JP3195137U - 銃器用ブローバック構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】市販されている玩具銃に搭載可能で、耐久性とブローバック動作の確実性が高く、生産コストを低減できる、銃器用ブローバック構造を提供する。【解決手段】発射物を使い切った時、銃床をブローバック状態で維持するものであって、銃器ブローバック片20とブローバック解除ボタン10を備え、銃器ブローバック片20は、回転軸12を介して銃身側に取り付けられ、発射物を使い切った時に弾丸支え板で支承されて一方向へ回転し、銃床に衝接して前方への摺動を規制し、ブローバック解除ボタン10は、ピン11を介して銃身側に連結されると共に、銃器ブローバック片20と連動し、銃器ブローバック片20が一方向へ回転して銃床に衝接した時にブローバック解除ボタン10が一側へ回動し、ブローバック解除ボタン10を他側へ回動させた時、銃器ブローバック片20が他方向へ回転して銃床への衝接が解除され、銃身が前方へ摺動する。【選択図】図1A
Description
本考案は、マガジン内または弾倉内の発射物を使い切った時、銃器を自動的にブローバックすることができるガスブローバック式の銃器用ブローバック構造に関する。
サバイバルゲームまたはペイントボールスポーツの遊戯者は軍事マニアであることが多く、遊戯用玩具銃に対する要求は益々増加しており、特に、外観と操作感において玩具銃の実際の銃に対する擬似度合いを気にする傾向が強まっている。現在、外観と操作感の擬似度合いをより満足させる市販の玩具銃は、ガスブローバックライフル(Gas blow back rifle、以下、GBBRと略称する。)に属する。GBBRは、実銃を模倣した銃器の往復運動及び反動力を有するので、遊戯者の擬似度合いに対する要求を一部満たすことができる。
従来のGBBRは、BB弾のみを射出するように構成され、かつ実銃のような銃器の往復運動と反動力を模擬することができ、しかも残弾ゼロでの銃器ブローバック機能も付与されるが、いくつかの問題が存在する。例えば、ブローバック動作の不確実やブローバック機材の耐久度の不足などにより故障し易くなり、このような不具合を解消しようとすると、ブローバック部材の生産コストが高くなってしまう。
本考案が解決しようとする課題は、上述の問題を解決し、耐久性とブローバック動作の確実性が高く、生産コストを低減できる、銃器用ブローバック構造を提供することにある。
本考案が解決しようとする課題は、上述の問題を解決し、耐久性とブローバック動作の確実性が高く、生産コストを低減できる、銃器用ブローバック構造を提供することにある。
本考案は、銃身の後方に銃床を前後へ摺動可能に配置して成る玩具銃に設置され、発射物を使い切った時、銃床をブローバック状態で維持する銃器用ブローバック構造に関し、銃器ブローバック片と、ブローバック解除ボタンとを備え、前記銃器ブローバック片は、回転軸を介して銃身側に取り付けられており、発射物を使い切った時に弾丸支え板で支承されて一方向へ回転し、前記銃床に衝接して前方への摺動を規制し、前記ブローバック解除ボタンは、ピンを介して銃身側に連結されると共に、前記銃器ブローバック片と連動し、前記銃器ブローバック片が一方向へ回転して前記銃床に衝接した時に前記ブローバック解除ボタンが一側へ回動し、前記ブローバック解除ボタンを他側へ回動させた時、前記銃器ブローバック片が他方向へ回転して前記銃床への衝接が解除され、前記銃身が前方へ摺動する。
前記銃器ブローバック片に係止リード角が形成され、前記係止リード角が前記銃床の前突起部に衝接してもよい。
好ましくは、前記銃器ブローバック片がパンチプレス鋼板より成る。
前記前突起部に傾斜リード角が形成され、前記係止リード角が前記傾斜リード角に衝接して係合することが望ましい。
前記銃器ブローバック片に少なくとも1つの上支え端が設置され、前記上支え端が前記弾丸支え板の頂板による支承を受けることがある。
前記ブローバック解除ボタンに解除ボタン貫通孔が形成され、銃身側に銃身貫通孔が形成され、前記ピンを前記解除ボタン貫通孔及び銃身貫通孔に挿通することにより、前記ブローバック解除ボタンが銃身側に連結されてもよい。
好ましくは、前記銃器ブローバック片がパンチプレス鋼板より成る。
前記前突起部に傾斜リード角が形成され、前記係止リード角が前記傾斜リード角に衝接して係合することが望ましい。
前記銃器ブローバック片に少なくとも1つの上支え端が設置され、前記上支え端が前記弾丸支え板の頂板による支承を受けることがある。
前記ブローバック解除ボタンに解除ボタン貫通孔が形成され、銃身側に銃身貫通孔が形成され、前記ピンを前記解除ボタン貫通孔及び銃身貫通孔に挿通することにより、前記ブローバック解除ボタンが銃身側に連結されてもよい。
前記ブローバック解除ボタンにL型柱が設置され、前記L型柱が前記銃器ブローバック片の切欠口に係合して、前記ブローバック解除ボタンと前記銃器ブローバック片とが連動することがある。
この場合、前記L型柱の末端と前記切欠口との当接箇所の少なくとも一方は円弧球面とされ、前記L型柱の末端が前記切欠口の辺縁に沿って摺動することが望ましい。
好ましくは、前記ブローバック解除ボタンの内面に弾性体が設置され、前記弾性体は、前記ブローバック解除ボタンを他側へ回動するよう付勢する。
この場合、前記L型柱の末端と前記切欠口との当接箇所の少なくとも一方は円弧球面とされ、前記L型柱の末端が前記切欠口の辺縁に沿って摺動することが望ましい。
好ましくは、前記ブローバック解除ボタンの内面に弾性体が設置され、前記弾性体は、前記ブローバック解除ボタンを他側へ回動するよう付勢する。
本考案の銃器用ブローバック構造は、構造が簡単でかさばらないので、一般の排莢不可なGBBRよりも複雑な機構を有し、内部空間の収容能力が制限された排莢式ガスブローバックライフルにも搭載することができ、しかもコストが低廉で済む。
また、軽量で、システムへの負担が低減されることから、動作が迅速で確実であり、耐久性も向上し、部材数が少なくて互いに分離可能であるため、長期間の使用で部材が磨耗しても、その部材のみを取替えれば済み、全体の取替えが不要となる。
なお、銃器ブローバック片の素材としてパンチプレス鋼板を採用すれば、銃床に衝突する際の衝撃に対する強度が増して耐久性がさらに向上し、薄くて軽量であり、加工性が良好で生産コストを低減できる。
また、軽量で、システムへの負担が低減されることから、動作が迅速で確実であり、耐久性も向上し、部材数が少なくて互いに分離可能であるため、長期間の使用で部材が磨耗しても、その部材のみを取替えれば済み、全体の取替えが不要となる。
なお、銃器ブローバック片の素材としてパンチプレス鋼板を採用すれば、銃床に衝突する際の衝撃に対する強度が増して耐久性がさらに向上し、薄くて軽量であり、加工性が良好で生産コストを低減できる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
本考案の銃器用ブローバック構造は、玩具銃をブローバック状態で維持するものであって、図1Aに示すように、ブローバック解除ボタン10と、銃器ブローバック片20とを備え、排莢システムモジュール1に間接的に取り付けられる。
玩具銃の全体構造は図示しないが、銃身の後方に銃床40が前後方向へ摺動可能に配置され、銃身の後下部に作動部分であるメカボックス50が取り付けられる。そして、メカボックス50は銃床40の下方に配置され(図1B及び図2A)、排莢システムモジュール1がメカボックス50の内部に収納される。
ブローバック解除ボタン10は、ピン11を介してメカボックス50に連結され、銃器ブローバック片20と連動するようになっている。
銃器ブローバック片20は、その後端部が回転軸12を介して排莢システムモジュール1の側面に枢支され、銃器ブローバック片20の前端部に設置されている上支え端201が下から外力を受けて支承されている時、銃器ブローバック片20に銃床40へ衝接するような仰角を生じさせ、ブローバック状態が維持される。
本考案の銃器用ブローバック構造は、玩具銃をブローバック状態で維持するものであって、図1Aに示すように、ブローバック解除ボタン10と、銃器ブローバック片20とを備え、排莢システムモジュール1に間接的に取り付けられる。
玩具銃の全体構造は図示しないが、銃身の後方に銃床40が前後方向へ摺動可能に配置され、銃身の後下部に作動部分であるメカボックス50が取り付けられる。そして、メカボックス50は銃床40の下方に配置され(図1B及び図2A)、排莢システムモジュール1がメカボックス50の内部に収納される。
ブローバック解除ボタン10は、ピン11を介してメカボックス50に連結され、銃器ブローバック片20と連動するようになっている。
銃器ブローバック片20は、その後端部が回転軸12を介して排莢システムモジュール1の側面に枢支され、銃器ブローバック片20の前端部に設置されている上支え端201が下から外力を受けて支承されている時、銃器ブローバック片20に銃床40へ衝接するような仰角を生じさせ、ブローバック状態が維持される。
図1Bに示すように、マガジンの内部の発射物を使い切った時、弾丸支え板30の後端に位置する頂板31が上昇し、排莢システムモジュール1に取り付けた銃器ブローバック片20の前端の上支え端201が頂板31によって下から支承され、銃器ブローバック片20が、回転軸12を中心として上方向へ回転すると共に、銃器ブローバック片20の上部後端に形成された係止リード角202が銃床40に衝接し、係止リード角202は、銃床40の前部に設けられた前突起部41に係合する。
前突起部41の前端には傾斜リード角が形成されており、この傾斜リード角が係止リード角202に丁度対応して係合することから、銃器はブローバック(残弾ゼロでのブローバック)で維持される。また、係止リード角202と前突起部41の傾斜リード角は、幾何的に互いに補角の関係になるので、銃床40が銃器ブローバック片20に作用する衝撃力が大きければ大きいほど、両者をより緊密に係合させるようになる。これにより、ブローバックとなった後、銃床40の摺動を効果的に防止することができる。
銃床40の前突起部41は、銃器の様式によるブローバック位置の態様の相違に応じて、実銃と同じブローバック位置に達するように延長したり、短縮したりすることが可能であり、実際の銃との擬似度合いを増加させることができる。
銃床40の前突起部41は、銃器の様式によるブローバック位置の態様の相違に応じて、実銃と同じブローバック位置に達するように延長したり、短縮したりすることが可能であり、実際の銃との擬似度合いを増加させることができる。
図2A及び図2Bに示すように、銃器用ブローバック構造のブローバック解除ボタン10には、解除ボタン貫通孔101及びL型柱102が設置されている。
そして、ピン11をメカボックス50に前後方向に沿って形成された銃身貫通孔51及び解除ボタン貫通孔101に挿通することにより、ブローバック解除ボタン10は、メカボックス50に内外方向へ回動可能に取り付けられる。
また、L型柱102は、ブローバック解除ボタン10の背面に設置されると共に、銃器ブローバック片20に形成されている切欠口203に嵌合され、ブローバック解除ボタン10と銃器ブローバック片20とが連動するようになっている。
そして、ピン11をメカボックス50に前後方向に沿って形成された銃身貫通孔51及び解除ボタン貫通孔101に挿通することにより、ブローバック解除ボタン10は、メカボックス50に内外方向へ回動可能に取り付けられる。
また、L型柱102は、ブローバック解除ボタン10の背面に設置されると共に、銃器ブローバック片20に形成されている切欠口203に嵌合され、ブローバック解除ボタン10と銃器ブローバック片20とが連動するようになっている。
ブローバック状態を完成した後、使用者が銃器のブローバック状態を解除しようとする時、ブローバック解除ボタン10を内側へ押せば、L型柱102の末端弧面が銃器ブローバック片20に形成された切欠口203の辺縁に沿って摺動して、銃器ブローバック片20を下押しすることにより、銃器ブローバック片20の係止リード角202と銃床40との衝接が解除されて、銃器ブローバック状態が解除されるようになっている。図1Cから分かるように、各部品の構成上、本物の銃を彷彿とさせる外観が得られると共に、メカボックス内部の空間中に良好な銃器用ブローバック構造を設置することができる。
上支え端201が下から外力を受けて支承されている時、図3Aに示すように、銃器ブローバック片20は回転軸12を中心として上向きに回転して、銃器ブローバック片20の係止リード角202が銃器(未図示)に衝接する。また、図3Bから分かるように、ブローバック解除ボタン10に設置されているL型柱102が銃器ブローバック片20の切欠口203に挿通されることにより、ブローバック解除ボタン10と銃器ブローバック片20とが連動するようになっている。ブローバック解除ボタン10に設置されているL型柱102の主要目的は、解除ボタン10と銃器ブローバック片20との角度の変化比率を変化させることにある。両者の回転角度が違うため、両者のトルクの力アームの長さを変化させて適切に合わせなければ、ブローバック動作に要する正確な行程が得られない。従って、このような機構においては、このようなL型の設計なしでは、正確なブローバック機能を達成し難い。
L型柱102の末端と切欠口203との当接箇所は円弧球面状のカム面となっており、銃器ブローバック片20が上方に回転することにより、L型柱102の円弧球面104(図5A及び図5B参照)を切欠口203の辺縁に沿って摺動させて僅かに上動させるようになっている。すると、図3Cに示すように、ブローバック解除ボタン10はピン11を中心に外側へ回動してある角度に傾斜する。
ブローバック解除ボタン10のピン11の軸心と、銃器ブローバック片20の回転軸12の軸心との角度は直角であるため、L型柱102と銃器ブローバック片20の切欠口203との接触点は、互いに直交する面に沿って回動することになる。従って、互いに干渉し合わずに円滑に動作するためには、両者の接触面のうちの一方は、必ず円弧球面でなければならない。このような機構においては、このような円弧球面の設計なしでは、正確なブローバック機能を達成し難い。また、ブローバック解除ボタン10の下端内面に弾性体収容凹溝103が形成され、この弾性体収容凹溝103に弾性体(図示せず)が収容される。
ブローバック解除ボタン10のピン11の軸心と、銃器ブローバック片20の回転軸12の軸心との角度は直角であるため、L型柱102と銃器ブローバック片20の切欠口203との接触点は、互いに直交する面に沿って回動することになる。従って、互いに干渉し合わずに円滑に動作するためには、両者の接触面のうちの一方は、必ず円弧球面でなければならない。このような機構においては、このような円弧球面の設計なしでは、正確なブローバック機能を達成し難い。また、ブローバック解除ボタン10の下端内面に弾性体収容凹溝103が形成され、この弾性体収容凹溝103に弾性体(図示せず)が収容される。
図4A〜図4Cに示すように、銃器のブローバック状態を解除しようとする時、ブローバック解除ボタン10のみを押せば、ブローバック解除ボタン10がピン11を中心として内側へ回動し、ブローバック解除ボタン10の円弧球面104が銃器ブローバック片20の切欠口203の下縁を下押し、銃器ブローバック片20が銃器ブローバック片10と連動して回転軸12を中心として下方向へ回転する。この結果、係止リード角202が銃床40の前突起部41の傾斜リード角から脱離して、ブローバック解除動作が完成する。また、ブローバック解除ボタン10の下端の弾性体凹溝103中に収容されている弾性体(未図示)は、ブローバック解除ボタン10の下端を外向きに付勢しており、これにより、ブローバック解除ボタン10と銃器ブローバック片20は、弾丸支え板30の後端の頂板31による突き当てを受けていな場合には、銃を確実に非ブローバック状態(この状態は実銃と同様)に維持する。
ブローバック解除ボタン10の背面に設置されているL型柱102が、銃器ブローバック片20の切欠口203に挿通されていることにより、ブローバック解除ボタン10と銃器ブローバック片20とが連動するようになっている。図5A及び図5Bに示すように、L型柱102の末端部下面は円弧球面104に設計され、この円弧球面104は、L型柱102を銃器ブローバック片20の切欠口203の辺縁に沿って摺動可能として、銃器ブローバック片20の状態(角度)を変化させるために供される。こうした円弧球面104の設計によれば、銃器ブローバック片の角度の変化をさらに円滑(Smooth)に行えるようにする。
図6A及び図6Bに示すように、本実施例では、銃器用ブローバック構造が排莢システムモジュール1を介して間接的にメカボックス50に取り付けられる。即ち、銃器用ブローバック構造を構成する銃器ブローバック片20が排莢システムモジュール1に取り付けられている。また、弾丸マガジンは、メカボックス50の前部に設けたマガジンウェル52中に収容され、銃床40は、メカボックス50の後部に設けた銃器マウント60中に挿通される。本考案に係る構造は、実銃を彷彿とさせる外観と動作を実現することができる。また、この銃器用ブローバック機構の各部品(ブローバック解除ボタン10及び銃器ブローバック片20)は、排莢システムモジュール1に近接して取り付けられ、構造が精巧でかつ性能が良好であると同時に、銃体の内部空間を大きく占用することがない。
図7に本考案の他の実施例を示す。本実施例の銃器用ブローバック構造は、メカボックス50に直接的に取り付けられる。即ち、ブローバック解除ボタン10はメカボックス50の側壁外面にピン11を介して連結され、銃器ブローバック片20はメカボックス50の側壁内面に回転軸12を介して取り付けられる。また、ブローバック解除ボタン10は、銃器ブローバック片20と連動するように構成され、銃器ブローバック片20に設けられた上支え端201が弾丸支え板30の頂板31によって支承されている時、銃器ブローバック片20は上方に回転して係止リード角202が銃床40に衝接し、銃床40がブローバック状態で保持される。マガジンはマガジンウェル52中に収容され、銃床40はブローバック可能に銃器マウント60中に挿通されている。本考案の銃器用ブローバック構造は、実銃を彷彿とさせる外観と動作を実現することができる。また、この銃器用ブローバック機構は、メカボックス50の内部の空間を利用することにより、各部品(ブローバック解除ボタン10及び銃器ブローバック片20)がメカボックス50に近接して配置され、構造が精巧でかつ性能が良好であると同時に、銃体の内部空間を大きく占用することがない。
前述から分かるように、本考案の銃器用ブローバック構造は、頑丈で、本物の銃を模擬することができ、銃器用ブローバックシステム構造であり、部品が単純でかつ容易に生産することができるため、生産コストを低減させることができる。また、銃器ブローバック片については、鋼板プレス成形を採用すれば、ブローバック機能を信頼性高く実現し、しかも部品が比較的に磨耗し難くなる。さらに、部品を簡単に排莢システムモジュールに取り付け、或いはメカボックスに直接的に取り付けることができるため、如何なる外形の銃体であっても制限なく搭載でき、例え、年月がたつにつれて銃器ブローバック片が損耗しても簡単に取替えることができる。
以上は、本考案の実施例の説明であって、本考案を権利範囲を限定するものではなく、数値の変更や同等の機能を有する部材への置き換えはいずれも本考案の権利範囲に含まれる。
以上は、本考案の実施例の説明であって、本考案を権利範囲を限定するものではなく、数値の変更や同等の機能を有する部材への置き換えはいずれも本考案の権利範囲に含まれる。
1:排莢システムモジュール
10:ブローバック解除ボタン
11:ピン
12:回転軸
20:銃器ブローバック片
30:弾丸支え板
31:頂板
40:銃床
41:前突起部
50:メカボックス
51:銃身貫通孔
52:マガジンウェル
60:銃器マウント
101:解除ボタン貫通孔
102:L型柱
103:弾性体収容溝
104:円弧球面
201:上支え端
202:係止リード角
203:切欠口
10:ブローバック解除ボタン
11:ピン
12:回転軸
20:銃器ブローバック片
30:弾丸支え板
31:頂板
40:銃床
41:前突起部
50:メカボックス
51:銃身貫通孔
52:マガジンウェル
60:銃器マウント
101:解除ボタン貫通孔
102:L型柱
103:弾性体収容溝
104:円弧球面
201:上支え端
202:係止リード角
203:切欠口
Claims (9)
- 銃身の後方に銃床を前後へ摺動可能に配置して成る玩具銃に設置され、発射物を使い切った時、銃床をブローバック状態で維持する銃器用ブローバック構造であって、
銃器ブローバック片と、ブローバック解除ボタンとを備え、
前記銃器ブローバック片は、回転軸を介して銃身側に取り付けられており、発射物を使い切った時に弾丸支え板で支承されて一方向へ回転し、前記銃床に衝接して前方への摺動を規制し、
前記ブローバック解除ボタンは、ピンを介して銃身側に連結されると共に、前記銃器ブローバック片と連動し、
前記銃器ブローバック片が一方向へ回転して前記銃床に衝接した時に前記ブローバック解除ボタンが一側へ回動し、前記ブローバック解除ボタンを他側へ回動させた時、前記銃器ブローバック片が他方向へ回転して前記銃床への衝接が解除され、前記銃身が前方へ摺動することを特徴とする、銃器用ブローバック構造。 - 前記銃器ブローバック片に係止リード角が形成され、前記係止リード角が前記銃床の前突起部に衝接することを特徴とする、請求項1に記載の銃器用ブローバック構造。
- 前記銃器ブローバック片は、パンチプレス鋼板より成ることを特徴とする、請求項1に記載の銃器用ブローバック構造。
- 前記前突起部に傾斜リード角が形成され、前記係止リード角は前記傾斜リード角に衝接して係合することを特徴とする、請求項2に記載の銃器用ブローバック構造。
- 前記銃器ブローバック片に少なくとも1つの上支え端が設置され、前記上支え端が前記弾丸支え板の頂板による支承を受けることを特徴とする、請求項1に記載の銃器用ブローバック構造。
- 前記ブローバック解除ボタンに解除ボタン貫通孔が形成され、銃身側に銃身貫通孔が形成され、前記ピンを前記解除ボタン貫通孔及び銃身貫通孔に挿通することにより、前記ブローバック解除ボタンが銃身側に連結されていることを特徴とする、請求項1に記載の銃器用ブローバック構造。
- 前記ブローバック解除ボタンにL型柱が設置され、前記L型柱が前記銃器ブローバック片の切欠口に係合して、前記ブローバック解除ボタンと前記銃器ブローバック片とが連動することを特徴とする、請求項1に記載の銃器用ブローバック構造。
- 前記L型柱の末端と前記切欠口との当接箇所の少なくとも一方は円弧球面とされ、前記L型柱の末端が前記切欠口の辺縁に沿って摺動することを特徴とする、請求項6に記載の銃器用ブローバック構造。
- 前記ブローバック解除ボタンの内面に弾性体が設置され、前記弾性体は、前記ブローバック解除ボタンを他側へ回動するよう付勢していることを特徴とする、請求項1に記載の銃器用ブローバック構造。
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2014
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