JP3200723U - 迅速組立式変圧器及びその非対称二分割巻鉄心構造 - Google Patents

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【課題】主として、鉄心及び高圧コイル、低圧コイルの組立プロセスを簡素化することができ、変圧器の品質向上に有利な、迅速組立式変圧器及びその非対称二分割巻鉄心構造を提供する。【解決手段】迅速組立式変圧器における非対称二分割巻鉄心構造1は、第1の鉄心セット10と、第2の鉄心セット20とを含む。第1の鉄心セット10及び第2の鉄心セット20は、それぞれ鉄心基部と、鉄心基部から延在形成されると共に間隔を置いて配列された複数の鉄心接続部とを含む。鉄心接続部の末端には、第1および第2の切欠き部10c,20cが形成されている。第1の鉄心セット10における第1の切欠き部10cから鉄心基部までの距離は、第2の鉄心セット20における第2の切欠き部20cから鉄心基部までの距離よりも短い。これにより、変圧器の生産効率を向上させることができる。【選択図】図2

Description

本考案は、電源変圧器及びその鉄心に関し、特に迅速組立式変圧器及びその非対称二分割巻鉄心構造に関する。
電力システムにおいて、変圧器は電力の伝送及び変換に不可欠である重要な装置である。変圧器は、主として電磁誘導によってエネルギーをある回路から別の回路に移すものであり、その素子に相対運動が生じることはない。変圧器の主な用途としては、電圧の変換、インピーダンスの変換及び回路の分割等が挙げられる。電力輸送において、変圧器は、電気エネルギーを高電圧低電流の形式に変換し、その後更にもとに変換し直すことが可能である。従って、電気エネルギーの輸送過程における損失を大幅に低減することができ、電気エネルギーの輸送距離を更に遠くまで伸ばすことができる。
図1に示すように、従来の巻鉄心型変圧器においては、通常、一体型巻鉄心又は対称二分割巻鉄心構造1’が設けられている。対称二分割巻鉄心構造1’は、構造上互いに対称となる上鉄心セット10’と下鉄心セット20’とから成り、上鉄心セット10’及び下鉄心セット20’は、それぞれ1つの外鉄心及び外鉄心内に並列に設けられた少なくとも2つの内鉄心を含む(図示せず)。対称二分割巻鉄心構造1’には、更にコイル30’が巻回される。コイル30’は、2つ以上の巻線を有し、そのうちの1つの巻線に交流電源が印加されると、鉄心の磁束の変化によって、その他の巻線に誘起電圧を発生させることができる。
しかしながら、従来の変圧器では、組立時に、コイル30’は通常、横置き式の組立方法で一体型巻鉄心又は対称二分割巻鉄心構造1’を分解した上で、順次高圧コイル、低圧コイルに入れることで形成されるため、組立に要する作業時間が長くなり、更に、鉄心には防錆剤を完全に塗布することができないため、変圧器の品質及び使用寿命に悪影響を及ぼす問題があった。
従って、変圧器の組立効率を如何にして向上させるかが、生産、製造、研究開発の各部門において解決が待たれる重要な問題となっている。
本考案は、主として、鉄心及び高圧コイル、低圧コイルの組立プロセスを簡素化することができ、変圧器の品質向上に有利な、迅速組立式変圧器及びその非対称二分割巻鉄心構造を提供することを課題とする。
上述した課題を解決するために、本考案に係る非対称二分割巻鉄心構造は、第1の鉄心セットと、第2の鉄心セットとを含む。第1の鉄心セットは、第1の鉄心基部と、第1の鉄心基部から延在形成されると共に間隔を置いて配列された複数の第1の鉄心接続部とを含み、各第1の鉄心接続部の末端に第1の切欠き部が形成されている。第2の鉄心セットは、第1の鉄心セットと互いに組み付けられ、第2の鉄心基部と、第2の鉄心基部から延在形成されると共に複数の第1の鉄心接続部に対向する複数の第2の鉄心接続部とを含み、各第2の鉄心接続部の末端に第1の切欠き部に対応する第2の切欠き部が形成されている。各第1の切欠き部から第1の鉄心基部までの距離は、各第2の切欠き部から第2の鉄心基部までの距離よりも短い。
本考案に係る迅速組立式変圧器は、上述した非対称二分割巻鉄心構造と、少なくとも1つのコイル構造とを含む。第1の鉄心セットは、第1の鉄心基部と、第1の鉄心基部から延在形成されると共に間隔を置いて配列された複数の第1の鉄心接続部とを含み、各第1の鉄心接続部の末端に第1の切欠き部が形成されている。第2の鉄心セットは、第1の鉄心セットと互いに組み付けられ、第2の鉄心基部と、第2の鉄心基部から延在形成されると共に間隔を置いて配列された複数の第2の鉄心接続部とを含み、各第2の鉄心接続部の末端に第1の切欠き部に対応する第2の切欠き部が形成されている。各第1の切欠き部から第1の鉄心基部までの距離は、各第2の切欠き部から第2の鉄心基部までの距離よりも短い。コイル構造は、任意の第1の切欠き部及びそれに対応する第2の切欠き部を介して第1の鉄心基部と第2の鉄心基部との間に設けられると共に、対応する第1の鉄心接続部及び第2の鉄心接続部に巻回される。
本考案は、第1の鉄心セットが第2の鉄心セットと互いに組み付けられ、各第1の切欠き部から第1の鉄心基部までの距離が各第2の切欠き部から第2の鉄心基部までの距離よりも短い構成、即ち分割された第1の鉄心セットと第2の鉄心セットとが非対称となる構成としたことによって、高圧コイル、低圧コイルの組立時に、積層された鉄心薄板を一枚ずつに分けて高圧コイル、低圧コイルに入れる必要がなく、長尺状の鉄心薄片の束を基礎として、高圧コイル、低圧コイルを直接嵌め込んで位置決めすることができる。従って、変圧器の生産効率を大幅に向上させることができる。
更に、鉄心には、錆が生じないように防錆剤を完全に塗布することができるため、変圧器の品質及び使用寿命を向上させることができる。
従来の変圧器を示した図である。 本考案に係る非対称二分割巻鉄心構造の1つの態様を示した分解斜視図である。 本考案に係る非対称二分割巻鉄心構造の1つの態様を示した斜視図である。 本考案に係る非対称二分割巻鉄心構造の1つの態様を示した側面図である。 本考案に係る迅速組立式変圧器の分解斜視図である。 本考案に係る迅速組立式変圧器の斜視図である。 本考案に係る非対称二分割巻鉄心構造の他の態様を示した側面図である。
従来の変圧器における鉄心には構造上改善の余地があることに鑑み、本考案は、新規な構造を有する変圧器の鉄心を提供する。以下、好ましい実施例を用いて、図面を参照しながら、本考案の新規な構造及び利点を詳述する。
図2乃至図4は、本考案の好ましい実施例を示した図である。本考案に係る非対称二分割巻鉄心構造1は、主として第1の鉄心セット10と第2の鉄心セット20とが互いに組み付けられて成る。
第1の鉄心セット10は、第1の鉄心基部10aと、複数の第1の鉄心接続部10bとを含む。複数の第1の鉄心接続部10bは、第1の鉄心基部10aにおける第2の鉄心セット20に対向する一側から延在して形成される。互いに隣り合う任意の2つの第1の鉄心接続部10b同士の間は、所定の間隔(図示せず)を有する。各第1の鉄心接続部10bの末端は、切断されることで第1の切欠き部10cが形成されている。当業者であれば、この所定の間隔は特に限定されず、変圧器の特性(例えば負荷特性)に応じて調整できることを理解することができる。
第2の鉄心セット20の構造は、第1の鉄心セット10と似ており、第2の鉄心基部20aと、複数の第2の鉄心接続部20bとを含む。複数の第2の鉄心接続部20bは、第2の鉄心基部20aの一側から延在して形成されると共に、複数の第1の鉄心接続部10bと対応している。各第2の鉄心接続部20bの末端は、切断されることで第2の切欠き部20cが形成されている。本考案は、非対称となる組み付け構成を採用している。即ち、第1の鉄心セット10と第2の鉄心セット20とでは長さが異なり、各第2の切欠き部20cから第2の鉄心基部20aまでの距離d2が各第1の切欠き部10cから第1の鉄心基部10aまでの距離d1よりも長い(図4を参照)。
図3及び図4に示すように、本実施例において、第1の鉄心セット10は、第1の外鉄心11と複数の第1の内鉄心12とから成る。複数の第1の内鉄心12は、第1の外鉄心11の内側に収容されると共に互いに隣接して並列している。第2の鉄心セット20は、第1の外鉄心11と対向する第2の外鉄心21と、複数の第1の内鉄心12と対向する複数の第2の内鉄心22とから成る。複数の第2の内鉄心22は、第2の外鉄心21の内側に収容されると共に互いに隣接して並列している。
第1の外鉄心11、第1の内鉄心12、第2の外鉄心21及び第2の内鉄心22は、電磁誘導に必要な磁路に基づいて適切な厚さを有することができる。換言すれば、第1の外鉄心11、第1の内鉄心12、第2の外鉄心21及び第2の内鉄心22は、それぞれが所定数の鉄心板が積層されて成る鉄心薄板の束であり、鉄心板の材質は、珪素鋼であってもよいが、本考案はこれに限定されず、透磁率が高い、鉄心の損失が小さい、機械強度が高い、加工しやすい、安価であるといった特性を満たす材料であればいずれも本考案に適用することができる。
更に言えば、第1の外鉄心11の外観は、略U字形である。具体的には、第1の外鉄心11は、長尺形状の第1の外鉄心連続部111と、第1の外鉄心連続部111の両端から湾曲して延在された2つの第1の外鉄心突合せ接続部112とを有する。第1の外鉄心突合せ接続部112は、並列した複数の第1の内鉄心12の外縁に沿って湾曲すると共に、末端に階段状段差1121が形成されている。第1の外鉄心連続部111は、複数の第1の内鉄心12を設けることができるように、第1の外鉄心突合せ接続部112と共同で収容空間(図示せず)を構成する。第1の内鉄心12は、上述した収容空間内に緊密に配置される。各第1の内鉄心12の外観は、略U字形である。具体的には、各第1の内鉄心12は、長尺状の第1の内鉄心連続部121と、第1の内鉄心連続部121の両端から湾曲して延在された2つの第1の内鉄心突合せ接続部122を有する。各第1の内鉄心突合せ接続部122の末端にも階段状段差1221が形成されている。
更に、鉄心の機械強度及び構造上の安定性を向上させるために、固定バンド(図示せず)を用いて第1の外鉄心11と第1の内鉄心12とを束ねることができる。この方法によれば、第1の内鉄心連続部121が第1の外鉄心連続部111と接続することで第1の鉄心基部10aが構成され、第1の外鉄心突合せ接続部112が隣接する一部の第1の内鉄心突合せ接続部122と接続することで一部の第1の鉄心接続部10bが構成され、互いに隣接する他の第1の内鉄心突合せ接続部122同士を接続することで他の部分の第1の鉄心接続部10bが構成される。最も好ましくは、第1の切欠き部10cは、第1の外鉄心突合せ接続部112の階段状段差1121及び/又は第1の内鉄心突合せ接続部122の階段状段差1221を含む。
また、第2の外鉄心21の構造は第1の外鉄心11と似ており、その外観も略U字形である。具体的には、第2の外鉄心21は、長尺形状の第2の外鉄心連続部211と、第2の外鉄心連続部211の両端から湾曲して延在された2つの第2の外鉄心突合せ接続部212とから成る。第2の外鉄心突合せ接続部212は、並列した複数の第2の内鉄心22の外縁に沿って湾曲すると共に、末端に階段状段差2121が形成されている。第2の外鉄心突合せ接続部212の長さは、第1の外鉄心突合せ接続部112の長さに比べて長い。第2の外鉄心連続部211は、複数の第2の内鉄心22を設けることができるように、第2の外鉄心突合せ接続部212と共同で収容空間(図示せず)を構成する。
第2の内鉄心22は、収容空間に収容され、各第2の内鉄心22の外観は、略U字形である。具体的には、第2の内鉄心22は、長尺形状の第2の内鉄心連続部221と、第2の内鉄心連続部221の両端から湾曲して延在された2つの第2の内鉄心突合せ接続部222とから成る。各第2の内鉄心突合せ接続部222の末端にも階段状段差2221が形成されている。
同様に、固定バンド(図示せず)を用いて第2の外鉄心21と第2の内鉄心22とを束ねることができる。この方法によれば、第2の内鉄心連続部221が第2の外鉄心連続部211と接続することで第2の鉄心基部20aが構成され、第2の外鉄心突合せ接続部212が隣接する一部の第2の内鉄心突合せ接続部222と接続することで一部の第2の鉄心接続部20bが構成され、互いに隣接する他の第2の内鉄心突合せ接続部222同士を接続することで他の第2の鉄心接続部20bが構成される。最も好ましくは、第2の切欠き部20cは、第2の外鉄心突合せ接続部212の階段状段差2121及び/又は第2の内鉄心突合せ接続部222の階段状段差2221を含む。
以上、非対称二分割巻鉄心構造1の主要な特徴を説明した。以下、非対称二分割巻鉄心構造1を適用した迅速組立式変圧器の製作について説明する。
図5及び図6に示すように、本実施例において、迅速組立式変圧器Tは、以下のステップに基づいて製作することができる。
ステップ1:第2の鉄心セット20に防錆剤を塗布する。塗布が完了した後、帯板30及び下側のクランプ部材40を用いて、第2の鉄心セット20を、直立させた状態で作業プラットフォーム50の上に固定する。
ステップ2:少なくとも1つのコイル構造Cを第2の鉄心セット20に直接嵌め込んで位置決めする。コイル構造Cには、低圧コイル及び高圧コイル(図示せず)が含まれる。低圧コイル及び高圧コイルは、第2の鉄心セット20の第2の鉄心接続部20bに順次巻回される。コイル構造Cを第2の切欠き部20cを介して直接第2の鉄心セット20に嵌め込むことができるため、従来の組立方法に比べて、鉄心を分解した後、数回に分けて高圧コイル、低圧コイルに入れる必要がないため、組立時間を大幅に短縮することができる。
ステップ3:上方から、第1の鉄心セット10(短尺鉄心)を第2の鉄心セット20(長尺鉄心)と一体に組立て、完全なフレーム体とする。フレーム体には、閉じた鉄心(閉回路)を形成してもよい。好ましい組立方法としては、まず第1の鉄心セット10における複数の第1の内鉄心12を、第2の鉄心セット20から離れた位置から第2の鉄心セット20に近づく方向に運び、第2の鉄心セット20における複数の第2の内鉄心22と互いに組み付ける。第1の内鉄心12と第2の内鉄心22との組み付けが完了した後、次いで第1の鉄心セット10における第1の外鉄心11を、第2の鉄心セット20から離れた位置から第2の鉄心セット20に近づく方向に運び、第2の鉄心セット20における第2の外鉄心21と互いに組み付ける。
図3及び図4に示すように、第1の鉄心セット10と第2の鉄心セット20との組立時に、第1の切欠き部10cと第2の切欠き部20cとは緊密に接合される。第1の外鉄心11の階段状段差1121は、第2の外鉄心21の階段状段差2121上に重ね継ぎされることで単一の鉄心部分を形成する。第1の内鉄心12の階段状段差1221は、第2の内鉄心22の階段状段差2221上に重ね継ぎされることで別の鉄心部分を形成する。
ステップ4:上側のクランプ部材と低圧用銅ブスバー等の関連部材(図示せず)を組み付ける。これにより、変圧器が完成する。
図2乃至図4に示す非対称二分割巻鉄心構造1において、第1の鉄心接続部10b及び第2の鉄心接続部20bの数は3つであるが、本実施例の他の態様において、非対称二分割巻鉄心構造1に含まれる第1の鉄心接続部10b及び第2の鉄心接続部20bの数は3つ以上であってもよい。
例えば、図7に示すように、非対称二分割巻鉄心構造1において、第1の鉄心接続部10b及び第2の鉄心接続部20bの数は4つである。従って、図2乃至図4に示した第1の鉄心接続部10b及び第2の鉄心接続部20bの数は例示するためのものに過ぎず、本考案を限定するものではない。第1の鉄心接続部10b及び第2の鉄心接続部20bの数は、巻線の数が増えるにしたがって追加してもよい。
このように、本考案は、従来の変圧器及びその鉄心と比べて、少なくとも以下の利点を有する。
まず、本考案は、第1の鉄心セットが第2の鉄心セットと互いに組み付けられ、各第1の切欠き部から第1の鉄心基部までの距離が各第2の切欠き部から第2の鉄心基部までの距離よりも短い構成としたことによって、変圧器の生産効率を大幅に向上させることができる。
このように、高圧コイル、低圧コイルの組立時には、長尺状の鉄心を基礎として、コイルを直接嵌め込んで位置決めすることができる。従って、鉄心には、錆が生じないように防錆剤を完全に塗布することができるため、変圧器の品質及び使用寿命を向上させることができる。
以上は、本考案の実施例に過ぎず、本考案の保護範囲を限定するものではない。当業者が本考案の主旨を逸脱しない範囲において行った変更や修正における等価の置換は、依然として本考案の実用新案登録請求の範囲に入るものである。
1’ 対称二分割巻鉄心構造
10’ 上鉄心セット
20’ 下鉄心セット
30’ コイル
X 切断/接合部
T 迅速組立式変圧器
1 非対称二分割巻鉄心構造
10 第1の鉄心セット
10a 第1の鉄心基部
10b 第1の鉄心接続部
10c 第1の切欠き部
11 第1の外鉄心
111 第1の外鉄心連続部
112 第1の外鉄心突合せ接続部
1121 階段状段差
12 第1の内鉄心
121 第1の内鉄心連続部
122 第1の内鉄心突合せ接続部
1221 階段状段差
20 第2の鉄心セット
20a 第2の鉄心基部
20b 第2の鉄心接続部
20c 第2の切欠き部
21 第2の外鉄心
211 第2の外鉄心連続部
212 第2の外鉄心突合せ接続部
2121 階段状段差
22 第2の内鉄心
221 第2の内鉄心連続部
222 第2の内鉄心突合せ接続部
2221 階段状段差
30 帯板
40 クランプ部材
50 作業プラットフォーム
C コイル構造
d1、d2 距離

Claims (13)

  1. 第1の鉄心基部と、前記第1の鉄心基部から延在形成されると共に間隔を置いて配列されており、末端に第1の切欠き部が形成されている複数の第1の鉄心接続部と、を含む第1の鉄心セットと、
    前記第1の鉄心セットと互いに組み付けられ、第2の鉄心基部と、前記第2の鉄心基部から延在形成されると共に前記複数の第1の鉄心接続部に対向しており、末端に前記第1の切欠き部に対応する第2の切欠き部が形成されている複数の第2の鉄心接続部と、を含む第2の鉄心セットと、
    を含み、
    各前記第1の切欠き部から前記第1の鉄心基部までの距離が各前記第2の切欠き部から前記第2の鉄心基部までの距離よりも短いことを特徴とする非対称二分割巻鉄心構造。
  2. 前記第1の鉄心セットは、第1の外鉄心と、前記第1の外鉄心の内側に収容されると共に互いに隣接して並列した複数の第1の内鉄心とから成り、
    前記第2の鉄心セットは、前記第1の外鉄心に対向する第2の外鉄心と、前記複数の第1の内鉄心に対向しており、前記第2の外鉄心の内側に収容されると共に互いに隣接して並列した複数の第2の内鉄心とから成る、
    ことを特徴とする請求項1に記載の非対称二分割巻鉄心構造。
  3. 前記第1の外鉄心は、第1の外鉄心連続部と、前記第1の外鉄心連続部の両端から湾曲して延在された2つの第1の外鉄心突合せ接続部とを有し、
    各前記第1の内鉄心は、第1の内鉄心連続部と、前記第1の内鉄心連続部の両端から湾曲して延在された2つの第1の内鉄心突合せ接続部とを有し、
    前記第1の外鉄心連続部と前記複数の第1の内鉄心連続部とが接続されることで前記第1の鉄心基部が構成され、
    前記2つの第1の外鉄心突合せ接続部のそれぞれが、隣接する前記複数の第1の内鉄心突合せ接続部の一つと接続されることで一部の前記複数の第1の鉄心接続部が構成され、互いに隣接する他の前記複数の第1の内鉄心突合せ接続部同士が接続されることで他の前記複数の第1の鉄心接続部が構成される、
    ことを特徴とする請求項2に記載の非対称二分割巻鉄心構造。
  4. 前記第2の外鉄心は、第2の外鉄心連続部と、前記第2の外鉄心連続部の両端から湾曲して延在された2つの第2の外鉄心突合せ接続部とを有し、
    各前記第2の内鉄心は、第2の内鉄心連続部と、前記第2の内鉄心連続部の両端から湾曲して延在された2つの第2の内鉄心突合せ接続部とを有し、
    前記第2の外鉄心連続部と前記第2の内鉄心連続部とが接続されることで前記第2の鉄心基部が構成され、
    前記2つの第2の外鉄心突合せ接続部のそれぞれが、隣接する前記複数の第2の内鉄心突合せ接続部の一つと接続されることで一部の前記複数の第2の鉄心接続部が構成され、互いに隣接する他の前記複数の第2の内鉄心突合せ接続部同士が接続されることで他の部分の前記複数の第2の鉄心接続部が構成される、
    ことを特徴とする請求項3に記載の非対称二分割巻鉄心構造。
  5. 前記2つの第1の外鉄心突合せ接続部、前記複数の第1の内鉄心突合せ接続部、前記2つの第2の外鉄心突合せ接続部及び前記複数の第2の内鉄心突合せ接続部のそれぞれは、その末端に階段状段差が形成されており、
    前記2つの第1の外鉄心突合せ接続部の前記階段状段差のそれぞれが、対応する前記複数の第2の外鉄心突合せ接続部の一つに重ね継ぎされ、前記複数の第1の内鉄心突合せ接続部の前記階段状段差のそれぞれが、対応する前記複数の第2の内鉄心突合せ接続部の一つに重ね継ぎされる、
    ことを特徴とする請求項4に記載の非対称二分割巻鉄心構造。
  6. 前記第1の外鉄心、前記第2の外鉄心、各前記第1の内鉄心及び各前記第2の内鉄心は、所定数の珪素鋼板が積層されて成ることを特徴とする請求項2に記載の非対称二分割巻鉄心構造。
  7. 迅速組立式変圧器において、
    非対称二分割巻鉄心構造であって、第1の鉄心基部と、前記第1の鉄心基部から延在形成されると共に間隔を置いて配列されており、末端に第1の切欠き部が形成されている複数の第1の鉄心接続部と、を含む第1の鉄心セットと、
    前記第1の鉄心セットと互いに組み付けられ、第2の鉄心基部と、前記第2の鉄心基部から延在形成されると共に前記複数の第1の鉄心接続部に対向しており、末端に前記第1の切欠き部に対応する第2の切欠き部が形成されている複数の第2の鉄心接続部と、を含む第2の鉄心セットと、
    を含み、
    各前記第1の切欠き部から前記第1の鉄心基部までの距離が各前記第2の切欠き部から前記第2の鉄心基部までの距離よりも短い、非対称二分割巻鉄心構造と、
    任意の前記第1の切欠き部及びそれに対応する前記第2の切欠き部を介して前記第1の鉄心基部と前記第2の鉄心基部との間に設けられると共に、対応する前記第1の鉄心接続部及び前記第2の鉄心接続部に巻回される、少なくとも1つのコイル構造と、
    を含むことを特徴とする迅速組立式変圧器。
  8. 前記コイル構造は、前記第1の鉄心基部に隣接する開口を有しており、
    前記開口は、対応する前記第1の切欠き部と前記第2の切欠き部との接合位置に隣接することを特徴とする請求項7に記載の迅速組立式変圧器。
  9. 前記第1の鉄心セットは、第1の外鉄心と、前記第1の外鉄心の内側に収容されると共に互いに隣接して並列した複数の第1の内鉄心とから成り、
    前記第2の鉄心セットは、前記第1の外鉄心に対向する第2の外鉄心と、前記複数の第1の内鉄心に対向しており、前記第2の外鉄心の内側に収容されると共に互いに隣接して並列した複数の第2の内鉄心とから成る、
    ことを特徴とする請求項7に記載の迅速組立式変圧器。
  10. 前記第1の外鉄心は、第1の外鉄心連続部と、前記第1の外鉄心連続部の両端から湾曲して延在された2つの第1の外鉄心突合せ接続部とを有し、
    各前記第1の内鉄心は、第1の内鉄心連続部と、前記第1の内鉄心連続部の両端から湾曲して延在された2つの第1の内鉄心突合せ接続部とを有し、
    前記第1の外鉄心連続部と前記複数の第1の内鉄心連続部とが接続されることで前記第1の鉄心基部が構成され、
    前記2つの第1の外鉄心突合せ接続部のそれぞれが、隣接する前記複数の第1の内鉄心突合せ接続部の一つと接続されることで一部の前記複数の第1の鉄心接続部が構成され、互いに隣接する他の前記複数の第1の内鉄心突合せ接続部同士が接続されることで他の前記複数の第1の鉄心接続部が構成される、
    ことを特徴とする請求項9に記載の迅速組立式変圧器。
  11. 前記第2の外鉄心は、第2の外鉄心連続部と、前記第2の外鉄心連続部の両端から湾曲して延在された2つの第2の外鉄心突合せ接続部とを有し、
    各前記第2の内鉄心は、第2の内鉄心連続部と、前記第2の内鉄心連続部の両端から湾曲して延在された2つの第2の内鉄心突合せ接続部とを有し、
    前記第2の外鉄心連続部と前記第2の内鉄心連続部とが接続されることで前記第2の鉄心基部が構成され、
    前記2つの第2の外鉄心突合せ接続部のそれぞれが、隣接する前記複数の第2の内鉄心突合せ接続部の一つと接続されることで一部の前記複数の第2の鉄心接続部が構成され、互いに隣接する他の前記複数の第2の内鉄心突合せ接続部同士が接続されることで他の前記複数の第2の鉄心接続部が構成される、
    ことを特徴とする請求項10に記載の迅速組立式変圧器。
  12. 前記2つの第1の外鉄心突合せ接続部、前記複数の第1の内鉄心突合せ接続部、前記2つの第2の外鉄心突合せ接続部及び前記複数の第2の内鉄心突合せ接続部のそれぞれは、その末端に階段状段差が形成されており、
    前記2つの第1の外鉄心突合せ接続部の前記階段状段差のそれぞれが、対応する前記複数の第2の外鉄心突合せ接続部の一つに重ね継ぎされ、前記複数の第1の内鉄心突合せ接続部の前記階段状段差のそれぞれが、対応する前記複数の第2の内鉄心突合せ接続部の一つに重ね継ぎされる、
    ことを特徴とする請求項11に記載の迅速組立式変圧器。
  13. 前記第1の外鉄心、前記第2の外鉄心、各前記第1の内鉄心及び各前記第2の内鉄心は、所定数の珪素鋼板が積層されて成ることを特徴とする請求項9に記載の迅速組立式変圧器。
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