JP3199572U - 気液処理装置 - Google Patents

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浩一 西川
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Abstract

【課題】分解や組み立てを容易に行うことができる気液処理装置を提供する。【解決手段】ローター60を処理室21内で回転させることで、給水部80からローター60の内側に供給された液体を、放射方向に放射させると共に、吸気された気体と液体とを処理室21内で混合させる気液処理装置において、処理室21を区画する仕切板吸込側仕切板31と排気側仕切板35とを、境界部4で分割して凹凸構造によって接続する。【選択図】図2

Description

本考案は、遠心力を利用して噴霧した液体を気体と混合させて、液体や気体の浄化や曝気等する際に用いられる気液処理装置に関するものである。
揮発性有機化合物などが含まれた水を曝気処理する従来の技術として、例えば、下記特許文献1に記載された曝気処理装置がある。この曝気処理装置によれば、ケース内に形成された曝気室内に遠心回転盤が備えられ、この遠心回転盤を回転させて曝気室内に水を放射させる。遠心回転盤は複数の翼が形成されており、中心部に向けて水が供給されると共に回転すると、遠心力で水が微粒子と化して飛散する。飛散した水は、曝気室内に吸気された空気と接触して曝気処理される。この曝気処理装置によれば、例えば、水の硬度成分、濁度または濃度などに影響されることなく、高効率で水が曝気処理される。
特開2000−325984号公報
しかし、曝気処理装置は気密性を確保する必要があるところ、メンテナンスなどにおける分解後に、気密性を確保させつつ元の状態に戻すことが困難となる。本考案は、このような実情に鑑みて提案されたものである。すなわち、分解や組み立てを容易に行うことができる気液処理装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係る気液処理装置は、ローターを処理室内で回転させることで、給水部から前記ローターの内側に供給された液体を、回転軸と交差する方向である放射方向に放射させると共に、吸気された気体と前記液体とを前記処理室内で混合させる気液処理装置において、前記処理室を区画する仕切板が、境界部で分割されると共に凹凸構造によって接続された、ことを特徴とする。
本考案に係る気液処理装置は、前記ローターの回転軸方向における前記液体の上流側に備えられた吸込口部と、前記仕切板に形成されて前記吸込口部が貫通した吸込通路との間に、ボス部材が取り付けられ、このボス部材と前記仕切板とが、凹凸構造によって接続された、ことを特徴とする。
本考案に係る気液処理装置は、前記凹凸構造における凹部と凸部とが嵌合する方向と交差する方向に、隙間が形成された、ことを特徴とする。
本考案に係る気液処理装置は、前記凹凸構造がシール部材を介して嵌合された、ことを特徴とする。
本考案に係る気液処理装置は、前記ローターが回転する方向と対面して前記処理室内にバッフルプレートが配置され、前記バッフルプレートが前記放射方向に沿って形成された、ことを特徴とする。
本考案に係る気液処理装置は、前記ローターが回転する方向と対面して前記処理室内にバッフルプレートが配置され、前記バッフルプレートが前記放射方向の突き当たりに形成された、ことを特徴とする。
本考案に係る気液処理装置は、前記ローターが回転する方向と対面して前記処理室内にバッフルプレートが配置され、前記バッフルプレートが、前記放射方向の側方に配置されると共に、前記放射方向に沿って形成された第1バッフルプレートと、前記放射方向の突き当たりに配置されると共に前記ローターの回転軸方向に沿って形成された第2バッフルプレートと、から構成され、複数の前記第1バッフルプレートと複数の前記第2バッフルプレートとが互い違いに対面して配置された、ことを特徴とする。
本考案に係る気液処理装置は、前記ローターの回転軸方向における前記液体の下流側を閉塞する閉塞面に突出部が形成され、前記給水部が、管状に形成されて先端部が前記閉塞面に対面して配置された、ことを特徴とする。
本考案に係る気液処理装置は、前記給水部が、管状に形成されて前記ローターの内側における回転中心の周囲に配置され、複数の放射口が前記給水部に対して放射状に形成された、ことを特徴とする。
本考案に係る気液処理装置は、上記した構成である。したがって、分解や組み立てを容易に行うことができる。また、この構成により、仕切板が簡便な構造で実現されるため、製造時の加工費などを安価にすることができる。
本考案に係る気液処理装置は、凹凸構造における凹部と凸部とが嵌合する方向と交差する方向に、隙間が形成されている。この構成により、凹部と凸部との嵌合が、加工上の誤差によって僅かにずれた場合であっても、凹部と凸部とが嵌合する方向と交差する方向における隙間の範囲で、加工上の誤差が許容される。したがって、気密性を実現するための高精度な設計を要さず、製造時の加工費などを安価にすることができる。
本考案に係る気液処理装置は、凹凸構造がシール部材を介して嵌合されている。この構成により、シール部材によって嵌合部分の隙間を埋めることで、気密性を維持することができる。
本考案に係る気液処理装置は、ローターが回転する方向と対面して処理室内にバッフルプレートが配置され、バッフルプレートが放射方向に沿って形成されている。この構成により、処理室内では、回転するローターの遠心力によって、液体が微細化されて放射方向に放射される。同時に、処理室内では、ローターの回転によって正圧となって気体が吸気され、気体と液体とで気液混合の状態となる(以下、気体と液体との気液混合の状態を「気液混合流体」と記す。)。放射方向に放射された気液混合流体は、処理室の壁に衝突して更に微細化し、放射方向と逆向きに跳ね返った気液混合流体は、ローターが回転する方向に流れ、放射方向に沿って形成されたバッフルプレートに衝突して更に微細化する。また、跳ね返った気液混合流体の流路は、一部がバッフルプレートによって遮断されて乱流となり、気液接触が促進される。このように、気液混合流体は、微細化を繰り返すと共に、ローターが回転することで撹拌され、三次元的に複雑な流路を辿って気液接触が促進される。したがって、気液接触の効率を大幅に向上させることができる。
また、微細化が繰り返されることにより、気液混合流体は水の粒子の粒径が小さくなると共に表面積が広がり、物質移動が高速化する。したがって、反応、吸収、分離、衝突などの性能を向上させることができる。
本考案に係る気液処理装置は、ローターが回転する方向と対面して処理室内にバッフルプレートが配置され、バッフルプレートが放射方向の突き当たりに形成されている。この構成により、放射方向に放射されて処理室の壁に衝突した気液混合流体は、跳ね返ると共にローターが回転する方向に流れ、放射方向の突き当たりに形成されたバッフルプレートに衝突して微細化され、気液接触が促進される。したがって、気液接触の効率を大幅に向上させることができる。
本考案に係る気液処理装置は、ローターが回転する方向と対面して処理室内にバッフルプレートが配置され、バッフルプレートが、放射方向の側方に配置されると共に、放射方向に沿って形成された第1バッフルプレートと、放射方向の突き当たりに配置されると共にローターの回転軸方向に沿って形成された第2バッフルプレートと、から構成され、複数の第1バッフルプレートと複数の前記第2バッフルプレートとが互い違いに対面して配置されている。この構成により、処理室の壁に衝突して放射方向と逆向きに跳ね返った気液混合流体は、第1バッフルプレートに衝突して微細化され、気液接触が促進される。また、跳ね返った気液混合流体の流路は、一部が第1バッフルプレートによって遮断されて乱流となり、気液接触が促進される。さらに、処理室の壁に衝突して跳ね返ると共に、ローターが回転する方向に流れた気液混合流体は、第2バッフルプレートに衝突して微細化され、気液接触が促進される。したがって、気液接触の効率を大幅に向上させることができる。
本考案に係る気液処理装置は、ローターの回転軸方向における液体の下流側を閉塞する閉塞面に突出部が形成され、給水部が、管状に形成されて先端部が閉塞面に対面して配置されている。この構成により、ローター内では、給水部の先端部から放水された液体が、ローターの閉塞面に衝突し、ローターが回転することで分散する。その際、閉塞面に形成された突出部に液体が衝突して分散が促進される。したがって、ローター内に、均等に液体を分散させることができる。
本考案に係る気液処理装置は、給水部が、管状に形成されてローターの内側における回転中心の周囲に配置され、複数の放射口が給水部に対して放射状に形成されている。この構成により、ローター内では、液体が、給水部の放射口から放射されると共に、ローターが回転することで分散する。したがって、ローター内に、均等に液体を分散させることができる。
本考案の実施形態に係る気液処理装置が示され、(a)が側面図、(b)が正面図、(c)が正面断面図、である。 本考案の実施形態に係る気液処理装置が示され、(a)が分解正面断面図、(b)が分解側面図である。 本考案の実施形態に係る気液処理装置を正面から視した分解正面断面図である。 本考案の実施形態に係る気液処理装置を正面から視した分解正面断面図である。 本考案の実施形態に係る気液処理装置を正面から視した分解正面断面図である。 本考案の実施形態に係る気液処理装置を正面から視した分解正面断面図である。 本考案の実施形態に係る気液処理装置のローターが示され、(a)が側面図、(b)が正面断面図である。 本考案の実施形態に係る気液処理装置のローターおよび給水部が示され、(a)が部分断面側面図、(b)が正面断面図、(c)が給水部の側面断面図である。 本考案の実施形態に係る気液処理装置の処理室が示され、(a)が側面断面図、(b)A−A正面断面図、(c)が上方から視したB−B断面図である。
本実施形態に係る気液処理装置は、給水部を介して液体をローターの内側に供給し、ローターを処理室内で回転させることで、回転軸と交差する方向である放射方向に液体を放射させると共に、吸気された気体と液体とを処理室内で混合させて気液混合の状態にし、気液処理を実行して液体および気体を排出するものである。以下に、本考案の実施形態に係る気液処理装置を図面に基づいて説明する。図1は、本考案の実施形態に係る気液処理装置10の外観および内部構造が示されている。図2、図3、図4、図5および図6は、分割された気液処理装置10の外観および内部構造が示されている。なお、以下の説明では、図1(c)において正面図左側を上流、正面図右側を下流、上下を鉛直方向とする。
図1および図2に示されているとおり、気液処理装置10は、以下の各部材が備えられている。すなわち、気液処理装置10は、吸込室20、処理室21、および排気室22が内部に形成されたケーシング11と、処理室20を区画する仕切板30と、ケーシング20の内側に配置されて液体を供給する給水部80と、処理室20内で回転すると共に、内側に供給された液体を回転軸と交差する方向である放射方向101(図9参照)に放射させ、処理室20内に吸気された気体と液体とを混合させるローター60と、ローター60が回転する方向(回転方向100(図9参照))と対面して処理室20内に配置されたバッフルプレート90とが備えられている。
<ケーシング>
ケーシング11は円柱状であり、軸部材50が取り付けられた軸取付部12が両側面の中央(円柱の底面の中央)に形成され、この軸取付部12が含まれる水平面に形成された境界部4を境に鉛直方向に分割される(図2参照)。ケーシング11は、分割された一方である上方側が上部ケーシング14であり、下方側が下部ケーシング15である。上部ケーシング14は、上流側の外周面の上方に、気体吸込口部16が突出して形成され、下流側の外周面の上方に、気体排出口部18が突出して形成されている。上部ケーシング14および下部ケーシング15は、境界部4の縁にフランジ部13が外側に向けて突出して形成され、このフランジ部13同士がボルトで固定されている。
ケーシング11の内部は、上流側から下流側に至って三つの空間が形成され、それぞれの空間が仕切板30によって区画されている。すなわち、ケーシング11の内部に形成された三つの空間は、それぞれ、上流側から吸込室20、処理室21、および排気室22であり、吸込室20と処理室21、および処理室21と排気室22が、それぞれ仕切板30によって区画されている。
吸込室20は気体吸込口部16が連通されている。この気体吸込口部16は、空気中の異物がケーシング内に吸い込まれることを防ぐフィルター17が取り付けられている。処理室21は、ローター60および給水部80が配置され、バッフルプレート90および液体の排水部(図示省略)が形成されている。排気室22は気体排出口部18が連通されている。この気体排出口部18は、水滴がケーシング11の外に飛散することを防ぐミストキャッチャー19が取り付けられている。
<仕切板>
図2から図6に示されているとおり、仕切板30は、吸込室20と処理室21とを区画するのが吸込側仕切板31であり、処理室21と排気室22とを区画するのが排気側仕切板35である。吸込側仕切板31は中央が開口され、吸込室20と処理室21とを連通させる吸込通路32が形成され、同様に、排気側仕切板35は中央が開口され、処理室21と排気室22とを連通させる排気通路36が形成されている。各仕切板31,35は、吸込通路32および排気通路36の中心が含まれる水平面に形成された境界部4を境に、ケーシング11と共に鉛直方向に分割される(図2参照)。吸込側仕切板31は、分割された上部ケーシング14側が吸込側上部仕切板33であり、下部ケーシング15側が吸込側下部仕切板34である。同様に、排気側仕切板35は、分割された上部ケーシング14側が排気側上部仕切板37であり、下部ケーシング15側が排気側下部仕切板38である。また、吸込側仕切板31における吸込通路32の縁は、上方側(吸込側上部仕切板33側)が吸込通路上部縁凸部41であり、下方側(吸込側下部仕切板34側)が吸込通路下部縁凸部42である(図4参照)。
図2に示されているとおり、各上部仕切板33,37および各下部仕切板34,38は、それぞれの縁同士が凹凸構造によって嵌合され、接続されている。すなわち、各上部仕切板33,37の縁は、凸状に形成された凸部としての板縁凸部39であり、一方、この板縁凸部39の厚みよりも幅が広い凹状の溝が形成されて板縁凸部39が嵌合された各下部仕切板34,38の縁は、凹部としての板溝凹部40である。板縁凸部39と板溝凹部40とは、互いが嵌合する方向(鉛直方向)と交差する方向に、隙間6が形成されている。また、板縁凸部39と板溝凹部40とは、シール部材5を介して嵌合され、シールされている。なお、凹凸構造は、各上部仕切板33,37の縁が板溝凹部であり、各下部仕切板34,38の縁が板縁凸部であってもよい。
<軸部材>
図2から図6に示されているとおり、軸部材50は棒状であり、軸取付部12に取り付けられてケーシング11の各部屋20,21,22および各仕切板31,35の各通路32,36を貫通している。軸部材50はローター60が取り付けられ、このローター60は処理室21内に配置されている。また、軸部材50は、ケーシング11の下流側の外側に駆動用プーリ51が取り付けられ、例えばベルトやカップリングなどの駆動部材(図示省略)が駆動することで回転する。すなわち、軸部材50が回転することで、ローター60が処理室21内で回転する。軸部材50は、軸受52が適宜取り付けられ、軸取付部12との間の軸シール53がボルトで固定されている。
<ローター>
図7は、本実施形態に係る気液処理装置10のローター60が示されている。図7に示されているとおり、ローター60は環状であり、回転軸方向における上流側が、円環状の副板61によって中央が開放されて開放面62が形成され、開放面62に吸込口部材68が取り付けられている(図5参照)。一方、回転軸方向における下流側が、円板状の主板63によって閉塞されて閉塞面64が形成されている。閉塞面64は、中心から放射状に連続した突出部65が形成されている。また、開放面62と閉塞面64との間は、円環状に形成された複数の環状板66が、それぞれ間隔を空けて回転軸(同軸)上に配置されると共に、それぞれの環状板66同士の間が、回転軸を中心として放射状に湾曲して形成された羽根板67によって区画されることで、内側と外側とを連通する複数の流路が形成されている。
<吸込口部材>
図5に示されているとおり、吸込口部材68は筒状であり、上流側の縁に環状フランジ部69が形成されている。また、吸込口部材68はローター60の開放面62に取り付けられると共に、吸込側仕切板31の吸込通路32を貫通して配置されている。吸込通路32において、各吸込通路縁凸部41,42と吸込口部材68との間は、ボス部材70が取り付けられている(図4参照)。
<ボス部材>
図4に示されているとおり、ボス部材70は環状であり、吸込口部材68の環状フランジ部69にボルトで固定されている。ボス部材70は、吸込通路32の中心が含まれる水平面に形成された境界部4を境に、鉛直方向に分割される(図2参照)。ボス部材70は、分割された一方である上方側が上部ボス部材71であり、下方側が下部ボス部材73である。各ボス部材71,73と各吸込通路縁凸部41,42とは、それぞれが凹凸構造によって嵌合され、接続されている。すなわち、各吸込通路縁凸部41,42は、凸状に形成された凸部であり、一方、吸込通路上部縁凸部41の厚みよりも幅が広い凹状の溝が形成されて吸込通路上部縁凸部41が嵌合された上部ボス部材71の外周は、凹部としての上部ボス溝凹部72であり、さらに、吸込通路下部縁凸部42の厚みと幅がほぼ同一である凹状の溝が形成されて吸込通路下部縁凸部42が嵌合された下部ボス部材73の外周は、凹部としての下部ボス溝凹部74である。吸込通路上部縁凸部41と、上部ボス溝凹部72とは、互いが嵌合する方向(鉛直方向)と交差する方向に、隙間6が形成されている。また、吸込通路上部縁凸部41と、上部ボス溝凹部72は、シール部材5を介して嵌合され、シールされている。一方、吸込通路下部縁凸部42と、下部ボス溝凹部74とは固定されている。
<給水部>
図8に示されているとおり、給水部80は管状に形成され、外部から下部ケーシング15を貫通してローター60の内側における回転中心の周囲に配置され、軸部材50と平行である。液体を放水する放射口81は、軸方向(側面)から視して、給水部80に対して放射状に複数形成されると共に(図8(c)参照)、正面から視して、長手方向に複数並んで形成されている(図8(b)参照)。さらに、放射口81は給水部80の先端部に形成され、この給水部80の先端部はローター60の閉塞面64に対面して配置されている。
<バッフルプレート>
図9に示されているとおり、バッフルプレート90は薄板状であり、ローター60が回転する方向(回転方向100)と対面し、ローター60の周囲に複数形成されている。バッフルプレート90は、複数の第1バッフルプレート91と複数の第2バッフルプレート94とから構成され、第1バッフルプレート91と第2バッフルプレート94とが、互い違いに対面して配置されている。
第1バッフルプレート91は、放射方向101に対して両側方(側面側)に一対で配置されると共に、放射方向101に沿って長手に形成されている。すなわち、第1バッフルプレート91は、ローター60の回転軸を中心として放射状に配置され、吸込側上部仕切板33および吸込側下部仕切板34と、排気側上部仕切板37および排気側下部仕切板38とに形成されて、各吸込側仕切板33,34および各排気側仕切板37,38において互いに対峙している。第1バッフルプレート91は、各吸込側仕切板33,34側が吸込側第1バッフルプレート92であり、各排気側仕切板37,38側が排気側第1バッフルプレート93である。
第2バッフルプレート94は、放射方向101の突き当たりに配置されて処理室21の壁(ケーシング11の内側面)に各吸込側仕切板33,34から各排気側仕切板37,38に至って形成されると共にローター60の回転軸方向に沿って長手に形成されている。
上記のとおり、気液処理装置10が構成されている。次に、気液処理装置10の分解手順を図2から図6に基づいて説明する。
図2に示されているとおり、軸シール53を固定するボルト、および各上下ケーシング14,15のフランジ部13同士を固定するボルトをそれぞれ外し、上部ケーシング14を上方に引き上げてケーシング11を分割させる。図3に示されているとおり、ケーシング11の内側を露出させた状態で、給水部80を取り外す。なお、以下の説明では、ボルトの着脱についての説明を省略する。
図4に示されているとおり、吸込口部材68と各上下ボス部材71,73とを分離させ、吸込口部材68から上部ボス部材71を取り外してボス部材70を分割させる。なお、下部ボス部材71は吸込通路下部縁凸部42に固定されている。
図5に示されているとおり、吸込口部材68を回転軸方向の上流側にずらして移動させ、吸込口部材68とローター60とを分離させる。図6に示されているとおり、吸込口部材68およびローター60を軸部材50と共に上方に引き上げ、下部ケーシング15から取り外す。
上記のとおり、各部材を分割または分離させた後、各部材が清掃、点検、交換される。
次に、気液処理装置10の組み立て手順について図2から図6に基づいて説明する。なお、組み立て手順は、分解手順を逆に経るものであるため、以下の説明では、分解手順に表れていない凹凸構造を中心とした説明がなされ、その他の説明が省略されている。
図4に示されているとおり、下部ケーシング15に、給水部80、吸込口部材68、ローター60および軸部材50が収められ、上部ボス部材71が吸込口部材68に取り付けられると共に下部ボス部材73と合体した状態で、上部ケーシング14を下部ケーシング15に合体させる。その際、図2および図4に示されているとおり、仕切板30のうち、吸込側上部仕切板33の板縁凸部39と、吸込側下部仕切板34の板溝凹部40とが嵌合し、吸込側上部仕切板33の吸込通路32における吸込通路上部縁凸部41と、上部ボス部材71の上部ボス溝凹部72とが嵌合する。また、仕切板30のうち、排気側上部仕切板37の板縁凸部39と、排気側下部仕切板38の板溝凹部40とが嵌合する。各凹凸構造は、互いが嵌合する方向(鉛直方向)と交差する方向における隙間6の範囲で位置決めされる。なお、板溝凹部40および上部ボス溝凹部72は、予めシール部材5を取り付けておく。
上記のとおり、気液処理装置10が組み立てられる。
次に、本実施形態における気液処理装置10の効果を、作用と共に説明する。
上記したとおり、本実施形態によれば、気液処理装置10のケーシング11は、各仕切板31,35と共に、境界部4を境に鉛直方向に分割される(図2参照)。仕切板30のうち、吸込側上部仕切板33の板縁凸部39と、吸込側下部仕切板34の板溝凹部40とが嵌合し、吸込側上部仕切板33の吸込通路32における吸込通路上部縁凸部41と、上部ボス部材71の上部ボス溝凹部72とが嵌合する。また、仕切板30のうち、排気側上部仕切板37の板縁凸部39と、排気側下部仕切板38の板溝凹部40とが嵌合する。したがって、分解や組み立てを容易に行うことができる。また、この構成により、各仕切板31,35が簡便な構造で実現されるため、製造時の加工費などを安価にすることができる。
本実施形態によれば、図2および図4に示されているとおり、気液処理装置10は、板縁凸部39と板溝凹部40とは、互いが嵌合する方向(鉛直方向)と交差する方向に、隙間6が形成されている。同様に、吸込通路上部縁凸部41と、上部ボス溝凹部72とは、互いが嵌合する方向(鉛直方向)と交差する方向に、隙間6が形成されている。各凹凸構造は、互いが嵌合する方向(鉛直方向)と交差する方向における隙間6の範囲で位置決めされる。この構成により、凹部と凸部との嵌合が、加工上の誤差によって僅かにずれた場合であっても、凹部と凸部とが嵌合する方向と交差する方向における隙間6の範囲で、加工上の誤差が許容される。したがって、気密性を実現するための高精度な設計を要さず、製造時の加工費などを安価にすることができる。
本実施形態によれば、図2および図4に示されているとおり、気液処理装置10は、板縁凸部39と板溝凹部40とが、シール部材5を介して嵌合され、また、吸込通路上部縁凸部41と上部ボス溝凹部72とが、シール部材5を介して嵌合され、それぞれシールされている。この構成により、シール部材5によって嵌合部分の隙間6を埋めることで、気密性を維持することができる。
本実施形態によれば、図9に示されているとおり、気液処理装置10は、第1バッフルプレート91が、ローター60が回転する方向(回転方向100)と対面し、ローター60の回転軸を中心として、ローター60の周囲に放射状に複数配置されている。また、第1バッフルプレート91は、放射方向101に対して両側方(側面側)に一対で配置されると共に、放射方向101に沿って長手に形成されている。この構成により、液体が流路3を通って給水部80からローター60の内側に供給されると、処理室21内では、回転するローター60の遠心力によって、液体が微細化されて放射方向101に放射される。同時に、処理室21内では、ローター60の回転によって正圧となって、気体吸込口部16から吸込室20および吸込通路32を経て流路3(図1(c)および図9(b)参照)を通って気体が吸気され、気体と液体とで気液混合の状態となる。放射方向101に放射された気液混合流体1は(図7(a)参照)、処理室21の壁に衝突して更に微細化し、放射方向101と逆向きに跳ね返った気液混合流体1は、ローター60が回転する方向(回転方向100)に流れ、放射方向101に沿って形成された第1バッフルプレート91に衝突して更に微細化する(図9(c)参照)。また、跳ね返った気液混合流体1の流路は、一部が第1バッフルプレート91によって遮断されて乱流となり(図9(c)参照)、気液接触が促進される。このように、気液混合流体1は、微細化を繰り返すと共に、ローター60が回転することで撹拌され、三次元的に複雑な流路を辿って気液接触が促進される。したがって、気液接触の効率を大幅に向上させることができる。
また、微細化が繰り返されることにより、気液混合流体1は水の粒子の粒径が小さくなると共に表面積が広がり、物質移動が高速化する。したがって、反応、吸収、分離、衝突などの性能を向上させることができる。
さらに、放射された気液混合流体1は衝突力が強いため、水滴の界面の境膜更新が速く、物質移動が効果的に行われる。
本実施形態によれば、図9に示されているとおり、気液処理装置10は、第2バッフルプレート94は、放射方向101の突き当たりに配置されて各吸込側仕切板33,34から各排気側仕切板37,38に至って処理室21の壁に形成されると共にローター60の回転軸方向に沿って長手に形成されている。この構成により、放射方向101に放射されて処理室21の壁に衝突した気液混合流体1は、跳ね返ると共にローター60が回転する方向(回転方向100)に流れ(図9(a)、気液混合流体の流路7参照)、放射方向101の突き当たりに形成された第2バッフルプレート94に衝突して微細化され、気液接触が促進される。したがって、気液接触の効率を大幅に向上させることができる。
すなわち、第1バッフルプレート91および第2バッフルプレート94により、処理室21の壁に衝突して放射方向101と逆向きに跳ね返った気液混合流体1は、第1バッフルプレート91に衝突して微細化され、また、一部が第1バッフルプレート91によって遮断されて乱流となり(図9(c)参照)、気液接触が促進される。さらに、処理室21の壁に衝突して跳ね返ると共に、ローター60が回転する方向(回転方向100)に流れた気液混合流体1は、第2バッフルプレート94に衝突して微細化され(図9(a)、気液混合流体の流路7参照)、気液接触が促進される。したがって、気液接触の効率を大幅に向上させることができる。
本実施形態によれば、気液処理装置10は、図7および図8に示されているとおり、ローター60は、回転軸方向における下流側が、円板状の主板63によって閉塞されて閉塞面64が形成されている。閉塞面64は、中心から放射状に連続した突出部65が形成されている。放射口81が先端に形成された給水部80は、先端部がローター60の閉塞面64に対面して配置されている。この構成により、ローター60内では、給水部80の先端部から放水された液体が、ローター60の閉塞面64に衝突し、ローター60が回転することで分散する。その際、閉塞面64に形成された突出部65に液体が衝突して分散が促進される(図8、液体の流路3参照)。したがって、ローター60内に、均等に液体を分散させることができる。
本実施形態によれば、気液処理装置10は、給水部80がローター60の内側における回転中心の周囲に配置され、軸部材50と平行である。液体を放水する放射口81は、軸方向(側面)から視して、給水部80に対して放射状に複数形成されると共に、正面から視して、長手方向に複数並んで形成されている。この構成により、ローター60内では、液体が、給水部80の放射口81から放射されると共に、ローター60が回転することで分散する。したがって、ローター60内に、均等に液体を分散させることができる。
次に、気液処理装置10の用途の一例を説明する。
<酸素の補給>
空気中の酸素を瞬時に吸収するため、処理水は酸素過飽和となるので廃水中の生物学的酸素要求量(Biochemical Oxygen Demand:BOD)、化学的酸素要求量(Chemical Oxygen Demand:COD)の負荷軽減、湖沼、河川浄化、養魚場の酸素補給、生物処理の酸素補給および水中に溶存する物質(例えば、アンモニアなど)が除去でき、また溶存酸素による酸化、還元にも効果的である。
<曝気>
液中に含まれる有害物質(揮発性有機塩素化合物等)の除去
<回収>
ガスに含まれるアルコール、アンモニア、硫酸ミスト、塩素、微粉金属等の濃縮回収
<反応>
塩酸、アンモニアなどの有害ガスの中和処理
<集塵>
気体に含まれる塵埃の除去、回収、付着性物質を含む気体、流体の処理
気液処理装置10はローター60の高速回転による気液流が激しくケーシング11の壁面、バッフルプレート90に衝突し、速度のある気液が複雑に作用し、自己洗浄能力があり、ほとんど付着、閉塞しない。石灰スラリーなどの吸収、反応剤を使用しても充填塔の様に目詰、閉塞が殆どない。その他気液接触によるあらゆる処理に対応可能である。
接触効率良いため装置が小形化できる
上記により運搬、据付が容易で鉄板敷、工場床面に簡単に設置して配管をつなぐだけでよく、一日で稼動可能である。ローター60の回転を可変速にすることで使用条件に適合した経済的な運転ができる。
以上、本考案の実施形態を詳述したが、本考案は上記実施形態に限定されるものではない。そして本考案は、実用新案登録請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。
1 気液混合流体
2 気体の流路
3 液体の流路
4 境界部
5 シール部材
6 隙間
7 気液混合流体の流路
10 気液処理装置
11 ケーシング
12 軸取付部
13 フランジ部
14 上部ケーシング
15 下部ケーシング
16 気体吸込口部
17 フィルター
18 気体排出口部
19 ミストキャッチャー
20 吸込室
21 処理室
22 排気室
30 仕切板
31 吸込側仕切板
32 吸込通路
33 吸込側上部仕切板
34 吸込側下部仕切板
35 排気側仕切板
36 排気通路
37 排気側上部仕切板
38 排気側下部仕切板
39 板縁凸部(凸部)
40 板溝凹部(凹部)
41 吸込通路上部縁凸部(凸部)
42 吸込通路下部縁凸部(凸部)
50 軸部材
51 駆動用プーリ
52 軸受
53 軸シール
60 ローター
61 副板
62 開放面
63 主板
64 閉塞面
65 突部
66 環状板
67 羽根板
68 吸込口部材
69 環状フランジ部
70 ボス部材
71 上部ボス部材
72 上部ボス溝凹部(凹部)
73 下部ボス部材
74 下部ボス溝凹部(凹部)
80 給水部
81 放射口
90 バッフルプレート
91 第1バッフルプレート
92 吸込側第1バッフルプレート
93 排気側第1バッフルプレート
94 第2バッフルプレート
100 回転方向
101 放射方向

Claims (9)

  1. ローターを処理室内で回転させることで、給水部から前記ローターの内側に供給された液体を、回転軸と交差する方向である放射方向に放射させると共に、吸気された気体と前記液体とを前記処理室内で混合させる気液処理装置において、
    前記処理室を区画する仕切板が、境界部で分割されると共に凹凸構造によって接続された、
    ことを特徴とする気液処理装置。
  2. 前記ローターの回転軸方向における前記液体の上流側に備えられた吸込口部と、前記仕切板に形成されて前記吸込口部が貫通した吸込通路との間に、ボス部材が取り付けられ、このボス部材と前記仕切板とが、凹凸構造によって接続された、
    ことを特徴とする請求項1に記載された気液処理装置。
  3. 前記凹凸構造における凹部と凸部とが嵌合する方向と交差する方向に、隙間が形成された、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載された気液処理装置。
  4. 前記凹凸構造がシール部材を介して嵌合された、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載された気液処理装置。
  5. 前記ローターが回転する方向と対面して前記処理室内にバッフルプレートが配置され、前記バッフルプレートが前記放射方向に沿って形成された、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載された気液処理装置。
  6. 前記ローターが回転する方向と対面して前記処理室内にバッフルプレートが配置され、前記バッフルプレートが前記放射方向の突き当たりに形成された、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載された気液処理装置。
  7. 前記ローターが回転する方向と対面して前記処理室内にバッフルプレートが配置され、
    前記バッフルプレートが、
    前記放射方向の側方に配置されると共に、前記放射方向に沿って形成された第1バッフルプレートと、
    前記放射方向の突き当たりに配置されると共に前記ローターの回転軸方向に沿って形成された第2バッフルプレートと、から構成され、
    複数の前記第1バッフルプレートと複数の前記第2バッフルプレートとが互い違いに対面して配置された、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載された気液処理装置。
  8. 前記ローターの回転軸方向における前記液体の下流側を閉塞する閉塞面に突出部が形成され、
    前記給水部が、管状に形成されて先端部が前記閉塞面に対面して配置された、
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載された気液処理装置。
  9. 前記給水部が、管状に形成されて前記ローターの内側における回転中心の周囲に配置され、複数の放射口が前記給水部に対して放射状に形成された、
    ことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載された気液処理装置。
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