JP3196985U - 発酵モズクと発酵飼料 - Google Patents

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Abstract

【課題】モズクに含有するフコイダンが家畜の免疫力を高め、各種の病気を予防する発酵モズクの食材および家畜の発酵飼料を提供する。【解決手段】モズクを食品に使用する用途として、粉末や液体に加工したモズクを酵母菌や乳酸菌に糖分を加えて醗酵させた食材に加工する。又発酵したモズクを家畜や養殖魚介類に飼料として与え、家畜の疫病である口蹄疫や、家禽類の鳥インフルエンザウイルスを予防すると共に、これら疫病からの被害を未然に防止する事が可能になる。【選択図】図4

Description

本考案は発酵モズクの食材と,家畜の発酵飼料に関するものである。
海藻類のモズクの成分には、食物繊維の他にビタミン.ミネラル,カルシウム.鉄分.ヨウ素等を含有している。
モズクの食物繊維の成分中には抗菌作用のあるフコイダンを含有しているが、モズクに含有するフコイダンは、他の海藻の昆布や若布より5〜6倍も多く含有している。
モズクの粉末に含有しているフコイダンの含有量を、財団法人日本食品分析センターに分析を依頼したところ、粉末100グラム中フコイダンの成分に含有しているフコースが、24.2グラム含有していると分析された。
モズクの食物繊維に含有しているフコイダンは、大学の研究機関によると胃や腸を丈夫にして免疫力を高める作用や、抗菌作用及び除菌作用がある事が発表されている。
2010年6月、国立大学法人富山大学と株式会社理研ビタミンとの共同研究で、昆布のめかぶに含有しているフコイダンが、鳥インフルエンザの予防に効果がある事をマウスの実験で証明して、世界保健機関(WHO)に発表している。
モズクに酵母菌や乳酸菌と糖分を加えて発酵させると、澱粉質の糖質が酵母菌や乳酸菌の作用でブドウ糖に分解される。
考案者は、生のモズク又はモズクの粉末や液体に酵母菌や乳酸菌を加えて醗酵させると、食物繊維に含有している高分の子フコイダンが、胃腸で吸収され易い低分子フコイダンに分解される。又発酵したモズクを飼料に加工して家畜や養殖魚介類に与え、牛の口蹄疫や子豚の流行性下痢、鶏の鳥インフルエンザ.ウイルス等の疫病を予防する飼料に加工する事を考案した。
平成17年11月7日 特許第3735839号公報 乾燥モズクの製造方法(平成20年11月特許失効) 平成26年9月3日 実用新案特許第3193208号公報 家畜の飼料
財団法人日本食品分析センター分析試験成績書、平成14年12月20日、第402120117−001 一般財団法人沖縄県環境科学分析センター分析試験成績書 平成17年6月21日第2005−B00921−01 一般財団法人沖縄県環境科学分析センター分析試験成績書 平成25年4月10日第2012−B03519−02
考案を解決しようとする課題
海藻のモズクはこれまで酢の物料理に使用するだけの食材であった。このモズクを食材として普及する為に、モズクに含有しているフコイダンをいかに利用するか課題があった。
モズクの粉末100グラム中にはフコイダンが60〜70グラム含有している。このモズクのフコイダンには抗菌作用や除菌作用があり、胃や腸を丈夫にすると共に免疫力を高める作用がある。
課題を解決する手段
モズクを粉末や液状に加工後、酵母菌や乳酸菌に糖分を加えて醗酵させると、モズクの食物繊維に含有する高分子のフコイダンが、低分子のフコイダンに分解される。又モズクを食品の外に利用する方法として、発酵したモズクを家畜や養殖魚介類の飼料に加工して家畜等に与える事により、モズクの用途を広める事が可能になる。
考案の効果
モズクの食物繊維には抗菌作用のあるフコイダンを豊富に含有しているが、モズクのフコイダンは胃や腸の腫痒や病原菌を除去したりする。このモズクに酵母菌や乳酸菌に糖分を加えて醗酵させると、免疫力を高めたり病気を予防する効果や作用がある。
モズクを粉末や液体に加工後、酵母菌や乳酸菌に糖分を加えて醗酵した食材に加工すると、大腸で澱粉質の糖分がブドウ糖に分解され吸収され易くなる。又、家畜や養殖魚介類に飼料として与えると、家畜の疫病である牛の口蹄疫や子豚の流行性下痢、鶏の鳥インフルエンザ.ウイルス等の疫病に感染するのを予防する効果がある。
図1は、モズクを粉末や液体に加工した図面代用写真である。(実施例1) 図2は、モズクを液体に加工後、酵母菌や乳酸菌に糖分を加えて醗酵した液体の図面代用写真である。(実施例2) 図3は、醗酵したモズクの粉末に他の飼料を混合後個体(ペレット状)に加工した図面代用写真である。(実施例3) 図4は、醗酵したモズクの液体や個体等を各種容器に充填した図面代用写真である。(実施例3)
考案を実施する為の形態
海藻のモズクを粉末や液状に加工後酵母菌や乳酸菌に糖分を加えて醗酵させ、栄養価を高めた食材に使用する。又、発酵したモズクの粉末や液体を家畜の飼料に加工後、市販の飼料と混合して家畜や養殖魚介類の飼料に加工する。
図1は、モズクを粉末や液体に加工する。
図2は、液体に加工したモズクに乳酸菌を加えて醗酵させる。
図3は、酵母菌や乳酸菌を加えて醗酵したモズクの粉末を各種の個体に加工する。
図4は、醗酵したモズクの個体や液体を、各種の容器に充填する。
海藻のモズクには各種の有効成分を含有しているが、モズクの食物繊維には抗菌作用のあるフコイダンを多量に含有している。これまでモズクは単に酢の物料理の食材として利用するだけであったが、このモズクに酵母菌や乳酸菌と糖分を加えて発酵させ、栄養価を高めた粉末や液体の健康食材に加工する。
海藻のモズクの粉末や液体を酵母菌や乳酸菌に糖分を加えて醗酵させ、粉末や固体(ペレット状)や液体に加工して家畜に飼料として与える。又市販の飼料と混合した飼料に加工し家畜や養殖魚介類に与えると、牛の口蹄疫の予防、子豚の流行性下痢、鶏の鳥インフルエンザ.ウイルス等に罹災するのを予防する。
1 モズクを粉末又は液体に加工する。
2 モズクを液体に加工後、左写真の乳酸菌を加えて発酵させる。
3 モズクの粉末を各種の個体に加工する。
4 モズクの個体又は液体を加工し各種容器に充填する。

Claims (2)

  1. モズクに酵母菌や乳酸菌と糖分を加えて醗酵させ各種容器に充填した事を特徴とするモズクの健康食材。
  2. モズクを粉末や液体に加工後酵母菌や乳酸菌に糖分を加えて醗酵させ各種容器に充填した事を特徴とするモズクの健康食材と家畜や養殖魚介類の飼料。
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