JP3198175U - Storage shelf and storage system - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の分割可動棚を一対の固定金具により収納棚本体に固定することで、分割可動棚の位置を調整して、収納する物品の大きさに合わせて収納空間を自由に調整することができる収納棚および収納システムを提供する。【解決手段】収納空間を形成する収納棚本体11と、収納棚本体11の両側面11a、11aに固定する一対の固定金具12と、収納棚本体11の両側面11a、11aを架設するように延び、収納部本体11の奥行き方向において、複数枚に分割されるとともに、一対の固定金具12を介して可動可能に固定される複数の分割可動棚15aからなる可動棚15と、を備える収納棚2であって、分割可動棚15aは、固定金具12の固定位置を調整することで、収納空間の高さ方向および奥行き方向へ調整可能に固定されていることを特徴とする収納棚2。【選択図】図1A plurality of movable movable shelves are fixed to a storage shelf main body by a pair of fixing brackets, thereby adjusting the position of the movable movable shelf and freely adjusting the storage space according to the size of articles to be stored. A storage shelf and a storage system that can be used are provided. A storage shelf main body 11 forming a storage space, a pair of fixing brackets 12 fixed to both side surfaces 11a and 11a of the storage shelf main body 11, and both side surfaces 11a and 11a of the storage shelf main body 11 are installed. A storage shelf that includes a movable shelf 15 including a plurality of divided movable shelves 15 a that extend and are divided into a plurality of pieces in the depth direction of the storage unit main body 11 and are movably fixed via a pair of fixing brackets 12. 2. The storage shelf 2, wherein the divided movable shelf 15 a is fixed so as to be adjustable in the height direction and the depth direction of the storage space by adjusting the fixing position of the fixing bracket 12. [Selection] Figure 1
Description
本考案は、収納する物品に合わせて収納空間を調節することができる収納棚および収納システムに関する。 The present invention relates to a storage shelf and a storage system capable of adjusting a storage space in accordance with an article to be stored.
一般的に建物に設けられた押入れやクローゼットなどの収納棚は、収納空間を形成する収納棚本体と、収納空間の幅方向に延び、日用品や衣類などの物品(以下、物品と言う)を載置し、高さ方向に複数段設けられた棚板とを備える。収納棚は、複数段の棚板に各種物品を載置することで、収納空間内に多くの物品を収納できるように形成されている。近年、物品の形状に合わせて、収納棚の収納空間を調節することができる収納構造が鋭意研究されている。 Generally, a storage shelf such as a closet or a closet provided in a building extends in the width direction of the storage shelf and forms a storage space, and stores articles such as daily necessities and clothes (hereinafter referred to as articles). And a shelf board provided in a plurality of stages in the height direction. The storage shelf is formed so that many articles can be stored in the storage space by placing various articles on a plurality of shelf boards. In recent years, a storage structure that can adjust the storage space of a storage shelf in accordance with the shape of an article has been intensively studied.
例えば、特許文献1(従来例)には、図9に示すように、棚板140を収納棚100の奥行き方向に略等分割した複数の分割棚板141aにより構成することで、奥側の分割棚板141aを外して、スキーやスノーボード板、または、ゴルフのクラブなどの長尺な物品を簡単に収納することができる収納棚100が開示されている。
For example, in Patent Document 1 (conventional example), as shown in FIG. 9, the
しかし、特許文献1に開示された収納棚100は、図9に示すように、収納棚100の両側面に予め設けられた凹溝130に分割棚板141aの両側部をスライドさせて係止させるため、収納棚100の高さ方向において、分割棚板141aを任意の位置に固定することができない問題があった。また、奥側の分割棚板141aを取り外す際に、手前側の分割棚板141aも取り外す必要があり、分割棚板141aの設定が煩わしくなる問題もあった。
However, in the
本考案は、上述した事情に鑑みてなされるものであって、可動棚を構成する複数の分割可動棚を一対の固定金具により収納棚本体に固定することで、一対の固定金具の固定位置を調整して、可動棚の位置も調整することができるため、収納する物品の大きさに合わせて収納空間を自由に調整することができる収納棚および収納システムを提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above-described circumstances, and by fixing a plurality of divided movable shelves constituting a movable shelf to a storage shelf main body with a pair of fixed brackets, the fixed positions of the pair of fixed brackets are fixed. Since the position of the movable shelf can be adjusted by adjusting, it is an object to provide a storage shelf and a storage system that can freely adjust the storage space in accordance with the size of articles to be stored.
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の考案は、収納空間を形成する収納棚本体と、前記収納棚本体の両側面に固定する一対の固定金具と、前記収納棚本体の両側面を架設するように延び、前記収納部本体の奥行き方向において、複数枚に分割されるとともに、一対の前記固定金具を介して可動可能に固定される複数の分割可動棚からなる可動棚と、を備える収納棚であって、前記分割可動棚は、前記収納棚本体に対する前記固定金具の固定位置を調整することで、前記収納空間の高さ方向および奥行き方向へ調整可能に固定されていることを特徴とする。
The device according to
請求項1に記載の考案によれば、可動棚を構成する複数の分割可動棚を一対の固定金具により収納棚本体に固定することで、一対の固定金具の固定位置を調整して、可動棚の位置も調整して、収納する物品の大きさに合わせて収納空間を自由に調整することができる。 According to the first aspect of the present invention, by fixing the plurality of divided movable shelves constituting the movable shelf to the storage shelf main body by the pair of fixing brackets, the fixing positions of the pair of fixing brackets are adjusted, and the movable shelf The storage space can be freely adjusted according to the size of the articles to be stored.
請求項2に記載の考案は、前記収納棚本体の両側面には、可動棚の分割数に応じて形成された複数列の係止孔が、収納棚本体の高さ方向に複数段形成されており、前記一対の固定金具は、前記収納棚本体の両側面に形成された一対の係止孔に係止することで、前記収納棚本体に対して前記分割可動棚を固定することを特徴とする。
In the invention according to
請求項2に記載の考案によれば、収納棚本体の両側面の奥行き方向および高さ方向に設けられた複数の係止孔に一対の固定金具を係止させて分割可動棚を固定する構成とすることで、極めて簡単な構成で分割可動棚の位置を調整することができる。 According to the second aspect of the present invention, the split movable shelf is fixed by locking the pair of fixing brackets to the plurality of locking holes provided in the depth direction and the height direction of the both side surfaces of the storage shelf main body. By doing so, the position of the split movable shelf can be adjusted with an extremely simple configuration.
請求項3に記載の考案は、請求項1又は2に記載の複数の収納棚からなり、前記複数の収納棚の少なくとも1つは、前記収納棚本体の幅および奥行きを2つ折りにした布団が収納可能な大きさで形成されていることを特徴とする。
The invention described in
請求項3に記載の考案によれば、複数の収納棚の少なくとも1つの収納棚本体の幅および奥行きを広く形成することで、例えば布団のような幅および奥行きがあり嵩む物品も適切に収納することができる。 According to the third aspect of the present invention, by forming the width and depth of at least one storage shelf main body of the plurality of storage shelves wide, for example, a wide and deep article such as a futon can be appropriately stored. be able to.
本考案によれば、可動棚を構成する複数の分割可動棚を一対の固定金具により収納棚本体に固定することで、一対の固定金具の固定位置を調整して、可動棚の位置も調整することができるため、収納する物品の大きさに合わせて収納空間を自由に調整することができる収納棚および収納システムを提供することができる。 According to the present invention, the plurality of divided movable shelves constituting the movable shelf are fixed to the storage shelf main body by the pair of fixing brackets, thereby adjusting the fixing position of the pair of fixing brackets and adjusting the position of the movable shelf. Therefore, it is possible to provide a storage shelf and a storage system that can freely adjust the storage space in accordance with the size of an article to be stored.
以下、本考案を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本考案の収納システム1に関して、図1乃至7を用いて説明する。
図1は第1実施形態の収納システム1を示す概略斜視図であり、図2は図1のA−A線で切断した断面図であり、図3は図1のB−B線で切断した断面図であり、図4は図1の収納システム1において一対の扉11cを全閉にした際の概略斜視図であり、図5は前側係止具13を示す概略斜視図であり、図6は後側載置具14を示す概略斜視図であり、図7はハンガーパイプ用固定金具17を示す概略斜視図である。
図1乃至3においては、第1収納棚2の内部構成をより明確にするために一対の扉11cを省略した。
なお、収納システム1における幅方向をx軸、奥行き方向をy軸、高さ方向をz軸とする。
Hereinafter, the present invention will be described based on embodiments shown in the drawings.
(First embodiment)
The
1 is a schematic perspective view showing the
1 to 3, the pair of
In the
図1乃至3に示すように、本実施形態の収納システム1は、各種形状の物品(不図示)を収納する第1収納棚2(収納棚)と、第1収納棚2よりも幅が狭く、各種形状の物品を収納する第2収納棚3(収納棚)と、を備える。
As shown in FIGS. 1 to 3, the
図1乃至4に示すように、第1収納棚2は、略直方体形状の収納空間を形成する第1収納棚本体11(収納棚本体)と、第1収納棚本体11の両側面11a、11aに固定する一対の棚用固定金具12(固定金具)と、第1収納棚本体11の両側面11a、11aを架設するように延び、第1収納棚本体11の奥行き方向において複数に分割されるとともに、一対の棚用固定金具12を介して可動可能に固定される複数の第1分割可動棚15a(分割可動棚)からなり、高さ方向に複数段設けられた複数の第1可動棚15(可動棚)と、を備える。また、第1収納棚2は、第1収納棚本体11の両側面11a、11aを架設して固定する第1固定棚16と、第1収納棚本体11の両側面11a、11aに固定する一対のハンガーパイプ用固定金具17と、第1収納棚本体11の両側面11a、11aを架設するように延び、一対のハンガーパイプ用固定金具17を介して可動可能に固定されるとともに、高さ方向に複数段設けられた複数の第1ハンガーパイプ18と、を備える。
As shown in FIGS. 1 to 4, the
図1乃至4に示すように、第1収納棚本体11は、前側を開口した略直方体の箱形状をしており、開口部11bには中央から両側へ開く一対の扉11cが形成されている。第1収納棚本体11は、例えば表面に化粧板を固定したフラッシュパネルなどで形成されている。また、第1収納棚本体11の幅および奥行きは、布団(不図示)を2つ折りにした状態で収納可能な長さで形成されており、例えば、幅を102(cm)〜108(cm)、奥行きを84(cm)〜90(cm)で形成されている。
As shown in FIGS. 1 to 4, the first storage shelf
図2に示すように、第1収納棚本体11の両側面11a、11aには、第1可動棚15の分割数に応じて、奥行き方向に複数の係止孔11dが形成されている。具体的には、奥行き方向において、第1可動棚15の前側、後側および2カ所の分割位置に応じた計6カ所に係止孔11dが形成されている。この奥行き方向に並ぶ複数の係止孔11dは、底面近傍から天井近傍へ向けて第1収納棚本体11の高さ方向に所定間隔(例えば3.5cmの間隔)で複数段設けられている。この第1収納棚本体11の両側面11a、11aに形成された複数の係止孔11dは、互いに対向して位置している。
As shown in FIG. 2, a plurality of
一対の棚用固定金具12は、第1収納棚本体11の両側面11a、11aに形成された一対の係止孔11dに係止することで、第1収納棚本体11に対して第1分割可動棚15aを固定するものである。この棚用固定金具12は、第1分割可動棚15aの前側を係止する前側係止具13と、第1分割可動棚15aの後側を載置する後側載置具14とからなる。
The pair of
図2および5に示すように、前側係止具13は、係止孔11dに挿入される係止ピン部13aと、係止ピン部13aの一端を固定し、第1分割可動棚15aの前側端部を係止するようにL字状に屈曲した係止屈曲部13bと、を有する。係止屈曲部13bにおける第1収納棚本体11の側面11aには、フランジ部13cが形成されており、第1収納棚本体11の側面11aに密着するように形成されている。係止屈曲部13bは、例えば樹脂材料などからなり、係止ピン部13aは、例えば鋼鉄などからなる。
As shown in FIGS. 2 and 5, the front
図2および6に示すように、後側載置具14は、係止孔11dに挿入される係止ピン部14aと、係止ピン部14aの一端を固定し、第1分割可動棚15aを載置する円筒状の係止円筒部14bと、を有する。係止円筒部14bにおける第1収納棚本体11側の端面には、フランジ部14cが形成されており、第1収納棚本体11の側面11aに密着するように形成されている。係止円筒部14bは、例えば樹脂材料などからなり、係止ピン部14aは、例えば鋼鉄などからなる。
As shown in FIGS. 2 and 6, the
図1乃至4に示すように、第1可動棚15は、第1収納棚本体11の奥行き方向に手前、真ん中、奥と略3分割された第1分割可動棚15aからなり、第1分割可動棚15aの延出方向における両側端部には、一対の前側係止具13と一対の後側載置具14が取付けられる。第1分割可動棚15aは、例えばメラミン樹脂化粧板や木材などで形成されており、下面には第1分割可動棚15aを補強する第1可動棚補強板15bが固定されている。第1可動棚補強板15bは、例えば扁平な長板であり、第1分割可動棚15aの下面に幅の広い面を接触させて固定されている。
As shown in FIGS. 1 to 4, the first
図1および2に示すように、第1固定棚16は、例えばメラミン樹脂化粧板や木材などからなり、第1分割可動棚15aと略同じ幅の矩形状のものである。第1固定棚16は、収納空間の上部隅部において第1収納棚本体11に対して一体的に固定されている。第1固定棚16も、第1可動棚15と同様に、下面において第1固定棚16の強度を補強する第1固定棚補強板16aが固定されている。第1固定棚補強板16aは、例えば扁平な長板であり、奥行き方向における第1固定棚16の前後に固定されており、幅の短い面を第1固定棚16の下面に接触させて固定されている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the first fixed
第1可動棚15および第1固定棚16の各下面に第1可動棚補強板15bおよび第1固定棚補強板16aを固定することで、長さ102(cm)〜108(cm)とする第1可動棚15および第1固定棚16が撓むことを防止することができる。
By fixing the first movable
また、第1可動棚15および第1固定棚16を第1可動棚補強板15bおよび第1固定棚補強板16aで強度を補強することで、第1可動棚15および第1固定棚16により重量の重い物品を載置することもできる。
Further, the first
さらに、第1可動棚補強板15bは、幅の広い面を第1分割可動棚15aの下面に固定し、厚さを薄くすることで、第1可動棚補強板15aにより下方における収納空間が狭くなることを防止することができる。
Further, the first movable
一方、第1固定棚補強板16aは、幅の短い面を第1固定棚16の下面に固定し、厚さを厚くした状態で、第1収納棚本体11の両側面11a、11aを懸架することで、第1収納棚本体11の強度を補強することができる。また、第1固定棚16は、第1収納棚本体11の上部隅部に設けられているため、第1固定棚16の裏面に固定された第1固定棚補強板16aの厚さが厚くなっても、特に物品を収納する際に障害となることもない。
On the other hand, the first fixed
図2および7に示すように、ハンガーパイプ用固定金具17は、第1ハンガーパイプ18の端部を受けるU字状に延出した延出受部17aと、延出受部17aが形成された面の裏面側において、長手方向(図7中のz軸方向)に並び、複数の係止孔11dに挿入される一対の係止凸部17bと、を有する。ハンガーパイプ用固定金具17は、例えば亜鉛合金などの加工性の良い材料からなる。
As shown in FIGS. 2 and 7, the hanger
図1、2および7に示すように、第1ハンガーパイプ18は、衣類等を吊り下げる複数のハンガー(不図示)を引掛けるものであり、例えば、アルミニウムやステンレス等の軽量かつ強度の高い材料からなる。第1ハンガーパイプ18は、正面視略楕円形状に形成されており、第1収納棚本体11の両側面11a、11aを架設するように延びて形成されている。第1ハンガーパイプ18の延出方向における両端部に一対のハンガーパイプ用固定金具17が取付けられる。
As shown in FIGS. 1, 2 and 7, the
図1乃至4に示すように、第2収納棚3は、第1収納棚2同様に、略直方体形状の収納空間を形成する第2収納棚本体31(収納棚本体)と、第2収納棚本体31の両側面11a、11aを架設するように延び、第2収納棚本体31の奥行き方向において複数に分割されるとともに、一対の棚用固定金具12を介して可動可能に固定される複数の第2分割可動棚32a(分割可動棚)からなり、高さ方向に複数段設けられた第2可動棚32(可動棚)と、第2収納棚本体31の両側面11a、11aを架設するように延び、一対のハンガーパイプ用固定金具17を介して可動可能に固定され、高さ方向に複数段設けられた第2ハンガーパイプ33と、第2収納棚3の上部奥に設けられ、第2収納棚本体31の両側面11a、11aを架設して固定される第2固定棚34と、を備える。
As shown in FIGS. 1 to 4, the
第2収納棚本体31、第2可動棚32、第2ハンガーパイプ33および第2固定棚34の延出方向における長さは、第1収納棚本体11、第1可動棚15、第1ハンガーパイプ18および第1固定棚16の延出方向における長さよりも短く形成されており、例えば87(cm)〜93(cm)に形成されている。
The length in the extending direction of the second storage shelf
なお、第2可動棚32および第2固定棚34の長さが87(cm)〜93(cm)で形成されており撓み難いため、特に第1可動棚補強板15bや第1固定棚補強板16aのような補強板が固定されていない。
In addition, since the length of the 2nd
第2収納棚本体31の奥行き方向における長さは、第1収納棚本体11の奥行き方向の長さと同じであり、例えば84(cm)〜90(cm)で形成されている。
The length of the second
第2収納棚本体31、第2可動棚32、第2ハンガーパイプ33および第2固定棚34におけるその他の構成は、第1収納棚本体11、第1可動棚15、第1ハンガーパイプ18および第1固定棚16と同じであるため、ここでの説明は省略する。
Other configurations of the second
また、図1に示すように、第2固定棚34および第2ハンガーパイプ33の各延出方向における両端部には、一対の棚用固定金具12と一対のハンガーパンプ用固定金具17とが取付けられる。この棚用固定金具12およびハンガーパイプ用固定金具17は、第1固定棚16および第1ハンガーパイプ18の両端部に取付けるものと同じであるため、同一符号として、ここでの説明は省略する。
Further, as shown in FIG. 1, a pair of
本実施形態の収納システム1は、第1収納棚2を2つ折りにした布団を収納可能な幅および奥行きとすることで、布団などの幅や奥行きが長い物品であってもその大きさに適した収納とすることができる。
The
本実施形態の収納システム1は、第1可動棚15および第2可動棚32を複数の第1分割可動棚15aおよび第2分割可動棚32aにより構成することで、第1収納棚本体11、第2収納棚本体31に収納する各物品の大きさに合わせて、第1可動棚15および第2可動棚32の奥行きを自由に設定することができる。
In the
例えば、第1収納棚本体11および第2収納棚本体31内に収納する物品が小さい場合には、第1可動棚15および第2可動棚32を構成する一部の第1分割可動棚15aおよび第2分割可動棚32aを取り外して、収納する各物品に適した収納空間を形成することができる。
For example, when the articles stored in the first storage shelf
本実施形態の第1収納棚本体11および第2収納棚本体31の奥行きは、一般的なクローゼットの奥行き(60cm)よりも長いため、第1分割可動棚15aおよび第2分割可動棚32aを奥行き方向においても自由に固定することができる。
Since the depth of the first storage shelf
すなわち、本実施形態の第1可動棚15および第2可動棚32においては、第1分割可動棚15aおよび第2分割可動棚32aの位置を、手前、真ん中および奥のいずれかの位置で自由に固定することができる。
That is, in the first
例えば、第2収納棚3の奥側に、長尺な物品(例えばスキーの板やゴルフクラブなど)を収納する場合には、奥側における複数段の第2分割可動棚32aを取り外して、第2収納棚3の奥側の収納空間を高く形成することができる。
For example, when storing a long article (for example, a ski board or a golf club) on the back side of the
また、本実施形態の収納システム1は、第1収納棚2および第2収納棚3において、使用者が最も第1分割可動棚15aおよび第2分割可動棚32aを設定しにくい上部奥を、予め固定された第1固定棚16および第2固定棚34とすることで、設定しにくい場所における使用者の作業負担を低減することができる。
In addition, the
さらに、本実施形態の収納システム1は、第1収納棚2および第2収納棚3内を、可動可能に固定された第1可動棚15、第2可動棚32と、予め固定された第1固定棚16、第2固定棚34とにより形成することで、収納する物品の重量に合わせて、物品を適切に収納することができる。
Furthermore, the
例えば、重量が重い物品は第1固定棚16および第2固定棚34に載置して収納し、それよりも軽い物品は第1可動棚15および第2可動棚32に載置して収納するような使い方もできる。
For example, a heavy article is placed and stored on the first fixed
次に本実施形態の収納システム1の第1収納棚2に対する第1可動棚15および第1ハンガーパイプ18の固定方法について説明する。
Next, the fixing method of the 1st
なお、第2収納棚3における第2可動棚32および第2ハンガーパイプ33の固定方法は、第1収納棚2における第1可動棚15および第1ハンガーパイプ18の固定方法と同じであるため、ここでの説明を省略する。
In addition, since the fixing method of the 2nd
初期条件としては、第1収納棚2内の上部奥には、第1固定棚16が予め固定されているものとする。
As an initial condition, it is assumed that the first fixed
使用者は、手前、真ん中および奥の第1分割可動棚15aの各位置に合わせて、第1収納棚本体11の両側面11a、11aに一対の前側係止具13および一対の後側載置具14を係止する。使用者が第1分割可動棚15aの各位置において一対の前側係止具13および一対の後側載置具14を係止した後に、奥の第1分割可動棚15aの前側端部を前側係止具13に係止させて、後側を後側載置具14に載置する。
The user places a pair of front-
同様にして、使用者は、真ん中の第1分割可動棚15a、および手前の第1分割可動棚15aを、第1収納棚本体11の両側面11a、11aに係止された各一対の前側係止具13に係止させて、後側載置具14に載置する。このようにして、使用者は、第1収納棚2に対して手前、真ん中および奥の第1分割可動棚15aを固定して第1可動棚15を第1収納棚2に対して固定する。
Similarly, the user connects the first divided
次に、使用者は、第1ハンガーパイプ18を固定する位置に、第1収納棚本体11の両側面11a、11aに一対のハンガーパイプ用固定金具17を係止させる。使用者は、第1収納棚本体11の両側面11a、11aに係止された一対のハンガーパイプ用固定金具17に対して第1ハンガーパイプ18を係止させて、第1ハンガーパイプ18を第1収納棚本体11と一体的に固定する。
Next, the user locks the pair of hanger
上記第1可動棚15の固定作業および第1ハンガーパイプ18の固定作業を繰り返すことで、第1収納棚2内に複数段の第1可動棚15および第1ハンガーパイプ18を使用者の任意の位置に固定して、作業を終了する。
By repeating the fixing operation of the first
本実施形態の収納システム1は、第1収納棚本体11および第2収納棚本体31の側面11aに対する前側係止具13、後側載置具14およびハンガーパイプ用固定金具17の固定位置を調整することで、第1可動棚15、第2可動棚32、第1ハンガーパイプ18および第2ハンガーパイプ33の固定位置を簡単に調整することができる。
The
本実施形態の収納システム1は、第1可動棚15、第2可動棚32の奥行きを短くする場合には、第1分割可動棚15a、第2分割可動棚32aを取り外して第1可動棚15、第2可動棚32の奥行きを調整して、第1可動棚15、第2可動棚32に載置する物品の大きさに合わせて簡単に調整することができる。
In the
また、本実施形態の収納システム1は、通常のクローゼットよりも奥行きが広く形成されており、複数の第1分割可動棚15a、第2分割可動棚32aの固定位置および複数の第1ハンガーパイプ18、第2ハンガーパイプ33の位置を、第1収納棚2および第2収納棚3の奥行き方向および高さ方向に自由に調節して固定することができる。
In addition, the
すなわち、本実施形態の収納システム1は、複数の第1分割可動棚15a、第2分割可動棚32a、第1ハンガーパイプ18および第2ハンガーパイプ33の位置を、第1収納棚2および第2収納棚3の奥行き方向および高さ方向に自由に調節して固定することで、大きさの異なる複数の物品を適切かつ効率的に収納することができる。
That is, the
さらに、本実施形態の収納システム1における第1収納棚2および第2収納棚3の各底面には、通常のクローゼットの底部における台輪を設けないことで、第1収納棚2および第2収納棚3内へ簡単に物品を収納することもできる。特に物品が車輪の付いたもの、特にスーツケースなどの場合には、車輪を回転させながら第1収納棚2および第2収納棚3内へ簡単に収納することができる。
Further, the
(第2実施形態)
第2実施形態の収納システム1’は、棚用固定金具12’の構成のみが第1実施形態の収納システム1と異なるため、棚用固定金具12’のみ説明し、他の構成については同じため説明を省略する。
(Second Embodiment)
Since the
図8は、第2実施形態の収納システム1’のy−z断面で切断した断面図である。
なお、座標系は第1実施形態の収納システム1と同じものとする。
FIG. 8 is a cross-sectional view taken along the yz cross section of the
The coordinate system is the same as the
図8に示すように、本実施形態における棚用固定金具12’は、第1収納棚本体11の両側面11a、11aに形成された一対の係止孔11dに係止することで、第1収納棚本体11に対して第1分割可動棚15aを固定するものである。棚用固定金具12’は、第1分割可動棚15aを挟んで係止する一対の前側係止具13’からなる。
As shown in FIG. 8, the
前側係止具13’は、第1実施形態の前側係止具13と同じ構成であるため、説明を省略する。
Since the front side locking tool 13 'has the same configuration as the front
同様に、第2収納棚本体31の両側面11a、11aに形成された一対の係止孔11dに一対の前側係止具13’を係止して、第2収納棚本体31に対して第1分割可動棚32aを固定する。
Similarly, a pair of front
本実施形態の収納システム1’は、L字状に屈曲した係止屈曲部13bを有する一対の前側係止具13で第1分割可動棚15a、第2分割可動棚32aを挟持することで、第1分割可動棚15a、第2分割可動棚32aが前後に動くことを確実に防止することができる。
The
すなわち、本実施形態の収納システム1’は、一対の前側係止具13で第1分割可動棚15a、第2分割可動棚32aを挟持することで、例えば、第1分割可動棚15aや第2分割可動棚32aが手前のみや真ん中のみに取付けられた場合においても、第1分割可動棚15a、第2分割可動棚32aが前後に動くことを防止することができる。
That is, the
(他の実施形態)
上記第1実施形態の収納システム1および第2実施形態の収納システム1’として、2つ折りにした布団を収納することができる幅および奥行きとする第1収納棚2と第1収納棚2よりも幅が狭く、第1収納棚2と同じ幅の第2収納棚3とからなるものとして説明したが、特にこれに限られるものではなく、第1収納棚2のみで構成しても良い。
(Other embodiments)
The
上記第1実施形態の収納システム1および第2実施形態の収納システム1’として、2つ折りにした布団を収納することができる幅および奥行きとする第1収納棚2と第1収納棚2よりも幅が狭い第2収納棚3とからなるものとして説明したが、特にこれに限られるものではなく、複数の収納棚のうち少なくとも1つを第1収納棚2にすれば良い。
The
上記第1実施形態および第2実施形態において、第1可動棚15および第1固定棚16の下面には、それぞれ第1可動棚補強板15bおよび第1固定棚補強板16aが設けられているものとして説明したが、特にこれに限られるものではなく、第1可動棚15および第1固定棚16を剛性の高い材料で形成して十分な強度を確保することができれば、特に第1可動棚補強板15bおよび第1固定棚補強板16aを設けない構成としても良い。
In the first embodiment and the second embodiment, the first movable
上記第1実施形態および第2実施形態において、第2可動棚32および第2固定棚34の下面に補強板を設けない構成として説明したが、特にこれに限られるものではなく、第2可動棚32および第2固定棚34の強度を補強するために補強板を設ける構成としても良い。
In the said 1st Embodiment and 2nd Embodiment, although demonstrated as a structure which does not provide a reinforcement board in the lower surface of the 2nd
上記第1実施形態および第2実施形態において、第1収納棚2および第2収納棚3には、上下方向に複数段の第1可動棚15、第2可動棚32、および上下方向に複数段の第1ハンガーパイプ18、第2ハンガーパイプ33が固定されているものとして説明したが、特にこれに限られるものではなく、少なくとも第1収納棚2、第2収納棚3に第1可動棚15、第2可動棚32がそれぞれ1つ以上設けられる構成であれば良い。
In the first embodiment and the second embodiment, the
また、上記第1実施形態および第2実施形態において、第1可動棚15および第2可動棚32は手前、真ん中、奥の3分割された第1分割可動棚15aおよび第2分割可動棚32aよりなるものとして説明したが、特にこれに限られるものではなく、第1可動棚15および第2可動棚32を2枚以上に分割された複数の第1分割可動棚15aおよび第2分割可動棚32aよりなるものとすれば良い。
Further, in the first embodiment and the second embodiment, the first
さらに、上記第1実施形態において、第1分割可動棚15aおよび第2分割可動棚32aは、各前側端部に前側係止具13を係止させるとともに、各後側を後側載置具14で載置するものとして説明したが、特にこれに限られるものではなく、第1分割可動棚15aおよび第2分割可動棚32aを第1収納棚2および第2収納棚3の両側面11a、11aに固定させる構成であれば良い。例えば、第1分割可動棚15aおよび第2分割可動棚32aの両延出端部に一対の吸着部材(固定金具)(不図示)を設けて、第1収納棚2および第2収納棚3に対して可動可能に固定する構成としても良い。
Furthermore, in the said 1st Embodiment, while the 1st division | segmentation
本考案は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施の形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本考案の範囲は、実用新案登録請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、実用新案登録請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、すべて本考案の範囲内のものである。 The present invention can be implemented in various other forms without departing from the spirit or main features thereof. Therefore, the above-described embodiment is merely an example in all respects and should not be interpreted in a limited manner. The scope of the present invention is shown by the scope of the utility model registration request, and is not restricted by the text of the specification. Further, all modifications, various improvements, substitutions and modifications belonging to the equivalent scope of the utility model registration claims are all within the scope of the present invention.
1、1’…収納システム
2…第1収納棚(収納棚)
11…第1収納棚本体(収納棚本体) 11a…側面 11b…開口部 11c…扉 11d…係止孔 12、12’…棚用固定金具(固定金具) 13…前側係止具 13a…係止ピン部 13b…係止屈曲部 13c…フランジ部 14…後側載置具 14a…係止ピン部 14b…係止円筒部 14c…フランジ部 15…第1可動棚(可動棚) 15a…第1分割可動棚(分割可動棚) 15b…第1分割棚補強板 16…第1固定棚 16a…第1固定棚補強板 17…ハンガーパイプ用固定金具 17a…延出受部 17b…係止凸部 18…第1ハンガーパイプ
3…第2収納棚(収納棚)
31…第2収納棚本体(収納棚本体) 32…第2可動棚(可動棚) 32a…第2分割可動棚(分割可動棚) 33…第2ハンガーパイプ 34…第2固定棚
1, 1 '...
DESCRIPTION OF
31 ... Second storage shelf body (storage shelf body) 32 ... Second movable shelf (movable shelf) 32a ... Second divided movable shelf (divided movable shelf) 33 ...
Claims (3)
前記収納棚本体の両側面に固定する一対の固定金具と、
前記収納棚本体の両側面を架設するように延び、前記収納部本体の奥行き方向において、複数枚に分割されるとともに、一対の前記固定金具を介して可動可能に固定される複数の分割可動棚からなる可動棚と、を備える収納棚であって、
前記分割可動棚は、前記収納棚本体に対する前記固定金具の固定位置を調整することで、前記収納空間の高さ方向および奥行き方向へ調整可能に固定されていることを特徴とする収納棚。 A storage shelf body forming a storage space;
A pair of fixing brackets fixed to both side surfaces of the storage shelf body;
A plurality of divided movable shelves that extend so as to erode both side surfaces of the storage shelf main body, are divided into a plurality of pieces in the depth direction of the storage unit main body, and are movably fixed via a pair of the fixing brackets A storage shelf comprising a movable shelf comprising:
The divided movable shelf is fixed so as to be adjustable in a height direction and a depth direction of the storage space by adjusting a fixing position of the fixing bracket with respect to the storage shelf main body.
前記一対の固定金具は、前記収納棚本体の両側面に形成された一対の係止孔に係止することで、前記収納棚本体に対して前記分割可動棚を固定することを特徴とする請求項1に記載の収納棚。 On both side surfaces of the storage shelf body, a plurality of rows of locking holes formed according to the number of divisions of the movable shelf are formed in a plurality of stages in the height direction of the storage shelf body,
The pair of fixing brackets fix the divided movable shelf to the storage shelf body by engaging with a pair of locking holes formed on both side surfaces of the storage shelf body. Item 10. The storage shelf according to item 1.
前記複数の収納棚の少なくとも1つは、前記収納棚本体の幅および奥行きを2つ折りにした布団が収納可能な大きさで形成されていることを特徴とする収納システム。 A plurality of storage shelves according to claim 1 or 2,
At least one of the plurality of storage shelves is formed with a size capable of storing a futon in which the width and depth of the storage shelf main body are folded in half.
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018094223A (en) * | 2016-12-15 | 2018-06-21 | 株式会社ムラコシ精工 | Shelf board support |
CN112716175A (en) * | 2020-12-24 | 2021-04-30 | 奕优科技(上海)有限公司 | Check cabinet structure with variable access capacity |
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