JP3198343U - えりまきシャン布 - Google Patents

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真理 寺川
真理 寺川
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株式会社Taro
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Abstract

【課題】背筋を伸ばしたままで首だけを前や横に傾ける姿勢、ベッドに寝た状態、自力での体位変換の難しい人の洗髪やカットの際、衣服内への洗髪水やカットした髪の侵入を防ぐことができるえりまきシャン布を提供する。【解決手段】本体を首中心に巻きつけ、ゴム入りの立ち襟3を紐7aと7bで結び固定し、シート2の左上端の裏ふちに取り付けられた紐6aとシート1の裏ふちに取り付けられた紐6bをその下に取り付けられたループ5に通して結ぶか、直接結ぶかにより、シート2の両肩・背中を囲む扇形の部分全体が内側に向かって立ち上がり、角度調整のできる襟巻形状へ、同時にシート1の両端が内側にせり上がる形状へと変形する。使用した洗髪水が首の後ろや両サイドに流れ出ないようになる。【選択図】図5

Description

本考案は、理・美容店や病院、福祉施設など美容業界や介護業界において、髪の洗髪やカット、白髪染めなどの身だしなみの行為で健常者が取れる背面姿勢や前かがみの姿勢に使用するものはあるが、介護が必要な方が背筋を伸ばしたままで首だけを前や横に傾ける姿勢、ベッドに寝た状態、自力で体位変換が出来ない人に対応する美容クロスはない。本考案は、そのような姿勢や状態の方の洗髪や髪のカットの際、首筋から衣服内への洗髪水やカットした髪の侵入を防ぎ、更に布団への水濡れやカットした髪の飛散を防ぐことができるようにしたえりまきシャン布に関するものである。
従来のシャンプー・カットクロスは、防水性の一枚の化学繊維を使い、首に巻きつけたり、かぶったりして襟元をマジックテープで留める単純な形状や構造のものが一般的である。一部介護用と称してクロスの外周に円形の裾にワイヤーを縫製し、かぶるように着用するものがあるが、一定形状を保つだけで、自力による体位変換の出来ない利用者の様々な要望に応用が利かない。また、首元をマジックテープで留める形式は、使用するにつれてマジックテープに髪の毛が付着して留める力が弱まる欠点もあり、首元をしっかりフィットさせる必要のある様々な体位での使用には適さない。
社団法人ジミー国際理美容福祉アカデミー社のHPに掲載されている介護用ワイヤー内臓のシャンプーケアクロス 滝川株式会社出版、理・美容店向け商品カタログビューティギャラリー28巻2013−2014版掲載 ○株式会社メイホー製バックシャンプークロス ○リファレンス社製ワールド介護用BBフロントシャンプークロス ○株式会社丸福商会製エクセルバックシャンプークロス
滝川株式会社出版、理・美容店向け商品カタログビューティギャラリー28巻2013−2014版掲載 ○名和商事株式会社製シャンプーボールクッション各種
この考案は、「高齢者の介護」や「身体障害者の社会進出」を考える上において、若い年齢の人材のみならず高齢者でさえ介護や介助に携わることが必要とされる現状、身体の自由が利かない高齢者や身体障害者の髪のカットや洗髪などの基本的な身だしなみを整える行為において、携わる方々の肉体的及び精神的、経済的な負担は増える傾向にある。
この考案は、請求項1から請求項6に記載する素材や形状、構造、縫製の方法によって、自力での体位変換が難しい方々の洗髪や髪のカットに対応できる機能を持たせることで問題を解決している。
本考案は、背筋を伸ばしたままで首だけを前や横に傾ける姿勢、ベッドに寝た状態、健常者と異なり、自力での体位変換の難しい人の洗髪やカットの際においても、衣服内への洗髪水やカットした髪の侵入を防ぎ、また寝たきりの方の布団への水濡れやカットした髪の飛散も防ぐことができる。このことによって、洗髪やカットをする人やされる人双方の側の肉体的及び精神的な負担を軽減する。更に在宅介護においては、美容業者に依頼することなく、家族が洗髪や髪のカットが容易に出来ることで経済的負担の軽減も図れる。
本案件えりまきシャン布Aシート部分 本案件えりまきシャン布Bシート部分 本案件えりまきシャン布Cシート部分 本案件えりまきシャン布のシャーリング加工の立ち襟 本案件えりまきシャン布の全体図 本案件をシャンプーボウルで前屈みに使用する断面図 本案件をシャンプーボウルで前屈みに使用する右斜面図 本案件をシャンプーボウルで背面使用する断面図 本案件を自力で体位変換の出来ない方が背面使用する断面図 本案件をシャンプーボウルで背面使用する右斜面図 本案件をベッドで使用する右斜面図
本考案のえりまきシャン布は、防水性の布と布の間にクッション材を挟んだ3層構造のシートを半径の長さ約30cmの半円形に裁断し、底辺の中心を基点に約6cmの半円で裁断し、更にその基点からに左側へ約23度の角度で外円に向かって直線に裁断した扇形のシート(以下Aシートとする)と縦50cm横60cmの長方形に裁断した3層シートの横辺の中心を基点に半径約6cmの半円で裁断したシート(以下Bシートとする)と高さ約15cm底辺の長さ約60cmの半楕円形に裁断した防水布の底辺の中心を基点に半径約6cmの半円で裁断し、更にその基点から右側へ約78度の角度で外円に向かい直線に裁断した1枚仕立のシート(以下Cシートとする)と首部に当たる幅約3cm長さ約40cmの防水生地に伸縮するシャーリング加工した立ち襟からなる美容クロスである。本案件は、Aシート右辺をBシート横辺の右端を起点にして両辺を合わせて縫製し、次にCシートの左辺をBシート横辺の左端を起点に両辺を合わせて縫製し、更に連なったシート(ABCシート)の円形部分にシャーリング加工をした立ち襟を結合縫製し、形成する。本案件の着用方法は、首を中心にシャーリング襟を巻きつけて取り付けられた紐を結び固定し、Aシート部分に当たる左上端の裏ふちに取り付けられた紐とBシート部分に当たる縦の辺の上端を起点に下に約12cmの部分の裏ふちに取り付けられた紐をその延長上の下約5cmの部分に取り付けられたループに通して結び、紐の長さを調節して固定することで、Aシートの両肩・背中を囲む扇形の部分全体が内側に向かって約60度(角度調整可能)立ち上がって襟巻形状へ、Bシートに当たる長方形の防水布部分の両端が約50度せり上がる形状へと変形することにより、使用した洗髪水が首の後ろや両サイドから流れ出ないようになり、シャンプーボウルへスムーズに流し込む役割やカットした髪を飛散させない役割を果たすえりまきシャン布である。
以下、図面に従って実施例を説明する。
図6は、充分な前屈みが出来ない人に使用した場合の断面図である。市販の一般的なシャンプークロスは、シャンプーボウルの中に全頭部が入らないと洗髪水が外に流れ出してしまうことになる。しかし、本考案を使用することでシャンプーボウルへ洗髪水がスムーズに流し込むことができることを示した使用図である。
図7は、図6の右斜面図である。
図8は、本考案を背面姿勢で使用した時の使用図である。
図9は、背面姿勢で使用した際、首を後ろに傾けられず、また自力で身体を持ち上げシャンプーボウルのふちまで頭部を持ち上げられない姿勢での使用図である。
図10は、図9の右斜面図である。
図11は、本考案を寝たきりの人に使用した右斜面図である。
理・美容室、老人ホーム、ディサービス、グループホームなどの福祉施設、病院、在宅などの分野で利用が可能である。
1Bシート
2Aシート
3ゴム入り(シャーリング)立ち襟
4Cシート
5ループ
6aひも
6bひも
7aひも
7bひも
8三重クッション材
9つまみ
10線状溝
11市販のシート

Claims (6)

  1. 本考案のえりまきシャン布は、防水性の布と布の間にクッション材を挟んだ3層構造のシートを半径の長さ約30cmの半円形に裁断し、底辺の中心を基点に約6cmの半円で裁断し、更にその基点からに左側へ約23度の角度で外円に向かって直線に裁断した扇形のシート(以下Aシートとする)と縦50cm横60cmの長方形に裁断した3層シートの横辺の中心を基点に半径約6cmの半円で裁断したシート(以下Bシートとする)と高さ約15cm底辺の長さ約60cmの半楕円形に裁断した防水布の底辺の中心を基点に半径約6cmの半円で裁断し、更にその基点から右側へ約78度の角度で外円に向かい直線に裁断した1枚仕立のシート(以下Cシートとする)と首部に当たる幅約3cm長さ約40cmの防水生地に伸縮するシャーリング加工した立ち襟からなる美容クロスである。本考案は、Aシート右辺をBシート横辺の右端を起点にして両辺を合わせて縫製し、次にCシートの左辺をBシート横辺の左端を起点に両辺を合わせて縫製し、更に連なったシート(ABCシート)の円形部分にシャーリング加工をした立ち襟を結合縫製し、形成する。本考案の着用方法は、首を中心にシャーリング襟を巻きつけて取り付けられた紐を結び固定し、Aシート部分に当たる左上端の裏ふちに取り付けられた紐とBシート部分に当たる縦の辺の上端を起点に下に約12cmの部分の裏ふちに取り付けられた紐をその延長上の下約5cmの部分に取り付けられたループに通して結び、紐の長さを調節して固定することで、Aシートの両肩・背中を囲む扇形の部分全体が内側に向かって立ち上がり、角度調整のできる襟巻形状へ、Bシートに当たる長方形の防水布部分の両端がせり上がる形状へと変形することにより、使用した洗髪水が首の後ろや両サイドから流れ出ないようになり、シャンプーボウルへスムーズに流し込む機能を果たす。使用時においては、健常者が取れる背面姿勢や前かがみの姿勢だけではなく、背筋を伸ばしたままで首だけを前に傾ける姿勢、ベッドに寝た状態での洗髪やカットの際においても首筋から衣服内への洗髪水やカットした髪の侵入を防ぎ、ベッドへの水濡れやカットした髪の飛散を防げることを特徴としたえりまきシャン布である。
  2. 前記本考案は、市販のカットクロスやシャンプークロスと異なり、首に密着する襟の部分が伸縮する約3cmのゴム入り(シャーリング)立ち襟になっており、ボタン乃至は紐で調節し、留めることで、首回りの太さや首の変形にも関わらず、首筋に密着し、洗髪水やカットした髪が衣服内に侵入することを防止する特徴を持った請求項1記載のえりまきシャン布である。
  3. 前記本考案は、首を中心に巻きつけシャーリンク襟をボタン乃至は紐で結び固定し、Aシート部分の左上端の裏ふちに取り付けられた紐とBシート部分に当たる縦の辺の上端を起点に下に約12cmの部分の裏ふちに取り付けられた紐をその延長上の下約5cmの部分に取り付けられたループに通して結ぶか直接結ぶことで、Aシートの両肩・背中を囲む扇形の部分全体が内側に向かって立ち上がり、角度調整(通常時は約60度)のできる襟巻形状へ、同時にBシートに当たる長方形の防水布部分の両端が内側に約50度せり上がる形状へと変形することにより、使用した洗髪水が首の後ろや両サイドに流れ出ないようになっていることを特徴とした請求項1記載のえりまきシャン布である。
  4. 前記本考案は、防水性の布と布の間にクッション材を挟み縫製された3層構造になったシートを使用してA・Bシート部分を縫製しており、本案件の基本的形状と機能を支えている。更にBシートの部分の縦約30cmまでは洗髪水を流し込む方向へ幾本もの線状溝があり、使用した洗髪水をシャンプーボウルへスムーズに流し込む為の補助をし、その先端まで約20cmのシート部分は洗髪水を流し込む容器やシャンプーボウルの形状に合わせて形を変えられるよう一枚仕立ての防水シートになっていることを特徴とした請求項1記載のえりまきシャン布である。
  5. 前記本考案は、健常者が取れる背面姿勢や前かがみの姿勢に使用できるだけではなく、背筋を伸ばしたままで首だけを前や横に傾ける姿勢、ベッドに寝た状態での洗髪やカットの際においても首筋から衣服内への洗髪水やカットした髪の侵入を防ぎ、更に布団への水濡れやカットした髪の飛散を防ぐことができる。また、使用方法の中で障害を持つ方が背面姿勢での洗髪の際、洗面ボールのふちに当たる頭部や首部への負担を軽減するためにBシート部分の襟元中心部から下へ幅約30cm、長さ25cm部分は2重のクッション材を挟んだ4層構造になっていることで、介護用にも使用できることを特徴とした請求項1記載のえりまきシャン布である。
  6. 前記本考案は、その機能により、シャンプークロスやカットクロスとしても使用できる。また、通常市販されているカットクロスやシャンプークロスを併用することで更にその効果を増すことができることを特徴とした請求項1記載のえりまきシャン布ある。
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