JP3196003U - 音声案内装置 - Google Patents

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憲志 大久保
憲志 大久保
隆久 森田
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【課題】周囲の騒音や混雑度合いにかかわらず、音声案内を適確に認識することが可能な音声案内装置を提供する。【解決手段】音声案内装置は、人感スイッチ12と、この人感スイッチ12の検出信号に基づいて混雑度合いを判定する混雑度合い判定部24と、周囲の騒音を集音するマイク11と、このマイク11の検出信号に基づいて騒音レベルを判定する騒音レベル判定部22と、混雑度合い判定部24により判定した混雑度合いと騒音レベル判定部22で判定した騒音レベルとに基づいて、スピーカ15から出力される音声案内の再生音量と再生間隔とを変更する音声再生制御部23とを備える。【選択図】図2

Description

この考案は、騒音に応じて音声案内のレベルを変更する音声案内装置に関する。
このような音声案内装置は、視覚障害者への音声案内、駅構内における音声案内、道路における音声案内等を行う目的で使用される。ここで、音声による案内の伝達度は、その周囲の騒音レベルにより影響を受ける。すなわち、騒音レベルが大きい場合、音声案内の再生音量が小さいとその音声案内を十分認識することが困難となる。一方、音声案内が十分認識可能なように再生音量を大きくすると、夜間等の騒音レベルが小さいときに再生音量が過剰となり、音声案内自体が騒音となりかねない。このため、このような音声案内装置においては、騒音レベルに応じて音声案内の再生音量を変更している。
例えば、特許文献1には、音声案内等を行う拡声装置の近傍の騒音を検出するマイクロホンと、拡声装置の不動作時にマイクロホンによって検出される騒音の大きさに対応して拡声装置の音量を自動的に設定する拡声出力制御手段とを備え、音声案内エリアの周囲騒音の大きさに応じて音声案内放送の音量を自動的に可変するようにした音声案内装置が開示されている。
また、特許文献2には、騒音計測部により帯域フィルタで抽出した騒音信号の変化を計測するとともに、追従パターン生成部により騒音計測部で計測した騒音信号の最小値を追跡して暗騒音を求め、暗騒音の音圧レベルの変化から追従制御値の増加と減少の応答時定数を定める複数の追従パターンを決定し、騒音計測部で計測した騒音信号を追従パターン生成部で決定した複数の追従パターンで示す応答時定数により騒音信号に対して追従制御し、各追従パターンに応じた音量を示す追従制御値を求め、音量調節部は求めた追従制御値に2〜6dBを加算して出力音量を出力する音声案内装置が開示されている。
特開平8−317497号公報 特開2007−323451号公報
上述した従来の音声案内装置は、騒音レベルに応じて音声案内の再生音量を調整しているが、音声案内の再生間隔は全く考慮していない。再生間隔が長くなると、音声案内付近を通過する人に音声案内が十分に到達しない間に、その人が音声案内装置から離隔してしまう場合がある。一方、音声案内の再生間隔を極めて小さくすると、音声案内が過度に繰り返されることになり、音声案内自体が騒音となりかねない。
また、音声案内の認識度や到達度は、騒音レベルのみに依存するものではなく、人の混雑度合いにも影響を受けることが見いだされている。
この考案は上記課題を解決するためになされたものであり、周囲の騒音や混雑度合いにかかわらず、音声案内を適確に認識することが可能な音声案内装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の考案は、騒音に応じて音声案内のレベルを変更する音声案内装置において、人感スイッチと、前記人感スイッチが単位時間当たりに検出した人の数に応じて混雑度合いを判定する混雑度合い判定部と、周囲の騒音を集音するマイクと、前記マイクの検出信号に基づいて騒音レベルを判定する騒音レベル判定部と、前記混雑度合い判定部により判定した混雑度合いに基づいて、音声案内の再生間隔を変更するとともに、前記混雑度合い判定部により判定した混雑度合いと、前記騒音レベル判定部で判定した騒音レベルとに基づいて、音声案内の再生音量を変更する音声再生制御部と、を備え、前記混雑度合い判定部は、前記人感スイッチが検出した時間の長さを人の数の検出に使用することを特徴とする。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の考案において、前記混雑度合い判定部が混雑度合いが高いと判定した場合、および、前記騒音レベル判定部が騒音レベルが大きいと判定した場合に、音声案内の再生音量を大きくする。
請求項3に記載の考案は、請求項2に記載の考案において、前記混雑度合い判定部が混雑度合いが高いと判定した場合に、音声案内の再生間隔を大きくする。
請求項1に記載の考案によれば、混雑度合いと騒音レベルとに基づいて音声案内の再生音量と再生間隔とを変更することから、周囲の騒音や混雑度合いにかかわらず音声案内を適確に認識することが可能となる。
また、人感スイッチを利用して混雑度合いを容易に判定することが可能となる。
さらに、複数の人が同時に装置付近を通過したことを、容易に判定することが可能となる。
請求項2に記載の考案によれば、混雑度合いが高く騒音レベルが大きい場合に、音声案内の再生音量を大きくすることにより、音声案内を適確に認識することが可能となる。
請求項3に記載の考案によれば、混雑度合いが高いことから人の移動速度が遅い場合に、音声案内の間隔を大きくして音声案内が過度に繰り返されるのを防止することが可能となる。
この考案に係る音声案内装置の概要図である。 この考案に係る音声案内装置の主要な電気的構成を示すブロック図である。 人感スイッチ12を利用して混雑度合いを判定する方法を示す説明図である。
以下、この考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はこの考案に係る音声案内装置の概要図である。なお、図1(a)は音声案内装置の正面を、また、図1(b)は音声案内装置の側面を示している。
この音声案内装置は、駅構内や公共施設内に設置して、視覚障害者等に対してどこに何があるのかを音声により案内するためのものであり、後述する各部材を収納したケーシング10と、周囲の騒音を集音するためのマイク11と、赤外線センサ等から構成される人感スイッチ12と、ケーシング10に形成された開口部と対応する位置に配設されたスピーカ15とを備える。なお、マイク11および人感スイッチ12は、ケーシング10の内部に設置してもよく、また、ケーシング10の外部に設置してもよい。
図2は、この考案に係る音声案内装置の主要な電気的構成を示すブロック図である。
この音声案内装置は、マイク11に接続された帯域フィルタ21と、この帯域フィルタ21に接続された騒音レベル判定部22と、音声再生制御部23と、人感スイッチ12に接続された混雑度合い判定部24とからなる制御部20を備える。音声再生制御部23は、音声信号発生部13および音声信号増幅部14に接続されている。
マイク11により集音された騒音の音声信号は、帯域フィルタ21により騒音信号として抽出され、騒音レベル判定部22に送信される。騒音レベル判定部22においては、この騒音信号に基づいて騒音レベルを判定する。
一方、人感スイッチ12により検出された検出信号は、混雑度合い判定部24に送信される。混雑度合い判定部24においては、この検出信号に基づいて混雑度合いを判定する。
図3は、人感スイッチ12を利用して混雑度合いを判定する方法を示す説明図である。この図において横軸は時間を示し、縦軸は人感スイッチ12による人の検出信号の大きさを示している。
図3(a)に示すように、混雑度合い判定部24は、単位時間T当たりに所定の閾値SL以上の信号を人感スイッチ12から受信した回数を、単位時間T当たりに検出した人の数として、混雑度合いを判定する。図3(a)に示す場合には、単位時間T当たりに4回、閾値SL以上の信号を受信していることから、単位時間T当たりに4人が通過するような混雑度合いであると判定する。
また、複数の人が連続して通過した場合には、人感スイッチ12による人の検出信号が重畳する。この場合には、混雑度合い判定部24は、人感スイッチ12が人を検出した時間の長さを利用して人の数を判定する。すなわち、図3(a)および図3(b)に示すように、人感スイッチ12による人の検出信号が閾値SLを超えた時間がt1である場合には、一人の人が通過していると判断する。一方、図3(b)に示すように、人感スイッチ12による人の検出信号が閾値SLを超えた時間がt2である場合には、二人の人が通過していると判断し、人感スイッチ12による人の検出信号が閾値SLを超えた時間がt3である場合には、三人の人が通過していると判断する。そして、この時間t1、t2、t3の範囲を適正に設定することにより、人感スイッチ12が人を検出した時間の長さを利用して人の数を適正に判定することが可能となる。
再度図2を参照して、音声再生制御部23は、混雑度合い判定部24により判定した混雑度合いと、騒音レベル判定部22で判定した騒音レベルとに基づいて、音声案内の再生音量と再生間隔とを変更する。
すなわち、騒音レベル判定部22で判定した騒音レベルが高いと判定した場合には、音声再生制御部23は、音声案内の再生音量を大きくする。例えば、騒音レベルが70乃至80デジベルであった場合には、そのときの音声案内の再生音量を83デシベル程度に設定する。一方、騒音レベル判定部22で判定した騒音レベルが低いと判定した場合には、音声再生制御部23は、音声案内の再生音量を小さくする。例えば、騒音レベルが0乃至40デジベルであった場合には、音声再生制御部23は、そのときの音声案内の再生音量を43デシベル程度に設定する。
また、混雑度合い判定部24で判定した混雑度合いが高いと判定した場合には、音声再生制御部23は、音声案内の再生音量を大きくする。すなわち、混雑度合いが高い場合には、音声案内の音は人の皮膚や衣服に吸収されてしまい、必要な領域にまで到達しないことになる。このため、混雑度合いが高い場合には、音声案内の再生音量を大きくする必要がある。一方、混雑度合い判定部24で判定した混雑度合いが低いと判定した場合には、音声再生制御部23は、音声案内の再生音量を小さくする。
なお、混雑度合いに基づく音声案内の再生音量の変更は、騒音レベルに基づいて決定された音声案内の再生音量を大きく、または、小さく補正することにより実行される。但し、これとは逆に、混雑度合いに基づいて決定した音声案内の再生音量を、騒音レベルに基づいて変更するようにしてもよい。なお、騒音レベルおよび混雑度合いと、そのときの音声案内の再生音量との関係は、その適正値を予め実験により求めておき、テーブル等に記憶しておく。
一方、混雑度合い判定部24により判定した混雑度合いが高いと判定した場合には、音声再生制御部23は、音声案内の再生間隔を大きくする。すなわち、混雑度合いが高い場合には、人の歩行速度は遅くなる。このため、音声案内の再生間隔が小さかった場合には、音声案内が何度も繰り返して聞こえることになる。このため、このような場合には、音声案内の間隔を大きくすることにより、音声案内が過度に繰り返されるのを防止することが可能となる。一方、混雑度合いが低い場合には、人の歩行速度は速くなる。このため、混雑度合い判定部24により判定した混雑度合いが低いと判定した場合には、音声再生制御部23が音声案内の再生間隔を小さくすることにより、速い速度で通過する人に音声案内が確実に認識されるようにすることができる。
なお、混雑度合いと、そのときの音声案内の再生間隔との関係も、その適正値を予め実験により求めておき、テーブル等に記憶しておく。
音声再生制御部23は、混雑度合い判定部24により判定した混雑度合いに基づいて、音声信号発生部13に音声信号の発生間隔を指定する信号を送信する。また、音声再生制御部23は、混雑度合い判定部24により判定した混雑度合いと騒音レベル判定部22で判定した騒音レベルとに基づいて、音声信号増幅部14に、音声信号発生部13からの音声信号の増幅率を指定する信号を発信する。
そして、スピーカ15は、音声信号発生部13から発生され、音声信号増幅部14で増幅された音声信号に基づいて、音声案内を再生する。
なお、上述した実施形態においては、赤外線センサ等から構成される人感スイッチ12を使用しているが、発光部と受光部との間を通過する人の数を検出するような人感スイッチを使用してもよい。
10 ケーシング
11 マイク
12 人感スイッチ
13 音声信号発生部
14 音声信号増幅部
15 スピーカ
20 制御部
21 帯域フィルタ
22 騒音レベル判定部
23 音声再生制御部
24 混雑度合い判定部

Claims (3)

  1. 騒音に応じて音声案内のレベルを変更する音声案内装置において、
    人感スイッチと、
    前記人感スイッチが単位時間当たりに検出した人の数に応じて混雑度合いを判定する混雑度合い判定部と、
    周囲の騒音を集音するマイクと、
    前記マイクの検出信号に基づいて騒音レベルを判定する騒音レベル判定部と、
    前記混雑度合い判定部により判定した混雑度合いに基づいて、音声案内の再生間隔を変更するとともに、前記混雑度合い判定部により判定した混雑度合いと、前記騒音レベル判定部で判定した騒音レベルとに基づいて、音声案内の再生音量を変更する音声再生制御部と、を備え、
    前記混雑度合い判定部は、前記人感スイッチが検出した時間の長さを人の数の検出に使用することを特徴とする音声案内装置。
  2. 請求項1に記載の音声案内装置において、
    前記混雑度合い判定部が混雑度合いが高いと判定した場合、および、前記騒音レベル判定部が騒音レベルが大きいと判定した場合に、音声案内の再生音量を大きくする音声案内装置。
  3. 請求項2に記載の音声案内装置において、
    前記混雑度合い判定部が混雑度合いが高いと判定した場合に、音声案内の再生間隔を大きくする音声案内装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017146522A (ja) * 2016-02-19 2017-08-24 フリュー株式会社 写真作成ゲーム機および出力制御方法

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