JP3197434U - ボール指圧器 - Google Patents

ボール指圧器 Download PDF

Info

Publication number
JP3197434U
JP3197434U JP2015000889U JP2015000889U JP3197434U JP 3197434 U JP3197434 U JP 3197434U JP 2015000889 U JP2015000889 U JP 2015000889U JP 2015000889 U JP2015000889 U JP 2015000889U JP 3197434 U JP3197434 U JP 3197434U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sphere
acupressure
pedestal
ball
elastic material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015000889U
Other languages
English (en)
Inventor
博 田口
博 田口
Original Assignee
株式会社天啓研究所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社天啓研究所 filed Critical 株式会社天啓研究所
Priority to JP2015000889U priority Critical patent/JP3197434U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3197434U publication Critical patent/JP3197434U/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Finger-Pressure Massage (AREA)

Abstract

【課題】指圧に適した大きさと硬さに形成した球体によって、ツボ及び筋肉に指圧を施すことで、高い指圧効果を得るボール指圧器を提供する。【解決手段】弾性材料からなる球体1と、上面に凹部2aを有する台座2とからなり、球体を台座の凹部に着脱自在に嵌合し、球体の一部を台座より突出させる。弾性材料は硬度40〜50度とし、球体の直径を75mm〜85mmとすることで、指圧に最適な硬さと大きさの指圧ボールとなる。【選択図】図1

Description

本考案は、指圧に適した大きさと硬さに形成した球体によって、ツボ及び筋肉に指圧を施すボール指圧器に関する。
従来、この種のボール指圧器として、球体の材質は、金属、ゴム、木など様々なものを採用でき、例えば木製の球体で指圧する特開2005−323948号が公知である。また、球体を台座に設置したものとして、特許第5462980号が公知である。
特開2005−323948号公報 特許第5462980号公報
近年の健康志向の高まりにより、マッサージボールを使用し、一人で手軽に疲労を解消しようとする人が増えている。しかしながら、現在市場に流通するマッサージボールは、使用者が握りやすいように直径が75mm以下で形成されるのが一般的であり、肩、顔、首等にボールを手で押し当てて指圧するには便利な大きさであるが、太腿、腰、背中等をボールに体重をかけて指圧するような場合には大きさが不十分であり、指圧効果に乏しいものであった。
また、特開2005−323948号公報において、直径70mm〜100mmの木製の球体によって指圧する指圧具が提案されているが、直径70mm近傍では太腿、腰、背中等を指圧するのに大きさが不十分であり、直径100mm近傍では指圧範囲が大きくなるため押圧力が分散され指圧効果に乏しくなる。よって、指圧効果をより高めるためには、球体の大きさを更に限定する必要があった。
また、指圧に使用するボールの硬さは、硬すぎれば、指圧部位に痛みや腫れを生じさせる原因となり、柔らかすぎれば、押圧により球体が変形することにより押圧力が減殺され、十分な指圧効果が発揮されない。したがって、指圧に適切な硬度で形成することが必要である。木製の球体によれば、押圧時に球体は一切変形しないため指圧部位に負荷がかかり、痛みや腫れを生じさせるおそれがあった。
そこで、本考案は、太腿や腰、背中等の指圧に最適な大きさと硬さで形成され、押圧による指圧効果を最大限に発揮する球体を備えたボール指圧器を提供するものである。
上記の目的を達成するために、請求項1の考案は、弾性材料からなる球体と、上面に凹部を有する台座とからなり、前記球体を前記台座の凹部に着脱自在に嵌合し球体の一部を台座より突出させることを特徴とするボール指圧器を提供する。
請求項2の考案は、前記球体は、直径が75mm以上かつ85mm未満となるよう形成したことを特徴とする請求項1記載のボール指圧器を提供する。
請求項3の考案は、前記弾性材料は、硬度がJIS−A規格で40度以上かつ50度未満である弾性材料からなることを特徴とする請求項1記載のボール指圧器を提供する。
請求項4の考案は、前記球体は、直径が75mm以上かつ85mm未満となるよう形成し、かつ、前記弾性材料は、硬度がJIS−A規格で40度以上かつ50度未満である弾性材料からなることを特徴とする請求項1記載のボール指圧器を提供する。
請求項5の考案は、前記弾性材料は、ウレタンゴムであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のボール指圧器を提供する。
請求項6の考案は、前記ウレタンゴムは、変性ポリオールを主剤及び調整剤とし、硬化剤としてMDIプレポリマーを混合したことを特徴とする請求項5に記載のボール指圧器を提供する。
請求項7の考案は、前記台座は、前記凹部の外周縁から台座の下部へ向かって緩やかに下る曲面をなす山型形状であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のボール指圧器を提供する。
請求項1の考案によれば、請求項1の考案は、弾性材料からなる球体と、上面に凹部を有する台座とからなり、前記球体を前記台座の凹部に着脱自在に嵌合し球体の一部を台座より突出させる。この構成によれば、球体が台座に着脱自在に嵌合されることから、使用者は指圧部位に合わせて、球体を台座に嵌合した状態と、取り外した状態を選択的に使い分けることができ、利便性が増す。例えば、背中を指圧する場合、球体を台座に嵌合した状態で使用すれば、球体を指圧部位に当接するための位置調整が容易となる。また太腿の裏を指圧する場合、球体を台座から取り外し、球体を床面と太腿の裏で挟み体重をかけながら前後に指圧位置をずらすことで、高い指圧効果が得られる。
請求項2の考案によれば、請求項1記載のボール指圧器において、前記球体が、直径が75mm以上かつ85mm未満となるよう形成する。すると、前記球体を指圧部位に押圧することにより、おおよそ三指圧(人差し指、中指、薬指を合わせた指紋部での指圧)に相当する面積を押圧でき、指圧効果が高い。これは、太腿や腰、背中等の指圧する場合に、特に好適である。
請求項3の考案によれば、請求項1記載のボール指圧器において、前記弾性材料は、弾性材料の硬度がJIS−A規格で40度以上かつ50度未満であることを特徴とする。すると、球体の押圧時に適度な反発力が得られる。その結果、押圧による球体の変形を最小限に止めるため、押圧力が減殺されず指圧効果を発揮される。また、弾性材料の適度な反発力により、指圧部位の痛みや腫れを防止できる。すると、体重をかけて指圧部位を押圧しても、痛みを伴わず快圧が得られる。
請求項4の考案によれば、請求項1記載のボール指圧器において、前記球体が、直径が75mm以上かつ85mm未満として球体の指圧に適した大きさに形成することよって、優れた指圧効果を実現できる。上記構成に加え、前記弾性材料は、硬度がJIS−A規格で40度以上かつ50度未満である弾性材料からなることから、太腿、腰、背中等をボールに体重をかけて指圧するような場合でも、弾性材料の適度な反発力により、指圧部位の痛みや腫れを防止できる。
請求項5の考案によれば、項1〜3のいずれか1項に記載のボール指圧器において、前記弾性材料は、ウレタンゴムであることを特徴とするため、弾性が良く、耐摩耗性にも優れたボール指圧器が提供される。また、弾性材料を硬度40〜50度程度のゴムを製造する場合、ウレタンゴムは、シリコンゴムよりも安価であるため、製造コストが低減される。
請求項6の考案によれば、請求項5に記載のボール指圧器において、前記ウレタンゴムは、変性ポリオールを主剤及び調整剤とし、硬化剤としてMDIプレポリマーを混合したことを特徴とする。この構成によれば、真空注型により、引き裂き強度等に優れたウレタンゴムの生成が可能であるため、更に高品質なボール指圧器を提供できる。
請求項7の考案によれば、請求項1〜6のいずれか1項に記載のボール指圧器において、前記台座は、前記凹部の外周縁から台座の下部へ向かって緩やかに下る曲面をなす山型形状であることを特徴とする。
この構成によれば、前記凹部の外周縁から台座の下部へ向かって緩やかに下る曲面をなすため、体の曲線になじみ、球体を台座に嵌合した状態で球体による指圧がしやすくなる。また、台座以外の部分に体が接触しても、痛みを生じないため、ボール指圧器に体重をかけやすくなり、自身の体重により押圧力を調整しやすくなる。すると、ボール指圧器の利便性が向上する。
また、球体を取り外した状態でも、体重を乗せて背中や腰に台座を押圧することで、背中や腰のストレッチ効果が得られる。
本考案の好ましい実施の態様にかかるボール指圧器の平面図である。 球体1単体での使用状態を示す説明図である。 台座2単体での使用状態を示す説明図である。
本考案の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1では、弾性材料からなる球体1が、台座2に着脱自在に嵌合されたものである。球体1の一部は台座2より突出しており、この突出した部分を押し当てることにより指圧を行う。具体的には、使用者はボール指圧器上に寝転がった体勢や座った体勢で、首、背中、太腿、腰等あらゆる部位に球体1を押し当て、指圧効果を得ることができる。特に、太腿や腰、背中等の指圧に適している。
また、球体1を台座2の凹部2aに着脱自在に嵌合することから、使用者は、球体1単体でも、台座2単体でも使用することができる。球体1を台座2に嵌合した状態で使用する場合、球体1の位置が固定されるため、指圧位置の調節が難しい背中等の指圧に適する。球体1単体では、球体1を身体に当接して押圧しながら転がすように使用して、指圧部位をずらすことができるため、太腿の裏等の指圧に適する。台座2単体では、台座2を山型形状等に形成することで、背中や腰のストレッチに使用できる。
ここで、弾性材料は、柔らかすぎると指圧効果が発揮されず、硬すぎると指圧部位の痛みや腫れの原因となる。したがって、押圧時に大きく変形せず、かつ、適度な反発力を有することが必要であるため、ゴムで形成されている。ゴムの硬度としては、JIS−A規格で40度以上かつ50度未満が適度な反発力を有し好適である。更に、材質はウレタンゴムが好適である。ウレタンゴムは、弾性が良く、耐摩耗性にも優れるためである。更に、ウレタンゴムは、変性ポリオールを主剤及び調整剤とし、硬化剤としてMDIプレポリマーを混合することが望ましい。この構成によれば、真空注型により、引き裂き強度等に優れたウレタンゴムの生成が可能であり、更に高品質なボール指圧器を提供できるためである。なお、40度以上かつ50度未満のゴムとしてシリコンゴムも採用できるが、ウレタンゴムの方が、低コストで製造できるメリットがある。
また、球体1の大きさは、直径が75mm以上かつ85mm未満が好適である。すると、前記球体を指圧部位に押圧することにより、おおよそ三指圧に相当する面積を押圧でき、一人でも高い指圧効果が得られる。これは、太腿や腰、背中等を指圧する場合に、特に好適である。
ここで、施術者が太腿や腰、背中等を指圧する場合は、圧点を両母指圧(左右の両手の母子を合わせた指紋部での指圧)すると指圧効果が高い。しかし、太腿や腰、背中等を一人で指圧用の球体1を使用して指圧する場合、球体1が両母指圧程度の狭い指圧面積であると、適切な圧点を押圧することは難しい。更に、太腿や腰、背中等は圧点が他の部位と比較して分かりにくい。したがって、球体1を使用して一人で指圧する場合、両母指圧の指圧面積よりやや広い三指圧程度の指圧面積が好適である。
詳細には、球体1の直径が75mm以上とすることで、圧点が指圧しやすくなり、かつ、直径を85mm未満とすることで、指圧面積を広げすぎることによる押圧力の分散を防止し、その結果、押圧時に指圧効果が減殺されることを防止できる。
台座2は、前記台座は、前記凹部2aの外周縁から台座の下部へ向かって緩やかに下る曲面をなす山型形状である。この形状により、使用者がボール指圧器上に寝転がった場合等に、台座2が指圧部位以外を曲面に沿って適度に支えるため、使用感が良い。更に、台座2の緩やかに下る曲面によって、台座2以外の部分に体が接触しても、痛みを生じないため、ボール指圧器に体重をかけやすくなり、自身の体重により押圧力を調整しやすい。これにより、ボール指圧器の利便性が向上する。台座2の材質は、金属、ゴム、木など様々なものを採用できる。なお、球体1と同様、ゴムが好適である。
図2は、球体1単体で使用例であり、使用者は球体1を太腿の裏と床に挟むことで、太腿の裏を押圧して指圧する。この使用例では、太腿の裏で球体1を押圧しながら太腿の位置を前後にずらして、球体1を転がすように指圧することで、指圧部位をずらしながら効率よく高い指圧効果を得ることができる。
図3は、台座2単体での使用例であり、使用者は台座2を背中に当接して仰向けになり体重をかけることにより、台座2の山型形状に沿って、背中が押圧され筋肉のストレッチ効果が得られる。背中の他、腰等にも同様に使用できる。
1 球体
2 台座
2a 凹部

Claims (7)

  1. 弾性材料からなる球体と、上面に凹部を有する台座とからなり、前記球体を前記台座の凹部に着脱自在に嵌合し球体の一部を台座より突出させることを特徴とするボール指圧器。
  2. 前記球体は、直径が75mm以上かつ85mm未満となるよう形成したことを特徴とする請求項1記載のボール指圧器。
  3. 前記弾性材料は、硬度がJIS−A規格で40度以上かつ50度未満である弾性材料からなることを特徴とする請求項1記載のボール指圧器。
  4. 前記球体は、直径が75mm以上かつ85mm未満となるよう形成し、かつ、前記弾性材料は、硬度がJIS−A規格で40度以上かつ50度未満である弾性材料からなることを特徴とする請求項1記載のボール指圧器。
  5. 前記弾性材料は、ウレタンゴムであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のボール指圧器。
  6. 前記ウレタンゴムは、変性ポリオールを主剤及び調整剤とし、硬化剤としてMDIプレポリマーを混合したことを特徴とする請求項5に記載のボール指圧器。
  7. 前記台座は、前記凹部の外周縁から台座の下部へ向かって緩やかに下る曲面をなす山型形状であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のボール指圧器。
JP2015000889U 2015-02-26 2015-02-26 ボール指圧器 Expired - Fee Related JP3197434U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015000889U JP3197434U (ja) 2015-02-26 2015-02-26 ボール指圧器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015000889U JP3197434U (ja) 2015-02-26 2015-02-26 ボール指圧器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3197434U true JP3197434U (ja) 2015-05-14

Family

ID=53277687

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015000889U Expired - Fee Related JP3197434U (ja) 2015-02-26 2015-02-26 ボール指圧器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3197434U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210119990A (ko) 2019-10-18 2021-10-06 야스오 다카하시 지압기

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210119990A (ko) 2019-10-18 2021-10-06 야스오 다카하시 지압기

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20140088473A1 (en) Massage device
JP3197434U (ja) ボール指圧器
KR200457503Y1 (ko) 발마사지기
TW201938230A (zh) 按摩墊體
KR20160000708A (ko) 회전 지압용 볼을 구비한 안마기
CN206482806U (zh) 一种多功能的小腿按摩装置和按摩椅
CN213822485U (zh) 可按摩眼部穴道的挂戴装置
JP2003325626A (ja) マッサージ機用施療子
JP2007160056A (ja) 指圧ボール
KR101479618B1 (ko) 스프링을 이용한 휴대용 지압기
KR200475712Y1 (ko) 지압구
KR20170139723A (ko) 허리지압구
TWM332482U (en) Vibro massage apparatus with massage ball and massage granules
TWM570172U (zh) Yoga roller structure
CN206675694U (zh) 一种捋腿按摩装置
JP6448000B2 (ja) マッサージ器具
US20140259421A1 (en) Cushion structure integrated with body supporting device
CN211610658U (zh) 带有活动手柄的按摩器
CN212166122U (zh) 人体工学按摩球
CN215350494U (zh) 一种用于治疗颈椎关节疼痛的护颈带
JP3214498U (ja) 指圧器具
TW202000273A (zh) 瑜珈滾筒結構
CN214295223U (zh) 一种按摩眼部穴位的书写笔
JP5795484B2 (ja) ツボ・患部押圧用ボール支持具
TWI627945B (zh) Neck column support aid

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3197434

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees