JP3196221U - リフター装置 - Google Patents

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【課題】既存のガレージジャッキの構造に特段の大きな変更を加えず、支承台を安定良く支えて安全な作業が可能で、しかも特に組付け作業の際の位置合わせが容易で作業がし易く、作業効率を向上できるリフター装置を提供する。【解決手段】移動可能なガレージジャッキ2のシリンダーと連動して上下動する可動アーム5の一端側に支承台3が回動自在に連結され、支承台には載置される載置物の外形形状に合った受け構造12が設けられていると共に、支承台の他端には下端にガレージジャッキのフレーム2A上を転動できる車輪9を備えた支承リンク8が揺動自在に連結され、更にこの支承リンク8とフレーム2Aとの間には支承リンクを常時立ち上がり方向に弾性的に付勢して支承台上の載置物を安定的に支える張力を備えたスプリング11が張設されてなる。【選択図】図1

Description

この考案は、例えば車両のデファレンシャル構成部品等を点検清掃あるいは交換する際に用いるリフター装置に関するものである。
従来、車両のデファレンシャル構成部品を交換する作業は、デファレンシャルが取り付けられている車輪側(一般には後輪側)をジャッキで持ち上げ、次いで車両を架台に固定する。次いで、構成部品の交換のための分解取り外し作業を行うが、この作業は2人の作業者で行っている。つまり、1人がデファレンシャルキャリアを支え、もう1人がデファレンシャルキャリアの取り付けボルトを外し、デファレンシャルキャリアを車両から取り外していた。この時、デファレンシャルキャリアを支える作業者は車両の下に入り込み、仰向けの姿勢で作業に従事している。そして、新しいデファレンシャル構成部品を2人作業で車両に取り付け、ジャッキを下げて車両を床に降ろして、作業を完了する。
しかしながら、このやり方では、デファレンシャルキャリアを支える作業者は不安定な姿勢で重いデファレンシャルキャリアを支えているので、腰をいためたり、作業中に手を滑らせて、デファレンシャルキャリアを落下させたりしてしまう危険性を伴っていた。
また、別の手段として、作業者がデファレンシャルキャリアを支える代わりに、油圧パンタグラフジャッキやボトムジャッキなどの油圧ジャッキを使用することがある。
しかし、この種の油圧ジャッキはデファレンシャルキャリアの形状が丸いのに比べて油圧ジャッキのデファレンシャルキャリアの受け面は水平(平坦)なために、デファレンシャルキャリアと油圧ジャッキの受け面が点あたり(点接触)になりデファレンシャルキャリアの姿勢が安定しないため、片手でデファレンシャルキャリアを押さえながら油圧ジャッキの操作をしなければならない煩わしさがある。また、不慣れな場合にはデファレンシャルキャリアを不用意に落下させてしまい、大変危険であると共に、微妙な位置合わせなども不可能であった。
このような従来の手法の問題点を解決するべく、以前から、ガレージジャッキを用いたリフター装置が提案されている(実開昭58−110699号公報、同61−157053)。これら両公開公報に示される技術では、デファレンシャルキャリアを受け止める支承台がガレージジャッキの可動アームとこの支承台を常に水平に保つためのリンクの2部材で支えられている。
実開昭58−110699号公報 実開昭61−157053号公報
しかし、前記の提案では、支承台が単に可動アームと支承台を常に水平に保つためのリンクの2部材のみで支えられているために、従前のガレージジャッキの構造をそのまま転用する前者の公開公報に開示された技術では可動アームとリンクとが支承台の殆ど同じ位置を支承することになり、支承が不安定になり易い。これを解消しようとすると後者公開公報に開示された技術のように可動アームとリンクとの間隔を大きく開けて、支承台の離れた位置を夫々支えるようにする必要があり、リフター装置の大型化を招く上に、今まであるガレージジャッキの構造をそのまま上手く生かして、つまり大きな構造の変更を伴わず利用することが難しくなる。
この考案は、斯かる問題点に鑑み発案されたもので、その目的は、既存のガレージジャッキの構造に特段の大きな変更を加えず、支承台を安定良く支えて安全な作業が可能で、しかも特に組付け作業の際の位置合わせが容易で作業がし易く、作業効率を向上できるリフター装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本考案によるリフター装置は、請求項1記載のように、移動可能なガレージジャッキに搭載されたシリンダーと連動して上下動する可動アームの一端側に支承台が回動自在に連結され、この支承台には載置される載置物の外形形状に合った受け構造が設けられていると共に、前記支承台の他端には下端に前記ガレージジャッキのフレーム上を転動できる車輪を備えた支承リンクが揺動自在に連結され、更にこの支承リンクと前記フレームとの間にはこの支承リンクを常時立ち上がり方向に弾性的に付勢して支承台上の載置物を安定的に支える張力を備えたスプリングが張設されている。
この構成によれば、リフター装置を例えば自動車の下に差し込み、デファレンシャルキャリアの下まで移動させる。次いで、シリンダーを作動させて可動アームを上方へ回動させると、この可動アームの先端(一端側)に取り付けられた支承台が上昇する。支承台、可動アームの上昇に伴って、寝姿にあった支承リンクがスプリングの張力も手伝って順次立ち上がり姿勢になり、支承台をスプリングの張力によって水平に保つように働く。所定位置に上昇させた支承台は載置物に接当させるが、支承台上に設けた受け構造に的確にフィットしてこれを安定良く支える。また、載置物の取り外し作業に当たっては、可動アームを下方に回動することで、支承リンクをスプリングの張力に抗して順次寝姿に移行させながら支承台を下降させるが、この可動アームの下降時にも、載置物は受け構造によって安定した姿勢を保てるので、作業者は従来のように不安定な姿勢で載置物を支えながら取り外し作業を行わなくても、一人でも上手く載置物の取り扱いが可能になる。また、取り付け、取外し何れの作業に当たっても、取り付け位置の調整など微妙な動きを必要とするが、支承台は前記スプリングの張力でその姿勢バランスが保たれているので、作業者の手で簡単に上下揺動させて、この取り付け位置の僅かな調整も簡単に行うことができる。
本考案によれば、既存のガレージジャッキの構造に特段の大きな変更を加えず、支承台を安定良く支えて安全な作業が可能で、しかも特に組付け作業の際の微妙な位置合わせが容易で、作業がし易く、作業効率を向上できる。
即ち、台車、シリンダー、これによって上下動される可動アームをそのまま生かし、この可動アームの先端に回動自在に支承台を連結してなるものであるから、既存のガレージジャッキの構造に特段の大きな変更を加えることなく安価に得られる。また、支承台には当該支承台に載置される載置物の外形形状に合った受け構造が設けられているために、従来構造と違って載置物を安定良く支えることができ、安全な作業を可能にする。
特に、可動アームに回動自在に取り付けられる支承台の他端には下端に前記ガレージジャッキのフレーム上を転動できる車輪を備えた支承リンクが揺動自在に連結され、更にこの支承リンクと台車との間にはこの支承リンクを常時立ち上がり方向に弾性的に付勢して支承台上の載置物を安定的に支える張力を備えたスプリングが張設されてなるものであるから、載置物の取り外しや再度の取り付け作業時には、前記スプリングの引張力に抗したり、或いは逆に引っ張り力によって支承台を軽快に上下揺動できるので、微妙な位置調整を行い易く、作業効率を格段に向上できる。
以上の構成において、本考案では、請求項2に記載のように、支承台の一端側裏面からヒンジが一体に設けられ、当該ヒンジが可動アームの一端側に挿抜固定自在な支軸を介して上下揺動並びに着脱自在に連結されるのが望ましい。
載置される対象物に対応した受け構造を備えた別の支承台に簡単に取り替えられるので、その汎用性が高まり、利便性を向上できるからである。
また、請求項3に記載のように、支承台の他端側には当該支承台を上下動する際の取手が設けられるのが望ましい。
取手を片手で握ることで、支承台の微妙な上下位置の調整を簡便に、また、的確に行えるからである。
また、請求項4に記載のように、支承台のヒンジ側下面からは当該支承台の必要以上の傾動を阻止するストッパーが設けられているのが望ましい。
載置物が重量物である場合にはその重みで支承台が前記取手側を上位にし、ヒンジ側を下位にして傾斜するようなことがあっても、前記ストッパーの働きによって、必要以上の傾動は阻止しながらも、作業に必要とされる多少の傾動を許して、作業効率を上げるように機能させることができるからである。
更に、請求項5に記載のように、支承台の受け構造は、デファレンシャルキャリア部とプロペラシャフト受け部の外形形状に合致させたキァリア受け部とシャフト受け部とからなるのが望ましい。
デファレンシャルの修理用としての好適なリフター装置を提供できるからである。
また、本考案のリフター装置は、支承台を簡単に取り換えることができるために、自動車のデファレンシャルキャリアやトランスミッションになどに限らず、これに類した作業形態を採る各種組付け機器の脱着作業用として好適に適用されるものである。
この考案の実施形態の一例を示し、可動アームをやや上昇させた状態の全体外観である。 図1に示したリフター装置の要部の一部切欠き側面図である。 作用の説明図である。
以下、本考案のリフター装置を自動車のデファレンシャルの脱着作業用として適用した場合の形態について、添付図面を参照して説明する。
このリフター装置1は、図1〜3に示すように、ガレージジャッキ2に支承台3を取り付けて得られる。
ガレージジャッキ2は、周知のとおり、左右のフレーム2Aの間に配した油圧ジャッキ(図外)の操作ハンドル4を上下に往復回動することで生じる油圧によって起伏作動する可動アーム5を備え、同可動アーム5の先端に支承台3が取り付けられている。また、この支承台3は流体圧回路の切換えで同様のハンドル操作により可動アーム5が下方へ回動されることによって下降されることは言うまでもない。
支承台3は、その一端側下面にヒンジ6が一体に突設されていて、このヒンジ6が横支軸7によって前記可動アーム5の先端に回動自在に枢支されていると共に、横支軸7を取り外すことによって、前記ヒンジ6共々に可動アーム5から分離できるように構成されている。
前記支承台3の他端側には、図1、2に示すように、正面視において門の字型をした支承リンクの一例であるステー8が設けられていて、その上方の水平軸部8Aが前記支承台上に取り付けた軸受筒部8Cに回動自在に枢支され、左右の脚部8Bが前後方向に揺動できるように構成されている。また、左右両側の前記脚部8Bの下端には夫々回転自在なコロ9が設けられている。このコロ9は、ガレージジャッキ2の台車を構成する左右一対のフレーム2Aの外側面から外方へ、溶着などの手段で一体的に突設された滑動用平板10の上面10Aで支えられて、当該滑動用平板10の上面10A上を前後方向(図1、2の紙面上の左右方向)に転動できるように構成されている。更に、両脚部8Bを常時立ち上がり姿勢に弾性的に付勢し、支承台3に載置された載置物の一例であるデファレンシャルキャリアDKの重量とバランスして、支承台3をほぼ水平姿勢に維持するに足る張力を備えた引張スプリング11が設けられている。この引張スプリング11は、図1に示すように、一端側は前記ステー8に設けられた前記コロ9の支軸9Aの延長端部に、また、他端側は前記フレーム2Aの外側面に一体に突設された受け軸2Bに夫々係脱自在に係合されている。
従って、デファレンシャルキャリアDKを載置した状態で支承台3に手を添えてこれを上下動すれば前記横支軸7を中心にして支承台3を簡便に上下動でき、支承台3の傾きを上手く変更できる。このことは、デファレンシャルキャリアDKの装着・取外し作業にあたって、デファレンシャルキャリアDKの姿勢の微妙な調整ができ、組み付けやボルト締め等、各種の作業が大変やり易くなる。
前記支承台3には載置されるデファレンシャルキャリアDKの外形形状に合った受け構造12が設けられている。この受け構造12は、支承台3の上面で、ヒンジ6存在側に設けられたデファレンシャルキャリアDKの大径部Dを支えるキャリア部受け部13とヒンジ存在側の反対側に設けられてシャフトと支承部Sを支えるシャフト受け部14とから構成されている。
前記キャリア部受け部13は、左右方向に所定の間隔を開けると共に上端側ほど横外方にあるようにして丁度逆ハの字状になるように一体的に立ち上げた受け板13Aと、両受け板13Aの間にあって、左右の中心部分を最も低位にして下方に向かって凹状に凹ませた受け部材13BとデファレンシャルキャリアDKの左右両下側面を支えるための左右支え板13Cからなる。左右支え板13Cは前記両受け板13Aからヒンジ存在側の反対側に向かって左右方向に所定の間隔を開けて立ち上げた板状体から構成されている。
また、シャフト受け部14は前記支承台3の横幅を備えた支え板部14Aとその左右両端に一体に設けられた補強用の前後方向(つまり、ステー8存在側からヒンジ存在側に向かう方向)に沿ったフランジ14Bを一体に備えていて、前記支え板部14Aの左右中央部分に上方が開口されてなるUの字型形状のシャフト嵌合部14Cが設けられている。また、前記左右のフランジ部14Bの横外面からは横外方に向かって夫々取手15が一体に突設されている。
従って、支承台3はその受け構造12によってデファレンシャルキャリアDKを、従来のように、手で支えなくても安定良く載置支持できる。
また、図2に示すように、支承台3の前記ヒンジ6を挟んで前記取手15の存在側とは反対側の下面からはストッパー16が一体に突設されている。このストッパー16は、支承台3の多少の前傾、即ち前記取手15側を上位にし、ヒンジ6側を下位にした多少の傾斜を許容するが、それ以上の傾動(図2に示される位置が限界位置である)は、下端16Aが、前記可動アーム5と平行に配した第2リンク17の枢支軸18に当接して阻止するように構成されている。図中19は第2リンク17を前記横支軸7に連結するためのブラケットである。
尚、図1中の13Dは前記受け板13Aをその背面から支えるステーである。
また、図示する例では、前記キャリア受け部13でデファレンシャルキャリアDKの車体側取り付け大径部Dを、またシャフト受け部14でシャフト支承部Sを夫々支持できる構成を示したが、この支承台3は載置される部位、部品の形状に応じて適宜にその受け構造12を備えたものと取り替えることで、その汎用性を高めることができることは言うまでもない。
以上のように構成された本考案のリフター装置1によってデファレンシャルキャリアDKを取り外すには、先ずリフター装置1を車体の下へ移動させ、支承台3がデファレンシャルキャリアDKの真下にあるように位置調整する。次いで、ハンドル4を上下に往復回動することで可動アーム5を上方に回動させて前記支承台3を上昇させ、この支承台3をデファレンシャルキャリアDKの真下に配置する。この状態で、デファレンシャルキャリアDKやシャフト受け部14の下部に位置するボルトなどを取外す。デファレンシャルキャリアDKに偏荷重が掛かっていたりして、ボルトなどが外れ難い場合などでも、前記取手15を持って、前記横支軸7を中心に支承台3の傾きを上下調整することで上手く取り外し作業ができる。次いで、図3に示すように、支承台3を更に上昇させて、デファレンシャルキャリアDKの大径部Dをキャリア受け部13に、また、前記シャフト支承部Sにシャフト受け部14を嵌合支持させる。これによって、デファレンシャルキャリアDKを支承台3上に安定良く載置支持できる。次いで、残りのボルトなどを取り外すが、デファレンシャルキャリアDKに偏荷重が掛かっていたりして、ボルトなどが外れ難い場合などでも、前記取手15を持って、前記横支軸7を中心に支承台3の傾きを上下調整することでデファレンシャルキャリアDKの位置、傾きなどを調整して上手く取り外し作業ができる。
すべてのボルトなどが取り外されたら、前記ハンドル4を上下に往復回動して、今度は可動アーム5を下方に回動することでこの可動アーム5の先端の支承台3を下降させる。この可動アーム5の下降に伴って、前記コロ9は前記引張スプリング11の引っ張り力に抗し、ステー8を傾斜させながら、滑動用平板10の上面10Aを転動しつつ前記ストッパー16側(図1〜3の紙面上左側)へと移行する。次いで、補修点検あるいは清掃などを終えたデファレンシャルキャリアDKを車体に取り付けるには、支承台3にデファレンシャルキャリアDKを載置支持して、前記ハンドル4を上下に往復回動することで可動アーム5を上方に回動させ、支承台3を上昇させる。支承台3を所定の位置に持ち上げた後、デファレンシャルキャリアDKを車体に取り付ける。このとき、例えばボルト穴の位置が上下方向にずれていた場合、或いは車体等との接続面に傾きがあった場合などは、前記取手15を上下動させることで、前記横支軸7を支点にして支承台3をこの横支軸7とは反対側を上下動させて支承台3の傾きを変更することで、好ましい取り付け位置に上手く調整できる。
以上の何れの作業においても、取手15を持って支承台3に前記横支軸7周りに上下動させるような力を加えれば、前記コロ9が滑動用平板10の上面10Aを、引張スプリング11の張力に抗して、或いは逆に引っ張り力によって、上下方向に軽く転動して、支承台3の上下傾きを少ない力で、簡便に調整できる。
以上の作業に当たって、重量物であるデファレンシャルキャリアDKの重みで、支承台3が前記取手15側を上位にし、ヒンジ6側を下位にして傾斜するようなことがあっても、前記ストッパー16の働きによって、必要以上の傾動は阻止しながらも、作業に必要とされる多少の傾動を許して、作業効率を上げることができる。
また、前記引張スプリング11を支承台3に載置される載置物の重量に適合した引っ張り力を備えたものと適宜に取り替えることによって、デファレンシャルキャリアDK以外にも、例えばトランスミッションなどの点検修理作業にも好適に対応でき、その汎用性を高めることができる。
このように、支承台3はその受け構造12によってデファレンシャルキャリアDKを安定的に載置支持出来るとともに、デファレンシャルキャリアDKを載置支持した状態でその傾きも自在に調整できるので、デファレンシャルキャリアDKの取り外しや再度の取り付け作業時には、微妙な位置調整を行い易く、作業効率を格段に向上できる。
従って、既存のガレージジャッキの構造に特段の大きな変更を加えず、支承台を安定良く支えて安全な作業が可能で、しかも特に組付け作業の際の位置合わせが容易で作業がし易く、作業効率を向上できるリフター装置を提供できるようになった。
併せて、支承台3は載置される物品や部分の形状にあった受け構造12を備えたものと自在に取り替えることができるので、その汎用性を格段に高めることができる。
尚、本考案に採用される前記ガレージジャッキは油圧、空圧いずれのシリンダーを用いたものにも適用できることは言うまでもない
本考案はデファレンシャルの脱着作業用の場合に例をとって説明したが、所期の目的を達成するものであれば、自動車のデファレンシャルやトランスミッションになどに限らず、これに類した作業形態を採る各種組付け機器の脱着作業用として好適に適用されるものである。
1…リフター装置
2…ガレージジャッキ
2A…左右のフレーム
3…支承台
5…可動アーム
6…ヒンジ
7…横支軸
8…ステー
9…コロ
10…滑動用平板
11…引張スプリング
12…受け構造
13…キャリア受け部
14…シャフト受け部
15…取手
16…ストッパー

Claims (5)

  1. 移動可能なガレージジャッキに搭載されたシリンダーと連動して上下動する可動アームの一端側に支承台が回動自在に連結され、この支承台には載置される載置物の外形形状に合った受け構造が設けられていると共に、前記支承台の他端には下端に前記ガレージジャッキのフレーム上を転動できる車輪を備えた支承リンクが揺動自在に連結され、更にこの支承リンクと前記フレームとの間にはこの支承リンクを常時立ち上がり方向に弾性的に付勢して支承台上の載置物を安定的に支える張力を備えたスプリングが張設されているリフター装置。
  2. 支承台の一端側裏面からヒンジが一体に設けられ、当該ヒンジが可動アームの一端側に挿抜固定自在な支軸を介して上下揺動並びに着脱自在に連結されている請求項1に記載のリフター装置。
  3. 支承台の他端側には当該支承台を上下動する際の取手が設けられている請求項1〜2のいずれかに記載のリフター装置。
  4. 支承台のヒンジ側下面からは当該支承台の必要以上の傾動を阻止するストッパーが設けられている前記1〜3のいずれかに記載のリフター装置。
  5. 支承台の受け構造はデファレンシャルキャリア部とプロペラシャフト受け部の外形形状に合致させたキァリア受け部とシャフト受け部とからなる請求項1〜4のいずれかに記載のリフター装置。
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