JP3197423U - 浄化槽用基礎板と浄化槽 - Google Patents

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Abstract

【課題】鉄筋コンクリート製の浄化槽用基礎板に比べて、軽量であり、かつ成形が容易であり、しかも生産性に優れ、また浄化槽の施工期間を短縮させることのできる浄化槽用基礎板および浄化槽を提供する。【解決手段】浄化槽1は、平らにならした穴の底部に敷き固めた割栗層3の上に浄化槽用基礎板2を設置し、この基礎板の上に載置される。図には示していないが、浄化槽を設置した後に穴は土で埋め戻される。浄化槽用基礎板2は浄化槽1の底部の幅と長さよりもやや大きい形状を有している。浄化槽用基礎板2は、繊維補強コンクリートの成形体からなるものである。繊維補強コンクリートは、コンクリートに合成繊維や鋼繊維やガラス繊維の短繊維を混入したコンクリート材料である。【選択図】図1

Description

本考案は、浄化槽を地中に埋設して施工する際に使用される浄化槽用基礎板および浄化槽に関するものである。
浄化槽の設置は、通常、図3から分かるように、設置場所において浄化槽1の大きさに合わせて地中を掘削して穴を穿ち、その穴の底面に割栗3を投入して平らな層に締め固め、この割栗層の上に浄化槽用基礎板2を敷設し、その上に浄化槽1を載置し、その周囲を土で埋め戻すことにより行われる。
従来、この浄化槽用基礎板2は、図2(b)に示すように、浄化槽の重量負荷に耐えることができる鉄筋コンクリート製であり、コンクリート基体21に鉄筋22が張り巡らされている。
鉄筋コンクリート製の基礎板は、割栗層の上に捨てコンクリート打設工事、配筋工事、型枠工事、コンクリート打設工事などからなる複数の工程が必要であり、更にコンクリートが固まるまでの養生期間を設けなければならず、埋設工事が完了するまでに長期間を要している。
このようなことから、浄化槽を載置させる鉄筋コンクリート製の基礎板を、プレキャスト製品として予め工場で製造しておき、これを設置場所へ運搬して掘削した穴の底部の割栗層の上に設置し、この基礎板上に浄化槽を載置して、施工期間を短縮させることも行われている(特許文献1参照)。
しかしながら、鉄筋コンクリート製の基礎板を工場で製造する場合においても、配筋やコンクリートの流し込み作業、コンクリートの養生等が必要であり、基礎コンクリートの製造そのものの作業は、従来の設置場所での作業とあまり変らないものであり、多くの時間を要することに変わりはない。
また、例えば比較的小型の5人用合併浄化槽の場合でも、その重量の負荷に耐えるために、鉄筋コンクリート製の基礎板は、平面サイズが1m×2m、厚みが200mm、重量が960kg程度にもなり、設置場所まで運搬した後もクレーンを操作して設置しなければならなかった。
特開平9−221822号公報
本考案は、上記のような課題に鑑みてなされたものであり、配筋材等を不要にし、鉄筋コンクリート製の基礎板より軽量であり、かつ生産性にすぐれ、また浄化槽の施工期間を短縮することのできる浄化槽用基礎板及びこの基礎板を使用した浄化槽を提供することを目的とする。
本考案は、上記の課題を解決するため、以下の手段を採用する。
[1]浄化槽が載置される浄化槽用基礎板が繊維補強コンクリートであることを特徴とする浄化槽用基礎板。
[2]前記基礎板の厚みが20〜30mmの範囲内であることを特徴とする[1]に記載の浄化槽用基礎板。
[3][1]または[2]に記載の浄化槽用基礎板に載置された浄化槽。
本考案の浄化槽用基礎板は、繊維補強コンクリート製としたことにより、従来の鉄筋コンクリート製のものに比べて、軽量にして十分な強度を備えているから、設置の際の荷扱いが容易であり、かつ成形性と生産性に優れたものである。この基礎板を使用することにより、浄化槽の設置が施工期間を短く、かつ容易に行うことができる。
本考案における掘削した穴に配置された浄化槽および浄化槽用基礎板の設置状態を示す。 (a)本考案の繊維補強コンクリート製の浄化槽用基礎板を、(b)は部分的に破断した鉄筋コンクリート製の浄化槽用基礎板をそれぞれ示す。 従来の浄化槽用の鉄筋コンクリート製基礎板に載置された浄化槽を示す。
本考案の実施の形態を、図面を援用して説明する。
図1は、掘削した穴4に配置された浄化槽1および浄化槽用基礎板2の設置状態を示している。この図から分かるように、浄化槽1は、平らにならした穴の底部に敷き固めた割栗層3の上に浄化槽用基礎板2を設置し、この基礎板の上に載置される。図には示していないが、浄化槽を設置した後に穴は土で埋め戻される。
割栗層は、浄化槽用基礎板の厚みを考慮して浄化槽の頂部面が地表面とほぼ同じレベルになるように厚みが調節されるが、通常は80〜100mm以上の厚みを有している。
浄化槽用基礎板2は浄化槽1の底部の幅と長さよりもやや大きい形状を有している。なお、基礎板の形状は、一般的には矩形であるが、浄化槽の形状に応じて矩形以外の形状とすることもできる。
本考案の浄化槽用基礎板2は、繊維補強コンクリートの成形体からなるものである。
繊維補強コンクリートは、コンクリートに合成繊維や鋼繊維やガラス繊維の短繊維を混入したコンクリート材料である。
このように、繊維補強コンクリートからなる浄化槽用基礎板は、配筋工事、型枠工事、コンクリート打設工事を施し、養生期間をおく必要のある従来の鉄筋コンクリート製の基礎板に比べて遙かに生産性がよい。
繊維補強コンクリート、とりわけガラス繊維による繊維補強コンクリートは、高い抗張力を有するガラス繊維で補強しているため、曲げ強度及び引張強度が通常のコンクリートに比べて著しく大きい。
このため、図2(a)、(b)から分かるように、板状体に形成すると、従来の鉄筋コンクリート製の基礎板に比べて、著しく薄肉化と軽量化が図れ、しかも鉄筋の補強なしで浄化槽用基礎板として十分な強度を有している。
例えば、比較的小型の5人用合併浄化槽では、従来の鉄筋コンクリート製の基礎板では厚みが200mm、重量が960kg程度のものが使用されていたが、ガラス繊維による繊維補強コンクリートの浄化槽用基礎板では厚みを20〜30mm、重量を40〜60kgにすることができ、荷扱いの容易なものとすることができる。
本考案の繊維補強コンクリートからなる浄化槽用基礎板は、従来の鉄筋コンクリート製の基礎板に比べて、生産性に優れ、しかも薄肉軽量であり荷扱いが容易であるから、浄化槽の設置に要する施工期間が短縮され、また設置作業も容易に行うことができる。
1:浄化槽
2:浄化槽用基礎板
21:コンクリート基体
22:鉄筋
3:割栗層
4:掘削された穴

Claims (3)

  1. 浄化槽が載置される浄化槽用基礎板が繊維補強コンクリートであることを特徴とする浄化槽用基礎板。
  2. 前記基礎板の厚みが5人槽の場合20〜30mmの範囲内であることを特徴とする請求項1に記載の浄化槽用基礎板。
  3. 請求項1または2に記載の浄化槽用基礎板に載置された浄化槽。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0988307A (ja) * 1995-09-22 1997-03-31 Goto Concrete Kk 基礎材
JPH10306457A (ja) * 1997-05-09 1998-11-17 Nippon Kogyo Kk 基礎ブロック
JP2000301179A (ja) * 1999-04-22 2000-10-31 Hitachi Chem Co Ltd 浄化槽用基礎板及び浄化槽並びに浄化槽の施工方法

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