JP3200264B2 - インクタンク - Google Patents

インクタンク

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JP3200264B2
JP3200264B2 JP29819593A JP29819593A JP3200264B2 JP 3200264 B2 JP3200264 B2 JP 3200264B2 JP 29819593 A JP29819593 A JP 29819593A JP 29819593 A JP29819593 A JP 29819593A JP 3200264 B2 JP3200264 B2 JP 3200264B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー記録を行う装置
に搭載されるインクタンクに関し、特にインク供給効率
の向上を達成できる記録ヘッドに対して着脱可能とされ
るインクタンクに関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録の分野において、近
年、装置の小型化、メインテナンスフリー等の観点か
ら、記録ヘッドとインクタンクとを一体化したカートリ
ッジ形態のインクジェットユニットが用いられてきてい
る。このインクジェットユニットは、装置に備えられた
走査キャリッジに対して着脱自在とされ、インクタンク
内のインクの終了によって、新しいインクジェットユニ
ットとユーザーによって簡単に交換される。
【0003】ところで、このようなインクジェットユニ
ットは、インクタンク内のインクが終了することで記録
ヘッドとともに廃棄されるが、記録ヘッドの寿命はイン
クタンクに収納されたインク量に比較して極めて長い。
したがってこのようなインクジェットユニットを廃棄す
ることは資源、環境等の観点から好ましいこととはいえ
ない。
【0004】そこで、インクジェットユニットの記録ヘ
ッドとインクタンクとを着脱自在とし、インクの終了し
たインクタンクのみを交換する構成が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】たとえば、このような
着脱自在とされるインクタンクの構成として、内部にイ
ンクを貯留するためにインク吸収体を収納し、インク供
給のためのインク供給用開口部にインク漏れを防止する
ための弁部材を設ける構成が提案されている。
【0006】このような構成では、インク供給用開口が
設けられた面に対してインク吸収体が接触した状態とな
る場合がある。
【0007】このようにインク供給用開口が設けられた
面に対してインク吸収体が接触する状態となると、その
部分のインク吸収体にインクが溜りインク供給用開口か
ら記録ヘッドに対して供給されなくなってしまい、イン
クの供給効率の低下を招くことになる。
【0008】また、このようにインク吸収体がインク供
給用開口が設けられた面に対して接触する場合インク供
給用開口とインクタンクの一部に設けられた大気連通口
との間の空気の連通がなくなるため、記録時など周囲環
境の温度の変化によって内部の空気が膨張すると、それ
によってインク供給用開口部付近のインクを押し出して
しまいインク供給用開口からインクが漏れだす場合があ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上述の課
題を解決するために鋭意検討した結果、インク供給用開
口が設けられた面に対してインク吸収体が接触しないよ
うな構成を採用することによって、インク供給用開口か
らのインク漏れを防止し、供給効率の向上を図ることが
できるとの知見を得るに至った。
【0010】本発明は、上述の知見に基づきなされたも
ので、インクを貯留するインク吸収部材を収容した収納
部と、インク吸収部材のインクを供給するインク供給開
口部とを備えたインクタンクにおいて、インク供給開口
部が備えられた面にインク吸収部材と接触するように設
けられた第1のリブと、前記インクタンクのインク供給
開口と対向した面にはインクタンク内を大気に開放する
大気連通口が備えられており、前記インク供給開口と大
気連通口とを結ぶ方向に沿って前記インクタンクの内面
に設けられた第2のリブと、前記インク供給開口部には
インクタンク内方に突設配置された支持部材と、該支持
部材内に配され、前記支持部材のインクタンクの内方端
より突出し前記インク吸収部材と直接接触して前記イン
ク吸収部材のインクを外部に導出するためのインク導出
部材が備えられ、前記インク導出部材と支持部材との間
にはインクタンク内部と外部とを連通するように設けら
れたスリットと、を備えており、前記第1のリブと第2
のリブとスリットによって前記インク供給開口と前記大
気連通口とが連通されていることを特徴とする。
【0011】また、本発明はインク供給開口部がインク
タンクの一側面に偏って設けられていることを特徴とす
る。
【0012】
【0013】
【0014】また、インク導出部材は一方向にインクの
流れを制御する繊維束から構成されていることを特徴と
する。
【0015】インク供給用開口の設けられた面に対して
第1のリブを設けることで、インク吸収体をインク供給
用開口の設けられた面と接触しない部分を設けることが
でき、インクが吸収体の一部に集中することが防止でき
る。
【0016】また、第2のリブを設けることで、インク
供給用開口と大気連通用開口とが空気層で連通するとと
もに、インク吸収体全体がインクタンクの内面に接触し
た状態を回避できるのでインクの集中によるインク溜り
がなくなるためインクの供給性が向上する。
【0017】さらに、インク供給部の支持体とインク導
出部材との間にスリットを設けたことで、インク供給用
開口から大気連通用開口までが空気層で連通することに
なり、環境の変化によってもインクがインク供給用開口
から漏れ出ることが抑制される。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。
【0019】図1は、インクジェット記録装置のキャリ
ッジに搭載されるインクタンク装着部110、111を
備えた記録ヘッドカートリッジ101の概略構成を示す
図である。図1(a)、(b)、(c)に示されるよう
に、記録ヘッドカートリッジ101は、一対の側板とこ
れら一対の側板を連結する背板とを有する枠体103
と、枠体103の背板に対向して設けられ枠体103と
の間でインクタンクの収納空間を構成する表板113
と、これら各板で囲まれた空間部を2つの領域に分割す
る中板104とを備えており、分割された空間がカラー
インクタンクの装着部110と黒インクタンクの装着部
111とになる。なお、表板113は、枠体103の高
さに比べ約3分の1程度の高さであり、表板113側の
開口からインクタンクの着脱が行われる。
【0020】枠体103のを構成する背板側の上端部に
は装着部110、111側に張り出した覆部105を有
しており、覆部105には装着部110、111側に向
かって突出する複数の突起が設けられている。この覆部
105は、装着部内に装着されるインクタンクを上方か
ら下方に向かって押圧する力を発生する。
【0021】記録ヘッドカートリッジ101の底部には
インクタンクに挿入され、インクタンク内のインクを記
録ヘッド102に導出するためのインク導出管107
(Y、M、C、BK(M、BKは不図示))が備えられ
ており、インクタンク内に挿入可能なように所定の長さ
が装着部110、111の内部側に突出している。カラ
ーインクタンクが装着される装着部110側に配された
導出管107(Y、M、C)は、直径約4.5mm、高
さ約4.5mmとされ、黒インクタンクが装着される装
着部111側に配された導出間107(BK)は直径約
6mm、高さ約4.5mmとされている。インク導出間
107の開口部には図1(e)に示されるように、それ
ぞれにフィルター109(Y、M、C、BK)が備えら
れている。導出管107から記録ヘッドまでは図1
(d)に示されるようにインク供給管106(Y、M、
C、BK)が記録ヘッドカートリッジの底部に設けられ
ている。また、装着部の導出管107の配された面に
は、導出管107の周囲に所定の厚みを有した弾性板1
08(a、b)が敷かれてる。弾性板108(a、b)
は、後述するように、インクタンクが装着された場合に
インクタンクのインク供給口に設けられたリブが圧接し
てインクが記録ヘッドカートリッジ内部に漏出しないよ
うにされるために設けられている。
【0022】なお、図1(c)に示されるように表板1
13の装着部111に対応した位置に切り欠き部112
が設けられている。これは黒インクを収納したインクタ
ンクに備えられたリブが挿入可能となっており、イエロ
ー、シアン、マゼンタを収納したカラーインクタンクと
の間で誤装着を生じないようにされている。
【0023】このような構成の記録ヘッドカートリッジ
101の装着部111には黒インクを収納したインクタ
ンク1が、また装着部110にはイエロー、シアン、マ
ゼンタを収納したカラーインクタンク21が装着され
る。
【0024】図2(a)、(b)、(c)、(d)は、
黒インクを収納したインクタンク1の概略構成を示すも
ので、それぞれ一部を破断して示す側面図、正面図、底
面図、上面図である。
【0025】インクタンク1は、インク収納用筐体2
と、筐体2を覆い大気連通用開口5を備えた蓋部材3
と、蓋部材3の上部に取りつけられ大気連通用開口5か
らのインク漏れが外部に至らないようにバッファ室とな
る空間を有するとともにその一部に大気連通用開口5の
位置とことなる位置に大気開放口と、記録ヘッドカート
リッジ101に対する着脱を行う際に利用される摘み部
4aを有した上部部材4とを有している。
【0026】そして、インクタンクの底部には、記録ヘ
ッドカートリッジ101の導出管107(BK)が挿入
されるインク供給開口8とその周囲に突出して設けられ
たリブ15、インク供給開口8とリブ15とを連結する
傾斜部14a、14bを有している。また、インクタン
ク1の摘み部4aが設けられた側の側面一部にはリブ1
2が設けられており、記録ヘッドカートリッジ101の
装着部111部分の表板113設けられた切り欠き部1
12と対応して、インクタンク1の誤装着を予防してい
る。また、このリブ12はインクタンク1の装着のガイ
ドとしても利用される。
【0027】インクタンク1の内部は、図2(a)に示
されるように、インク吸収体6が収納されており、イン
ク吸収体6とインク供給用開口8との間にはインク導出
部材7が備えられている。そしてインク導出部材7をタ
ンク内に支持するための支持部9がインク供給用開口8
に対応して立設されている。この支持部9の内面の一部
にはインクタンクの内部と外部とを連通するスリットが
設けられている。
【0028】また、蓋部材3にはインク吸収体6と蓋部
材3との間に所定の空間を構成するようにリブ13と、
蓋部材3の表側には帯状凸部3aとが設けられている。
帯状凸部3aは、記録ヘッドカートリッジ101に設け
られた覆部105と係合してインクタンク1に対して上
部から下方に向かう方向の力を与えインクタンクの装着
状態を安定化させる。
【0029】さらにインクタンクの内部側面には上下に
連続したリブ11が複数設けられ、インクタンクの側面
とインク吸収体との間に所定の空間部分が形成される。
【0030】なお、このインクタンク1では、インク供
給用開口8が図2(c)に示されるようにインクタンク
の底面一方に偏って形成されている。そのため、インク
タンクの他方の底面に対し、インク吸収体が隙間なく付
着しやすい。インクタンクの底面に対してインク吸収体
が隙間なく付着してしまうとその部分にインクが溜りや
すくなり、インクが溜った場合には、インクタンクの姿
勢によってはインク供給用開口や、大気連通用開口から
漏れでる虞がある。このような不都合を改善し、インク
吸収体がインクタンクの底部に隙間なく付着することを
防止するために、インクタンク1の底面にリブ10を設
けてある。
【0031】このように、インクタンク内部にリブ10
やリブ11が存在することで(さらに支持部9にスリッ
トが存在することで)、インク供給用開口8と大気連通
用開口5が空気層で連通することになる。
【0032】このように空気層によってインクタンク内
部を外部と連通することによって、第1にインクタンク
の物流時にインク供給口を封止していたシール材を剥す
際にインク供給口からのインクの吹き出しや漏出を防止
できる。第2に印字実行時インクタンク周囲の温度が上
昇した場合でもインクを外部に押し出すことがなくな
る。第3に、特にリブ10を設けることで、インクタン
クの底にインクが滞留することがなくなり、インクの消
費効率が向上する。といった効果が得られる。
【0033】また、インクタンク1は記録ヘッドに対す
る投影面積を小さくし、かつインクの収納量を多くする
目的から、インクタンクの底部の面積を小さくし、イン
クタンクの高さを高くする、いわゆるアスペクト比を高
くすることで対応している。しかも、インクタンク1
は、インクタンク1のほぼ中間部分で段差を有してイン
クの収納容積が大きくなるように構成されている。
【0034】インクタンク1の外形の寸法は、高さ約5
1.4mm、上部奥行き約38.4mm、底部奥行き約
34.9mm、リブ12の奥行き約2.7mm、上部幅
約16.9mm、底部幅約11.1mm、インクタンク
の段差部までの底部からの高さ約24.4mmとして構
成されている。つまり、インクタンクは底部から上部に
むかってわずかにインクタンクが広がる形状とされてい
る。
【0035】一方、図3(a)、(b)、(c)、
(d)に示されるように、カラーインク(本例において
はイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M))を
収納したカラーインクタンク21は、これらのインクを
収納したインクタンクを一体として構成される。
【0036】カラーインクタンク21は、図3(c)に
示されるように、インク収納用筐体22の内部を略T形
状の仕切り部材36、37によって仕切られた構成をし
ている。このようにして仕切られる各インクタンク内部
に収納されるカラーインクの収納量はそれぞれほぼ等し
いものとされている。インクタンク内部をこのように仕
切ることによって、インク供給口の配置を図3(c)に
示されるように、区切られたインク収納部の互いに隣接
した領域の近傍に集める。
【0037】上述のようにインクタンク内を仕切るこ
と、そしてインク供給口を設けることによって、記録ヘ
ッド部との結合スペースを極めて小さいものとすること
ができるとともに、インクタンクの投影面積を小さくす
ることができる。また、インクタンク内のインクの収納
容量を投影面積の割りに、あるいは結合スペースの割り
に多く維持することができる。
【0038】このような構成のインクタンク21の各部
の寸法は、それぞれ高さ約56.5mm、上部奥行き約
38.4mm、底部奥行き約31.5mm(中間部の奥
行き約34.5mm)、上部幅約19.3mm、底部幅
約18.1mm、インクタンクの段差部までの底部から
の高さ約29.5mmとして構成されている。
【0039】そのほかの主たるインクタンクの構成は前
述したインクタンク1とほぼ同様であり、インクタンク
21は、インク収納用筐体22と、筐体22を覆い大気
連通用開口25(Y、M、C(M、Cは不図示))を備
えた蓋部材23と、蓋部材23の上部に取りつけられ各
大気連通用開口25からのインク漏れが外部に至らない
ようにバッファ室となる空間を有するとともにその一部
に各大気連通用開口25の位置とことなる位置に1つの
大気開放口と、記録ヘッドカートリッジ101に対する
着脱を行う際に利用される摘み部24aを有した上部部
材24とを有している。
【0040】そして、インクタンクの底部には、記録ヘ
ッドカートリッジ101の導出管107(Y、M、C)
が挿入されるインク供給開口28(Y、M、C)とその
周囲に突出して設けられたリブ35(Y、M、C)、イ
ンク供給開口28(Y、M、C)とリブ35(Y、M、
C)とを連結する傾斜部34a(Y、M、C)、34b
(Y、M、C)を有している。インクタンク21は、記
録ヘッドカートリッジ101に対して、後述するように
回転動作を利用して装着するため、インク供給用開口2
8(Y、M、C)が導出間107の先端部とつき当たっ
てスムーズな装着を阻害しないように34a(Y、M、
C)側を角度の緩い傾斜面としている。特に回転装着に
よって、最初にインク供給用開口に導出部107が侵入
するイエロータンク部とマゼンタインク部のインク供給
用開口28(Y、M)の傾斜はシアンタンク部のインク
供給用開口28(C)の傾斜よりもなだらかに構成され
ている。
【0041】インクタンク21の内部は、図(a)に
示されるように、インク吸収体26(Y、M、C)が収
納されており、インク吸収体26(Y、M、C)とイン
ク供給用開口28(Y、M、C)との間にはインク導出
部材27(Y、M、C)が備えられている。そしてイン
ク導出部材27(Y、M、C)をタンク内に支持するた
めの支持部29(Y、M、C)がインク供給用開口28
(Y、M、C)に対応して立設されている。この支持部
29(Y、M、C)の内面の一部にはインクタンクの内
部と外部とを連通するスリットがそれぞれに設けられて
いる。
【0042】また、蓋部材23にはインク吸収体26と
蓋部材23との間に所定の空間を構成するようにリブ3
3と、蓋部材23の表側には帯状凸部33aとが設けら
れている。帯状凸部33aは、記録ヘッドカートリッジ
101に設けられた覆部105と係合してインクタンク
21に対して上部から下方に向かう方向の力を与えイン
クタンクの装着状態を安定化させる。
【0043】さらにインクタンクの内部側面には上下に
連続したリブ31が複数設けられ、インクタンクの側面
とインク吸収体との間に所定の空間部分が形成される。
【0044】なお、このインクタンク21では、インク
供給用開口28(Y、M、C)が図3(c)に示される
ようにインクタンクの底面一方に偏って形成されてい
る。そのため、インクタンクの他方の底面に対し、イン
ク吸収体が隙間なく付着しやすい。インクタンクの底面
に対してインク吸収体が隙間なく付着してしまうとその
部分にインクが溜りやすくなり、インクが溜った場合に
は、インクタンクの姿勢によってはインク供給用開口
や、大気連通用開口から漏れでる虞がある。このような
不都合を改善し、インク吸収体がインクタンクの底部に
隙間なく付着することを防止するために、インクタンク
21の底面にリブ30を各インク収納部に設けてある。
【0045】このように、インクタンク内部にリブ30
やリブ31が存在することで(さらに支持部29にスリ
ットが存在することで)、インク供給用開口28と大気
連通用開口25が空気層で連通することになる。
【0046】このように空気層によってインクタンク内
部を外部と連通することによって、第1にインクタンク
の物流時にインク供給口を封止していたシール材を剥す
際にインク供給口からのインクの吹き出しや漏出を防止
できる。第2に印字実行時インクタンク周囲の温度が上
昇した場合でもインクを外部に押し出すことがなくな
る。第3に、特にリブ30を設けることで、インクタン
クの底にインクが滞留することがなくなり、インクの消
費効率が向上する。といった効果が得られる。
【0047】このように構成されるインクタンク1、カ
ラーインクタンク21は、それぞれ図4に示されるよう
に、記録ヘッドカートリッジ101の表板113の上部
114に対し、インクカートリッジの一部を支点として
回転装着される。
【0048】図4では、特にカラーインクタンク21の
装着の様子を順を追って示している。つまり、状態Iに
示されるように記録ヘッドカートリッジ101の筐体1
02と表板113との間の開口からインクタンク21を
摘み部付近を摘んで差し込む。そのとき表板113の上
辺部分114にインクタンクの一部が当接し、筐体10
2の側面にインクタンクの下部コーナー部がつき当た
る。そして、下部コーナー部がしだいに下方にスライド
しつつ、インクタンクの点Pを中心に回転動作して状態
IIに至る。さらにインクタンクの下部コーナー部が下
方にスライドすることで状態IIIに至る。状態III
の時点でインク導出管107Yがインクタンクのインク
供給開口に挿入を始める(なお、イエローインクタンク
に隣接しているマゼンタインクタンクのインク供給用開
口もインク導出管107Mが挿入され始める。)。その
時インク導出管107の先端がインク供給用開口と接触
するが、装着を良好とするために図3(c)に示される
ように開口部は斜面として構成されている。なお、回転
動作によって装着するためインク供給用開口の位置によ
ってインク導出管との接触順がずれるため、最初に接触
する開口ほど斜面の傾斜が緩やかとされている。つま
り、イエロー、マゼンタはほぼ同程度の傾斜面とされ、
シアンの開口部の斜面がもっともきつい角度となってい
る。そして、記録ヘッドカートリッジの上面105とイ
ンクタンクの蓋部材に設けられた凸部とがかみ合うこと
でインクタンクを下方に押圧する力を与え、インクタン
クがカートリッジに装着される状態IVとなる。
【0049】表板113の上辺114までの高さは約2
2mmとされ、インクタンクが装着される場合、インク
タンクの一部に当接するが、この高さは、これ以上高い
とインクタンクの装着の操作が行いにくくなり、これ以
上低いとインクタンクが装着された後インクタンクを支
える支持部材としての機能を十分に発揮できない。
【0050】次に、インクタンクのインク供給用開口と
記録ヘッドカートリッジのインク導出部との接続状態を
図5に示す。図5ではカラーインクタンク21の接続の
様子を代表として示すが、黒インクタンクの場合も同様
である。
【0051】図5に示されるように、記録ヘッドカート
リッジ101のインク導出管107Yがインクタンク2
1のインク供給開口28Yから内部に挿入され、インク
導出部材27Yに対して押圧された状態で接触状態とな
る。インク導出部材27はインクタンクの吸収体26内
のインクを外部に良好に導出するための一方向繊維束で
構成されているが、このようにインク導出部107と接
触したインク導出部材27に密度の高低が生じることで
吸収体内のインクのインク導出管方向への流れを一層良
好にし、インク供給性の向上が図れる。インク導出部1
07M、107Cも同様な状態でインク導出部材27と
接触している。
【0052】また、インクタンクのインク供給開口28
の周囲に設けられたリブ35は、覆部105によって押
圧力を受けて、記録ヘッドカートリッジの底面に設けら
れた弾性部材108に圧接されて食い込む状態となる。
これにより、その部分から外部にインクが漏れだすこと
が抑制される。
【0053】以上のようにして、インクタンクと記録ヘ
ッドカートリッジとが装着されるため、簡単でかつ確実
な装着状態を達成できる。また、回転動作を利用し、も
っとも装着スペースを小さく、インクタンク自体の投影
面積を小さくすることができ、インク容量は減少するこ
となく装置の小型化が図れる。
【0054】
【発明の効果】インク供給用開口の設けられた面に対し
第1のリブを設けることで、インク吸収体をインク供
給用開口の設けられた面と接触しない部分を設けること
ができ、インクが吸収体の一部に集中することが防止で
きるインクタンクを提供できる。
【0055】また、第2のリブを設けることで、インク
供給用開口と大気連通用開口とが空気層で連通するとと
もに、インク吸収体全体がインクタンクの内面に接触し
た状態を回避できるのでインクの集中によるインク溜り
がなくなるためインクの供給性が向上するインクタンク
を提供できる。
【0056】さらに、インク供給部の支持体とインク導
出部材との間にスリットを設けたことで、インク供給用
開口から大気連通用開口までが空気層で連通することに
なり、環境の変化によってもインクがインク供給用開口
から漏れ出ることが抑制されるインクタンクを提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクタンクが装着される記録ヘッドカートリ
ッジの概略構成を示す図で、(a)は側面図、(b)は
側面図を破断した断面図、(c)は正面図、(d)は底
面図、(e)は上面図である。
【図2】BKインクを収納したインクタンクの概略構成
を示す図で、(a)は一部を破断した側断面図、(b)
は一部を破断した正面図、(c)は底面図、(d)は上
面図である。
【図3】カラー(イエロー、シアン、マゼンタ)インク
を収納したカラーインクタンクの概略構成を示す図で、
(a)は一部を破断した側断面図、(b)は正面図、
(c)は底面図、(d)は上面図である。
【図4】カラーインクタンクを記録ヘッドカートリッジ
に装着する様子を順を追って示す説明図である。
【図5】インクタンクが記録ヘッドカートリッジの装着
された状態を一部拡大し破断してしめす断面図である。
【符号の説明】
1 インクタンク 6 吸収体 7 インク導出部材 8 インク供給用開口 12 リブ 21 インクタンク 26 吸収体 27 インク導出部材 28 インク供給用開口 101 記録ヘッドカートリッジ 107 インク導出管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹之内 雅典 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 野澤 実 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 氏田 敏彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−104735(JP,A) 特開 平2−214665(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/175

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを貯留するインク吸収部材を収容
    した収納部と、インク吸収部材のインクを供給するイン
    ク供給開口部とを備えたインクタンクにおいて、 インク供給開口部が備えられた面にインク吸収部材と接
    触するように設けられた第1のリブと、前記インクタン
    クのインク供給開口と対向した面にはインクタンク内を
    大気に開放する大気連通口が備えられており、前記イン
    ク供給開口と大気連通口とを結ぶ方向に沿って前記イン
    クタンクの内面に設けられた第2のリブと、前記インク
    供給開口部にはインクタンク内方に突設配置された支持
    部材と該支持部材内に配され、前記支持部材のインク
    タンクの内方端より突出し前記インク吸収部材と直接接
    触してインク吸収部材のインクを外部に導出するための
    インク導出部材が備えられ、前記インク導出部材と支持
    部材との間にはインクタンク内部と外部とを連通するよ
    うに設けられたスリットと、を備えており、前記第1の
    リブと第2のリブとスリットによって前記インク供給開
    口と前記大気連通口とが連通されていることを特徴とす
    るインクタンク。
  2. 【請求項2】 前記インク供給開口部はインクタンクの
    一側面に偏って設けられていることを特徴とする請求項
    1に記載のインクタンク。
  3. 【請求項3】 前記インク導出部材は一方向にインクの
    流れを制御する繊維束から構成されていることを特徴と
    する請求項1に記載のインクタンク。
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