JP3198283U - 回転式電気導通装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】磁石の互いの引力、又は斥力を利用して、ブラシと回転軸との間の接触力を制御することが可能であり、バネを無くすことにより、全体構造の体積が小さくなる回転式電気導通装置を提供する。【解決手段】それぞれ一つの第1磁石11が設けられており、その一端がワイヤ12を介して導電片20と電気的に接続している少なくとも一つのブラシ10と、各ブラシ10の導電片20から遠ざかった他端がスライド可能に連接している少なくとも一つの回転軸30と、を含む。【選択図】図1
Description
本考案は、回転式電気導通装置に関し、特に、従来の構造のバネの代わりに磁石の互いの引力、又は斥力を利用して、ブラシと回転軸との間の接触力を制御することが可能であり、全体構造の体積が小さくなり、磁石が過熱になると磁性が減少し、又は無くなり、これにより、過電流保護装置を形成することが可能な回転式電気導通装置に関するものである。
カーボンブラシ(Carbon brush)は、電動機、発電機、又はその他の回転機械の回転部材と静止部材との間にエネルギーや信号を伝える装置であり、スライド型の接触体である。図4及び図5に示したのは、二種類の従来のカーボンブラシの構造であり、バネ1により、少なくとも一つのカーボンブラシ2が少なくとも一つのシャフト3に押付ける。各カーボンブラシ2の上部にワイヤ4が電気的に接続している。各シャフト3と各カーボンブラシ2との材質は、銅又はアルミを採用する。
しかしながら、従来のカーボンブラシの構造は、バネ1により、少なくとも一つのカーボンブラシ2が少なくとも一つのシャフト3に押付けるため、バネ1を使用することにより、カーボンブラシ全体の体積が大きくなる。そしてバネ1を利用すると、カーボンブラシ2の接触力を制御することができないため、各シャフト3と各カーボンブラシ2とが磨耗しやすく、寿命が短くなる。カーボンブラシ2とシャフト3とが磨耗されると、取り替え作業を行うことが必要となる。
本考案の主な目的は、従来の構造のバネの代わりに磁石の互いの引力、又は斥力を利用して、ブラシと回転軸との間の接触力を制御することが可能であり、バネを無くすことにより、全体構造の体積が小さくなり、磁石が過熱になると、磁性が減少し、又は無くなり、これにより、各ブラシが各回転軸と接触することができず、エネルギーや信号を伝えることができず、過電流保護装置を形成することが可能であり、溶液(例えば水、オイル)中、又は空気中に置くことが可能であり、光電、機械分野の設備や加熱システム(例えば加熱ベース)に適用可能な回転式電気導通装置を提供することにある。
本考案の回転式電気導通装置によると、それぞれ一つの第1磁石が設けられており、その一端がワイヤを介して導電片と電気的に接続している少なくとも一つのブラシと、
各ブラシの導電片から遠ざかった他端がスライド可能に連接している少なくとも一つの回転軸と、
を含むことを特徴とする。
各ブラシの導電片から遠ざかった他端がスライド可能に連接している少なくとも一つの回転軸と、
を含むことを特徴とする。
本考案の回転式電気導通装置によると、各第1磁石は、各ブラシの各導電片に近接する一端に設けられており、各導電片には、第1磁石に対向する第2磁石が設けられており、第1磁石と第2磁石との磁性が同じであり、各第1磁石と各第2磁石は、電磁石、又は永久磁石であることを特徴とする。
本考案の回転式電気導通装置によると、各第1磁石は、各ブラシの各回転軸に近接する一端に設けられており、各回転軸には、第1磁石に対向する第3磁石が設けられており、第1磁石と第3磁石との磁性が相反し、各第1磁石と各第3磁石は、電磁石、又は永久磁石であることを特徴とする。
本考案の回転式電気導通装置によると、各ブラシと各回転軸とは導電構造であり、導電構造は、金属の導電構造、又は非金属の導電構造であり、各ブラシは、各回転軸の軸方向に平行し、又は垂直し、各ブラシと各回転軸との間に黒鉛が組み付けられていることを特徴とする。
本考案の回転式電気導通装置によれば、次のような効果がある。
(1)従来の構造のバネの代わりに磁石の互いの引力、又は斥力を利用して、ブラシと回転軸との間の接触力を制御することが可能であり、バネを無くすことにより、全体構造の体積が小さくなる。
(1)従来の構造のバネの代わりに磁石の互いの引力、又は斥力を利用して、ブラシと回転軸との間の接触力を制御することが可能であり、バネを無くすことにより、全体構造の体積が小さくなる。
(2)磁石が過熱になると磁性が減少し、又は無くなり、これにより、各ブラシが各回転軸と接触することができず、エネルギーや信号を伝えることができず、過電流保護装置を形成することが可能である。
(3)溶液(例えば水、オイル)中、又は空気中に置くことが可能であり、光電、機械分野の設備や加熱システム(例えば加熱ベース)に適用可能である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施例)
図1から図2を参照する。図1は本考案の第1の実施例に係るブラシが回転軸の軸方向に平行する状態を示す図であり、図2は本考案の第1の実施例に係るブラシが回転軸の軸方向に垂直する状態を示す図である。本実施例に係る回転式電気導通装置は、少なくとも一つのブラシ10と、少なくとも一つの回転軸30と、を含む。
図1から図2を参照する。図1は本考案の第1の実施例に係るブラシが回転軸の軸方向に平行する状態を示す図であり、図2は本考案の第1の実施例に係るブラシが回転軸の軸方向に垂直する状態を示す図である。本実施例に係る回転式電気導通装置は、少なくとも一つのブラシ10と、少なくとも一つの回転軸30と、を含む。
各ブラシ10は、それぞれ一つの第1磁石11が設けられており、その一端がワイヤ12を介して導電片20と電気的に接続している。
各回転軸30には、各ブラシ10の導電片20から遠ざかった他端がスライド可能に連接されている。
各第1磁石は、図1及び図2に示すように、各ブラシ10の各導電片20に近接する一端に設けられている。各導電片20には、第1磁石11に対向する第2磁石21が設けられている。第1磁石11と第2磁石21との磁性は同じである。これにより、第1磁石11と第2磁石21との間に斥力が生じて、各ブラシ10が各回転軸30に接触してエネルギーや信号を伝えることが可能である。
(第2の実施例)
図3を参照する。図3は本考案の第2の実施例に係る回転式電気導通装置を示す模式図である。各第1磁石11は、各ブラシ10の各回転軸30に近接する一端に設けられている。各回転軸30には、第1磁石11に対向する第3磁石31が設けられている。第1磁石11と第3磁石31との磁性は相反する。第1磁石11と第3磁石31との間に引力が生じて、各ブラシ10が各回転軸30に接触してエネルギーや信号を伝えることが可能である。
図3を参照する。図3は本考案の第2の実施例に係る回転式電気導通装置を示す模式図である。各第1磁石11は、各ブラシ10の各回転軸30に近接する一端に設けられている。各回転軸30には、第1磁石11に対向する第3磁石31が設けられている。第1磁石11と第3磁石31との磁性は相反する。第1磁石11と第3磁石31との間に引力が生じて、各ブラシ10が各回転軸30に接触してエネルギーや信号を伝えることが可能である。
各ブラシ10と各回転軸30との間に黒鉛40が組み付けられていてもよい。黒鉛40が潤滑効果を有するため、各ブラシ10と各回転軸30の衝突を緩衝することが可能であり、各ブラシ10と各回転軸30との磨耗を減少することが可能である。黒鉛40が磨耗されると、黒鉛40を取替えることだけが必要であり、各ブラシ10と各回転軸30とを取り替えることを必要としないため、ランニングコストを減少することが可能である。
各第1磁石11、各第2磁石21及び各第3磁石31は、電磁石、又は永久磁石である。
各ブラシ10と各回転軸30とは、金属(例えば銅、銀、アルミ、モリブデン)の導電構造、又は非金属の導電構造である。
このように、本考案の特定の例を参照して説明したが、それらの例は、説明のためだけのものであり、本考案を限定するものではなく、この分野に通常の知識を有する者には、本考案の要旨および実用新案登録請求の範囲を逸脱することなく、ここで開示された実施例に変更、追加、または、削除を施してもよいことがわかる。
本考案は、回転式電気導通装置に適用することができる。
1 バネ
2 炭素ブラシ
3 シャフト
4 ワイヤ
10 ブラシ
11 第1磁石
12 ワイヤ
20 導電片
21 第2磁石
30 回転軸
31 第3磁石
40 黒鉛
2 炭素ブラシ
3 シャフト
4 ワイヤ
10 ブラシ
11 第1磁石
12 ワイヤ
20 導電片
21 第2磁石
30 回転軸
31 第3磁石
40 黒鉛
Claims (4)
- それぞれ一つの第1磁石が設けられており、その一端がワイヤを介して導電片と電気的に接続している少なくとも一つのブラシと、
前記各ブラシの前記導電片から遠ざかった他端がスライド可能に連接している少なくとも一つの回転軸と、
を含むことを特徴とする回転式電気導通装置。 - 前記各第1磁石は、前記各ブラシの前記各導電片に近接する一端に設けられており、前記各導電片には、前記第1磁石に対向する第2磁石が設けられており、前記第1磁石と前記第2磁石との磁性が同じであり、前記各第1磁石と前記各第2磁石は、電磁石、又は永久磁石であることを特徴とする、請求項1に記載の回転式電気導通装置。
- 前記各第1磁石は、前記各ブラシの前記各回転軸に近接する一端に設けられており、前記各回転軸には、前記第1磁石に対向する第3磁石が設けられており、前記第1磁石と前記第3磁石との磁性が相反し、前記各第1磁石と前記各第3磁石は、電磁石、又は永久磁石であることを特徴とする、請求項1に記載の回転式電気導通装置。
- 前記各ブラシと前記各回転軸とは導電構造であり、前記導電構造は、金属の導電構造、又は非金属の導電構造であり、前記各ブラシは、前記各回転軸の軸方向に平行し、又は垂直し、前記各ブラシと前記各回転軸との間に黒鉛が組み付けられていることを特徴とする、請求項1に記載の回転式電気導通装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015001835U JP3198283U (ja) | 2015-04-14 | 2015-04-14 | 回転式電気導通装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015001835U JP3198283U (ja) | 2015-04-14 | 2015-04-14 | 回転式電気導通装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3198283U true JP3198283U (ja) | 2015-06-25 |
Family
ID=53537602
Family Applications (1)
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JP2015001835U Expired - Fee Related JP3198283U (ja) | 2015-04-14 | 2015-04-14 | 回転式電気導通装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3198283U (ja) |
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2015
- 2015-04-14 JP JP2015001835U patent/JP3198283U/ja not_active Expired - Fee Related
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