JP3195315U - 植込みボルト取り付治具 - Google Patents
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Abstract
【課題】植込みボルト取り付本体に容易かつ効率的に植込みボルトを取り付けることができる植込みボルト取り付治具を提供する。【解決手段】植込みボルト取り付治具１にテーパーピン２が略直交するテーパーピン挿入穴を開けて、テーパーピン２を取り付けたあと、植込みボルトに、植込みボルト取り付治具１を手でネジ込み、レンチで、植込みボルト取り付治具１を植込みボルトの締め込み位置決めストッパー３ｂ迄締め付ける。Ｗナットを装着しないので、植込みボルトの取り付に要する時間と手間を著しく低減できるようになる。更に、植込みボルト取り付治具１を取り外す際には、テーパーピン２を外すだけで、簡単に取りはずせるようになる。【選択図】図１
Description
本考案は、植込みボルトを容易かつ効率的に取り付けることができる植込みボルト取り付け治具
従来は、植込みボルトを被締め付け部（ボルトタップ部）に締め込む前に、植込みボルトの非締め付け部に、Ｗナットを手で、軽くねじ込んだ後、Ｗナットの片側ナットをトルクレンチで強く締め込んだあと、植込みボルトを被締め付け部（ボルトタップ部）に締め込んだあと、Ｗナットを上側と下側の２回に分けてレンチで外していた。
従って、植込みボルトを被締め付け部（ボルトタップ部）に締め込んで、その後、Ｗナットの上側ナットと、下側ナットを２回に分けてレンチで植込みボルトから外しているので、非常に時間と労力を要していた。また、Ｗナットが緩むこともあり、この際は、Ｗナットを再度締め直すために、多大な時間と手間を要する不具合があった。
本考案は、雄ねじが形成された植え込みボルトの片側に螺着して、前記植え込みボルトを被植え込み部に締め込んで取り付ける植込みボルト取り付治具であって、植込みボルト取り付治具の軸心部に沿って刻設した植え込みボルトの雄ねじに螺合する雌ねじと、植込みボルト取り付治具の軸心に交差して穿孔したピン穴と、同ピン穴に挿入するピンとからなる植込みボルト取り付治具で、ピン穴に挿入するピンがテーパーピンである。
上記構成とした植込みボルト取り付治具は、Ｗナットを装着しないので、植込みボルトの取り付に要する時間と手間を著しく低減できるようになった。
本考案に係る実施例を図１と図２を参照して、以下、具体的に説明する。
図１と図２に図示するように、本考案に係る実施例では、植込みボルト取り付治具（本体）１の下部は、植込みボルト３の雄ねじに螺合する雌ねじを刻設し、植込みボルト取り付治具の軸心に交差してテーパーピン挿入穴１ｂを穿孔して、テーパーピン２を取り付けたあと、テーパーピン２に植込みボルトの非締め込み部３ａの一端が当たるまで手でネジ込んだあと、図示省略のレンチを用いて、植込みボルト取り付治具１を植込みボルト３の締め込み位置決めストッパー３ｂ迄締め込んだ。植込みボルト取り付治具（本体）１を植込みボルト３から取り外す際には、テーパーピン２を外すだけで、簡単に取り外せた。図中の３ｃは植込みボルトのねじ込み部を図示している。なお、本実施例では、植込みボルト取り付治具１の中心よりやや上部にテーパーピン２が入るテーパーピン挿入穴１ｂ（角又は丸孔）を穿孔し、植込みボルト取り付治具１の下部は、植込みボルト３の雄ねじに螺合する雌ねじを刻設した。テーパーピンは勾配をつけた角又は丸状のピンとしても良い。角ピンの場合は、治具本体も斜めの角孔とする。丸ピンの場合は、治具本体も斜めの丸孔とする。
本考案は植込みボルト取り付のみならず、長いボルトのネジ入れ込み、アンカーボルトのネジ入れ込み、天井ボルトのネジ入れ込み等にも利用できる。
１・・・・・植込みボルト取り付治具（本体）
１ａ・・・・植込みボルト取り付治具のタップ部
１ｂ・・・・テーパーピン挿入穴
２・・・・・テーパーピン
３・・・・・植込みボルト
３ａ・・・・植込みボルトの非締め込み部
３ｂ・・・・植込みボルトの締め込み位置決めストッパー
３ｃ・・・・植込みボルトのねじ込み部
４ ・・・・植込みボルト取り付本体
１ａ・・・・植込みボルト取り付治具のタップ部
１ｂ・・・・テーパーピン挿入穴
２・・・・・テーパーピン
３・・・・・植込みボルト
３ａ・・・・植込みボルトの非締め込み部
３ｂ・・・・植込みボルトの締め込み位置決めストッパー
３ｃ・・・・植込みボルトのねじ込み部
４ ・・・・植込みボルト取り付本体
Claims (2)
- 雄ねじが形成された植え込みボルトの片側に螺着して、前記植え込みボルトを被植え込み部に締め込んで取り付ける植込みボルト取り付治具であって、植込みボルト取り付治具の軸心部に沿って刻設した植え込みボルトの雄ねじに螺合する雌ねじと、植込みボルト取り付治具の軸心に交差して穿孔したピン穴と、同ピン穴に挿入するピンとからなることを特徴とする植込みボルト取り付治具。
- 上記ピン穴に挿入するピンがテーパーピンであることを特徴とする請求項１に記載の植込みボルト取り付治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014005881U JP3195315U (ja) | 2014-10-16 | 2014-10-16 | 植込みボルト取り付治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014005881U JP3195315U (ja) | 2014-10-16 | 2014-10-16 | 植込みボルト取り付治具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3195315U true JP3195315U (ja) | 2015-01-15 |
Family
ID=52685034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2014005881U Expired - Fee Related JP3195315U (ja) | 2014-10-16 | 2014-10-16 | 植込みボルト取り付治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3195315U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0618712U (ja) * | 1992-08-13 | 1994-03-11 | 株式会社東日製作所 | スタッドボルト植込み用ソケット |
-
2014
- 2014-10-16 JP JP2014005881U patent/JP3195315U/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0618712U (ja) * | 1992-08-13 | 1994-03-11 | 株式会社東日製作所 | スタッドボルト植込み用ソケット |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3195315 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
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| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150316 |
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