JP3198901U - 電気掃除機用喉異物除去具 - Google Patents
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Abstract
【課題】喉に詰まった異物等を取り除く際、喉を傷つけることなく取り除くことができる他、除去された異物が、掃除機のホース内に流れ込まないようにする電気掃除機用喉異物除去具を提供する。【解決手段】本体1の一端に、軟質樹脂で形成したノズル部2、又は小ノズル部2aを装着する。本体1の他端には、掃除機のホース口に接続する差込み部3を装着する。そして、本体1内に濾過具4を設け、吸い取った異物が掃除機のホースの方へ流れ込まないようにしている。【選択図】図3
Description
本考案は、喉に異物が詰まった時等に利用する除去具に関する。
喉に異物等が詰まった時、除去する方法としてハイムリック法、背部叩打法等がある。他の方法として、希に電気掃除機の細いノズルを代用して異物を除去したりしていた。この方法は、慌てたりするとノズルで喉を傷つける恐れがあった。又、吸い取った異物が掃除機のホース内に流れるので、掃除機を汚染する原因にもなっていた。
本考案は、喉を傷つけることなく異物を取り除くことができる他、掃除機のホース内に異物が流れないようにしたものである。
本考案は、軟質の樹脂等を利用してノズル部を作成し、ノズル部の交換により幼児から大人まで幅広く利用できるようにしたものである。又、本体内に濾過具を設けて、異物を掃除機のホース内に流れないようにしている。
本考案は、簡単な構造で喉の異物を安全に取り除くことができる。又、本体内に濾過具を設けており、吸い取った異物が本体内に納まるので、掃除機のホースの方に流れ込むこともなく、従って掃除機が汚染することもない。
本考案は、軟質樹脂で形成した大、小のノズル部を本体に装着できるようにしたもので、本体内には異物を受け止める濾過具も設置されている。
以下、図面について実施例を説明する。図1は本考案の正面図であり、図2はその縦断面図である。円筒型の本体1は直径6〜7cm前後が適当と思われる(本体1を持った時、それ以上大きくては持ち難いし、小さくては異物の収容量に余裕がなくなる)。
本体1の一端にノズル部2を設け、他端には、電気掃除機のホース口への差込み部3を設ける。これら全体の長さは25〜30cm位が適当と思われる。
図3は本考案の分解斜視図である。本体1及び差込み部3は硬質樹脂が適当と思われるが、ノズル部2は前述したように軟質樹脂で形成する。ノズル部2を軟質にしたのは、喉に差し入れたノズル部2の先端で異物を吸い取る時、喉を傷つけないようにするためのものである。ノズル部2の先端部付近は若干曲げられた形状となっている。これは、本体1を持って口に差入れる時に入れ易くしたものである。
ノズル部2は、先端部をより小さく作成した小ノズル部2aと交換して装着できるようにしてあり、幼児等の場合に使用し、その他の場合はノズル部2を使用すれば、幼児から大人まで利用することができる。
本体1と差込み部3付近の内部に濾過具4が設けてある。濾過具4には多数の孔が設けてあり、吸い取った喉の異物がこの部分で止まるようになっている。濾過具4を設けたのは、吸い取った異物が掃除機のホース内に流れ込まないようにするためのものである。これは、ホース内に流れ込んだ異物(例えば餅等の小さな固まり)が、ホースの内側に付着する恐れがあり、付着した異物は取り除くことはできない。このような状態で長年掃除機を使用すると、その異物の表面に色々な病原菌が付着、発生する恐れがあり、やがて掃除機の空気出口から異臭が発生したり、病原菌を部屋にまき散らす可能性も起きてくる。
濾過具4はそのような欠点を解消するためのもので、他の実施例として例えば2枚設けて、先に受け止める孔を大きくし、後の孔を細かくすれば効率が良くなると思われる。又、濾過具4は板状ではなく布製(ポリエステル系)のフィルターにすることも考えられるし、取り替え式のカートリッジにすることも考えられる。
本体1とノズル部2、小ノズル部2a及び、本体1と差込み部3の接続部周縁は、一端を凹部、他端を凸部とし、差込み式、ねじ込み式等で接続する。又、濾過具4の固定方法は、止め片等を固着しての従来技術で対応できるので拡大しての説明を省略する。
ノズル部2、小ノズル部2aの曲がりの角度や長さがどれ位が最適か、又、ノズル部2、小ノズル部2aの先端部の孔の大きさがどれ位が最適かは、専門家(咽喉科医)の助言で決めれば良いと思われる。
使用方法は、本体1にノズル部2、又は小ノズル部2aを装着し、差込み部3を電気掃除機のホースの先に接続する。掃除機のスイッチを入れた後、ノズル部2、又は小ノズル部2aを喉に差入れ異物を吸い出す。異物が多くて一回で取り出せない場合、あるいは、ノズル部2、又は小ノズル部2aの先端に異物が詰まっている場合は、口から抜き出して異物を手で取り除く。ノズル部2、又は小ノズル部2aの先端部の中に詰まっている場合は、指で中に押し込めば吸引力で異物は本体1内に納まる。これを何回も繰り返せば、喉の異物を取り除くことができる。使用後は分解洗浄しておく。
1 本体
2 ノズル部
2a 小ノズル部
3 差込み部
4 濾過具
2 ノズル部
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4 濾過具
Claims (1)
- 本体の一端に軟質樹脂で形成したノズル部又は小ノズル部を装着し、他端に差込み部を装着した本体内に、濾過具を設けた電気掃除機用喉異物除去具。
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JP2001037766A (ja) * | 1999-07-26 | 2001-02-13 | Nunawa Kusaba | 吸出器 |
JP2015002784A (ja) * | 2013-06-19 | 2015-01-08 | 有限会社ユニテック | 口内の異物吸引具 |
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- 2015-05-07 JP JP2015002621U patent/JP3198901U/ja not_active Expired - Fee Related
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