JP3200207U - 測長器 - Google Patents

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JP3200207U
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晋一 北村
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晋一 北村
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Abstract

【課題】記録用の筆記具を、別途持ち歩く必要がなく、また、細かい凹凸等が形成されている表面であっても、正確に測定を行うことができる測長器を提供する。
【解決手段】測定対象に接触させて移動させることにより長さを測定する測長器Aであって、一端と他端を有する本体部1と、本体部1の一端に設けられ、測定対象に接触する回転ローラー2と、回転ローラー2の測長距離を表示する表示部3と、本体部1の他端に設けられる筆記具4と、を備えていることを特徴とする構成となっている。
【選択図】図1

Description

本考案は、測定対象に接触させて移動させることにより長さを測定する測長器に関するものである。
従来から、ペンシル型の測長器が知られている(例えば、特許文献1〜2)。
このペンシル型の測長器は、ペン先に円盤状や球形状の検出部を備えており、この検出部を測定対象に接触させて回転させ、検出部の回転量を計測することによって、測定対象の測長が可能なよう構成されている。
実開昭60−72516号公報 実開昭61−52207号公報
ところで、前述した従来の測長器にあっては、小型で携帯性に優れているものの、次のような問題もある。
第1に、測長器とは別に筆記具を持ち歩く場合には、携帯性を活かすことができないという問題である。測定を行う状況においては、測定後に測定結果を記録する場合がほとんどである。しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載の測長器は、測長機能しか有していないため、別途、記録用の筆記具を持ち歩く必要がある。そのため、測長器がせっかく携帯性に優れている場合であっても、別途筆記具を持ち歩く必要があり測定者の手間となっていた。
第2に、平坦面以外を測定することが困難であるという問題である。特許文献1及び特許文献2に記載の測長器にあっては、測長器の検出部は小径に形成されているため、測定対象の表面に凹凸等があると正確に測定することができない。例えば、家具の採寸を行うために畳上の寸法を測る場合には、検出部が畳表面の凹凸に引っ掛ってしまい、正確な測定を行うことができなかった。
そこで、本考案者は、ペンシル型の両端に、それぞれ検出部と筆記具とを設けることにより、測定後の記録が容易に行える使い勝手の良い測長器が得ることができると考えた。
また、細かい凹凸等が形成されている表面を測定するには、検出部を大径に設けることにより、より正確に測定を行うことができると考えた。
本考案は、かかる実情に鑑み、記録用の筆記具を、別途持ち歩く必要のない測長器を提供することを課題とする。
また、本考案は、細かい凹凸等が形成されている表面であっても、正確に測定を行うことができる測長器を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本考案に係る測長器は、測定対象に接触させて移動させることにより長さを測定する測長器であって、一端と他端を有する本体部と、前記本体部の一端に設けられ、前記測定対象に接触する回転ローラーと、前記回転ローラーの回転に基づく測長距離を表示する表示部と、前記本体部の他端に設けられる筆記具と、を備えていることを特徴とする。
このように、本体部の一端に回転ローラーを、他端に筆記具を、それぞれ設けることにより、回転ローラーで測定対象の長さを測定した後、すぐに、他端に設けられた筆記具を用いて記録することができる。
本考案の好ましい形態では、前記本体部は棒状に形成され、前記回転ローラーの直径は、本体部の直径よりも大径に形成されていることを特徴とする。
このように、回転ローラーの直径は、本体部の直径よりも大径に形成されていることにより、細かい凹凸等が形成されている表面であっても、その細かい凹凸の影響を受け難くなり、その分、正確に測定を行うことができる。
本考案の好ましい形態では、前記筆記具は、前記本体部と一体に形成されていることを特徴とする。
このように、本体部と筆記具とを一体に形成する場合には、筆記具を誤って紛失してしまうことが無い。
本考案の好ましい形態では、前記本体部の他端には、前記筆記具を取付ける取付機構が設けられていることを特徴とする。
このように、筆記具を着脱可能な構成とする場合には、筆記具を容易に交換することができる。
本考案の好ましい形態では、前記取付機構は、前記筆記具の一端が挿入される挿入口であることを特徴とする。
このような構成とすることにより、本体部に穴を設けるだけで容易に取付機構を形成することができる。
本考案の好ましい形態では、前記回転ローラーは、円周部と円板部を有する円盤形状に形成されており、前記円周部には、環状の弾性材料が設けられ、前記円板部には、測長距離の単位を示す目盛が設けられていることを特徴とする。
このように、回転ローラーの円周部に弾性材料を設けることで、回転ローラー自体の摩擦力を高めて、スリップ防止を図ることができ、より高精度に測長することができる。
また、回転ローラーの円板部に目盛を設けることで、目視でも測定を行うことができ、表示部の測定結果と比較して確認を行うことができる。
本考案は、記録用の筆記具を、別途持ち歩く必要のない測長器を提供することができる。
また、本考案は、細かい凹凸等が形成されている表面であっても、正確に測定を行うことができる測長器を提供することができる。
本考案の実施形態1に係る測長器の外観斜視図である。 本考案の実施形態1に係る測長器の使用状態を示す斜視図である。 本考案の実施形態1に係る測長器の内部回路の構成を示す回路図である。 本考案の実施形態2に係る測長器の外観斜視図である。
以下、本考案を図面に示した好ましい実施形態1及び実施形態2について詳細に説明する。本考案の技術的範囲は、添付図面に示した実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載された範囲内において、適宜変更が可能である。
<実施形態1>
図1は、本考案の実施形態1に係る測長器Aの外観斜視図を示している。
図1に示す測長器Aは、一端と他端とを有する本体部1と、本体部1の一端に設けられ測定対象Tに接触する回転ローラー2と、回転ローラー2の測長距離を表示する表示部3と、本体部1の他端に設けられるペン部4と、を備えている。
図2は、本考案に係る測長器Aの使用状態を示す斜視図である。
図2に示す測長器Aは、測定対象Tの表面に回転ローラー2を接触させ、この表面に沿わせて回転させることにより、回転ローラー2が通った軌跡の距離を表示部3に表示させることができる。
本体部1は、回転ローラー2の情報を演算して表示部3に表示する内部回路11と、内部回路11の電源ボタン及び表示部3のリセットボタンとなるボタン12と、クリップ13と、を有している。
図3は、本考案の実施形態1に係る測長器Aの内部回路11の構成を示す回路図である。
図3に示す内部回路11は、後述するマーキング23に光Lを照射する発光素子11aと、マーキング23から反射する反射光Rを受光してパルス信号に変換する受光素子11bと、このパルス信号のパルス数をカウントして数値データに変換するカウンタ11cと、この数値データを回転ローラー2が通った軌跡の長さに換算して表示部に信号を送る計算部11dと、を備えている。
なお、上記の他に、蓄電池、太陽電池のいずれか1つを電源とする電源系統(図示は省略)を備える。
また、この内部回路11は、上記のような光学的手段に限られず、従来から用いられている電磁的手段や機械的手段についても、当然に用いることが可能である。
回転ローラー2は、円周部と円板部を有する円盤形状に形成されており、この円周部には環状の弾性部材21が設けられ、前記円板部には測長距離の単位を示す目盛22と、発光素子11aの光Lを反射するマーキング23と、が設けられている。
この回転ローラー2の直径は、棒状に形成された本体部1の直径よりも大きく形成されている。
マーキング23は、前述した内部回路11の発光素子11aの光Lを反射させるための反射板として設けられている。このマーキング23は、回転ローラー2の回転角度を計量するために設けられたものである。この回転角度は、前述した内部回路11の計算部11dによって、測長距離に換算される。
なお、本実施形態では、目盛22をマーキング23としても機能させているが、別々に設けてもよい。
表示部3は、内部回路11の計算部11dからの情報を受け付けて、回転ローラー2が通った軌跡の長さを表示する。また、この測定された長さは、〔m〕、〔cm〕、または〔mm〕のいずれかの単位で表示し、この表示の桁数は3桁程度にすることが可能である。なお、表示部3は液晶等で構成することができる。
ペン部4には、インクが充填されたボールペン等の筆記具が設けられている。また、このペン部4のペン先は、本体部1とペン部4とをねじることでペン先が繰り出される、回転繰り出し式であることが望ましい。
本考案によれば、本体部1の一端には回転ローラー2が、他端には筆記具4が、それぞれ設けられている。このように、筆記具4と本体部1とが一体に形成されていることにより、本体部1の一端に設けられた回転ローラー2で測定対象Tの長さを測定した後、すぐに、他端に設けられた筆記具4を用いて記録することができる。そのため、別途、筆記具を持ち歩く必要がなく、快適に測定と記録とを行うことができる。
また、このように一体に形成されていることにより、筆記具を誤って紛失してしまうこともない。
また、本考案によれば、回転ローラー2は、棒状に形成された本体部1の直径よりも、大径に形成されていることにより、細かい凹凸等が形成されている表面であっても正確に測定を行うことができる。
すなわち、回転ローラー2の曲率を小さく設定することにより、測定対象Tの表面形状が凸凹である場合や、布地などの柔らかい表面である場合であっても、快適に回転させて測定することができる。
また、本考案によれば、回転ローラー2の円周部に、弾性部材21を設けることにより、回転ローラー2と測定対象Tとの間に生じる摩擦力を大きくして、測量の精度を向上させることができる。
また、回転ローラー2の径の大きさは、任意の大きさに設定することができる。すなわち、本体部1の直径と同等の大きさに形成しても良いし、図1及び図2に示した回転ローラー2の径よりもさらに大径に形成しても良い。
<実施形態2>
以下、本考案の実施形態2の測長器Bについて、図4を参照して詳細に説明する。この実施形態2に係る測長器Bは、先の実施形態の本体部1に挿入口14が設けられていることを特徴とする。なお、同実施形態において、先の実施形態と基本的に同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明を簡略化する。
図4は、本考案の実施形態2に係る測長器Bの外観斜視図を示している。
図4に示す測長器Bは、一端と他端を有する本体部1と、本体部1の一端に設けられ測定対象Tに接触する回転ローラー2と、回転ローラー2の測長距離を表示する表示部3と、本体部1の他端に取り付けられる鉛筆5と、を備えている。
本実施形態に係る測長器Bの本体部1は、回転ローラー2の情報を演算して表示部3に表示する内部回路11と、内部回路11の電源ボタン及び表示部3のリセットボタンとなるボタン12と、クリップ13と、鉛筆5が嵌合される挿入口14を有している。
挿入口14は、鉛筆5の外形に適した大きさに形成され、市販の鉛筆キャップと同様に、鉛筆5の一端に嵌合される。
本実施形態によれば、本体部1に挿入口14を設けることで、鉛筆キャップのように鉛筆5の両端に取り付けることができる。このように構成したことにより、鉛筆5を使用しない時は、本体部1を鉛筆5の芯が露出した一端に取り付けることにより、芯が折れないよう保護することができる。
また、本実施形態によれば、鉛筆5を取付けることによって、測長器Bの持ち手とすることができる。このように、鉛筆5は筆記具であると同時に、測長器Bの持ち手として機能させることにより、本体部1の大きさを小さく形成することができ、その結果、製造を容易にすることができる。
また、本実施形態に係る測長器Bは、本体部1に穴(挿入口14)を形成だけで良く、容易に製造することができる。
A、B 測長器
1 本体部
11 内部回路
11a 発光素子
11b 受光素子
11c カウンタ
11d 計算部
12 ボタン
13 クリップ
14 挿入口
2 回転ローラー
21 弾性部材
22 メモリ
23 マーキング
3 表示部
4 ペン部
5 鉛筆
T 測定対象
M 使用者の手
L 光
R 反射光

Claims (6)

  1. 測定対象に接触させて移動させることにより長さを測定する測長器であって、
    一端と他端を有する本体部と、
    前記本体部の一端に設けられ、前記測定対象に接触する回転ローラーと、
    前記回転ローラーの測長距離を表示する表示部と、
    前記本体部の他端に設けられる筆記具と、
    を備えていることを特徴とする、測長器。
  2. 前記本体部は棒状に形成され、
    前記回転ローラーの直径は、本体部の直径よりも大径に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の測長器。
  3. 前記筆記具は、前記本体部と一体に形成されていることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の測長器。
  4. 前記本体部の他端には、前記筆記具を取付ける取付機構が設けられていることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の測長器。
  5. 前記取付機構は、前記筆記具の一端が挿入される挿入口であることを特徴とする、請求項4に記載の測長器。
  6. 前記回転ローラーは、円周部と円板部を有する円盤形状に形成されており、
    前記円周部には、環状の弾性部材が設けられ、
    前記円板部には、測長距離の単位を示す目盛が設けられていることを特徴とする、請求項1〜5の何れかに記載の測長器。

JP2015003657U 2015-07-21 測長器 Active JP3200207U (ja)

Publications (1)

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JP3200207U true JP3200207U (ja) 2015-10-08

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