JP3195114U - 床パネル - Google Patents
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Abstract
【課題】 既存床材上に確実に貼り付けることが可能であり、かつ、既存床材に貼り付けた床パネルを交換する場合には床材を破損することなく剥がすことが可能な床パネルを提供する。【解決手段】 小幅板体に合形されて幅方向に接合するMDF基材1と、このMDF基材1の表面に貼着された耐摩耗性オレフィン化粧シート2と、さらに、前記MDF基材1の裏面に塗布される粘着剤3に剥離可能に貼付された剥離シート31とから構成される。【選択図】 図1
Description
本考案は、床パネルの改良、更に詳しくは、既存の床板上に張り付けることが可能な床パネルに関するものである。
近年、集合住宅や戸建住宅においてリフォームの需要が増加している。リフォームの内容としては様々であるが、例えば、傷んだフローリングを新しいものに交換するといったものがある。
床のリフォームについては、張り替え工法と張り重ね工法が知られているが、張り替え工法を施工する場合は元々の床板を剥がし、基礎の上、または基礎上の合板に新たな床を張ることになるため作業が複雑になり、工期も長くなる。
そこで、張り重ね工法が用いられる。この張り重ね工法は、既存の床板上に新しい床パネルを貼り付けるため、張替え工法に比べて作業を容易に行えるため、工期を短くすることができる。
また、張り重ね工法を施工するにあたって、新しい床材としてMDF(繊維板)等を基材にした床パネル(特許文献1参照)が使用され、これに接着剤を塗布して既存の床板上に床パネルを張り付けるが、接着剤の粘着強度によっては、床パネルがずれる、再度貼り重ねによるリフォームを行う際に床板が壊れるといった問題があった。
本考案は、従来の床パネルに上記のような問題があったことに鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、既存床材上に確実に貼り付けることができ、かつ、貼り付けた床パネルを交換する場合に床材を破損することなく剥がすことが可能な床パネルを提供することにある。
本考案者が上記課題を解決するために採用した手段を添付図面を参照して説明すれば次のとおりである。
即ち、小幅板体に合形されて幅方向に接合するMDF基材1と、このMDF基材1の表面に貼着された耐摩耗性オレフィン化粧シート2と、さらに、前記MDF基材1の裏面に塗布される粘着剤3に剥離可能に貼付された剥離シート31とからなることを特徴とする。
また、本考案は、粘着強度が3N/Cmから10N/Cmの範囲に属する粘着剤3を使用することができる。
本考案において床パネルは、MDF基材を使用することにより、軽量、かつ、床パネルの運搬を容易に行うことができる。
本考案においては、MDF基材の裏面に粘着剤を塗布した上に剥離シートを貼付したことにより、容易に床パネルを床板に接着でき、施工に要する期間を短縮することが可能となる。
本考案においては、粘着強度が3N/Cmから10N/Cmの範囲に属する粘着剤を使用することにより、床パネルを接着する際には、床パネルのずれを防止でき、床パネルを剥がす際には、床板が破損するのを防ぐことが可能となる。
本考案を実施するための形態を、具体的に図示した図面に基づいて、更に詳細に説明すると、次のとおりである。
『実施例』
本考案の実施例を図1、図2に基づいて説明する。図中、符号1で指示するものは、MDF基材であり、このMDF基材は、小幅板体に合成されているものを使用した。
本考案の実施例を図1、図2に基づいて説明する。図中、符号1で指示するものは、MDF基材であり、このMDF基材は、小幅板体に合成されているものを使用した。
また、符号2で指示するものは、耐摩耗性オレフィン化粧シートであり、この耐摩耗性オレフィン化粧シートは、MDF基材1の表面に貼着される(図1参照)。MDF基材1に耐摩耗性オレフィン化粧シート2を貼着した状態で、両長辺の上部を面取りしてなる。
さらにまた、符号3で指示するものは、粘着剤であり、この粘着剤はMDF基材1の裏面に塗布され、床板との接着面上に剥離シート31を貼付する(図2参照)。本実施例において、粘着剤3は粘着強度が3N/Cmから10N/Cmの範囲に属するアクリル系のものを使用した。
次に、床パネルの使用方法を図3に基づいて説明する。まず、リフォーム前の住居に張られている既設の床板のワックス等を磨き落とし、糊付けし易くする。
そして、本考案の床パネルの剥離シート31を剥がし、既設床板に貼り付ける(図3参照)。2枚目以降の床パネルも同様に貼り付けていき、面取りした部分には耐摩耗性オレフィン化粧シート2と同系色の塗料を塗り床パネル同士の接合部に違和感が生じないようにする。
そして、本考案の床パネルの剥離シート31を剥がし、既設床板に貼り付ける(図3参照)。2枚目以降の床パネルも同様に貼り付けていき、面取りした部分には耐摩耗性オレフィン化粧シート2と同系色の塗料を塗り床パネル同士の接合部に違和感が生じないようにする。
本実施例は、床パネルを構成するためのベース基材に、MDF基材1を使用したことにより、軽量で運搬作業が容易であり、施工後も遮音性に優れた床パネルとすることが可能となる。
また、本実施例では、粘着強度が3N/Cmから10N/Cmの範囲に属する粘着剤3を使用するため、施工時に床パネルがずれるのを防ぐことができ、貼り付けた床パネルを剥がす場合にも既存の床板が破損しない適切な粘着強度を得ることが可能となる。
『変形例』
本明細書と添付図に例示する本考案の実施例は、概ね上記のとおりであるが、本考案は、前述の実施例に限定されるものでは決してなく、「実用新案登録請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であることは言うまでもなく、例えば、次に挙げる変形例は本考案の技術的範囲に属する。
本明細書と添付図に例示する本考案の実施例は、概ね上記のとおりであるが、本考案は、前述の実施例に限定されるものでは決してなく、「実用新案登録請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であることは言うまでもなく、例えば、次に挙げる変形例は本考案の技術的範囲に属する。
本実施例では、粘着剤3にアクリル系のものを使用するとしたが、粘着強度が3N/Cmから10N/Cmの範囲に属している床材用のものであれば特に限定する必要はなく、そのほかの種類のものを使用することも可能である。
1 MDF基材
2 耐摩耗性オレフィン化粧シート
3 粘着剤
31 剥離シート
2 耐摩耗性オレフィン化粧シート
3 粘着剤
31 剥離シート
Claims (2)
- 小幅板体に合形されて幅方向に接合するMDF基材(1)と、このMDF基材(1)の表面に貼着された耐摩耗性オレフィン化粧シート(2)と、さらに、前記MDF基材(1)の裏面に塗布される粘着剤(3)に剥離可能に貼付された剥離シート(31)とからなることを特徴とする床パネル。
- 粘着強度が3N/Cmから10N/Cmの範囲に属する粘着剤(3)を使用したことを特徴とする請求項1に記載の床パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014005531U JP3195114U (ja) | 2014-10-17 | 2014-10-17 | 床パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014005531U JP3195114U (ja) | 2014-10-17 | 2014-10-17 | 床パネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3195114U true JP3195114U (ja) | 2014-12-25 |
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ID=52339626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014005531U Expired - Fee Related JP3195114U (ja) | 2014-10-17 | 2014-10-17 | 床パネル |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3195114U (ja) |
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2014
- 2014-10-17 JP JP2014005531U patent/JP3195114U/ja not_active Expired - Fee Related
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