタ機能およびオンフック機能を有しているので、携帯情報端末の音声を所望音量に拡大して聴いたり、ハンズフリーでもって電話をしたり、遠隔操作で所望タイミングでシャッタ機能を発揮させる等の上で好ましいものとなる。勿論、請求項1〜請求項5に記載のアクセサリセット体を構成するための多機能ボックスとして用いることができる。
上記解決手法を前提とした好ましい態様は、次のとおりである。すなわち、
電源スイッチをさらに有し、
前記電源スイッチが、シャッタボタンとオンフックボタンとを兼用している、
ようにしてある(請求項11対応)。この場合、極力スイッチの数を少なくして、安価に製造する等の上で好ましいものとなる。
先端部に前記携帯情報端末のイヤホンジャックに着脱自在に接続される接続部を有する連結紐を有している、ようにしてある(請求項12対応)。この場合、連結紐を介した接続(連結)により、多機能ボックスを携帯情報端末との一体物として取り扱えるようにして、多機能ボックスを忘れてしまう等の事態を防止する等の上で好ましいものとなる。勿論、連結紐を介して携帯情報端末に対して多機能ボックスを保持させておく、という点でも好ましいものとなる。
本考案によれば、携帯情報端末を種々のシーンでもって使い勝手のよい形態でもって使用することができる。
本考案によるアクセサリセット体が箱詰めされた状態を示す平面図。 多機能ボックスを示す拡大斜視図。 多機能ボックスの内部構成をブロック図的に示す図。 小型のホルダを用いて携帯情報端末を三脚に保持させた例を示す斜視図。 大型のホルダを用いて携帯情報端末を三脚に保持させた例を示す斜視図。 三脚の脚部を自動車のバックミラーに巻き付け固定した状態で、携帯情報端末を保持した状態を示す斜視図。 三脚の脚部を、自転車の買い物籠に巻き付け固定した状態で、携帯情報端末を保持した例を示す斜視図。 三脚の脚部に延長用脚部を接続するときの状態を示す図。
図1において、1は、携帯情報端末用のアクセサリセット体のケース内箱であり、図示を略す蓋箱によって施蓋されるようになっている。アクセサリセット体としては、三脚10、小型のホルダ20、大型のホルダ30、多機能ボックス40とが含まれ、この他に図示を略す多機能ボックス40への充電用のUSBケーブルが含まれている。なお、ケース内箱1内に収納された図示を略す仕切部材(仕分け部材)によって、各部材10、20、30、40が図1に示すように位置決めされた状態でもって収納されるようになっている。
三脚10は、取付部11と、取付部11に球面継手12を介して接続(連結)された3本の脚部13を有する。取付部11は、取付ネジ11aを有する。この取付ネジ11aは、規格品とされて、市販のカメラが取付られる他、上記ホルダ20、30が取付けられる。このため、ホルダ20、30には、取付ネジ1aが螺合されるネジ孔20a、30aが形成されている。
各脚部13は、球面継手12により、取付部11に対して所望方向へ伸びるようにすることが可能である。この脚部13は、芯金としての針金13aと、針金13aを全体的に被覆するスポンジ等のクッション材からなる被覆材13bとを有する。なお、図1では、一部の脚部13についてのみ、針金13aを破線で示してあるが、他の脚部13も同様に構成されている。被覆材13bは、外周面の摩擦あるいは引っ掛け機能が大きくなるように、団子形状部分を連続して形成した外周形状とされている。脚部13の先端部は、例えば硬質の合成樹脂からなる支持足13cとされている。
脚部13つまり針金13aは、棒状部材等の固定対象物に対して巻き付け固定できるように、360度以上曲げ変形可能とされている。実施形態では、各脚部13は、720度以上曲げ変形可能とされている(2重巻き以上の巻き付けが可能)。このような脚部13は、大きく曲げ変形された状態と略直線状とされた状態との間で、繰り返し変形させることが可能となっている。
小型のホルダ20は、小型の携帯情報端末用(例えばスマートフォン用)とされて、一対の挟持部21、22を有する。一方の挟持部21は、ホルダ20と一体化される一方、他方の挟持部22は、一方の挟持部21に対して接近、離間するようにスライド可能となっている。そして、常時は、挟持部21と22との間が最小間隔となるように、図示を略すバネによって他方の挟持部22が一方の挟持部21に向かうように付勢されている。
大型のホルダ30は、タブレット型の携帯情報端末用とされて、一対の挟持部31、32を有する。各挟持部31、32は、左右一対設けられている。一方の挟持部31はホルダ30と一体化されている。他方の挟持部32は、一方の挟持部31に対して接近、離間するようにスライド可能となっている。他方の挟持部32側の部材のうち、スライド可能な部分が図中破線で示されている。この他方の挟持部32には、固定ねじ33が螺合されていて、一対の挟持部31と32とを所望間隔とした状態で、固定ねじ33を締め付けることにより、一対の挟持部31と32との間隔が維持される。
多機能ボックス40は、携帯式となるように十分に小型軽量化されていて、図2に示すように、例えば一片が3cm程度の略立法体形状とされている。この多機能ボックス40の機能については後述するが、多機能ボックス40のケーシング(外殻)は、例えば合成樹脂によって構成されている。多機能ボックス40(のケーシング)には、連結紐41が連結されている。連結紐41の先端部には、携帯情報端末のイヤホンハックに接続(連結)される接続部42が取付けられている。すなわち、多機能ボックス40は、接続部42を携帯情報端末のイヤホンジャックに差し込んでおくことにより、携帯情報端末との一体化物としておくことが可能である。
多機能ボックス40は、図3に示すように、電源スイッチ51、スピーカ52、マイク53、通信部54(例えばBluetooth(登録商標))、LED55、充電式のバッテリ56、CPUからなる制御部57を有する。
電源スイッチ51は、例えばプッシュ式とされて、多機能ボックス40のある一面側に露出されているが、当該一面からは突出しないようにされている。スピーカ52は、例えば電源スイッチ51とは反対側の面から音声を発するように配設されている。マイク53は、電源スイッチ51、スピーカ52とは別の面から音声が入力されるように配設されている。LED55は、電源スイッチ51と同一の面に設けられて、電源スイッチ51がオンされているときに発光される(発光状態が外部から目視可能)。
バッテリ56は、例えばUSBケーブルを介して充電されるようになっており、この充電用のUSB端子の接続部が図2において符号43で示される。CPUからなる制御部57は、電源スイッチ51の操作状態および、通信部54を介して無線接続された携帯情報端末の操作内容に応じて、後述するような機能を発揮するように制御を行う。
次に、多機能ボックス40の機能(制御部57の制御内容)について説明する。なお、多機能ボックス40と携帯情報端末との通信は、携帯情報端末側でもってあらかじめ多機能ボックス40との接続を可能とする初期化を行うことにより実行される。
多機能ボックス40の機能について、携帯情報端末と無線通信可能な状態であることを前提として以下に説明する。まず、電源スイッチ51は、長押し(例えば2〜3秒)することによりオンあるいはオフされて、オンされたときにLED55が点灯される。
電話の着信があると、スピーカ52から着信音声が流れ、この状態で電源スイッチ51を短押しすると、相手側と通話することが可能となる(オンフック機能)。電話中は、スピーカ52から相手方の音声が発せられる。また、当方側の音声がマイク53を通じて相手方に伝達される。勿論、当方側から電話したときも、スピーカ52から相手方の音声が発せられ、当方側の音声がマイク53を通じて相手方に伝達される。このように、多機能ボックス40を利用して、携帯情報端末をハンズフリー状態でもって使用することができる。
携帯情報端末がカメラとして機能されるときで、静止画を選択している状態において、電源スイッチ51を短押しすることにより、携帯情報端末がシャッタ操作される(シャッタ機能)。携帯情報端末が、動画を選択している状態において、電源スイッチ51を短押しすることにより、携帯情報端末による動画の撮影が開始される。この状態で、再び電源スイッチ51を短押しすることにより、携帯情報端末による動画の撮影が終了される。
携帯情報端末がナビゲーション装置として機能しているときは、例えば目的地への経路誘導の際の注意事項等が、スピーカ52から発せられる。多機能ボックス40は、無線通信を介して携帯情報端末と接続されるので、携帯情報端末と離れた位置から携帯情報端末をコントロールすることが可能である。
次に、三脚10を用いた携帯情報端末の保持態様について説明する。まず、図4は、小型のホルダ20を用いて、小型の携帯情報端末を保持している状態が示される。携帯情報端末は、例えばスマートフォンとされて、図中符号K1で示される。図5は、大型のホルダ30を用いて、大型の携帯情報端末を保持している状態が示される。携帯情報端末は、例えばタブレット型のパーソナルコンピュータとされて、図中符号K2で示される。図4、図5の使用例共に、一般的な三脚の使用態様と同じである。なお、三脚10の脚部13は、大きく曲げ変形することが可能なので、三脚10の設置場所に大きな傾斜や凹凸部分があっても、脚部13を適宜曲げ変形させることにより、安定した姿勢でもって携帯情報端末K12、K2を支持しておくことができる。
図6は、三脚10の脚部13を、自動車におけるバックミラー61の端部に巻き付け固定したものである。ホルダ20を介して三脚10に保持された携帯情報端末K1は、その画面を運転者側に向けた状態とされている。すなわち、携帯情報端末K1を、例えばナビゲーション装置として機能させたり、あるいは前方を動画撮影するドライブレコーダとして機能させる際に好適な取付状態となっており、この他、ハンズフリーでの通話を行う際にも好ましい取付状態となっている。なお、図6では、多機能ボックス40は示されないが、例えば、コンソールボックス等、運転者の手の届く範囲に配設されて、携帯情報端末K1が多機能ボックス40を介して遠隔操作される。
図7は、三脚10を、自転車71に取付けてある買い物籠72に巻き付け固定した状態が示される。ホルダ20を利用して三脚10に保持された携帯情報端末K1は、図6の場合と同様にして使用する上で好ましいものとなる。
図8は、長尺の延長用脚部15を別途用いる場合が示される。このため、三脚10における脚部13の先端部に、接続用ネジ部(雄ネジ部)13dを形成してある。そして、延長用脚部15を用いない場合は、この接続用ネジ部13dに、支持足13c(の雌ネジ部)を螺合するようにしてある。なお、三脚10の脚部13の長さは、例えば25〜30cm程度とされているのに対して、延長用脚部15の長さは十分に長く設定されている(例えば60〜120cm)。なお、延長用脚部15は、脚部13と同様に針金13aと被覆材13bとによって構成されて、360度以上(実施形態では720度以上)大きく曲げ変形させることが可能となっている。
一方、延長用脚部15の一端部には、三脚10の脚部13の接続用ネジ部(雄ネジ部)13dに螺合されるネジ部(雌ネジ部)15aが形成されている。また、延長用脚部15の他端部には、接続用ネジ部(雄ネジ部)15bが形成されている。この接続用ネジ部(雄ネジ部)15bは、三脚10の脚部13に形成された上記接続用ネジ部13dに対応しており、支持足13c(雌ネジ部)が螺合可能となっている。
延長用脚部15を用いる場合は、三脚10の脚部13から支持足13cを取外して、脚部13の接続用ネジ部13dに対して、延長用脚部15ネジ部15aを接続する。そして、取外された支持足13cが、延長用脚部15の他端部に形成されている接続用ネジ部15bに接続される。このような、延長用脚部15は、三脚10の各脚部毎に接続できるようにしてもよく、一部の脚部13に対してのみ延長用脚部15が接続できるようにしてもよい。
三脚10の脚部13に延長用脚部15が接続された場合は、例えば、人体の脚部や胴体等の周周り長さが大きい固定対象物に対しても、三脚10(の脚部13、15)を巻き付け固定することが可能となる。例えば、歩行中やジョギングしているとき等において、携帯情報端末により自分自身を動画撮影したり、前方や側方あるいは後方の風景を動画撮影することができる。
以上実施形態について説明したが、本考案は、実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲の記載された範囲において適宜の変更が可能であり、例えば次のような場合をも含むものである。ホルダ20、30の構造は適宜のものとすることができる(市販されている各種のホルダを利用することもできる)。脚部13を利用した固定対象物としては、例えば室外や室内にある各種の部材等、適宜選択できるものである。脚部13の数は、3本以上であれば、4本以上であってもよい。多機能ボックス40の外殻形状は、球体にする等、適宜の形状とすることができる。勿論、本考案の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
本考案は、種々のシーンでもって携帯情報端末を使い勝手のよい状態で使用する上で好ましいものとなる。
10:三脚
13:脚部
13a:針金
13b:被覆材
13d:接続用ねじ部(延長用脚部の接続用)
15:延長用脚部
15a:接続用ネジ部
20:ホルダ(小型)
30:ホルダ(大型)
40:多機能ボックス
41:連結紐
42:接続部(イヤホンジャック用)
51:電源スイッチ
52:スピーカ
53:マイク
54:通信部
55:LED
56:バッテリ
57:制御部
K1:携帯情報端末(小型)
K2:携帯情報端末(大型)
本考案は、携帯情報端末用のアクセサリセット体および三脚に関するものである。
スマートフォンやタブレット型のパーソナルコンピュータのような携帯情報端末が広く普及している。この携帯情報端末は、電話機能、カメラ機能、ナビゲーション機能、メール機能、インターネット機能等々、各種の機能を有している他、アプリケーションを適宜追加することにより多種多様の機能を発揮することが可能となっている。このようなことから、携帯情報端末を用いたユーザによる楽しみ方も広がる傾向にある。例えば、一般的なカメラと同様に三脚を利用した撮影を行う他に、自動車においては、ナビゲーション機能を使用したり、カメラ機能のうち動画撮影機能を利用してドライブレコーダとして使用されることも行われている。特許文献1には、三脚に対して携帯情報端末を取付けるためのホルダが開示されている。
特開2011−30214号公報
ところで、携帯情報端末を利用した楽しみ方をより広げるために、携帯情報端末が種々のシーンでより使い勝手のよい形態でもって使用できることが望まれるものである。
本考案は以上のような事情を勘案してなされたもので、その目的は、種々の状況に応じて携帯情報端末を使い勝手のよい形態でもって使用できるようにした携帯情報端末用のアクセサリセット体および三脚を提供することにある。
前記目的を達成するため、本考案における携帯情報端末用のアクセサリセット体にあっては次のような解決手法を採択してある。すなわち、請求項1に記載のように、
三脚と、
前記三脚に着脱自在に取付けられ、携帯情報端末を保持するホルダと、
前記携帯情報端末と無線通信される携帯式の多機能ボックスと、
を備え、
前記三脚における各脚部は、360度以上曲げ変形可能とされ、
前記多機能ボックスは、前記携帯情報端末に関してのスピーカ機能とマイク機能とシャッタ機能とオンフック機能とを有している、
ようにしてある。
上記解決手法によれば、携帯情報端末を保持したホルダを三脚に取付けることにより、通常の(一般的)な三脚を利用した場合と同様の使用の仕方を得ることができる。また、三脚の脚部を大きく曲げ変形させて、例えば自動車のバックミラーや、自転車、オートバイのハンドル等に巻き付けて固定しておくことにより、携帯情報端末を安定した好ましい姿勢状態に保持して、カメラ機能(撮影機能)、ナビゲーション機能、ドライブレコーダ機能等として使用する上で好ましいものとなる。勿論、三脚の脚部を、室内等においても適宜の棒状部材に巻き付け固定して、室内の所望の角度位置から撮影を行う等の上でも好ましいものとなる。また、多機能ボックスが、無線通信を介して、携帯情報端末のスピーカ機能、マイク機能、シャッタ機能およびオンフック機能を有しているので、携帯情報端末の音声を所望音量に拡大して聴いたり、ハンズフリーでもって電話をしたり、遠隔操作で所望タイミングでシャッタ機能を発揮させる等の上で好ましいものとなる。
上記解決手法を前提とした好ましい態様は、請求項2〜請求項5に記載のとおりである。すなわち、
前記脚部は、曲げ変形可能な心材となる針金と、該針金の外周を覆うクッション性を有する被覆材とによって構成されている、ようにしてある(請求項2対応)。この場合、脚部を安価に構成しつつ、被覆材により手触りのよいものとなる他、棒状部材等の適宜の固定対象部材に脚部を巻き付け固定する際に、固定対象部材が傷つけられるのを防止したり、被覆材の大きな摩擦力によって安定して巻き付け固定状態を維持する等の上で好ましいものとなる。
前記多機能ボックスは、電源スイッチをさらに有し、
前記電源スイッチが、シャッタボタンとオンフックボタンとを兼用している、
ようにしてある(請求項3対応)。この場合、極力スイッチの数を少なくして、安価に製造する等の上で好ましいものとなる。
一端部に第1接続部が構成されると共に360度以上曲げ変形可能とされた長尺の延長用脚部をさらに有し、
前記三脚の脚部先端部には、前記第1接続部が着脱自在に接続される第2接続部が構成されている、
ようにしてある(請求項4対応)。この場合、必要に応じて、延長用脚部を利用して三脚の脚部を十分に長いものとして、周方向長さ大きい固定対象物、例えば人間の脚部や胴体に巻き付け固定して使用する等の上で好ましいものとなる。
前記多機能ボックスは、先端部に前記携帯情報端末のイヤホンジャックに着脱自在に接続される接続部を有する連結紐を有している、ようにしてある(請求項5対応)。この場合、連結紐を介した接続(連結)により、多機能ボックスを携帯情報端末との一体物として取り扱えるようにして、多機能ボックスを忘れてしまう等の事態を防止する等の上で好ましいものとなる。勿論、連結紐を介して携帯情報端末に対して多機能ボックスを保持させておく、という点でも好ましいものとなる。
前記ホルダが、小型の携帯情報端末用と大型の携帯情報端末用との少なくとも2種類設けられている、ようにしてある(請求項6対応)。この場合、携帯情報端末の大きさの相違に対応する上で好ましいものとなる。
前記目的を達成するため、本考案における三脚にあっては次のような解決手法を採択してある。すなわち、請求項7に記載のように、
携帯情報端末を保持したホルダが着脱自在に取付られる三脚であって、
各脚部が、360度以上曲げ変形可能とされている、
ようにしてある。上記解決手法によれば、通常の(一般的な)三脚と同様の用い方ができる他、三脚の脚部を大きく曲げ変形させて、例えば自動車のバックミラーや、自転車、オートバイのハンドル等に巻き付けて固定しておくことにより、携帯情報端末を安定した好ましい姿勢状態に保持して、カメラ機能(撮影機能)、ナビゲーション機能、ドライブレコーダ機能等として使用する上で好ましいものとなる。勿論、三脚の脚部を、室内等においても適宜の棒状部材に巻き付け固定して、室内の所望の角度位置から撮影を行う等の上でも好ましいものとなる。勿論、請求項1〜請求項5に記載のアクセサリセット体を構成するための三脚として用いることができる。
上記解決手法を前提とした好ましい態様は、次のとおりである。すなわち、
前記脚部は、曲げ変形可能な心材となる針金と、該針金の外周を覆うクッション性を有する被覆材とによって構成されている、ようにしてある(請求項8対応)。この場合、脚部を安価に構成しつつ、被覆材により手触りのよいものとなる他、棒状部材等の適宜の固定対象部材に脚部を巻き付け固定する際に、固定対象部材が傷つけられるのを防止したり、被覆材の大きな摩擦力によって安定して巻き付け固定状態を維持する等の上で好ましいものとなる。
一端部に第1接続部が構成されると共に360度以上曲げ変形可能とされた長尺の延長用脚部をさらに有し、
前記三脚の脚部先端部には、前記第1接続部が着脱自在に接続される第2接続部が構成されている、
ようにしてある(請求項9対応)。この場合、必要に応じて、延長用脚部を利用して三脚の脚部を十分に長いものとして、周方向長さ大きい固定対象物、例えば人間の脚部や胴体に巻き付け固定して使用する等の上で好ましいものとなる。
本考案によれば、携帯情報端末を種々のシーンでもって使い勝手のよい形態でもって使用することができる。
本考案によるアクセサリセット体が箱詰めされた状態を示す平面図。 多機能ボックスを示す拡大斜視図。 多機能ボックスの内部構成をブロック図的に示す図。 小型のホルダを用いて携帯情報端末を三脚に保持させた例を示す斜視図。 大型のホルダを用いて携帯情報端末を三脚に保持させた例を示す斜視図。 三脚の脚部を自動車のバックミラーに巻き付け固定した状態で、携帯情報端末を保持した状態を示す斜視図。 三脚の脚部を、自転車の買い物籠に巻き付け固定した状態で、携帯情報端末を保持した例を示す斜視図。 三脚の脚部に延長用脚部を接続するときの状態を示す図。
図1において、1は、携帯情報端末用のアクセサリセット体のケース内箱であり、図示を略す蓋箱によって施蓋されるようになっている。アクセサリセット体としては、三脚10、小型のホルダ20、大型のホルダ30、多機能ボックス40とが含まれ、この他に図示を略す多機能ボックス40への充電用のUSBケーブルが含まれている。なお、ケース内箱1内に収納された図示を略す仕切部材(仕分け部材)によって、各部材10、20、30、40が図1に示すように位置決めされた状態でもって収納されるようになっている。
三脚10は、取付部11と、取付部11に球面継手12を介して接続(連結)された3本の脚部13を有する。取付部11は、取付ネジ11aを有する。この取付ネジ11aは、規格品とされて、市販のカメラが取付られる他、上記ホルダ20、30が取付けられる。このため、ホルダ20、30には、取付ネジ1aが螺合されるネジ孔20a、30aが形成されている。
各脚部13は、球面継手12により、取付部11に対して所望方向へ伸びるようにすることが可能である。この脚部13は、芯金としての針金13aと、針金13aを全体的に被覆するスポンジ等のクッション材からなる被覆材13bとを有する。なお、図1では、一部の脚部13についてのみ、針金13aを破線で示してあるが、他の脚部13も同様に構成されている。被覆材13bは、外周面の摩擦あるいは引っ掛け機能が大きくなるように、団子形状部分を連続して形成した外周形状とされている。脚部13の先端部は、例えば硬質の合成樹脂からなる支持足13cとされている。
脚部13つまり針金13aは、棒状部材等の固定対象物に対して巻き付け固定できるように、360度以上曲げ変形可能とされている。実施形態では、各脚部13は、720度以上曲げ変形可能とされている(2重巻き以上の巻き付けが可能)。このような脚部13は、大きく曲げ変形された状態と略直線状とされた状態との間で、繰り返し変形させることが可能となっている。
小型のホルダ20は、小型の携帯情報端末用(例えばスマートフォン用)とされて、一対の挟持部21、22を有する。一方の挟持部21は、ホルダ20と一体化される一方、他方の挟持部22は、一方の挟持部21に対して接近、離間するようにスライド可能となっている。そして、常時は、挟持部21と22との間が最小間隔となるように、図示を略すバネによって他方の挟持部22が一方の挟持部21に向かうように付勢されている。
大型のホルダ30は、タブレット型の携帯情報端末用とされて、一対の挟持部31、32を有する。各挟持部31、32は、左右一対設けられている。一方の挟持部31はホルダ30と一体化されている。他方の挟持部32は、一方の挟持部31に対して接近、離間するようにスライド可能となっている。他方の挟持部32側の部材のうち、スライド可能な部分が図中破線で示されている。この他方の挟持部32には、固定ねじ33が螺合されていて、一対の挟持部31と32とを所望間隔とした状態で、固定ねじ33を締め付けることにより、一対の挟持部31と32との間隔が維持される。
多機能ボックス40は、携帯式となるように十分に小型軽量化されていて、図2に示すように、例えば一片が3cm程度の略立法体形状とされている。この多機能ボックス40の機能については後述するが、多機能ボックス40のケーシング(外殻)は、例えば合成樹脂によって構成されている。多機能ボックス40(のケーシング)には、連結紐41が連結されている。連結紐41の先端部には、携帯情報端末のイヤホンハックに接続(連結)される接続部42が取付けられている。すなわち、多機能ボックス40は、接続部42を携帯情報端末のイヤホンジャックに差し込んでおくことにより、携帯情報端末との一体化物としておくことが可能である。
多機能ボックス40は、図3に示すように、電源スイッチ51、スピーカ52、マイク53、通信部54(例えばBluetooth)、LED55、充電式のバッテリ56、CPUからなる制御部57を有する。
電源スイッチ51は、例えばプッシュ式とされて、多機能ボックス40のある一面側に露出されているが、当該一面からは突出しないようにされている。スピーカ52は、例えば電源スイッチ51とは反対側の面から音声を発するように配設されている。マイク53は、電源スイッチ51、スピーカ52とは別の面から音声が入力されるように配設されている。LED55は、電源スイッチ51と同一の面に設けられて、電源スイッチ51がオンされているときに発光される(発光状態が外部から目視可能)。
バッテリ56は、例えばUSBケーブルを介して充電されるようになっており、この充電用のUSB端子の接続部が図2において符号43で示される。CPUからなる制御部57は、電源スイッチ51の操作状態および、通信部54を介して無線接続された携帯情報端末の操作内容に応じて、後述するような機能を発揮するように制御を行う。
次に、多機能ボックス40の機能(制御部57の制御内容)について説明する。なお、多機能ボックス40と携帯情報端末との通信は、携帯情報端末側でもってあらかじめ多機能ボックス40との接続を可能とする初期化を行うことにより実行される。
多機能ボックス40の機能について、携帯情報端末と無線通信可能な状態であることを前提として以下に説明する。まず、電源スイッチ51は、長押し(例えば2〜3秒)することによりオンあるいはオフされて、オンされたときにLED55が点灯される。
電話の着信があると、スピーカ52から着信音声が流れ、この状態で電源スイッチ51を短押しすると、相手側と通話することが可能となる(オンフック機能)。電話中は、スピーカ52から相手方の音声が発せられる。また、当方側の音声がマイク53を通じて相手方に伝達される。勿論、当方側から電話したときも、スピーカ52から相手方の音声が発せられ、当方側の音声がマイク53を通じて相手方に伝達される。このように、多機能ボックス40を利用して、携帯情報端末をハンズフリー状態でもって使用することができる。
携帯情報端末がカメラとして機能されるときで、静止画を選択している状態において、電源スイッチ51を短押しすることにより、携帯情報端末がシャッタ操作される(シャッタ機能)。携帯情報端末が、動画を選択している状態において、電源スイッチ51を短押しすることにより、携帯情報端末による動画の撮影が開始される。この状態で、再び電源スイッチ51を短押しすることにより、携帯情報端末による動画の撮影が終了される。
携帯情報端末がナビゲーション装置として機能しているときは、例えば目的地への経路誘導の際の注意事項等が、スピーカ52から発せられる。多機能ボックス40は、無線通信を介して携帯情報端末と接続されるので、携帯情報端末と離れた位置から携帯情報端末をコントロールすることが可能である。
次に、三脚10を用いた携帯情報端末の保持態様について説明する。まず、図4は、小型のホルダ20を用いて、小型の携帯情報端末を保持している状態が示される。携帯情報端末は、例えばスマートフォンとされて、図中符号K1で示される。図5は、大型のホルダ30を用いて、大型の携帯情報端末を保持している状態が示される。携帯情報端末は、例えばタブレット型のパーソナルコンピュータとされて、図中符号K2で示される。図4、図5の使用例共に、一般的な三脚の使用態様と同じである。なお、三脚10の脚部13は、大きく曲げ変形することが可能なので、三脚10の設置場所に大きな傾斜や凹凸部分があっても、脚部13を適宜曲げ変形させることにより、安定した姿勢でもって携帯情報端末K12、K2を支持しておくことができる。
図6は、三脚10の脚部13を、自動車におけるバックミラー61の端部に巻き付け固定したものである。ホルダ20を介して三脚10に保持された携帯情報端末K1は、その画面を運転者側に向けた状態とされている。すなわち、携帯情報端末K1を、例えばナビゲーション装置として機能させたり、あるいは前方を動画撮影するドライブレコーダとして機能させる際に好適な取付状態となっており、この他、ハンズフリーでの通話を行う際にも好ましい取付状態となっている。なお、図6では、多機能ボックス40は示されないが、例えば、コンソールボックス等、運転者の手の届く範囲に配設されて、携帯情報端末K1が多機能ボックス40を介して遠隔操作される。
図7は、三脚10を、自転車71に取付けてある買い物籠72に巻き付け固定した状態が示される。ホルダ20を利用して三脚10に保持された携帯情報端末K1は、図6の場合と同様にして使用する上で好ましいものとなる。
図8は、長尺の延長用脚部15を別途用いる場合が示される。このため、三脚10における脚部13の先端部に、接続用ネジ部(雄ネジ部)13dを形成してある。そして、延長用脚部15を用いない場合は、この接続用ネジ部13dに、支持足13c(の雌ネジ部)を螺合するようにしてある。なお、三脚10の脚部13の長さは、例えば25〜30cm程度とされているのに対して、延長用脚部15の長さは十分に長く設定されている(例えば60〜120cm)。なお、延長用脚部15は、脚部13と同様に針金13aと被覆材13bとによって構成されて、360度以上(実施形態では720度以上)大きく曲げ変形させることが可能となっている。
一方、延長用脚部15の一端部には、三脚10の脚部13の接続用ネジ部(雄ネジ部)13dに螺合されるネジ部(雌ネジ部)15aが形成されている。また、延長用脚部15の他端部には、接続用ネジ部(雄ネジ部)15bが形成されている。この接続用ネジ部(雄ネジ部)15bは、三脚10の脚部13に形成された上記接続用ネジ部13dに対応しており、支持足13c(雌ネジ部)が螺合可能となっている。
延長用脚部15を用いる場合は、三脚10の脚部13から支持足13cを取外して、脚部13の接続用ネジ部13dに対して、延長用脚部15ネジ部15aを接続する。そして、取外された支持足13cが、延長用脚部15の他端部に形成されている接続用ネジ部15bに接続される。このような、延長用脚部15は、三脚10の各脚部毎に接続できるようにしてもよく、一部の脚部13に対してのみ延長用脚部15が接続できるようにしてもよい。
三脚10の脚部13に延長用脚部15が接続された場合は、例えば、人体の脚部や胴体等の周周り長さが大きい固定対象物に対しても、三脚10(の脚部13、15)を巻き付け固定することが可能となる。例えば、歩行中やジョギングしているとき等において、携帯情報端末により自分自身を動画撮影したり、前方や側方あるいは後方の風景を動画撮影することができる。
以上実施形態について説明したが、本考案は、実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲の記載された範囲において適宜の変更が可能であり、例えば次のような場合をも含むものである。ホルダ20、30の構造は適宜のものとすることができる(市販されている各種のホルダを利用することもできる)。脚部13を利用した固定対象物としては、例えば室外や室内にある各種の部材等、適宜選択できるものである。脚部13の数は、3本以上であれば、4本以上であってもよい。多機能ボックス40の外殻形状は、球体にする等、適宜の形状とすることができる。勿論、本考案の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
本考案は、種々のシーンでもって携帯情報端末を使い勝手のよい状態で使用する上で好ましいものとなる。
10:三脚
13:脚部
13a:針金
13b:被覆材
13d:接続用ねじ部(延長用脚部の接続用)
15:延長用脚部
15a:接続用ネジ部
20:ホルダ(小型)
30:ホルダ(大型)
40:多機能ボックス
41:連結紐
42:接続部(イヤホンジャック用)
51:電源スイッチ
52:スピーカ
53:マイク
54:通信部
55:LED
56:バッテリ
57:制御部
K1:携帯情報端末(小型)
K2:携帯情報端末(大型)

Claims (12)

  1. 三脚と、
    前記三脚に着脱自在に取付けられ、携帯情報端末を保持するホルダと、
    前記携帯情報端末と無線通信される携帯式の多機能ボックスと、
    を備え、
    前記三脚における各脚部は、360度以上曲げ変形可能とされ、
    前記多機能ボックスは、前記携帯情報端末に関してのスピーカ機能とマイク機能とシャッタ機能とオンフック機能とを有している、
    ことを特徴とする携帯情報端末用のアクセサリセット体。
  2. 請求項1において、
    前記脚部は、曲げ変形可能な心材となる針金と、該針金の外周を覆うクッション性を有する被覆材とによって構成されている、ことを特徴とする携帯情報端末用のアクセサリセット体。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記多機能ボックスは、電源スイッチをさらに有し、
    前記電源スイッチが、シャッタボタンとオンフックボタンとを兼用している、
    ことを特徴とする携帯情報端末用のアクセサリセット体。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、
    一端部に第1接続部が構成されると共に360度以上曲げ変形可能とされた長尺の延長用脚部をさらに有し、
    前記三脚の脚部先端部には、前記第1接続部が着脱自在に接続される第2接続部が構成されている、
    ことを特徴とする携帯情報端末用のアクセサリセット体。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項において、
    前記多機能ボックスは、先端部に前記携帯情報端末のイヤホンジャックに着脱自在に接続される接続部を有する連結紐を有している、ことを特徴とする携帯情報端末用のアクセサリセット体。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項において、
    前記ホルダが、小型の携帯情報端末用と大型の携帯情報端末用との少なくとも2種類設けられている、ことを特徴とする携帯情報端末用のアクセサリセット体。
  7. 携帯情報端末を保持したホルダが着脱自在に取付られる三脚であって、
    各脚部が、360度以上曲げ変形可能とされている、
    ことを特徴とする三脚。
  8. 請求項7において、
    前記脚部は、曲げ変形可能な心材となる針金と、該針金の外周を覆うクッション性を有する被覆材とによって構成されている、ことを特徴とする三脚。
  9. 請求項7または請求項8において、
    一端部に第1接続部が構成されると共に360度以上曲げ変形可能とされた長尺の延長用脚部をさらに有し、
    前記三脚の脚部先端部には、前記第1接続部が着脱自在に接続される第2接続部が構成されている、
    ことを特徴とする三脚。
  10. 携帯情報端末と無線通信され、該携帯情報端末に関してのスピーカ機能とマイク機能とシャッタ機能とオンフック機能とを有している、ことを特徴とする携帯式の多機能ボックス。
  11. 請求項10において、
    電源スイッチをさらに有し、
    前記電源スイッチが、シャッタボタンとオンフックボタンとを兼用している、
    ことを特徴とする携帯式の多機能ボックス。
  12. 請求項10または請求項11において、
    先端部に前記携帯情報端末のイヤホンジャックに着脱自在に接続される接続部を有する連結紐を有している、ことを特徴とする携帯式の多機能ボックス。
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