JP3195121U - 逃走防止用チョッキ - Google Patents

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輝士 成廣
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Abstract

【課題】腰ロープが容疑者の身体に密着し、腰ロープの緊結を解くことが困難な逃走防止用チョッキを提供する。【解決手段】逃走防止用チョッキ1は、前身ごろ2の胴回り3にはベルトループ4が、左後ろ身ごろ10の胴回り11にはベルトループ12が、右後ろ身ごろ20の胴回り21にはベルトループ22が取り付けられ、後ろ身ごろ9に開き部26が設けられ、腰ロープを容疑者の背面側から、ベルトループ12、4、22に通して背面側で緊結可能としたことにより、容疑者は逃走防止用チョッキ1を脱がないと腰ロープの緊結を解けないことになるが、開き部26が背面側にあるため、一人で脱ぐことができない。よって、腰ロープが身体から離れることがなく、逃走することを防止する。【選択図】図1

Description

本考案は、容疑者の逃走を防止する逃走防止用チョッキに関する。
従来より、強盗が店舗から逃走することを防止するための逃走防止装置が知られている(特許文献1)。
特開平8−227483号公報
しかしながら、このような逃走防止装置では、逮捕前の犯人が逃走した際に逮捕するこは想定しているものの、逮捕された容疑者が移送時に逃走することの防止までは想定しておらず、容疑者に対しては従来通り両手首に手錠を掛け、この手錠に腰ロープの端部の一方を緊結し、他方の端部を保持して逃走を防止する逃走防止具が用いられているが、用便等の際に手錠を外した状態で容疑者に腰ロープの緊結を解かれてしまうと、そのまま逃走を許してしまうという問題があった。
そこで、本考案の目的は、上記従来の逃走防止具の問題点を解消し、腰ロープが容疑者の身体に密着し、腰ロープの緊結を解くことが困難な逃走防止用チョッキを提供することにある。
本考案のうち、請求項1に記載された考案は、両腕を通す袖ぐりと、首を入れる衿ぐりとを形成した前身ごろと後ろ身ごろとで構成し、
容疑者に着用して逃走を防止する逃走防止用チョッキであって、
前記前身ごろと前記後ろ身ごろとの胴回り部分には腰ロープを通すためのベルトループが取り付けられ、前記後ろ身ごろに開き部が設けられ、前記腰ロープを容疑者の背面側から、前記ベルトループに通して背面側で緊結可能としたことを特徴とするものである。
請求項2に記載された考案は、請求項1に記載の考案に加え、前記前身ごろのベルトループは、前記前身ごろの中央及び両端と異なる位置に取り付けられたことを特徴とするものである。
請求項3に記載された考案は、請求項1又は2に記載の考案に加え、前記後ろ身ごろのベルトループは、前記後ろ身ごろの両端と異なる位置に取り付けられることを特徴とするものである。
請求項4に記載された考案は、請求項1乃至3に記載の考案に加え、前記後ろ身ごろは、左後ろ身ごろと右後ろ身ごろとで構成し、前記左後ろ身ごろに前記右後ろ身ごろを貼着することを特徴とするものである。
請求項5に記載された考案は、請求項4に記載の考案に加え、前記左後ろ身ごろと前記右後ろ身ごろとの貼着は、面ファスナーによって行われることを特徴とするものである。
請求項1に記載された逃走防止用チョッキは、容疑者は逃走防止用チョッキを脱がないと腰ロープの緊結を解けないことになるが、開き部が背面側にあるため、一人で脱ぐことができない。よって、腰ロープが身体から離れることがなく、逃走することを防止する。
請求項2に記載された逃走防止用チョッキは、ベルトループが手錠に接触しないため、容疑者の動作を妨げることがない。
請求項3に記載された逃走防止用チョッキは、容疑者が椅子等に座る際にはベルトループが接触しないため、容疑者の着席動作を邪魔することがない。
請求項4に記載された逃走防止用チョッキは、容疑者の体型に合わせて着用することが可能である。
請求項5に記載された逃走防止用チョッキは、貼着作業が容易であり、繰り返し使用することが可能である。
(a)は逃走防止用チョッキの正面側を示し、(b)は背面側を示す説明図である。 逃走防止用チョッキの展開した状態を示す説明図である。 (a)は着用した逃走防止用チョッキにロープを通した状態の正面側を示し、(b)はその平面側を示す説明図である。
以下、本考案の逃走防止用チョッキの一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、逃走防止用チョッキを示す説明図である。図2は、逃走防止用チョッキの展開した状態を示す説明図である。図3は、着用した逃走防止用チョッキにロープを挿通した状態を示す説明図である。
先ず初めに、図1(a)に示すように、逃走防止用チョッキ1は、ナイロン製のメッシュ材を裁断して縫製したもので、正面側の前身ごろ2と、図1(b)に示すように、背面側の後ろ身ごろ9とで構成したものである。
このうち、前身ごろ2には、容疑者に逃走防止用チョッキ1を着用する際に、容疑者が両腕を通す袖ぐり5,5と、首を入れる衿ぐり6とが形成されており、下端に取り付けられる帆布製の胴回り3上には、後述する腰ロープ30を挿通するポリエステル製のベルトループ4が中央から左側へ少し移動した位置に取り付けられている。この場合、より具体的には、正面中央より70mm左側に移動した位置に取り付けられている。
次に、後ろ身ごろ9は中央に開き部26が設けられ、左後ろ身ごろ10と右後ろ身ごろ20とで構成したものである。このうち、左後ろ身ごろ10は、前身ごろ2と同様に、帆布製の胴回り11が下端に取り付けられており、この胴回り11上には、腰ロープ30を挿通するポリエステル製のベルトループ12が左端から右側へ少し移動した位置に取り付けられている。また、フック状に起毛された面ファスナー13,13・・が、右端の中央から左側へ一定の間隔を隔てて上下方向に取り付けられている。
他に、右後ろ身ごろ20も、前身ごろ2や左後ろ身ごろ10と同様に、帆布製の胴回り21が下端に取り付けられており、この胴回り21上には、腰ロープ30を挿通するポリエステル製のベルトループ22が右端から左側へ少し移動した位置に取り付けられている。
また、右後ろ身ごろ20の左端には、ループ状に密集して起毛され、面ファスナー13に貼着する面ファスナー23が裏側に取り付けられ、表側には、先端部をリング状に形成した止め具24,24・・の後端部が、上下方向に所定の間隔を隔てて取り付けられている。この止め具24の裏側には、面ファスナー23と同様に、ループ状に密集して起毛され、面ファスナー13に貼着する面ファスナー25が取り付けられている。
このようにして構成される逃走防止用チョッキ1の容疑者への着用は、以下のように行われる。
先ず初めに、図1(a)(b)に示す状態の逃走防止用チョッキ1において、左後ろ身ごろ10の面ファスナー13,13・・に貼着された止め具24,24・・の面ファスナー25,25・・を引き剥がす。その後、面ファスナー13に貼着された右後ろ身ごろ23左端の面ファスナー23も同様に引き剥がし、図2に示すように、逃走防止用チョッキ1を展開した状態にする。
次に、逃走防止用ベスト1を展開した状態から容疑者が両腕を袖ぐり5,5に通して首を衿ぐり6に入れ、容疑者の腹部に前身ごろ2が接触した状態で左後ろ身ごろ10を背面側へと折り曲げる。そして、右後ろ身ごろ20も同様に背面側へと折り曲げる。この時、面ファスナー23を、面ファスナー13、13・・の何れかの位置に重ね合わせることとなるが、容疑者の体格に合った位置の面ファスナー13に重ね合わせる。その後、止め具24,24・・を面ファスナー13上にそれぞれ重ねることで、図3(a)に示すように、容疑者40に逃走防止用チョッキ1を着用させた状態となる。
次に、図3(a)に示す状態において、逃走防止用チョッキ1のベルトループ12に、腰ロープ30の一方の先端を挿通する。そして、手錠の連結部31に腰ロープ30を巻き付けた後、背面側に腰ロープ30をまわす。
その後、図3(b)に示すように、腰ロープ30をベルトループ4、22の順に挿通することで時計回りに腰ロープ30を回した後、容疑者40の背面側で腰ロープ30の他方の先端側に緊結する。一方、腰ロープ30の他方の先端は、監視者が保持したり、壁や固定具等に緊結することで、容疑者40は両腕を背面側に廻せないことから、腰ロープ30の緊結を解除することができない。
また、上記手順と逆の手順を行うことで、腰ロープ30を逃走防止用チョッキ1から外すことができ、更に容疑者40に着用させた逃走防止用チョッキ1を脱衣することもできる。
上記の如く構成される逃走防止用チョッキ1は、前身ごろ2の胴回り3にはベルトループ4が、左後ろ身ごろ10の胴回り11にはベルトループ12が、右後ろ身ごろ20の胴回り21にはベルトループ22が取り付けられ、後ろ身ごろ9に開き部26が設けられ、腰ロープ30を容疑者40の背面側から、ベルトループ12、4、22に通して背面側で緊結可能としたことにより、容疑者40は逃走防止用チョッキ1を脱がないと腰ロープ30の緊結を解けないことになるが、開き部26が背面側にあるため、一人で脱ぐことができない。よって、腰ロープ30が身体から離れることがなく、逃走することを防止する。
また、前身ごろ2のベルトループ4は、前身ごろ2の中央及び両端と異なる位置に取り付けられることにより、ベルトループ4が手錠に接触しないため、容疑者40の動作を妨げることがない。
更に、後ろ身ごろ9のベルトループ12とベルトループ22とは、後ろ身ごろ9の両端と異なる位置に取り付けられたことにより、容疑者40が椅子等に座る際にはベルトループ12,22が接触しないため、容疑者40の着席動作を邪魔することがない。
他にも、後ろ身ごろ9は、左後ろ身ごろ10と右後ろ身ごろ20とで構成され、左後ろ身ごろ10に右後ろ身ごろ20を貼着することにより、容疑者の体型に合わせた着用が可能である。
また、左後ろ身ごろ10と右後ろ身ごろ20との貼着は、面ファスナー13と面ファスナー23及び面ファスナー13と面ファスナー25とによって行われることにより、貼着作業が容易であり、繰り返し使用することが可能である。
なお、本考案にかかる逃走防止用チョッキ1の構成は、上記した実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前身ごろや後ろ身ごろの大きさや厚み、形状等を適宜変更することができる。
例えば、ベルトループは、図1(b)に示すように、左後ろ身ごろ10のベルトループ12と、右後ろ身ごろ20のベルトループ22とが取り付けられているが、必ずしも二箇所である必要はなく、腰ロープ30が容疑者40の身体から離れることがなく、逃走を防止するものであれば何れか一方だけであっても良く、適宜変更可能である。また、容疑者40の動作を妨げる位置でなければベルトループの数を増やしても良い。前身ごろ2のベルトループ4についても同様である。
他にも、左後ろ身ごろ10の面ファスナー13は、必ずしも3箇所である必要はなく、各面ファスナー13の幅を狭くするとともに、間隔を狭くすることで更に数を増やしても良く、適宜変更可能である。これにより、容疑者40の体型により一層密着した着用が可能となる。
また、止め具24についても、必ずしも3箇所である必要はなく、容疑者40の体型により密着した着用が可能であれば更に数を増やしても良く、適宜変更可能である。
1・・逃走防止用チョッキ、2・・前身ごろ、3・・胴回り、4・・ベルトループ、5・・袖ぐり、6・・衿ぐり、9・・後ろ身ごろ、10・・左後ろ身ごろ、11・・胴回り、12・・ベルトループ、13・・面ファスナー(フック状)、20・・右後ろ身ごろ、21・・胴回り、22・・ベルトループ、23・・面ファスナー(ループ状)、24・・止め具、25・・面ファスナー(ループ状)、26・・開き部、30・・腰ロープ、31・・連結部(手錠)、40・・容疑者。

Claims (5)

  1. 両腕を通す袖ぐりと、首を入れる衿ぐりとを形成した前身ごろと後ろ身ごろとで構成し、
    容疑者に着用して逃走を防止する逃走防止用チョッキであって、
    前記前身ごろと前記後ろ身ごろとの胴回り部分には腰ロープを通すためのベルトループが取り付けられ、前記後ろ身ごろに開き部が設けられ、前記腰ロープを容疑者の背面側から、前記ベルトループに通して背面側で緊結可能としたことを特徴とする逃走防止用チョッキ。
  2. 前記前身ごろのベルトループは、前記前身ごろの中央及び両端と異なる位置に取り付けられたことを特徴とする請求項1に記載の逃走防止用チョッキ。
  3. 前記後ろ身ごろのベルトループは、前記前身ごろの両端と異なる位置に取り付けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の逃走防止用チョッキ。
  4. 前記後ろ身ごろは、左後ろ身ごろと右後ろ身ごろとで構成し、前記左後ろ身ごろに前記右後ろ身ごろを貼着することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の逃走防止用チョッキ。
  5. 前記左後ろ身ごろと前記右後ろ身ごろとの貼着は、面ファスナーによって行われることを特徴とする請求項4に記載の逃走防止用チョッキ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105167240A (zh) * 2015-10-12 2015-12-23 桂程丽 安全防护背心
KR20210064541A (ko) * 2019-11-26 2021-06-03 권정수 범법자용 구속벨트가 장착된 호송조끼

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