JP3195811U - 香炉 - Google Patents

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【課題】お香やハーブの葉のかけらなどの加熱対象を、安全に扱うことができ、加熱対象を連続して焚き続けることの可能な香炉を提供する。【解決手段】香炉100は、上面が開口した香炉本体110と、香炉本体110の内部に設置され、加熱対象を載置するための網部120とを備え、香炉本体110の網部120の設置個所よりも下方に、空気穴112が設けられていることを特徴とする。香炉本体110に網部120を設置することで、加熱対象を直接手に持つことなく、網部120に載置した状態で火をつけることができる。また、網部120を香炉本体110の内部に設置し、上面の開口と、網部との間に高さを設けることで、灰の飛散が防止される。さらに、香炉本体110に空気穴112を設けたことによって、新しい空気を取り入れることができ、加熱対象を連続して焚くことが可能である。【選択図】図1

Description

本考案は香炉に関する。
香炉とは、お香やハーブの葉のかけらを加熱し、香気成分を発散させる目的で用いる器である。日本の仏具において灯明(燭台)・花瓶(花立て)とともに三具足(五具足)の一つとされる。香炉の本体は、上面に大きく開口した筒、椀、箱、皿状の容器である。香炉の材質としては、火気を使用する関係上、材質には不燃性、耐熱性が求められる。そのため、陶磁器や金属、石材などで作られていることが多い(例えば、非特許文献1参照。)。
インターネット<URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%99%E7%82%89>
しかし、従来の香炉は、以下のようにいくつかの問題点があった。まず、加熱対象であるお香やハーブの葉のかけらを、直接手に持って、火をつけることは難しかった。また、加熱対象を浅い皿に乗せて火をつけた場合、火がついた加熱対象が風で飛散し、危険であった。一方、加熱対象を深い皿に乗せて火をつけた場合、空気より重い二酸化炭素が皿の底にたまり、加熱対象を焚き続けることはできないという問題があった。
そこで本考案は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、お香やハーブの葉のかけらなどの加熱対象を、安全に扱うことができ、加熱対象を連続して焚き続けることの可能な、新規かつ改良された香炉を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案によれば、上面が開口した香炉本体と、前記香炉本体の内部に設置され、加熱対象を載置するための網部と、を備え、前記香炉本体の前記網部の設置個所よりも下方に、空気穴が設けられていることを特徴とする、香炉が提供される。
かかる構成によれば、香炉本体に加熱対象を載置するための網部を設置することで、加熱対象を直接手に持つことなく、網部に載置した状態で火をつけることができる。また、網部を香炉本体の内部に設置し、上面の開口と、網部との間に高さを設けることで、灰の飛散が防止される。さらに、香炉本体の網部よりも下方に空気穴(例えば、2mm〜5mm程度)を設けたことによって、新しい空気を取り入れることができ、加熱対象を連続して焚くことが可能である。以上のようにして、お香やハーブの葉のかけらなどの加熱対象を、安全に扱うことができ、加熱対象を連続して焚き続けることが可能である。
本考案は様々な応用が可能である。例えば、前記加熱対象が加熱される際に発生する煙により燻される対象物を載置するための載置部を設けてもよい。例えば、パワーストーンを載置部に載置して、煙で燻すことができる。パワーストーンの浄化に効果的である。
また、前記載置部は、前記網部の取っ手と一体に構成されるようにしてもよい。網部に取っ手を付けて、持ち歩けるようにすることで、香りを部屋中に行き渡せることができる。また、載置部と網部の取っ手を一体に構成することで、デザイン性に優れるだけでなく、香炉の製造が容易になり、製造コストの削減にも有効である。
本考案によれば、お香やハーブの葉のかけらなどの加熱対象を、安全に扱うことができ、加熱対象を連続して焚き続けることが可能が可能である。なお、本考案のその他の効果や応用例については、さらに後述する。
第1の実施形態にかかる香炉の全体構成100を示す図である。 第2の実施形態にかかる香炉の全体構成200を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本考案の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
本考案の第1の実施形態について説明する。図1は、本実施形態にかかる香炉100を示す図である。本実施形態にかかる香炉100は、図1に示したように、香炉本体110と、網部120と、取っ手130とを主に備えて構成される。以下、香炉100の各構成要素について順に説明する。
(香炉本体110)
香炉本体110は、図1に示したように、上面が開口している器である。香炉本体110の材質は、火気を使用する関係上、材質には不燃性、耐熱性が求められる。そのため、香炉本体110は、陶磁器や金属、石材などで作ることができる。香炉本体110の大きさは、特に制限はないが、一般的な香炉と同様の大きさ(例えば、開口部分が10cm程度)とすることができる。また図示していないが、例えば、香炉本体110を持ち運びやすくするために、香炉本体110に把持部や取っ手を設けてもよい。
図1に示したように、香炉本体110の内部には、後述する網部120が設置される。香炉本体110に対する網部120の設置の仕方は任意でよい。例えば、香炉本体110の形状が、上部から下部に向かって徐々に狭くなっている場合は、網部120を単に置くだけで設置できる。この場合、網部120を設置するための特別の構成は必要ない。一方、香炉本体110が、網部120を設置しにくい形状の場合には、香炉本体110の内面に、溝やリブなどを設けて、この溝やリブよって網部120を設置して固定するようにしてもよい。
香炉本体110の底部又は底部側面には、図1に示したように、空気穴112が設けられている。この空気穴112は、空気の換気に用いられるものである。空気穴112の大きさは、例えば、任意の大きさ(例えば、2mm〜5mm程度)とすることができ、香炉本体110の大きさに応じて、適宜設定が可能である。
空気穴112の位置は、網部120の設置個所よりも下方であれば、任意の位置とすることができる。加熱対象を加熱したときに発生する二酸化炭素は、空気よりも重いため、空気穴112を介して外部に放出することができる。このようにして、香炉本体110の内部を、加熱対象を焚き続けるのに常に最適な状態とすることができる。
(網部120)
網部120は、お香やハーブの葉のかけらといった加熱対象を載置するためのものである。網部120は、図1に示したように、香炉本体110の内部に設置される。網部120の材質は、加熱対象を繰り返し加熱できるように、耐久性のある金属などを採用することができる。また、網部120の網目の大きさは、加熱対象を載置できるとともに、空気穴112への空気の流通ができれば、任意の大きさでよい。なお、図1に示した網部120の網の目の大きさは一例に過ぎず、より細かくてもよい。
上述したように、網部120は、香炉本体110の内部に設置される。網部120が設置される高さと、香炉本体110の上面との間に高さができることで、加熱対象の灰が風などで飛び散ることが防止される。
網部120には、取っ手130が設けられている。取っ手130は、例えば太い針金状のものを折り曲げ加工して、手で持つ部分と、網部120に取り付ける部分とを形成したものである。網部120にこのような取っ手130を設けることで、香炉本体110に網部120を取り付けたり、香炉本体110から網部120を取り外す際に、取っ手130によって扱えるので、便利である。なお、取っ手130は、網部120に一体に固定されていてもよく、簡単に取り外せるようにしてもよい。
以上、香炉100の構成について説明した。次に、香炉100の使用方法について説明する。まず、香炉本体110に対して、網部120を設置する。そして、網部120にお香やハーブの葉のかけらといった加熱対象を載置する。そして、加熱対象に火をつける。加熱対象を網部120に乗せた状態で火をつけられるので、安全に扱うことができる。
(第1の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態の香炉100によれば、香炉本体110に加熱対象を載置するための網部120を設置することで、加熱対象を直接手に持つことなく、網部120に載置した状態で火をつけることができる。また、網部120を香炉本体の内部に設置し、上面の開口と、網部との間に高さを設けることで、灰の飛散が防止される。さらに、香炉本体の網部よりも下方に空気穴112を設けたことによって、新しい空気を取り入れることができ、加熱対象を連続して焚くことが可能である。以上のようにして、お香やハーブの葉のかけらなどの加熱対象を、安全に扱うことができ、加熱対象を連続して焚き続けることが可能である。
(第2の実施形態)
本考案の第2の実施形態について説明する。図2は、本実施形態にかかる香炉200を示す図である。本実施形態は、上記第1の実施形態の応用例であり、以下では、上記第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。
本実施形態にかかる香炉200は、図2に示したように、香炉本体210と、網部220と、取っ手230と、載置部240とを主に備えて構成される。香炉本体210及び網部220は、上記第1の実施形態の香炉本体110及び網部120と実質的に同様のものとすることができる。図示していないが、香炉本体210の網部220の設置個所よりも下方には、上記第1の実施形態と同様の空気穴が設けられている。
(取っ手230)
取っ手230は、基本的な構成は上記第1の実施形態の取っ手130(図1)と同様であり、例えば太い針金状のものを折り曲げ加工して、手で持つ部分と、網部220に取り付ける部分とを形成したものである。本実施形態の取っ手230は、以下に述べる載置部240と一体に形成されることを特徴とする。
(載置部240)
本実施形態に特徴的な構成要素である載置部240について説明する。
載置部240は、煙により燻される対象物、例えば、パワーストーンや芳香剤などを載置するためのものである。なおここで煙とは、網部220に載置されたお香やハーブの葉のかけらが加熱される際に発生する煙である。載置部240は、図2に示したように、例えば太い針金状のものを折り曲げ加工して形成され、網部220の上方に設けられる。
このような載置部240に、パワーストーンを載置して煙で燻すと、パワーストーンの浄化に効果的である。パワーストーンの浄化の効用については、以下のサイトが知られている。
「天然石・パワーストーン意味辞典」:http://www.ishi-imi.com/2006/09/post_25.html
「パワーストーンなび」:http://www.kaiun-navi.jp/navi/powerstone/
載置部240は、取っ手230と一体に形成される。取っ手230を形成するための太い針金などを、さらに折り曲げ加工することによって、取っ手230と載置部240を一体に形成することができる。このように構成することで、網部220と取っ手230と載置部240を香炉本体210から取り外して、持ち歩くことができ、香りを、例えば部屋中など広範囲に行き渡らせることができる。
(第2の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、上記第1の実施形態の効果に加え、煙により燻される対象物を載置するための載置部240を設けたことで、例えば、パワーストーンや香料を載置部240に載置して、煙で燻すことができる。
また、網部220と取っ手230と載置部240を、香炉本体210から取り外して、持ち歩けるようにすることで、香りを広範囲に行き渡せることができる。また、載置部240と取っ手230を一体に構成することで、デザイン性に優れるだけでなく、香炉200の製造が容易になり、製造コストの削減にも有効である。
以上、添付図面を参照しながら本考案の好適な実施形態について説明したが、本考案はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、実用新案登録請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本考案の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記第1の実施形態において、香炉100(図1)に取っ手130を設ける構成について説明したが、本発明はこれに限定されず、取っ手130を設けなくてもよい。この場合、香炉本体110に網部120を設置したり、香炉本体110から網部120を取り外す際に、網部120を直接手で持って扱えばよい。なお、上記第2の実施形態の香炉200(図2)についても、同様に、取っ手230を必ずしも設けなくてもよい。
また、上記第2の実施形態においては、取っ手230と載置部240とを一体に形成することについて説明したが、本発明はこれに限定されない。取っ手230と載置部240を別体に設けてもよい。取っ手230と載置部240を別体にすることで、いずれか一方のみを簡単に取り外せるようにしてもよい。
本考案は香炉に利用可能である。
100 香炉(第1の実施形態)
110 香炉本体
112 空気穴
120 網部
130 取っ手
200 香炉(第2の実施形態)
210 香炉本体
220 網部
230 取っ手
240 載置部

Claims (3)

  1. 上面が開口した香炉本体と、
    前記香炉本体の内部に設置され、加熱対象を載置するための網部と、
    を備え、
    前記香炉本体の前記網部の設置個所よりも下方に、空気穴が設けられていることを特徴とする、香炉。
  2. さらに、前記加熱対象が加熱される際に発生する煙により燻される対象物を載置するための載置部を設けたことを特徴とする、請求項1に記載の香炉。
  3. 前記載置部は、前記網部の取っ手と一体に構成されることを特徴とする、請求項2に記載の香炉。
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