JP3199965U - 指紋認証用手袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】手袋をしたままの状態で指紋認証することができる指紋認証用手袋を提供する。【解決手段】指出し入れ部10は、手袋の指部を延伸した形状である。また、指出し入れ部10は、先端に開閉する開口部10Aを備える。更に、指出し入れ部10は、指先の腹部を露出するための第2の開口部10Bを備える。また、指出し入れ部10は、手袋の指部の長さに対して、指先から所望の長さだけ更に長く、指出し入れ部10の開口部10Aは、弾性変形で開口するように、弾性体(例えばゴム)を編み込んだ構成である。【選択図】図2
Description
本考案は、手袋をしたままの状態で、指紋認証することができる指紋認証用手袋に関する。
近年、タッチパネルを備えたスマートフォン等の携帯用機器が広く普及している。携帯用機器は寒い場所(例えば屋外)でも使用されるので、手袋をはめたまま携帯用機器(タッチパネルなど)を操作したいという要望がある。特許文献1では、手袋本体の指部の先端部分に他の部分よりも糸が細く密度も低く編成されたタッチ部を備え、タッチ部はナイロン又はポリエステルの糸を用いる技術を開示している。特許文献2では、2本以上の指先の腹側が、真空蒸着により形成された銀薄膜をポリエステルフィルムで挟んで、糸状に裁断された銀蒸着スリット糸を手袋の外側と内側に銀蒸着スリット糸が連続した状態で編み込んで形成されているタッチパネル操作用手袋に関する技術を開示している。特許文献3では、静電容量式のタッチパネルを操作するための静電容量式タッチパネル操作用塗布剤において、保湿性を有するジェル状化粧料であることを特徴とする静電容量式タッチパネル操作用塗布剤に関する技術を開示している。
しかしながら、特許文献1乃至特許文献3に開示されている技術では、手袋をしたままの状態で、指の指紋を認証することができない。また、特許文献1乃至特許文献3には、指先で直接操作するために、手袋の指先部分を開閉して、指を出し入れすることができる技術の記載がない。
本考案は、手袋をしたままの状態で指紋認証する指紋認証用手袋であって、手袋の指先を開閉して、指を出し入れすることができる指紋認証用手袋を提供することを目的とする。また、本考案は、手袋をしたままの状態で、指先で直接操作できる手袋であって、スマートフォン、携帯電話及びその他電子機器の操作時(認証時など)に使用することができる手袋であってもよい。
上記課題を解決するために、本考案の一つの実施形態は、手袋の指部の少なくとも1つに、延伸する指出し入れ部を有する指紋認証用手袋であって、前記指出し入れ部は、先端に弾性変形で開口する開口部を備え、前記開口部は、前記指出し入れ部の伸長時に指を覆い、前記指出し入れ部の縮小時に指を露出する、ことを特徴とする指紋認証用手袋を提供する。
本考案の他の実施形態は、上記の指紋認証用手袋であって、前記指出し入れ部は、手袋の親指部または人差指部である、ことを特徴とする指紋認証用手袋であってもよい。
本考案の他の実施形態は、上記のいずれか1つの指紋認証用手袋であって、前記指出し入れ部は、手袋の指部の長さに対して、指先から第一関節までの長さだけ更に長い、ことを特徴とする指紋認証用手袋であってもよい。
本考案に係る指紋認証用手袋によれば、手袋をしたままの状態で指紋認証することができる。また、本考案に係る指紋認証用手袋によれば、手袋の指先部分を開閉して、指を出し入れすることができる。更に、本考案に係る指紋認証用手袋によれば、手袋をしたままの状態で、指先で直接操作できる手袋であって、スマートフォン、携帯電話及びその他電子機器の操作時(認証時など)に使用することができる。
実施形態に係る指紋認証用手袋(以下、「手袋」という)の例を用いて、本考案を説明する。なお、本考案は、以後に説明する手袋以外でも、手袋をしたままの状態で、手袋の指先部分を開閉して、指を出し入れする手袋であれば、いずれの手袋にも用いることができる。また、本考案は、指紋認証以外でも、指先(例えば指の腹部)で直接操作するスマートフォン、携帯電話、タブレット、ノートパソコン及びその他電子機器(リモコン、部品、部材、装置、アプリケーション、システム、商品、製品など)であれば、いずれのものの操作にも用いることができる。なお、手袋の素材、色、形状は、特に限定されない。手袋の色は、透明、半透明、色付きのものであってもよい。手袋の色は、例えば使用者(消費者)の趣味趣向に合わせた柄のものであってもよい。
以後に、本考案を説明する。
図1乃至図3を用いて、本考案の実施形態に係る手袋の構成を説明する。ここで、図1は、本考案の実施形態に係る手袋の一例を説明する説明図である。図2は、本考案の実施形態に係る手袋の指出し入れ部の一例を説明する説明図である。図3は、本考案の実施形態に係る手袋の使用状態の例を示す説明図である。なお、図1等に示す手袋の構成等は一例であり、本考案は図1等に示す手袋等に限定されるものではない。
図1に示すように、本考案に係る手袋100は、手袋の指部の少なくとも1つに、延伸する指出し入れ部11,12を有する。本考案に係る手袋100は、本実施形態では、手袋の親指部11及び人差指部12に指出し入れ部を備える。なお、本考案に係る手袋は、手袋の5本の指部のすべて又は1つに、指出し入れ部を備えてもよい。
図2に示すように、本考案に係る指出し入れ部10は、手袋の指部を延伸した形状である。また、本考案に係る指出し入れ部10は、先端に開閉する開口部10Aを備える。更に、本考案に係る指出し入れ部10は、本実施形態では、指先の腹部を露出するための第2の開口部10Bを備える。
本考案に係る指出し入れ部10は、図1及び図2に示すように、手袋の指部の長さに対して、指先から所望の長さだけ更に長い。また、本考案に係る指出し入れ部10の開口部10Aは、図2に示すように、弾性変形で開口するように、弾性体(例えばゴム)を編み込んだ構成である。
具体的には、指出し入れ部10は、本実施形態では、図2に示すように、指の第一関節Faの長さ(図2のx)だけさらに長くしている。また、指出し入れ部10は、本実施形態では、手(指)を入れたときに指先に対応する位置に弾性体(例えばゴム)を縫い込んでいる。これにより、指出し入れ部10は、本実施形態では、弾性体を用いて、指先の開口部10A(図2)を閉じることができる。なお、弾性体を配置する位置は、予め設計、実験、計算などで定められる位置とすることができる。
これにより、本考案に係る指出し入れ部10の開口部10Aは、例えば図3(a)に示すように、指出し入れ部の伸長時に指を覆って閉じる(伸長時に指を覆う)。また、開口部10Aは、例えば図3(b)及び(c)に示すように、指出し入れ部を手のひら方向に引っ張ったときに、指先の弾性体が弾性変形して開き、第一関節部分まで指Fngが出る(縮小時に指を露出する)。このとき、本考案に係る手袋は、第2の開口部10Bを用いて、指先の腹部(例えば指紋)を露出することができる。
すなわち、本考案に係る手袋は、例えば指紋認証時に、手袋の指出し入れ部を手のひらの方向にたるませることによって、指先を簡単に出す(露出する)ことができる。なお、本考案に係る手袋は、指紋認証以外のときでも、必要に応じて、指先を出すことができる。
以上のとおり、本考案に係る手袋(指紋認証用手袋)によれば、手袋をしたままの状態で指紋認証することができる。また、本考案に係る手袋によれば、手袋の指先部分を開閉して、指を出し入れすることができる。更に、本考案に係る手袋によれば、例えばスマートフォン、携帯電話及びその他電子機器の操作時(認証時など)に、手袋をしたままの状態で、指先で直接操作できる。
以上のとおり、本考案に係る手袋(指紋認証用手袋)によれば、手袋を脱ぐ場合と比較して、容易に且つ迅速に指先を露出させることができる。また、本考案に係る手袋によれば、導電性の手袋を使う場合と比較して、素手の指先でタッチパネルを操作することができるので、指先の感覚が伝わり、より誤操作を防止し、操作性を向上することができる。更に、本考案に係る手袋によれば、導電性繊維で編み込んだ手袋を使う場合と比較して、安価に製造でき、かつ優れた操作性を有する手袋を提供することができる。
以上のとおり、本考案に係る実施形態について説明したが、本考案は上記の実施形態に限定されるものではない。すなわち、本考案は、実用新案登録請求の範囲に記載の内容に基づいて、様々に変形、変更又はその他任意に改変され得る。
100 : 手袋(指紋認証用手袋)
10,11,12: 指出し入れ部
10A: 開口部
10B: 第2の開口部
10,11,12: 指出し入れ部
10A: 開口部
10B: 第2の開口部
Claims (3)
- 手袋の指部の少なくとも1つに、延伸する指出し入れ部を有する指紋認証用手袋であって、
前記指出し入れ部は、先端に弾性変形で開口する開口部を備え、
前記開口部は、前記指出し入れ部の伸長時に指を覆い、前記指出し入れ部の縮小時に指を露出する、
ことを特徴とする指紋認証用手袋。 - 前記指出し入れ部は、手袋の親指部または人差指部である、ことを特徴とする、請求項1に記載の指紋認証用手袋。
- 前記指出し入れ部は、手袋の指部の長さに対して、指先から第一関節までの長さだけ更に長い、ことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の指紋認証用手袋。
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JP2015003489U JP3199965U (ja) | 2015-07-09 | 2015-07-09 | 指紋認証用手袋 |
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JP3199965U true JP3199965U (ja) | 2015-09-17 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR102038595B1 (ko) * | 2018-07-26 | 2019-10-31 | 김동일 | 손가락 길이조절 고무장갑 |
KR102077956B1 (ko) * | 2019-01-31 | 2020-02-14 | (주)킴블스 | 길이 조절이 되는 장갑 |
JP2021191909A (ja) * | 2020-06-05 | 2021-12-16 | 株式会社四国テクノ | 感染リスク軽減用手袋 |
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2015
- 2015-07-09 JP JP2015003489U patent/JP3199965U/ja not_active Expired - Fee Related
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