JP3197782U - 可搬記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】保存されているデータを識別可能な可搬記録媒体を提供することである。【解決手段】可搬記録媒体10は、画像データが記録された装置に接続するための接続部12と、接続部12を介して取得された画像データを記録し、画像データに関連する属性が定められた格納部18が予め形成された記録部14と、画像データに関連する記号を表示する表示部16と、を備え、載置された場合に表示部16が載置された面と反対側の上面に位置する。【選択図】図1
Description
本考案は、可搬記録媒体に係り、特に、画像データが記録される可搬記録媒体に関する。
近年、デジタルカメラやスマートフォンの普及により、写真を画像データとして保存することが一般的となっている。この画像データ数が増えれば増えるほど、パソコンに保存したり、USBメモリなどの可搬記録媒体に保存する場合に、管理が煩雑となる。
これに対し、例えば、特許文献1には、撮像素子と顔認識エンジンが搭載されたパソコンにおいて、顔認識のために予め複数の使用者の顔を登録しておき、画像データをパソコンに保存する場合に、顔認識により誰が今画像を入力しているかを判断して自動フォルダ分けをする機能が開示されている。
上記特許文献1の構成によれば、管理の煩雑さが緩和される。しかしながら、特許文献1の構成では、撮像素子と顔認識エンジンを備えた複雑な構成を有する高機能なパソコンが必要であり、パソコン操作に慣れていない、例えば、年配の方が写真を管理するのは困難である。また、万一、パソコンが故障した場合にデータが消えてしまう虞がある。したがって、USBなどの可搬記録媒体をバックアップとして、かつ、アルバムの代わりとして用いられることが望まれるが、一般的な可搬記録媒体は、保存されているデータを一見して識別できない。
本考案の目的は、保存されているデータを識別可能な可搬記録媒体を提供することである。
本考案に係る可搬記録媒体は、画像データが記録された装置に接続するための接続部と、前記接続部を介して取得された前記画像データを記録し、前記画像データに関連する属性が定められた格納部が予め形成された記録部と、前記画像データに関連する記号を表示する表示部と、を備える可搬記録媒体であって、載置された場合に前記表示部が前記載置された面と反対側の上面に位置することを特徴とする。
また、本考案に係る可搬記録媒体において、前記記号は、前記画像データが撮影された年号を含むことが好ましい。
また、本考案に係る可搬記録媒体において、前記記号は、前記画像データに写っている人に関連する文字を含むことが好ましい。
また、本考案に係る可搬記録媒体は、USBメモリであることが好ましい。
本考案によれば、画像データに関連する記号が表示部に表示されている。これにより、記録部に記録されている内容を一見して把握することができる。
以下に、本考案に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。 以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、本文中の説明においては、必要に応じそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
図1は、可搬記録媒体10の斜視図である。図2は、可搬記録媒体10を使用するためにキャップ部13と本体部15とを分離している様子を示す図である。
可搬記録媒体10は、キャップ部13と本体部15とを含むケース本体部17を備える。キャップ部13と本体部15は木製のケースであり、例えば、材質として、メープル、チーク、ローズウッド等を用いることが好適であるが、もちろん、プラスチックやその他の材料を用いて構成してもよい。可搬記録媒体10は、接続部12と、記録部14と、表示部16とを備えるUSB(ユニバーサル・シリアル・バス)メモリである。
接続部12は、画像データが記録された装置に接続するためのコネクタである。より具体的には、接続部12は、パーソナルコンピュータを含むさまざまな周辺機器を接続するためのバス規格であるUSBコネクタである。接続部12は、本体部15の一方側の端面から突出している。この突出した接続部12は、キャップ部13に形成された収納孔に嵌合される。ここでは、画像データが記録された装置は、パーソナルコンピュータであるとして説明したが、それ以外の例えば、デジタルカメラやスマートフォンであってもよい。この際、USBコネクタ以外のバス規格であるコネクタを用いることも可能である。
記録部14は、接続部12を介して取得された画像データを記録するメモリである。記録部14には、画像データに関連する属性が定められた格納部18が予め形成されている。記録部14は、本体部15の内部に内蔵されている。記録部14は、半導体素子を用いたメモリであり、例えば、書き換え可能な不揮発性のフラッシュメモリを用いて構成することができる。
図3は、格納部18の構成図である。格納部18は、第1階層フォルダ部20と、第2階層フォルダ22と、第3階層フォルダ24とを備えている。格納部18は、フラッシュメモリ等の記録部14内で写真画像データを分類、整理するための保管場所である。
第1階層フォルダ部20は、写真が撮影された年号に関連する表示が付されており、例えば、2015年に撮影された写真なら「2015」という名前が付けられている。もちろん、ここに記載される年号は単年に限らず複数年であってもよい。
第2階層フォルダ部22は、写真が撮影された月に関連する表示が付されており、例えば、1月に撮影された写真なら「2015_1」、2月なら「2015_2」、3月なら「2015_3」というような一定の法則に基づいて命名されている。また、この法則に限らず、単純に「1月」「2月」・・・「12月」という形で名付けてもよい。
第3階層フォルダ部24は、写真を保存するユーザが自由に名前を設定するための新規フォルダ26a〜26eと、保存フォルダ28と、保留フォルダ30と、ごみ箱フォルダ32とを備える。ここで、新規フォルダ26a〜26eは、5つのフォルダであるとして説明するが、数は適宜増減させることができる。
新規フォルダ26a〜26eは、予め命名されておらず、ユーザが自由に名前を付けることができるフォルダである。例えば、新規フォルダ26aを、花を撮影した写真を保存するためのフォルダとする場合、「花」と名付ける。新規フォルダ26bを風景写真の整理をするためのフォルダとする場合、「風景」と名付ける。新規フォルダ26cを料理写真の整理をするためのフォルダとする場合、「料理」と名付ける。新規フォルダ26dを家族写真の整理をするためのフォルダとする場合、「家族」と名付ける。新規フォルダ26eを旅行写真の整理をするためのフォルダとする場合、「旅行」と名付ける。もちろん、これらは一例であり、ユーザが自由に名付けたり、後から変更したりすることができる。
保存フォルダ28は、保存する写真であることは決まっているが、上記新規フォルダ26a〜26eのいずれに分類するかが未確定である写真画像データを一時的に保存するためのフォルダである。
保留フォルダ30は、保存するか処分するかが未確定であり、一定の時間が経過してから整理した際に再度分類しようと考えている写真画像データを一時的に保存しておくためのフォルダである。
ごみ箱フォルダ32は、処分、消去することが確定している画像データを一時的に保存するためのフォルダである。このように「保存」「保留」「ごみ箱」の3つのフォルダを用いることで、整理が得意でないユーザであっても比較的少ない時間でデータの整理をすることができる。もちろん、「保存」「保留」「ごみ箱」の3つのフォルダに限定されず、数を増減やカテゴリの変更をしてもよい。なお、消去しようとしている画像データをパーソナルコンピュータのごみ箱に入れてしまうと、写真データ以外のその他のファイルデータなども混在し、容量など関係からごみ箱を空にすることが頻繁に発生することがあるため、消去してしまった後にもう一度その画像データを取り出そうしようとしてもできない場合がある。これに対し、消去しようと考えている画像データをごみ箱フォルダ32に一時的保存しておくと、時間が経過してからやはり保存したいと考えた場合にも容易にデータを取り出すことができるという利点がある。
表示部16は、画像データに関連する記号を表示する。表示部16は、ケース本体部17の本体部15の表面に所定の領域を有するように形成されている。本体部15の表面は、ケース本体部17の底面が載置された場合に底面と反対側の上面に位置する。表示部16は、本体部15の表面において、レーザーマーキング装置等を用いて、文字や数字等を刻印されて形成されている。ここで、「記号」とは、文字、数字、絵を含む意味づけされた図形である。なお、ここでは、上記記号は、レーザーマーキング装置を用いて形成されるとして説明したが、その他の手段で形成してもよく、例えば、シールを貼り付けることでもよい。
表示部16に示される記号として、画像データに写っている人を特定できる文字を含み、例えば、幸子さんが写っている写真を整理するためのものであれば、「SACHIKO」という名前を刻印する。もちろん、名前以外のものでもよく、例えば、イニシャルや似顔絵であってもよい。
また、表示部16に示される記号として、画像データが撮影された年号を含み、例えば、撮影した年号が2015年であれば、「2015」という数字を刻印する。もちろん、西暦以外の表示でもよく、例えば、「平成27年」という和暦を用いてもよい。
上記構成の可搬記録媒体10の作用について説明する。ここでは、写真を保存するユーザがデジタルカメラ等を用いて撮影した大量の写真画像データをパーソナルコンピュータ等に一旦取り込んで、その後、写真画像データを可搬記録媒体10に保存する場合について説明する。
ユーザは、可搬記録媒体10のキャップ13を本体部15から取り外し、接続部12をパーソナルコンピュータのUSB接続口に接続する。そして、マウスやキーボード等を用いて格納部18をモニタ等の画面に表示する。このとき、パーソナルコンピュータ内に一旦保存された写真画像データが格納されたフォルダも開いておく。
最初に第1階層フォルダ20をダブルクリックして開き、第2階層フォルダ22を表示する。第2階層フォルダ22は、12個のフォルダで構成され、それぞれ1月、2月、3月・・・12月と分類されている。したがって、ユーザは、その写真の撮影した月に分けて写真画像データを分類することが出来るため、整理しやすいというメリットがある。
そして、第2階層フォルダ22をダブルクリックして開き、第3階層フォルダ24を表示すると、そこには新規フォルダが5つ用意されている。したがって、ユーザは、自由に新規フォルダに名前を与えることができ、例えば、写真画像データが家族写真であれば、「家族」というフォルダ名をつけて、その中に保存することができる。これにより、カテゴリがある程度絞り込まれているため、ユーザが後から必要な写真を探す場合にも効率よく探索できるという利点がある。
また、第3階層フォルダ24には、保存フォルダ28、保留フォルダ30及びごみ箱フォルダ32が形成されているため、写真画像データをどのフォルダに分類して保存すべきか確定しない場合やそもそも保存すべきか否かを悩んでいる場合等、様々な状況に応じてフォルダを使い分けることができる。
大量の写真をプリントアウトしたものをアルバムとして保存した場合は重たく、パソコンに保存した場合には人にプレゼントすることは難しい。これに対し、可搬記録媒体10は、持ち運び可能な記録媒体であるため、写真アルバムとして人に見せたりプレゼントしたりすることも容易になるという利点がある。
図4は、複数の可搬記録媒体10を整列配置している様子を示す図である。このように年号別に写真を整理した複数の可搬記録媒体10を例えば図4に示されるような収納ケース21に年号別に配置することができる。この際、各可搬記録媒体10の底面を載置される面とし、表示部16を含む表面が見えるように配置する必要がある。これにより、ユーザは、「誰の」「いつの」写真画像データであるかを一見して把握することができるという効果がある。
図5は、可搬記録媒体10の変形例である可搬記録媒体10aを示す図である。可搬記録媒体10aと可搬記録媒体10との相違は、表示部16aと格納部18aである。
表示部16aは、表示部16のような単年度表示とは異なり、例えば、「2015〜」というように複数年度表示にしている。
格納部18aは、表示部16aに対応して複数年度分のフォルダ、例えば、3つの第1階層フォルダ20a〜20cが予め形成されている。例えば、第1階層フォルダ20aは
2015年に対応し、第1階層フォルダ20bは2016年に対応し、第1階層フォルダ20cは2017年に対応づけている。
2015年に対応し、第1階層フォルダ20bは2016年に対応し、第1階層フォルダ20cは2017年に対応づけている。
第1階層フォルダ20aをダブルクリックすると第2階層フォルダ22aが表示されるが、これは1月〜12月に分類された12個のフォルダであり、可搬記録媒体10の第2階層フォルダ22と同様の構成である。なお、第3階層フォルダ24aについては図示していないが、これについても可搬記録媒体10の第3階層フォルダ24と同様の構成である。
このように可搬記録媒体10aは3年分のデータを保存するものであるため、例えば、「2015年=年少」「2016年=年中」「2017年=年長」というように子供の幼稚園の3年間の間に撮影した写真を保存することができるという利点がある。
なお、上記可搬記録媒体10,10aでは、第1階層フォルダ〜第3階層フォルダの3階層であるものとして説明したが、階層数は自由に変更してもよい。
10,10a 可搬記録媒体、12 接続部、13 キャップ部、15 本体部、14 記録部、16,16a 表面部、17 ケース本体部、18 格納部、20,20a 第1階層フォルダ、21 収納ケース、22,22a 第2階層フォルダ、24 第3階層フォルダ、26a,26b,26c,26d,26e 新規フォルダ、28 保存フォルダ、30 保留フォルダ、32 ごみ箱フォルダ。
Claims (4)
- 画像データが記録された装置に接続するための接続部と、
前記接続部を介して取得された前記画像データを記録し、前記画像データに関連する属性が定められた格納部が予め形成された記録部と、
前記画像データに関連する記号を表示する表示部と、
を備える可搬記録媒体であって、
載置された場合に前記表示部が前記載置された面と反対側の上面に位置することを特徴とする可搬記録媒体。 - 請求項1に記載の可搬記録媒体において、
前記記号は、前記画像データが撮影された年号を含むことを特徴とする可搬記録媒体。 - 請求項1または請求項2に記載の可搬記録媒体において、
前記記号は、前記画像データに写っている人に関連する文字を含むことを特徴とする可搬記録媒体。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の可搬記録媒体は、USBメモリであることを特徴とする可搬記録媒体。
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